本作は「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.

『開幕N:欲望と願いと救世のゲーム』
GM:B&P
メイン/雑談
Character
  • PC1: "ラスター" 四方山よもやま ウラク (氷山)
  • PC2: "大水青アルテミス・アリエナ" アーネストオースティン (ふにげあ)
  • PC3: "エクレール" 廿楽木つづらぎ ルウ (Raspis)
  • PC4: "人面獣心コルベスティエ" メルムレクテューレ (冬野柚子)
  • Contens
    Master『諦念O:殺して貰おう 僕ら全員』

    Preplay

    Opening
  • 『終末S:想い人が為に』
  • 『終末T:何事も無く、ただ幸せであれ』
  • 『終末R:この尊い日常で』
  • 『終末F:さぁ、新しい世界を』
  • Master『願望N:理想の教導を。不幸なる世界を。ただ一人の幸福を』

    Middle
  • 『開幕Ⅰ:宝探しと選別』
  • 『開幕Ⅱ:大量繁殖』
    1. 『ん、銀行強盗を防ぐ。Bank rush busters!』
    2. 『ギリギリに迫れ!ジャスト爆破ゲーム!』
    3. 『冬の大運動会!アークトークサッカー!』
  • 『開幕Ⅲ:不穏なる後援者サポーター
    1. 『アーネスト・オースティン』
    2. 『メルム・レクテューレ』
    3. 『四方山ウラク&廿楽木ルウ』
  • Master『策略D:裏切りを意味する言葉』
  • 『開幕Ⅳ:生き残りゲーム』
  • Master『陰謀K:誘惑の蛇』

    Climax
  • 『開幕Ⅴ:ラスボスと異変』
  • Master『独裁M:法の執行者ゲームマスター
  • 『策略IR:怒りのステア』

  • Ending
  • 『結末E:まだ、終わりではない』
  • Master『共謀U:その先の闇にあるモノ』
  • 『再会Ⅰ:彼女の決意。彼女の欲望ねがい
  • 『回帰R:戻って来た日常……?』
  • 『慚愧A:譲れない想い』
  • 『安寧S:星に願いを』
  • Master『暗闘N:やがて星がふる』
    MasterScene『諦念O:殺して貰おう 僕ら全員』
    GM:少年は紅い海の畔に立っていた。 [13:58]
    GM:天を目指す蒼き大樹と4900の墓標が両方見える場所。 [13:58]
    ???:最早日課ルーティンと化したその行為を、彼は常にここで行っていた。 [13:58]
    ???:拳銃を自らの頭に突きつけ、引き金を引く。 [13:59]
    ???:ば、ちゅん。銃口から魔眼が放たれ、その重力で以てその頭を呑み込み、一瞬で潰す。 [13:59]
    ???:そして残された体は海に向け斃れる。それで本来は終わり。一瞬で死ねる筈だった。 [13:59]
    ???:しかし、それでも尚再生は始まってしまう。一時は何も感覚出来なくなった頭を修復し始める。 [13:59]
    ウルム・アニマスフィア
    ???:「……今日も死には至れずか」 [13:59]
    ???:「ダメだなぁ。やっぱり僕自身の手じゃ何も出来ないみたいだ」 [14:00]
    ???:「本質的には何も成せず、何も選べない。部外者NPCはそういうものか……」 [14:00]
    GM:3万回を超えた辺りから回数を数えるのはやめた。 [14:00]
    GM:斃れたままここからでも見える蒼い大樹を見つめる。 [14:00]
    GM:あれも目的まで辿り着くことはないまま何処かで”折れる”だろう。いや、自分達が誰もいなくなる方が先だろうか。 [14:00]
    GM:ごめんなさい。澪木さん。藤村先生。ソウマ会長。あなた達が託してくれたものを、僕らは無意味にしてしまいそうです。 [14:01]
    GM:そして、4900の墓標に視線を移す。 [14:01]
    GM:こうなるなら僕もあの中に加わりたかった。いや、その場合生徒達の輝きを知ることは出来ないのは惜しいかな。 [14:01]
    ???:「……やっぱりあの子達にやって貰うしかないか……」 [14:02]
    ???:「あの子達の輝きで僕らの運命を確定させて貰おう。輝きを強める為の薪になろう」 [14:02]
    ???:「そうすることが……部外者NPCの僕らの存在意義なんだから……」 [14:02]
    GM [14:02]
    GM [14:02]
    GM [14:02]
    Preplay
    GM:ということでついに開催します メサイアグランプリ [14:03]
    GM:まずはPCの自己を紹介して貰おう [14:03]
    GM:PC1から ウラクちゃんよろしくお願いします [14:03]
    四方山 ウラク:はい [14:04]
    四方山 ウラク:「終焉(おわり)を飾る者……”ラスター”さ」 [14:04]
    四方山 ウラクキャラシート
    四方山ウラク
    四方山 ウラク:メサイア学園高等部1年生、四方山 ウラク。16歳です。 [14:04]
    四方山 ウラク:ノヴァリスの裏に潜む謎のゲーム”メサイアグランプリ”で何度も勝ち残り、不敗神話を築いておりますが [14:04]
    四方山 ウラク:彼女がどんな欲望(ねがい)を抱いてゲームに参加しているのかはまったくの謎…… [14:04]
    四方山 ウラク:これだけ優勝を重ねていれば大抵の願いは叶える事が出来るはずなのですが、それでも足らない程に大きな願いなのか、それとも……。 [14:05]
    四方山 ウラク:何はともあれ、彼女にとって戦いを続けるに相応しい願いがある事は確かでしょう。 [14:05]
    四方山 ウラク:願いの力を使って『新星の中の新星の中の新星ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズ』の称号を得ており、一般的には有名タレントの一人として親しまれています。 [14:05]
    GM:超人気アイドル的存在である OPで勝って貰ってそこで叶います(確定) [14:05]
    四方山 ウラク:錆び付いた謎の”メダル”をドライバーにセットする事で蒼銀の装甲に身を包んだ戦士、メサイアライダー”ラスター”に変身します。 [14:05]
    四方山ウラク
    四方山 ウラク:ブーストによる飛翔機構が備わった装甲を縦横無尽に操作する事で体術のサポートをする戦術を得意としており、 [14:06]
    四方山 ウラク:必殺技の”ブレイジング・サン”は装甲の出力を使って己自身を射出する事で敵に大ダメージを与えます。 [14:06]
    四方山 ウラク:データ的にはアイススライダーをグッと握りしめて強化した《咎人の剣》で攻撃します。 [14:06]
    四方山 ウラク:さらにCLでは走破者で強引に先手をもぎ取って、二重冠で侵食率を調整。殲滅者で範囲攻撃の後に《氷熱の軍団》で自陣をバフしたりします。 [14:06]
    四方山 ウラク:よろしくお願いします~ [14:06]
    GM:IAで大幅強化された咎人=サンだ!コワイ! [14:06]
    GM:よろしくお願いしまーす スターの役目を遂行してほしいと期待してます [14:07]
    四方山 ウラク:ノヴァー(ry……頑張ります! [14:07]
    PC1(これまでメサイアグランプリで勝ち続けてきた生徒。所属は自由)
    シナリオロイス:月見里シュティ

    キミはこれまでメサイアグランプリに参加し続けている生徒だ。勿論優勝経験もある。
    1度の優勝では叶えきれない願いがあるのか、それだけ欲深いのかもしれない。
    その圧倒的とも言える実力にゲームの運営はキミを「不敗神話」だとか「ノヴァーオブザノヴァーズオブザノヴァーズ」と称えている。
    そして、キミと同じくゲームに参加を続けているが、キミのおかげで毎度優勝を逃している生徒がいる。
    それがシュティだ。彼女はキミを何時か蹴落とす相手だと公言し、常に敵意を向けて来ていたライバルのような存在。
    しかしそう問題にはならない。キミの実力ならば、次のゲームでも優勝は見えている。
    世界はキミの思い通り、だ。
    月見里シュティ:「全ての参加者はあたしが全部ぶっ潰す!」 [14:08]
    月見里シュティ:実力はあるはずなんだけどパワー押しが酷すぎてウラクちゃんとは相性が悪い相手です [14:08]
    四方山 ウラク:「そういうハリキリガールは嫌いじゃないよ」 「僕の神話ばんぐみを盛り上げてくれるからね!」 [14:08]
    GM:それでは次 PC2のアーネストちゃんお願いします [14:09]
    アーネスト・オースティン:はーい [14:10]
    アーネスト・オースティン:「あたし、アーネスト・オースティン。友達はアーニーって呼ぶわ! オースティン・パワーズ? 死ね!……え、知らない、そう……」 [14:11]
    アーネスト・オースティンキャラシート
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:メサイアで過ごす一般的な生徒、一般的に荒事に慣れ、一般的に不良と付き合い、能力も平々凡々。 [14:11]
    アーネスト・オースティン:と、言うのは過去の姿。過去において、クロドヴァにて伝説と呼ばれたFHマーセナリーの1人。 [14:12]
    GM:普通を自称する奴は異常だってラノベで読んだぞ 実際やばい子 [14:12]
    アーネスト・オースティン:プランナーの同位体に養育を受けて傭兵生活を送る中でとうとうプッツン来て、プランナーに全ての報酬と引き替えに開放するか殺すかを迫り、結果としてノヴァリスに転校することに [14:13]
    アーネスト・オースティン:アーネストにとって、ノヴァリスは人が死なない・・・・・という意味合いに置いて楽園であり、殺戮を強制されないという意味では天国であり、それなりに強いが革命には未参加。 [14:14]
    GM:内心卒業したくなさそう [14:14]
    アーネスト・オースティン:現時点では、変わるノヴァリスに然程の興味も持たず、趣味のカラオケを満喫しながら平凡な日々を満喫しています。 [14:14]
    アーネスト・オースティン:そんなアーネストの変身形態がこちら。 [14:14]
    アーネスト・オースティン:光の銃を装着する形で変身する、アーネストの攻撃形態。超血統とドーンブリンガーのあわせ技の光の銃は、シンプルな超火力。 [14:15]
    GM:銃ライダーだ!しかもちゃんと撃ったほうが強い [14:15]
    GM:2号ライダーの鑑 [14:16]
    アーネスト・オースティン:当時のコードネームはアルテミス・アリエナ。戦場での異名はベイルライダー・サリエル。月女神と月の天使、どちらの名前も好きではない。 [14:16]
    アーネスト・オースティン:ちなみに、日常に浸りすぎて勝負感が劣化しているため、キャンペーンが進むごとにレーザーフィンなどで殲滅力を手にしていきます。 [14:16]
    アーネスト・オースティン:こんな感じ [14:16]
    GM:もう今の時点でえらい火力なのコワイ [14:17]
    GM:よろしくお願いします!どうか日常を守っていってほしいところ [14:17]
    PC2(メサイアグランプリ初参加の生徒。巻き込まれ成長枠)
    シナリオロイス:"招待者"オウハ

    キミは普通に学校に通い、普通に友人と共に過ごし、普通に青春を送る。そんなごく一般的な生徒だ。
    キミにはFHらしい強い欲望は特にない。ただあるがままの日常が過ごせればそれで良かった。
    しかし突如謎の怪物がキミの学区を襲い、あわや崩壊の危機に瀕した時。
    キミは仮面と鎧を身に纏い、怪物と戦う生徒を目撃する。
    その者達によって打ち倒される怪物。虚実が崩壊し、作り替えられていく世界。
    そして――キミの下へ届いたゲームへの招待状。
    キミの運命は少しずつ変わり始めていく事になる。
    アーネスト・オースティン:「ええ、あたし、一般的なのよ!」 [14:18]
    ニスーロ・アヤフミ:郷土史愛好会の友人です 隙あらばおはぎを喰わせてくるけど悪い子ではないはず [14:18]
    ニスーロ・アヤフミ:有名な犯罪グループだけど…… [14:19]
    アーネスト・オースティン:「メサイアでは平均的よ!」 [14:19]
    GM:それはそうである [14:19]
    GM:それでは次 PC3のルウちゃんお願いします [14:20]
    廿楽木ルウ:はーい [14:20]
    廿楽木ルウキャラシート
    廿楽木ルウ
    廿楽木ルウ廿楽木つづらぎルウ、メサイア学区の2年生です。 [14:20]
    廿楽木ルウ:楚々とした印象のある服装とシルエットですが、性格は明るく [14:20]
    廿楽木ルウ:むしろ少し気弱な部分が親しみやすさ(舐められやすさ)を発揮しています。 [14:20]
    廿楽木ルウ:臆病ながらもいざという時には見捨る選択を取れないため [14:21]
    廿楽木ルウ:巻き込まれては武器を取り出して人助けをしてたりするかもしれません。 [14:21]
    GM:とてもかわいい 結婚しよ [14:21]
    廿楽木ルウ:お客様付き合いからですね♡ [14:21]
    廿楽木ルウ:能力的には遺産である巨大な機械槍の力がウェイトのほとんどを占めており [14:21]
    廿楽木ルウ:槍と鎧、雷を使って戦うオーソドックスな戦士スタイルです。 [14:21]
    廿楽木ルウ:データ的には《鮮血の奏者》と《赫き鎧》によりセットアップで準備を完了させ [14:22]
    廿楽木ルウ:固定値で殴りつつ、ザコ敵の攻撃は装甲値で防ぎ [14:22]
    廿楽木ルウ:ボスの攻撃には《ラストアクション》で反撃します。 [14:22]
    廿楽木ルウ:以上!こんな感じで よろしくお願いします~ [14:22]
    GM:よろしくお願いしまーす こっちもこっちで強いなぁ [14:22]
    PC3(確かな願いを持ってメサイアグランプリに参加する生徒)
    シナリオロイス:謎の社会人

    キミは自分一人では叶えきれない欲望を持つ生徒だ。
    どうしても叶えたい願いがあり、それを果たす事が出来るゲームがあるのだと噂には聞いていた。
    だが、どうしてもその実在を確かめる事ができないまま、キミは歯痒い思いを抱えていた。
    しかしある時キミに転機が訪れる。キミは謎の怪物の蛮行に巻き込まれ、それを倒していく戦士達を見た。
    噂は本物だったのだ。しかし怪物の破壊活動は無差別に及び、その被害はキミにも向かう……寸前の所。
    突如現れた正体不明の社会人が目の前で変身し、キミを助け出したのだ。
    「ゲームには参加するな」というキミへの警告を残して。
    その真意を掴めぬまま、生き残ったキミに届くゲームへの招待状。
    例え危険なゲームだとしても、キミには断る選択肢はなかった。
    白い社会人:怪人から助けてくれるよ [14:23]
    廿楽木ルウ:この怪人はいったい……!? [14:23]
    廿楽木ルウ:立ち向かいつつ願いを叶えていきます よろしくお願いします~ [14:23]
    GM:それではラスト PC4のメルムちゃん [14:24]
    メルム・レクテューレ:ん、 [14:24]
    メルム・レクテューレキャラシート
    メルム・レクテューレ
    メルム・レクテューレ:ウラクに同じくメサイア学園高等部1年生、メルム・レクテューレ。16歳。 [14:24]
    メルム・レクテューレ:とはいえ真っ当に学生というか普段はまぁ……なんでも屋。依頼があれば色々やる、かな。といっても気分次第で受けないけど。 [14:25]
    メルム・レクテューレ:場所が場所なんで色々アングラなことにもなるけど、それでも出来るだけ正しくてマシな生き方をしたいから。 [14:25]
    メルム・レクテューレ:その理由も、生きる意味も姉と慕う…っていうか依存気味なサスキア・レクテューレのために。 [14:25]
    メルム・レクテューレ:だって私を人にしてくれたのはあの日拾ってくれた姉さんだから。 [14:25]
    GM:これで依存してくれてるのえっちすぎるんだよな [14:26]
    GM:うぅ… [14:26]
    メルム・レクテューレ:大好きだから [14:26]
    メルム・レクテューレ:アーマメントベルト持ってるんですが、変身アイテムっていうか設定的には制御アイテムです…… [14:26]
    メルム・レクテューレ:ドライバーをセットして自分の破壊衝動を装甲として纏うことで変身し、徒手空拳で戦います [14:26]
    メルム・レクテューレ:ライダー名で名乗るなら…ベスティアかな、うんそういうかんじ [14:26]
    GM:お姉ちゃんが制御出来るようにしてくれたという [14:27]
    メルム・レクテューレ:そう、姉さんには、そう言う衝動との付き合い方とかも、教わった [14:27]
    メルム・レクテューレ:データ的には《漆黒の拳》《漆黒の波濤》で装甲無視と範囲選択が可能、後いつもの《時の棺》 [14:27]
    メルム・レクテューレ:ただ今回ブービーで行動値も伸ばせないからどこまで有用かなぁ…とは思いつつw [14:28]
    メルム・レクテューレ:以上です [14:28]
    GM:良い感じに他で欠けてる所を補ってくれてて良いと思いますわ [14:28]
    GM:よろしくお願いしまーす HOはこちら [14:28]
    PC4(他者の願いの為にメサイアグランプリに参加する生徒)
    シナリオロイス:サスキア・レクテューレ

    キミにはどうしても願いを叶えてやりたい相手がいる。
    姉同然の存在であり、君の存在意義でもある彼女。
    いずれにせよ言える事はキミはその相手のためならば何でも出来るという事だ。
    例えば――己の命運を賭けたゲームに参加することであっても。
    キミは死に物狂いでゲームの詳細を調べ上げ、その参加方法まで明らかにした。
    既に迷いはない。願いの為にキミは死線へと飛び込むのだった。
    メルム・レクテューレ:…姉さんの願いのためなら [14:29]
    GM:頑張って、欲しい…! [14:29]
    GM:それでは全員が終わったところで [14:30]
    GM:『開幕N:欲望と願いと救世のゲーム』開始していきます [14:30]
    GM:長い付き合いになりそうですがどうかよろしくお願いします [14:30]
    四方山 ウラク:よろしくお願いします! [14:30]
    廿楽木ルウ:よろしくお願いします! [14:30]
    メルム・レクテューレ:よろしくお願いします [14:31]
    アーネスト・オースティン:シャス! [14:31]
    Trailer
    「おめでとうございます!厳正なる審査の結果、あなたは救世主メサイア候補者に選ばれました!」

    その言葉は死戦への招待状。

    互いの欲望ねがいを賭け、
    ある時は協力し、
    ある時は蹴落としあい、
    救世主を決めるゲーム。

    その名は「メサイアグランプリ」。
    ゲームにおいて救世主となったただ一人の生徒は
    自分の欲望を叶えた新世界を創造出来る。

    その為の道程は並大抵の事ではない。
    ノヴァリスを侵略する謎のRB怪人「アークトーク」と戦い
    世界を救わねば救世主への道は開かれない。
    転送の危険と隣り合わせの危険な遊戯。
    しかし生徒達は選ばれ、自らの欲望の為に参加する。
    それが地獄への片道切符となる可能性があったとしても、
    このゲームは何度も繰り返されてきた。


    ――しかし往々にして、都合の良い願望器には裏がある。

    その事を知らず参加する生徒。
    裏で利用しようと暗躍する影。
    糸を引くゲームマスター……。

    様々な思惑が絡み合い、ゲームは混迷を極めていく。
    救世主となり、理想の新世界を創造するのは誰なのか。
    そして、このメサイアグランプリが開催された真意とは。


    ダブルクロス The 3rd Edition『開幕N:欲望と願いと救世のゲーム』
    ──オーヴァード・ノヴァ。それは新星を祝福する祝詞

    このゲーム。最後に勝つのは、誰か。
    Opening1『終末S:想い人が為に』
    GM:まずはメルムちゃんから 登場侵蝕どうぞ [14:31]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10(→ 2)増加(37 → 39) [14:32]
    GM:抑えめだ [14:32]

    GM:――最初は雨が降っていた。それが始まり。 [14:32]
    GM:君はこの混沌の園とも言えるメサイアに居場所がなかった。 [14:32]
    GM:何処まで行ってもここは”人間”の為にある場所。衝動を抑えられぬ獣の安住の地は存在しない。 [14:32]
    GM:そして排他され、君はゴミ捨て場に打ち捨てられた。降り注ぐ雨が君を冷たく濡らす。 [14:32]
    GM:犯罪組織にすら馴染めなかった君を救う者など誰もいない筈だった。 [14:33]
    メルム:「……ばっかみたい」もう、何もなくて、このまま、どうなってもいいかって目を閉じて雨に打たれたままで [14:33]
    メルム・レクテューレ
    GM:しかし――気付けば誰かが君を濡らす雨を遮った。 [14:34]
    サスキア・レクテューレ:傘も差さずに誰かが君を抱き上げるのを感じる。 [14:34]
    サスキア・レクテューレ:「……あなたも、ひとりぼっちなのね」 [14:34]
    サスキア・レクテューレ
    メルム:「誰?ほっといて、私なんて……拾っても役に立たないよ」それを感じて目を開いても、拒絶するように声は冷たく [14:35]
    メルム:「……役に立たないから、一人でも仕方ないの」 [14:35]
    サスキア・レクテューレ:「そんな悲しいことを言わないで。役に立たなくたって、誰かの傍に居てあげる事ぐらい誰にでも出来るわ」 [14:37]
    サスキア・レクテューレ:「それに…損得とか関係無しに、見捨てられないのよ。職業柄ね」 [14:37]
    サスキア・レクテューレ:そうして眼を閉じ、君の何かを”診て”いる。 [14:38]
    サスキア・レクテューレ:「激しい破壊衝動の揺らぎ……それもこの様子だと慢性的に……そっか。だからこんな所に……」 [14:38]
    メルム:「そんな、上っ面の……っ!!だめ、はなれ…」優しい言葉をかけられても、自暴自棄なままだったが胸が疼いて、引きはがそうとして [14:38]
    メルム:伸ばそうとした手は抑えられなかった、衝動のままに。腕を振りかぶり力を込めて相手を、傷つけようとしてしまう [14:39]
    GM:人間とはかけ離れた、破壊衝動の獣の力。それを受け体が傷つくが、彼女は一切の動揺を見せなかった。その対応は手慣れた様子で。 [14:40]
    サスキア・レクテューレ:「落ち着いて……なんて言っても難しいか。出来なかったから、ここにいるのだものね」 [14:40]
    メルム:「うる、さい…こんな、抑えも効かないバカはいらないって、どこに行っても、言われた!」傷ついても、逃げるでもない相手に戸惑いながらも声を荒げて [14:41]
    サスキア・レクテューレ:それでも、君を強く抱きしめる。襲うつもりも、傷つけるつもりもない。ただひたすらに向き合うという気持ちで。 [14:41]
    メルム:「……やめて、優しくしないで…!そんな相手も傷つけるなんて、みじめになるだけ…!」抱きしめられて、尚その胸元に爪を立ててしまう [14:42]
    サスキア・レクテューレ:「なら私が、私だけでも必要だって言ってあげる」「寂しいから、傍に居て欲しいなんて大した事ない願いかもしれないけど」 [14:43]
    サスキア・レクテューレ:「……”こんなこと”で見捨ててしまうなんて、そんなの悲しすぎるじゃない」 [14:44]
    メルム:「……きっといらなかったら捨てる、ずっとそうだった」聞いて、思う、きっと嘘だと思う [14:44]
    メルム:「……でも、もし、ほんとう、なら」嘘だって思う [14:45]
    メルム:「ううん……寂しい間だけでも、いいの……その間だけでもいいの」嘘でもいい [14:45]
    メルム:「傍に、いさせて……」本当は、ただ寂しいから [14:46]
    メルム:ほんのわずかでも発散したからか、あるいは、それ以上に感情が揺れたからか、爪を立てていた手は、ただ服を握りしめるように [14:47]
    サスキア・レクテューレ:「…ええ。もう寂しくなんてさせない」ただの傷のなめ合いだったのかもしれない。自分の孤独を紛らわすためだったのかもしれない [14:48]
    サスキア・レクテューレ:しかしそれでもその慈悲は君の心に染みついて、今も残っていて [14:48]
    サスキア・レクテューレ:「……まずは一度、眠りましょう?眠りは安寧にして沈静の近道」 [14:49]
    サスキア・レクテューレ:「ひたすらそれに浸れば、あなたの心も少しは落ち着くはずだから……」 [14:49]
    サスキア・レクテューレ:そして君の体から少しずつ力が抜けていく。 [14:49]
    サスキア・レクテューレ:周囲の空気成分を変化させ、安らかな眠りをもたらす即効性の睡眠剤と同様のものに変えたのだ。 [14:49]
    メルム:「……ごめん、なさい」ただ、ゆっくりそれに微睡む [14:50]
    メルム:「……傷つけて、ダメで、ごめんなさい」 [14:50]
    GM:そのまま君の意識は暗転して―― [14:51]

    GM:目覚めると君は温かなベッドの上に寝かされていた。 [14:51]
    GM:眠っている間に雨で濡れた衣服は着替えさせられたらしく、可愛らしい寝間着に変わっている。 [14:52]
    GM:どことなく体もよく温まっていた。血行が良くなっているとでも言うのだろうか。 [14:52]
    GM:君の衝動も今は落ち着いている。無理矢理とは言え安らかに眠れたからか。 [14:52]
    メルム:「……なに、これ」しげしげ寝間着を見てる [14:52]
    メルム:「ううん、夢、かな…?」思い返す、捨てられて、あんな風に都合いいことなんて、それくらいしか思えない [14:53]
    サスキア・レクテューレ:「おはよう。よく眠れたかしら……って私がそうさせたんだからそうでなきゃ困るんだけど」 [14:54]
    サスキア・レクテューレ:気付けばベッドの横にいる。夢では…なかったようだ [14:54]
    メルム:「えっと、貴方が、いえ、運んでもらって」状況が夢でなかったとはいえわからなくてあたふたと [14:55]
    メルム・レクテューレ:「……ごめんなさい、迷惑かけて」ただ誤った [14:56]
    サスキア・レクテューレ:「謝る必要なんてないわ。関わったのは私なんだし」 [14:57]
    サスキア・レクテューレ:「でもよかった……その様子なら今は落ち着いて話も出来そうね」 [14:57]
    メルム:「私はその恩に返せるものも、ないけど」 [14:58]
    メルム:「はい……一応、落ち着いて」手を握ったり開いて漢字を確かめてる [14:58]
    サスキア・レクテューレ:「恩返しなんて。そこまでされるほど大した事はしていないわ」 [14:59]
    サスキア・レクテューレ:「ただ放っておいちゃうのも気分が悪かったから…それだけ」 [14:59]
    サスキア・レクテューレ:「あと……ひとりぼっちなのは私も一緒だったから、かもしれないわね」 [14:59]
    メルム:「あのままなら、もっと暴れて袋叩きにでもあっていただろうし」 [15:00]
    メルム:「それで十分、かなって」 [15:01]
    メルム:「独りぼっちなんて、いつもだから、わからないけど」 [15:01]
    メルム:「……貴方は、本当にそれが寂しいの?」じっと、目を見て [15:02]
    サスキア・レクテューレ:「……ええ。私の場合、物理的なものではないけど」 [15:03]
    サスキア・レクテューレ:「人と接する事は多いけど、誰も彼も外面ばかり見て、私の能力だけを頼って……」 [15:03]
    サスキア・レクテューレ:遠い目をして呟いた後、我に返って [15:04]
    サスキア・レクテューレ:「ああ、と……ごめんなさい。仕事の愚痴なんて聞かせるつもりなかったんだけど」 [15:04]
    GM:後で知った事だが、彼女は衝動解消サポートに従事しているらしい。 [15:04]
    GM:豊富な知識と的確な投薬で、安らかな眠りを提供してくれる……という評判だ。 [15:04]
    TIPS:衝動解消サポート
    個人のオーヴァードが持つ衝動に寄り添い、安全な形で解消する事を目指した高級サービス。
    丁寧な問診とカウンセリングの後、吸血衝動であれば血を吸わせ、破壊衝動であれば気持ちよく破壊できる対象を用意し、闘争衝動であれば満足できるような戦闘によってもてなす……といった形で利用者に付き合い、解消させる。
    実施者には幅広い知識と高い能力が求められるため、通常のサービスよりもかなり高額になる。
    しかしその内容故に実質的な風俗店ではないかという指摘や、従事者に対する利用者からの過剰干渉などの問題も存在する。
    メルム:「求められるなんて……羨ましい、けど」間違いなく、それは羨望だけど [15:05]
    メルム:「……愚痴」 [15:05]
    メルム:「聞くことくらいしかできないけど、その」 [15:05]
    メルム:「それでもいいなら、傍に、置いてくれてもいい」寂しいと、欠けているのなら、その分くらいは恩返しをするべきだと [15:05]
    サスキア・レクテューレ:「そんな言い方はしないで」 [15:07]
    サスキア・レクテューレ:「このまま放っておくのも心配だし、私の方から居て欲しいってお願いする立場なんだから」 [15:07]
    サスキア・レクテューレ:「あなたの衝動だって抑えられないんでしょう?私ならある程度抑制出来るように治療出来ると思うから」 [15:07]
    サスキア・レクテューレ:「……どう、かな?」 [15:08]
    サスキア・レクテューレ:そう言って、彼女は優しく微笑んでくれた。 [15:08]
    サスキア・レクテューレ:そんな慈愛を向けてくれた相手など、今までいなかっただろう。 [15:08]
    メルム:「……」その言葉を、笑みを受けて言葉に詰まる [15:09]
    メルム:ただ決められて、命令されて、飼われて使われてるだけの日々に、なかった [15:09]
    メルム:”自分で選ぶ”こと [15:09]
    メルム:それは、とても人らしいことだと、言葉で分からなくても、感じられたから [15:10]
    メルム:「居る」小さく頷いて [15:10]
    メルム:「……ただ、衝動は自分でも何とかしてみる」 [15:10]
    メルム:「じゃないと、貴方が……望まない、能力だけを頼る人と変わらないから」 [15:11]
    サスキア・レクテューレ:「ふふっ……貴女はそんなことはしないって、今のではっきり分かったから大丈夫よ」 [15:12]
    サスキア・レクテューレ:「それと……一つ教えてあげる」 [15:12]
    サスキア・レクテューレ:「衝動はね、エフェクトで干渉出来るのは精々抑制することが限界なの」 [15:13]
    サスキア・レクテューレ:「日常的に制御する上で大切なのは、自分自身の精神でどう向き合うか」 [15:14]
    メルム:「よく、分かんないかも……教わってない」 [15:15]
    サスキア・レクテューレ:「だからジャーム化に抗い、侵蝕率を下げる方法と理屈的には一緒なんだけど……十字冠のあるこの環境だものね。身について無くても仕方ないわ」 [15:15]
    メルム:「多分……我慢すればいいよね?」 [15:16]
    サスキア・レクテューレ:「うーん……それだけじゃ不安が残るかもしれないから…」 [15:17]
    サスキア・レクテューレ:「まずは精神的なスイッチを作る事から始めましょうか」 [15:17]
    サスキア・レクテューレ:「戦闘用人格デュアルフェイスと原理的には一緒ね。貴女に「衝動を抑える面」と「我慢しないで放出する面」の二つを作るの」 [15:18]
    メルム:「それなら、なんとなくイメージできる」 [15:19]
    サスキア・レクテューレ:「そして何らかの行動をトリガーにして切り替えられるようにする……理想としてはその切り替えを貴女自身で判断出来るようになることね」 [15:19]
    メルム:「切り替えて、必要な時に、その面を出せばいい……」 [15:20]
    メルム:「すぐには難しいけど、そうすれば……貴方に迷惑をかけないで済むなら」 [15:21]
    サスキア・レクテューレ:「ふふっ。貴女がいい子でよかったわ」 [15:22]
    サスキア・レクテューレ:「そうね。まず最初は……私の声を思い出すことから初めてみて」 [15:22]
    サスキア・レクテューレ:「貴女の心に暗示をかけるから、そうしないと絶対に衝動は表に表出しないようにする」 [15:23]
    サスキア・レクテューレ:「そこから少しずつ制限を緩めていけるのが理想ね。これなら貴女にも出来るかしら」 [15:24]
    メルム:「多分できる、と思う」 [15:24]
    メルム:「それで、私の中のを押さえつけられるなら……なにされてもいい」ずっと振り回されてきたものだから [15:25]
    サスキア・レクテューレ:「…もう。そんな事簡単に言うものじゃないわよ?……でもありがとう。信じてくれて」 [15:27]
    サスキア・レクテューレ:そう言って彼女は君をまた抱きしめてくれた。 [15:27]
    サスキア・レクテューレ:その温もりは、優しさは今も残って、残り続けて。いつしか彼女のことが君の願いになっていた。 [15:28]

    GM:――そして、今。 [15:28]
    GM:君はメサイアの市街地を駆けていた。 [15:29]
    GM:目的はただ一つ。君の中の願いを叶えるため。 [15:30]
    ポーンアークトーク:周囲では既にゲームが始まっている。不気味な怪人が生徒を追い回し、傷つけ、転送させていく。 [15:30]
    GM:その中で生き残る事が出来れば君はゲーム側に目を付けられ、参加権を得られる事を知っていた。 [15:31]
    メルム・レクテューレ:「……これがゲームに参加する方法」なんとか、突き止めたそれ、出遅れることなくたどり着けた安堵がわずかにあって [15:31]
    メルム・レクテューレ:「なんとしてでも、やらなきゃ」願いのために、決意を込めてその襲っている状況を見ている [15:32]
    メルム・レクテューレ:自分が、生き残るために、積極的に助けはしない身勝手さから目をそらしながら [15:32]
    ポーンアークトーク:そしてそんな中に混ざっていれば当然、君も狙われる。 [15:34]
    ポーンアークトーク:「フォムファンアミョイロ!」「フォンウフェンミャエエ シャエジュミャシャバリャディ」 [15:35]
    GM:大凡人間には解せない言葉を話しながら集団で君を取り囲み、得物の槍を向けてくる [15:35]
    メルム・レクテューレ:「……ま、他を見捨ててただ生き残るよりはましね」逃げ回らずにいたのだから、こうなるのもわかっていたけれど [15:36]
    メルム・レクテューレ:ふと気づけば手に取っていたのは一冊の本 [15:37]
    メルム・レクテューレ:「”セット”」呟いた言葉と共にページほどけるように、腰に巻き付きベルトの姿を取る [15:37]
    メルム・レクテューレ:「……英雄よ獣を呪え」それは己の衝動を押さえつけるための術であり言葉。後付けで、もっと強く戒めなければいけなくなったのはいつからか [15:39]
    メルム・レクテューレ:そうしてから、最初のスイッチを、優しい姉の声を思い出し……衝動を解き放つ。己をも焦がすような力が紫炎となって身を巡る [15:40]
    メルム・レクテューレ
    メルム・レクテューレ:--それが晴れた時に、そこには黒い鎧の獣ライダー:ベスティアがいた [15:40]
    メルム・レクテューレ:「さぁ……誰から壊されたいかしら?」衝動を引き出しながらも冷静に、紫焔を纏った手で手招きした [15:41]
    メルム・レクテューレ
    Opening2『終末T:何事も無く、ただ幸せであれ』
    GM:ルウちゃんのOPです 登場侵蝕どうぞ [15:42]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1D10(→ 7)増加(35 → 42) [15:43]

    GM:ノヴァリスの中でも特に混沌の坩堝と化しているとも言われるメサイア学区。 [15:43]
    GM:しかしキミのいる場所は、その喧騒から離れた静かな所だ。 [15:44]
    GM:数多く置かれた時計の無数の針が規則正しく時を刻む音のみが響く、キミの開いた小さな店であり今の居場所。 [15:44]
    GM:この学区で比較的平穏に生きていけるという身分相応の幸福をキミは享受している。 [15:44]
    GM:本来はそれで充分。これ以上求める事などなにもない。そのはずだった。 [15:44]
    GM:「――おっ、ちゃんと遅れてたの直ってる!」 [15:44]
    GM:「どれだけ自分で修正してもちょっと時間ズレ出てたから助かるよー……」 [15:44]
    GM:「いやはやいい仕事してますねえ」 [15:45]
    GM:デジタルの腕時計の修理を持ち込んできた生徒がキミの仕事の成果を見て喜んでいる。 [15:45]
    廿楽木ルウ:「──はい!。デジタルとはいえお預け頂いたものですから!」 [15:47]
    廿楽木ルウ:秒針が一音一音を刻むアナログ時計の名残が、規則正しく鳴り続けている。 [15:47]
    廿楽木ルウ:本体の外面も綺麗に磨かれ、新品同然といわんばかりの姿がそこにはあった。 [15:48]
    廿楽木ルウ:「……ほ、ほんとうのことを言えば、修理外の品ではあるのデスが……」 [15:49]
    廿楽木ルウ:「ま、まぁまだ領分の範疇と言えるでしょう。久々にお客様の時計に触る事ができルウも楽しませて頂きました」 [15:50]
    GM:キミの店に置かれた時計は比較的アンティークなものが多く、生徒でわざわざこれを買っていく者はそう多くない。 [15:51]
    GM:であるからこそ、キミの主な収入源はこうして生徒から持ち込まれる不具合や故障を起こした時計の修理が主なものとなっている。 [15:51]
    GM:「でもさぁ……」 [15:51]
    GM:「もっと欲出してみようとか思わないの?これだけ器用なら別の仕事だって出来そうなのに」 [15:51]
    廿楽木ルウ:「い、いえ……!もっと高度な機械となれば、それこそジェネシスの方にご依頼した方が安価で手早く出来るでしょう」 [15:53]
    廿楽木ルウ:「あそこなら学区を跨いでの配達も安定していると聞きますし、私のは手慰みですから」 [15:54]
    廿楽木ルウ:「……それに、ほら。何だか好きなんです」 [15:55]
    廿楽木ルウ:「小さくて簡単な仕組みで出来た歯車たちが、寄り集まってカチコチと音を奏でているのが」 [15:55]
    廿楽木ルウ:壁にいくつか掛けられた大時計は、そんな他愛ない話をしている間にも、無機質に音を重ね合わせ続けている。 [15:56]
    GM:「ふぅん……珍しいね。落ち着くのは分からなくも無いけど……」 [15:57]
    廿楽木ルウ:「えへへ……いいでしょう?」はにかむ [15:57]
    廿楽木ルウ:「好きでやってるお店なので。店員は私だけですし、たまに気の合う、、お客様がいるだけで、ルウは幸せで御座います」 [15:57]
    GM:「欲がないっていうか…メサイアここじゃ絶滅危惧種っていうか……」 [15:59]
    GM:そんな話をしていたその時、突如として周囲の空気感が一変した。 [16:00]
    GM:《ワーディング》に似た、しかしより本能的嫌悪感を刺激されるような、法則を塗り替えられつつあるような感覚。 [16:00]
    GM:直後外から聞こえ始める生徒たちの悲鳴。そして―― [16:00]
    ポーンアークトーク:キミの店の扉を蹴り破って侵入してきたのは、植物をそのまま人間型に作り替えたような怪物だった。 [16:01]
    ポーンアークトーク:何人かの集団で槍を携え、凡そ人の言語ではない言葉を吐き、ずかずかとキミの居場所を踏み荒らして来る。 [16:01]
    ポーンアークトーク
    ポーンアークトーク:「シャシャミャショ?」「オオ、シャシャミャイベリャオファン」 [16:02]
    ポーンアークトーク:「フォボリャシャバリャデュショ ゴビリェ!」 [16:02]
    ポーンアークトーク:「デュグリンジロコビリェボリャシュエームファジョミフェ!」 [16:02]
    廿楽木ルウ:「……な、なんですかあなた達は……!」 [16:02]
    廿楽木ルウ:店内のささやかで規則正しい静寂が、激しい破砕音によって崩される。 [16:02]
    廿楽木ルウ:その事実を前にして、出来たことはあまりにも平凡な受け答えだった。 [16:03]
    廿楽木ルウ:怪物たちが答えるはずもなく。 [16:03]
    ポーンアークトーク:その凶刃はまず君と共にいた生徒に向けられた。 [16:03]
    GM:「な、何こいつら……ヒッ、あっ、嫌あああっ!」 [16:03]
    ポーンアークトーク:突き出された槍がその体を傷つけ、すぐに彼女を転送させてしまう。 [16:03]
    ポーンアークトーク:「シャファジエフォンショ」 [16:04]
    廿楽木ルウ:「にっ────」 [16:04]
    ポーンアークトーク:「シャビリェフェンロデュシュンアコジュジデェミョウフォ」 [16:04]
    廿楽木ルウ:逃げて───と言い終わる暇すら待たず。 [16:04]
    ポーンアークトーク:嘲笑するような声を上げながら、怪物はキミへ敵意を向けようとする。 [16:04]
    廿楽木ルウ:伸ばした手の先は光となって溶けて消えた。 [16:04]
    廿楽木ルウ:茫然自失。横より向ってくる次なる驚異よりもずっと [16:05]
    廿楽木ルウ:打ちのめされた心が体を縛って動かない。 [16:05]
    GM:絶望に折れかけたその時――店の外から飛んできた光線が怪物の後頭部を焼いた。 [16:05]
    ポーンアークトーク:「オジュエッ!?」 「ファンビリェファン!」 [16:06]
    廿楽木ルウ:「────……ぇ」 [16:06]
    白い社会人:振り向いたその先にいたのは――白い装甲を基調とした一人の社会人であった。 [16:06]
    白い社会人
    白い社会人:その手には不気味な程黒い銃身の武器を手にしている。 [16:06]
    黒い銃
    白い社会人:『…その子だけは巻き込ませない…!』 [16:07]
    白い社会人:『今のままでいい。今が十分幸せなんだから……!』 [16:07]
    廿楽木ルウ:「いったい、なにが……」 [16:08]
    廿楽木ルウ:怪物たちを焼き尽くさんとばかりの熱量に目を細め。 [16:08]
    廿楽木ルウ:眩んだ白い視界の先に……絡繰り仕掛けの姿を見た。 [16:08]
    白い社会人:『ル……キミは知らなくて、いい。これは君にとって余計な寄り道なんだ』 [16:09]
    白い社会人:『忘れてくれ。過去にあったことも、これから起こる事も、全部……!』 [16:09]
    白い社会人:『ブラックドッグ!』そう言って雷のマークが描かれた小型のチップのような物体を起動させると [16:09]
    雷のチップ
    白い社会人:それを銃のスロットに装填する。 [16:10]
    白い社会人:『79th!Ando trance standby』『楽園の東へ至れDas Land Nod erreichen [16:10]
    白い社会人:銃より待機音が鳴り響く中、銃口を自身の手首へ押し付け引き金を、引く。 [16:11]
    白い社会人:『変身……!』 [16:11]
    白い社会人:『Nodslize!』『Hecatoncheir loading』 [16:11]
    白い社会人:放たれた弾丸は命中と同時に分解され、それが粒子となって新たなボディを形成していく。 [16:12]
    白い社会人:それは蛸と烏賊を融合させたような、多腕の巨人であった。 [16:12]
    巨人
    ポーンアークトーク:「フォムファン!」「ショミョコムゴビリェ!」 [16:13]
    ポーンアークトーク:植物の怪物たちは微かに怯むも槍を構え攻撃しようとした。しかし――。 [16:13]
    ポーンアークトーク:ずる、り。そんな音がしそうな程見事に、黒い剣閃が生じると同時、上半身と下半身が”ずれる”。 [16:14]
    ポーンアークトーク:次々と怪物たちの体がバラバラに切断されていったのだ。 [16:14]
    GM:武器を振るったのか?違う。そんな動作は見えなかった。 [16:14]
    GM:まるで彼が敵意を向けた所が即座に切断されたような、そんな現象だ。 [16:14]
    廿楽木ルウ:「ハーヴグーヴァhafgufaの怪……?それに、不可視の裁断……」 [16:16]
    廿楽木ルウ:目の前で展開された超常なる術理に、先程までとは別種の混乱が脳裏へ広がる [16:16]
    廿楽木ルウ:「彼は……いったい……」 [16:17]
    白い社会人:怪物が皆斃れたのを見ると、彼はチップを抜き、その変身を解除し君に向き直る [16:17]
    白い社会人:『……どうか関わらないで。これから行われるゲームも、全部キミには関係ない』 [16:18]
    白い社会人:『おれの事も気にしないで。もう、いいんだ。キミ一人で幸せになってほしい』 [16:18]
    廿楽木ルウ:「…………」白い熱に焼かれ、乾いた網膜を閉じ [16:19]
    廿楽木ルウ:開くと、流れる雫が目尻まで伝い落ちる。 [16:19]
    廿楽木ルウ:「……なにゆえ、助けてくださったのでしょう」 [16:21]
    廿楽木ルウ:「私は、あなたにお礼も出来ないというのに」 [16:21]
    白い社会人:『っ…!?』目元で光るそれを目視すると、隠しきれない動揺が見えて [16:21]
    白い社会人:『……聞かなくていいよ。お礼なんて求めて助けたわけでもない』 [16:22]
    白い社会人:『ただ、キミに忠告しておきたかっただけなんだ』 [16:22]
    廿楽木ルウ:「……」喉すら焼かれたかのように、二の句が継げない [16:23]
    白い社会人:『……おれなんかの為に不幸にならないでくれ。それだけでいいんだ』 [16:23]
    廿楽木ルウ:「私、は…………」 [16:24]
    廿楽木ルウ:「あなたは……どこに行くのですか……?」 [16:26]
    白い社会人:『……一応の仲間のところに戻るよ。それで、決まり切った負け戦を続けるだけだ。全滅が確定しきってる戦いに……』 [16:27]
    白い社会人:『……んぐぅっ…!?』そこまで告げた辺りで突如、頭を抑え苦しみ始める。 [16:28]
    白い社会人:『クソ、何もこんなとき、にっ…!はや、く、抑制剤を……!』 [16:28]
    GM:見れば、その瞳孔は我を忘れたように赤く染まり、ノイズがかかったかのようにブレている。 [16:28]
    GM:明らかに意図せぬ形で暴走している様子だった。 [16:28]
    廿楽木ルウ:「……っ!!」その姿を見てにわかに焦り出す [16:29]
    廿楽木ルウ:「……駄目……だって、もう…………」 [16:30]
    廿楽木ルウ:「行かないで…………」 [16:30]
    GM:そうしてキミが近づきかけた所で、キミの周囲の地面が切り裂かれる。 [16:31]
    白い社会人:意識せずとも攻撃を飛ばしてしまっているのだ。 [16:31]
    白い社会人:『ぁ、ぁっ……ち、がう。これは……おれのっ……!』 [16:31]
    GM:そこに別の声が響いた。 [16:32]
    オウハ:『STOP!これ以上の参加者以外の介入はルール違反です!』 [16:32]
    オウハ:『ゲームエリア外転送処置を行います!』 [16:32]
    GM:キミと社会人の間に壁を作るように障壁が発生する。 [16:33]
    GM:何が何だか分からないが、とりあえずこの場から彼が排除されるのは間違いないらしい [16:33]
    白い社会人:『ハァ…ハァッ……!頼む!参加なんかしないでくれ。おれの事も忘れてくれ……!』 [16:34]
    白い社会人:『そうじゃないと不幸になるだけだ。絶対……』 [16:34]
    白い社会人:『……だから、おれの事は気にしないで、幸せになってくれ。誰よりも……』 [16:34]
    GM:そのまま彼は光に包まれていき、声も聞こえなくなっていく。 [16:35]
    廿楽木ルウ:「私は、私も…………」嗚呼、そして [16:36]
    廿楽木ルウ:手を伸ばした先は [16:36]
    廿楽木ルウ:また──光となって消えた。 [16:36]
    GM:そう言われて――捨て置けるわけがなかった。 [16:36]
    GM:気弱でも、臆病でも、それは歩みを止める理由にはならないから。 [16:37]
    Opening3『終末R:この尊い日常で』
    GM:アーネストちゃんのOP 登場侵蝕どうぞー [16:43]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 5)増加(32 → 37) [16:43]

    GM:――キミはかつての夢を見ていた。 [16:44]
    GM:クロドヴァ。そこは地獄の一丁目。熱砂揺らめく黒海の戦場。 [16:44]
    GM:戦いなくしては生きられぬ、戦場なくしては翼を休める事も叶わぬ、呪われた烏達が魂を休める現代のソドムとゴモラ。 [16:44]
    GM:キミはそこにおいて、死を運ぶ天使だった。暗夜にて消えぬ輝きを放ち、告死の星としてそれを運ぶ。 [16:44]
    GM:超人兵士スペリオル。それがキミの肩書だった。栄誉はない。その身に纏うは周囲よりの憎悪と絶対的な恐怖。 [16:44]
    GM:硝煙と死の匂いがキミの身には纏わりついていた。 [16:45]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:この世とは、地獄と同意義である。 [16:45]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンにとって、生きることは痛苦に満ち、殺さなければ生きれない日々は、死刑台への終わりなき階段を昇るように。 [16:46]
    アーネスト・オースティン:そして、その先に待っているのは、苦しみではない、苦しみが終わるという解放だ。 [16:46]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンは死ぬためにこそ生きていた。 [16:46]
    アーネスト・オースティン:……自らの頭を吹き飛ばさなかったのは、幾人かできた、戦友と呼べる者たちへの思い故に。 [16:47]
    アーネスト・オースティン戦士の楽園ヴァルハラがあるならば、そこに自死者は招かれない。死してまで地獄に落ちるのは、ごめんだったのだ。 [16:47]
    GM:そしていつしかキミは”外”に救いを求めた。 [16:48]
    GM:戦果を、死を積み上げて得た金で自らの人生を買う。その行為こそに。 [16:48]
    GM:そしてキミの夢は決まって自身に向けられる銃口と、女の声で終わる。 [16:49]

    GM:――そして現在。 [16:49]
    GM:キミの意識はスマホの着信音によって目覚めさせられる。 [16:49]
    GM:今のキミの寝床は薄汚れた兵士キャンプではない。人が日々死ぬ所でも、爆撃に怯える場所でもない。 [16:49]
    GM:地獄を離れた先が鳥籠というのは皮肉な話であるが [16:50]
    GM:キミはこの生きたいように生きられる楽園ノヴァリスにいる。それだけで十分だった。 [16:50]
    アーネスト・オースティン:睡眠薬の助け無しで寝起きが出来るようになったのは、いつからだろう。 [16:50]
    アーネスト・オースティン:怯えるように起きることが減ったのは、いつからだろう。 [16:50]
    アーネスト・オースティン:希少なる平凡を噛みしめるように、アーネストはスマホの着信名を見た。 [16:51]
    ニスーロ・アヤフミ:そこにはキミの友人の名があった。 [16:52]
    ニスーロ・アヤフミ:所謂”戦場帰り”であったキミを偏見無くここを故郷としなさいと言ってくれた人物。 [16:52]
    ニスーロ・アヤフミ:犯罪組織の一員でこそあるが、頭を吹き飛ばされる心配はないし、死体袋に入る心配もないというだけでキミには上等な友であった。 [16:53]
    アーネスト・オースティン:犯罪組織でないノヴァリスの生徒など、居ない。元をたどれば、全員がFHチルドレンと呼べる立ち位置だ。 [16:54]
    アーネスト・オースティン:気安い相手、ひとつばかりの欠点はあるが。些細なものだ、麻薬中毒者よりはマシだ。 [16:54]
    アーネスト・オースティン:そして、笑みを浮かべたアーネストは、出る。 [16:54]
    アーネスト・オースティン:「おはよう、ニス―ロ」 [16:55]
    ニスーロ・アヤフミ:『あっやっと出た!ア~ネストちゃん~!?今どこですかね~!』 [16:55]
    アーネスト・オースティン:「部屋でいま起きたところ」 [16:55]
    ニスーロ・アヤフミ:『えぇ~!?んもう、約束忘れちゃったんです~!?』 [16:56]
    ニスーロ・アヤフミ:『今日はオリジン・オブ・フレーバースタジアム近くのカタコンベでおはぎの(不法)販売手伝ってくれるって約束でしたじゃないですか~!』 [16:56]
    TIPS:オリジン・オブ・フレーバースタジアム
    球技場や陸上トラックを有する多目的スタジアム。
    その立地的に大規模なスタジアムを多数用意しにくいレイン学区の生徒を考慮して建造されたもの。
    そのため頻繁にスポーツでの鎬の削り合いに使用され、頻繁に余波で破壊される場でもある。
    元々は「メサイアスタジアム」という名称であったが
    ジェネシスの企業がネーミングライツを取得した結果このような名前になった。
    アーネスト・オースティン:「………」 [16:56]
    アーネスト・オースティン:昨夜 [16:56]
    アーネスト・オースティン:ぐびっぐびっ [16:57]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:「……ごめん、今行くわ!」 [16:57]
    アーネスト・オースティン:「朝ごはん食べてすぐに行くから!」 [16:57]
    ニスーロ・アヤフミ:『『故郷の発展はおはぎの300円から!』これこそ鉄則です!商機を逃すのはそれを遅らせるのと同義です!』 [16:57]
    ニスーロ・アヤフミ:『もう今設営終わって売り出しますから、待ってますからね!』 [16:58]
    アーネスト・オースティン:「OK!」 [16:58]
    GM:そして君は急ぎ足で家を出て、目的地へ駆ける。 [16:58]
    アーネスト・オースティン:その手には、 [16:58]
    アーネスト・オースティン:朝食のパック寿司 [16:59]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:朝飯を食わないで行くと、おはぎを詰め込まれるのだ。寿司を補給しなければならない。先日、半額で買った寿司を。昼までは持たない寿司を! [16:59]
    GM:道中には混沌があった。争いも、抗争も、犯罪も、当たり前のようにあった。 [17:00]
    GM:しかしここには死がない。貧しさも、苦痛も。そして何よりも――君の望む自由があった。 [17:00]
    GM:そう考えればずっとずっと、あの地獄よりはマシというものだった。 [17:00]
    アーネスト・オースティン:その全てが、日常という世界を彩る、ほのかな味わいわさびだった。 [17:00]
    アーネスト・オースティン:マズイレーションを食わなくてもいい、眠らないために覚醒剤を接種しなくてもいい、タバコと酒以外の嗜好品など数えきれない。 [17:01]
    アーネスト・オースティン:そして、アーネストは日々の尊さを実感しながら。 [17:01]
    アーネスト・オースティン:到着した [17:01]
    アーネスト・オースティン:冬服である。寒いのだ。 [17:01]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:「ごめん、まった!?」 [17:02]
    ニスーロ・アヤフミ:「あ~よかった~……今売り出し始めた所ですよぉ。ほら、バンバン売って売って稼がないと!」 [17:03]
    ニスーロ・アヤフミ:「ぼーっとしてたら合コンの奴らが来て大変な事になるんです!」 [17:03]
    アーネスト・オースティン:「ええ、あたし荒事好きじゃないのよ!」 [17:03]
    GM:雑にパイプ椅子と設営式の机の上には大量のおはぎの箱。1個300円。 [17:03]
    アーネスト・オースティン:「ぱっぱと売ってさっさと逃げるわよ!」 [17:03]
    ニスーロ・アヤフミ:「モチのロンです!」 [17:04]
    GM:そうしてキミ達は客を捌き始める。……星徒という、ここで眠る死者達の化身の存在が少しずつ生徒に周知され始めた今でも [17:05]
    GM:カタコンベに来る者はそれなりにいた。むしろ以前より増えているかもしれなかった。 [17:05]
    GM:おはぎの味自体は悪くなく、評判もそれなりに良いため、生徒達は墓へ供えるためであったり、自分が食べるために買っていった。 [17:06]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、おはぎの歌を歌って客寄せをしていた。 [17:06]
    アーネスト・オースティン
    甘い香り広がるおはぎの日心躍る瞬間待ってたんだあんこの優しさが口の中に広がる幸せの味わい一口目


    おはぎ、おはぎ甘さに包まれてふわりとやさしい幸せの味月見の夜に一緒に食べよう笑顔と一緒に楽しいひととき

    緑色の葉に包まれた小さな贈り物 友達や恋人にシェアしよう 季節ごとに違う味楽しみの種 おはぎ、おはぎ食べよう
    おはぎ、おはぎ甘さに包まれてふわりとやさしい幸せの味、クリスマスの夜にも一緒に食べよう笑顔と一緒に楽しいひととき

    一つ一つ心を込めて作るおはぎの温かさ感じてこの食べ物が織りなす幸せの糸絆を深める特別なひととき


    おはぎ、おはぎ甘さに包まれてふわりとやさしい幸せの味月見の夜に一緒に食べよう笑顔と一緒に楽しいひととき


    おはぎ、おはぎ 幸せの証 心温まるひととき ありがとう 食べ物とともに笑顔が広がる おはぎ、おはぎ 愛してる
    [17:07]
    アーネスト・オースティン:与太判定 芸術歌唱 [17:07]
    アーネスト・オースティン:8dx+3
    DoubleCross : (8DX10+3) → 8[1,1,2,3,6,7,8,8]+3 → 11
    [17:07]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、歌を愛している。趣味だ、ヒトカラも好きだ。 [17:08]
    アーネスト・オースティン:戦場ではこのよううなポップスはない。 [17:08]
    アーネスト・オースティン:好きなように歌う、これもまた、日常の味であった。 [17:09]
    GM:そうして暫くキミが日常を噛みしめていると [17:09]
    イザベル・クリニェ:「な、なんで私が直接出て行かないとなんですかぁっ!理不尽!理不尽が過ぎます!」「うぇぇ……お、おはぎの不法販売は禁止ッ!禁止ですうううっ!」 [17:10]
    ニスーロ・アヤフミ:「うわっ合コンの奴らです!逃げましょう!」 [17:11]
    アーネスト・オースティン:「ええっ!?」 [17:11]
    アーネスト・オースティン:ちらりと、懐中時計を見る。 [17:11]
    イザベル・クリニェ:ヒステリックな叫びを上げながら巨大なラッパのような銃を構え、カタコンベ側から合コン委員会の人間が取り締まりにくる [17:11]
    アーネスト・オースティン:それなりの時間は、立っていた。 [17:11]
    アーネスト・オースティン:「……ニス―ロ、!逃げるわよ!」 [17:11]
    ニスーロ・アヤフミ:「言われなくてもー!」そこからの撤収準備は早い。残ったおはぎを詰め込んで [17:12]
    イザベル・クリニェ:「に、逃げないでくださああいっ!」 [17:12]
    イザベル・クリニェ:トリガーを引く。爆発性の薬物が先端から放たれ大爆発を起こすはずだったのだが [17:13]
    イザベル・クリニェ:”不運にも”暴発。彼女を中心に大爆発が迫ってくる。 [17:13]
    アーネスト・オースティン:「(チャンス!)」 [17:14]
    アーネスト・オースティン:「先に逃げて、足止めするわ!」 [17:14]
    ニスーロ・アヤフミ:「爆発オチなんてサイテー……えっ大丈夫なんですか!?」 [17:14]
    アーネスト・オースティン:イージーエフェクト、天使の外套 [17:15]
    アーネスト・オースティン:同時に、ボイスチェンジャー起動 [17:15]
    アーネスト・オースティン:「じゃーん!」 [17:15]
    アーネスト・オースティン:「レインのテニス芸人集団の試合を見に行ったときに、顔と声覚えた1人がいたのよ!」 [17:16]
    アーネスト・オースティン:「この格好と声でごまかすから、ゴー!」 [17:16]
    ニスーロ・アヤフミ:「そ、それでどうやって誤魔化すのかさっぱりなんですが!そうでしたら有難くー!」 [17:17]
    ニスーロ・アヤフミ:脱兎。意外とあっさり友人は見捨てられる質である。だからこそメサイアで生きられるとも言えるが [17:17]
    イザベル・クリニェ:「ごほっごほっ…うえぇ…なんでこんな目にぃ…間違ってるのはあっちなのにぃ……」 [17:18]
    アーネスト・オースティン:「オゥ! 大丈夫デスーカ?」 [17:18]
    イザベル・クリニェ:ぷすぷすと髪を焦しながら爆風の中から出てくる [17:18]
    イザベル・クリニェ:「えっ」 [17:18]
    アーネスト・オースティン:「ワターシ、通りすがりのOVテニス同好会のモノデース!」 [17:18]
    アーネスト・オースティン:うろ覚えなので、他人とキャラを間違えている! [17:19]
    イザベル・クリニェ:「えっ、ああはい。レインの……?」 [17:19]
    アーネスト・オースティン:「あやしいおはぎ売り、探してますかー?」 [17:19]
    イザベル・クリニェ:「そ、そうですっ!もういい加減不法販売は許すなって先輩達が……でもだからって私だけ出すなんて理不尽ですよぉ!ブラックが過ぎますぅ!」 [17:20]
    イザベル・クリニェ:「こんな顔が良い以外は何も無いクズみたいな私に…!」 [17:20]
    アーネスト・オースティン:「それは、カワイソですネー!」 [17:20]
    アーネスト・オースティン:「でしたら、そのいい顔を見せてくれたお礼デース! おはぎ売りは、あっちに行きましターヨ!」 [17:21]
    アーネスト・オースティン:にわか覚えなのでキャラ崩壊が、著しい! [17:21]
    アーネスト・オースティン:そして、アーネストは見当違いの方向を指さした! [17:21]
    イザベル・クリニェ:「あっあの先に…分かりましたぁっ!待ってください不法販売者どもおおおっ!」 [17:22]
    イザベル・クリニェ:そうしておどおどとしながらも駆けだしていったが [17:22]
    イザベル・クリニェ:曲がり角を曲がった辺りで車の急ブレーキと激突する音が10回ほどして、なんか静かになった。 [17:23]
    アーネスト・オースティン:解除 [17:23]
    アーネスト・オースティン:「……」 [17:23]
    アーネスト・オースティン:カチッ [17:23]
    アーネスト・オースティン:ぽんぽんと、輪の煙を吐く。 [17:24]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:「ちょろい」 [17:24]
    アーネスト・オースティン:「さて、ニス―ロのことだから、あのルートで逃げるでしょうし。先に回るとしますか」 [17:24]
    アーネスト・オースティン:スタスタと、歩いていく。路上喫煙を咎めるメサイアは、ない。 [17:25]
    ニスーロ・アヤフミ:その読み通り、彼女は裏路地にあたるルートを通って逃げていた。 [17:26]
    ニスーロ・アヤフミ:郷土史愛好会からすればこのメサイアは地理を誰よりも知り尽くした庭のようなものだ。 [17:26]
    ニスーロ・アヤフミ:「あっアーネストちゃん。合コンの連中はどうにかなりました?」 [17:27]
    アーネスト・オースティン:無言のブイ! [17:28]
    ニスーロ・アヤフミ:「よかった~…もう、私たちも故郷メサイアの発展のためにやっていることなのに」 [17:29]
    ニスーロ・アヤフミ:「どーして分かってくれないんでしょーかね」 [17:29]
    ニスーロ・アヤフミ:「そりゃあ故郷はそのままでも良いですけど、豊かになったらもっと素敵じゃないですか」 [17:29]
    アーネスト・オースティン:「そうねー」 [17:30]
    アーネスト・オースティン:「合コンの連中は、さ」 [17:30]
    アーネスト・オースティン:「未来じゃなくて、死人を見てるから」 [17:31]
    アーネスト・オースティン:「より良い未来よりも、変わらないことが大事なんでしょう」 [17:31]
    ニスーロ・アヤフミ:「はー…真っ向から価値観が相違ってますね~」 [17:32]
    アーネスト・オースティン:「……いつまでも死人に足を引っ張られるぼんくらよ、ぼんくら。死人の思い出は、引きずって未来に持ってくくらいでいいのよ」 [17:32]
    ニスーロ・アヤフミ:「となればぶつかり合う他無いわけですね。今度カレン部長に提案してみましょーか……」 [17:33]
    アーネスト・オースティン:「やめなさいよ、戦うことばっかり考えるのは」 [17:34]
    アーネスト・オースティン:「避けられないならしかたないけど」 [17:34]
    アーネスト・オースティン:「大規模な喧嘩は、戦争になって収まらなくなるわよ?」 [17:34]
    ニスーロ・アヤフミ:「…むぅ、そういうものですかね」 [17:34]
    アーネスト・オースティン:「オトナも最高生徒会長もいないんだから、誰も仲介役、いないんだからさ」 [17:34]
    アーネスト・オースティン:「戦争は、収め方を最初に考えるくらいでちょうどいいの」 [17:35]
    ニスーロ・アヤフミ:「アーネストちゃんがそう言うなら止めておきます。故郷が壊れそうになるかもなら尚更ですし」 [17:35]
    アーネスト・オースティン:「そうそう、平和が一番よ……」 [17:35]
    ニスーロ・アヤフミ:「別の方法を考えましょう。やっぱりおはぎをもっと大々的に売り出して……」 [17:36]
    GM:と、そう話をしていた時だ。 [17:36]
    GM:何やら巨大な影がキミ達に届いていた光を遮る。 [17:37]
    アーネスト・オースティン:「?」 [17:37]
    GM:空を見れば―― [17:37]
    ニスーロ・アヤフミ:「ぇ……な、んです…アレ…?」 [17:37]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:"浮かぶ大樹の島”が、メサイアの空を飛んでいた。 [17:37]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:「ジョファデェエフォ~!」 [17:38]
    アーネスト・オースティン:「………怪獣ね」 [17:38]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:人間には解せない悍ましい言葉を上げながら、その体より枝や根を伸ばし街を破壊している [17:38]
    ユグドラシルアークトーク
    アーネスト・オースティン:珍しいものではない、しかし、この区域まで撃墜されることなく侵入するのは、珍しいどころではない。 [17:38]
    ニスーロ・アヤフミ:「いやあんなのさっきまでいなかったのに…!?うぇっ!?」そして、目の前を見てまた驚く。 [17:39]
    ポーンアークトーク:気付けばキミ達の周囲にも、人間大の怪物が取り囲むように出現していた。 [17:39]
    ポーンアークトーク:「メジュシュイジョダン!」「デェフィ!」 [17:40]
    アーネスト・オースティン:「先代の大間抜けがいなくなったと思ったら、今は無能? 何がグレートバビロン……!!」 [17:40]
    アーネスト・オースティン:―――戦闘も、暴力も、避けるべきである。 [17:40]
    アーネスト・オースティン:しかし、避けられないのならば、やむを得ない。 [17:41]
    アーネスト・オースティン:光の銃でナイフを生成し――投げ付ける [17:41]
    ポーンアークトーク:深々とそれは頭部に突き刺さる。しかし全く怯まず効いている気配がない。 [17:42]
    ニスーロ・アヤフミ:「な、なんか樹っぽいですしこれなら…そらーっ!」 [17:42]
    ニスーロ・アヤフミ:右手を竜の頭部に変形させて火炎ブレスを放つが [17:43]
    ポーンアークトーク:それでも焦がす程にも至っていない。 [17:43]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、全力を出した訳ではない。 [17:43]
    アーネスト・オースティン:しかし、決して無視できないダメージは入るはずだ。あれが刺さったのだから。 [17:43]
    アーネスト・オースティン:……奥の手・・・を使うか。 [17:44]
    アーネスト・オースティン:しかし、アーネストは、徹底的に守りに向いていない。故に。 [17:44]
    アーネスト・オースティン:「逃げるわよ!」 [17:44]
    ニスーロ・アヤフミ:「で、でもこんな数すぐ追いつかれて…キャアア!?」 [17:45]
    GM:怪人は攻撃を物ともせずキミ達へ迫る。その槍の切っ先が届きかけた時 [17:45]
    GM:『――Must-have bow strike!』 [17:46]
    ポーンアークトーク:怪人へ突き刺さったのは無数の黒い矢。それはエネルギーを伴って爆発し、怪物を斃れさせていく。 [17:46]
    ポーンアークトーク:「オジュエーッ!」 [17:47]
    支倉パンド:「ふぅ――大丈夫だった?」見れば、そこにいたのは黒い装甲を纏い弓を構える戦士だった [17:48]
    支倉パンド
    アーネスト・オースティン:「……確か、五嶋先生?」この手の格好をすると、聞いたことがある。 [17:48]
    支倉パンド:「先生?いや…私は生徒だけど」 [17:49]
    支倉パンド:と言いつつ、そのベルトからアイテムを外して変身を解除する [17:49]
    支倉パンド
    アーネスト・オースティン:「そう……ありがとう」 [17:49]
    ニスーロ・アヤフミ:「た、助けてくれたんですかぁ…?」 [17:50]
    支倉パンド:「まぁこれでもトランペッター所属だからね。職業柄どうしても優先してしまう…」「いや、そんな話をしている場合じゃないか…」 [17:50]
    支倉パンド:「もう”ゲーム”は始まってる。今すぐにこのエリアを離れたほうがいい」 [17:51]
    支倉パンド:「キミ達ではアレに対抗できない」 [17:51]
    アーネスト・オースティン:「……わかったわ。いくわよ、ニス―ロ!」 [17:52]
    ニスーロ・アヤフミ:「は、はいい!あのその、お仕事お疲れ様でした!」トランペッターは取り締まりの危険性があってコワイ。大人しく称えておく。 [17:53]
    GM:しかし―― [17:53]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:不運にも、”大樹”の狙いはこちら側に向いた。 [17:53]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:「シャコビリェジェゴイー!」 [17:54]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、戦友を置き去りにしない。ニス―ロの手を掴んで、走る! [17:54]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:散った葉が爆撃のごとく投下され、キミ達の周囲を吹き飛ばしていく。そして [17:54]
    支倉パンド:「くっ!早く逃げるんだ!あの大樹…まずい…!変し……ぐ、ぁぁっー!」 [17:55]
    支倉パンド:それに対応し変身して身を守ろうとしたが、その爆発で吹き飛ばされる。 [17:56]
    支倉パンド:衝撃でヒビが入るベルト。そしてノイズが走ったようにブレる体 [17:56]
    支倉パンド:「しま、った……」そして行われる転送 [17:57]
    ニスーロ・アヤフミ:「いやああっ!?ど、どうするんですかこれ!天下のトランペッター様でもダメそうじゃないですか!」 [17:57]
    アーネスト・オースティン:「攻撃が通じないんだから、逃げるしかないわ!」 [17:58]
    ポーンアークトーク:しかしそれよりも [17:59]
    ポーンアークトーク:雨後の竹の子の如く発生する怪物達に取り囲まれる方が早かった。 [17:59]
    ポーンアークトーク
    ポーンアークトーク:気付けばキミは袋小路へ追い詰められている。 [17:59]
    アーネスト・オースティン:「……ニス―ロ」 [18:00]
    アーネスト・オースティン:「逃げられないわね」 [18:00]
    アーネスト・オースティン:侵食状況を見る限り、転送が起きるかも怪しい。リザレクト圏内だ。 [18:00]
    アーネスト・オースティン:そして、アーネストは戦友を見捨てない。 [18:00]
    アーネスト・オースティン:「あたしが突っ込んで暴れてる隙に、逃げなさい」 [18:01]
    ニスーロ・アヤフミ:「そ、そこまでさせられませんよぉ…!余裕あるのは私も一緒なので!」 [18:01]
    ニスーロ・アヤフミ:「一緒に戦いますよっ!そうしなきゃ生き残れない!」 [18:01]
    アーネスト・オースティン:「なら」 [18:03]
    アーネスト・オースティン:「行くわよ!」 [18:03]
    アーネスト・オースティン:そして、アーネストは突撃を行おうとした時 [18:03]
    四方山 ウラク:「へぇ……結構カッコいい事言ってくれるじゃん」 [18:04]
    四方山 ウラク:                       ――――【BOOST!!】 [18:04]
    四方山ウラク
    四方山 ウラク:覚悟を決めた二人が、一歩前へと踏み込んだ瞬間 [18:04]
    四方山 ウラク:山吹色の爆発を伴った蒼銀の閃光が戦場を一閃し、彼女らの絶望を斬り裂いた。 [18:04]
    Opening4『終末F:さぁ、新しい世界を』
    GM:ウラクちゃんのOPです 登場侵蝕どうぞ [21:01]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1D10(→ 3)増加(32 → 35) [21:01]

    GM:先の場面より少し時間は戻り――。 [21:02]
    GM:君は周囲をギリシャ様式の柱に囲まれたような仮想空間にいた。 [21:02]
    神殿
    オウハ:目の前では君をこの遊戯……メサイアグランプリへと導き、以降ずっとルールの管理を行っている少女がゲームの説明を行おうとしていた。 [21:02]
    オウハ:「メサイア学区。その市街地にラスボスの大樹型アークトークが出現しました!」 [21:03]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:その姿がモニターに映し出される [21:03]
    オウハ:「そしてそれに呼応するように現れた他のアークトークによって街は破壊され、生徒達は大パニック!」 [21:03]
    オウハ:「これを救うことが出来るのはこの中の誰かしかいません!」 [21:03]
    オウハ:「ラスボスの強烈な攻撃を凌ぎつつ、人命救助やアークトークの撃破で得られるポイントを合計して」 [21:04]
    オウハ:「最終的な点数が1番多いライダーこそが晴れて今回のメサ主となります!」 [21:04]
    GM:今回のゲームも進んでいく度に参加者はその数を減らし、今では既に君を含めて3人しかいない。 [21:04]
    月見里シュティ:その中の一人が明らかな敵意を隠そうともせず、君に視線を向けてくる。 [21:04]
    月見里シュティ
    四方山 ウラク:ひゅう♪ 短く口笛を鳴らす。 [21:05]
    月見里シュティ:月見里シュティ。初参加より高い実力を発揮し君とは何度も衝突しているが、どうしてもあと一歩君には及ばない生徒だ。 [21:05]
    四方山 ウラク:「長く楽しいゲームもこれで終盤。君たちとの思い出も……まあ数え切る程度にはあったわけだけど……うん?」 [21:05]
    月見里シュティ:「ここまで来たんだ……今回こそは絶対に優勝してやる」 [21:05]
    月見里シュティ:「あたしが優勝すれば、もうこんな下らないゲームは終わりにさせる」 [21:05]
    月見里シュティ:「お前みたいな欲望に塗れた願いを叶えようとする奴は全員ぶっ潰すからだ。ラスター」 [21:05]
    四方山 ウラク:「……いいねぇ、その決意表明」 指を四角く組み、月見里を枠組みに収める。 [21:06]
    四方山 ウラク:「まるで悪欲に溺れる偽物の救世主を糾弾するような……正義の言葉だ。うん、人気が出そうだ」 [21:07]
    月見里シュティ:「……あぁ?」この飄々とした態度がどうしても気に入らない、と言いたげに [21:07]
    月見里シュティ:「……馬鹿にしやがって。そんな大層なものでも無えよ」 [21:07]
    月見里シュティ:「ただケジメを付けさせるだけだ。こんなゲームを繰り返す連中と続けさせる奴ら」 [21:08]
    月見里シュティ:「その両方に…!」 [21:08]
    四方山 ウラク:「その信念が、君にとっての欲望(ねがい)だと言うのなら……」 [21:08]
    四方山 ウラク:「僕の最後の相手に相応しい……ああ!相応しい程に『好敵手ライバル』をしているよ。君は!」 物言いは大仰に、謳うような口調で彼女の言葉を絡め取る。 [21:09]
    GM:相手の語気には強い怒りが感じられる。それだけの理由があるのだろう。 [21:10]
    月見里シュティ:「舐めやがって……絶対に後悔させてやる」こういう所が嫌いだ、と軽く舌打ち [21:10]
    支倉パンド:「その辺りにしたらどうだ。そんな言い争いは」 [21:11]
    支倉パンド:もう一人の参加者が呆れてそのやり取りに割り込んできて [21:11]
    四方山 ウラク:「支倉くん」 [21:11]
    四方山 ウラク:支倉パンド。お互いにメサイアグランプリを最終局面まで勝ち抜いた、仲間であり……強敵だ。 [21:12]
    支倉パンド:「そうしている暇があるなら……早く行こう。私は一般生徒を助けに行かないと」 [21:12]
    四方山 ウラク:「君にもたくさん助けられたからねぇ。ほらあの……ええっと……床屋型アークトークの時の」 [21:12]
    四方山 ウラク:「君のサポートが無ければ僕とて、どうなっていたかはわからないよ」 [21:13]
    支倉パンド:「ゲーム以前にそれが職務なのでね。ポイントにも繋がるのは幸いだが」 [21:13]
    支倉パンド:「ああ。しかしそんな助け合いもここまでだろう」 [21:13]
    支倉パンド:「……何処まで行っても、残るのはただ一人だ」 [21:13]
    四方山 ウラク:「そうだね。君はどちらかというと誰かを助ける為に周りが見えなくなるところがあるから……」 [21:14]
    月見里シュティ:「よく分かってるな。偽善者なりに」 [21:14]
    四方山 ウラク:「ハハハ!偽善者で結構!」 [21:15]
    四方山 ウラク:「『人生は歩きまわる影に過ぎぬ。あわれな役者だ』」 [21:15]
    四方山 ウラク:「偽物だろうと何だろうと、世の中が騒ぎ立てられ面白くなったエンターテインメイント出来たら、それが僕にとっては本望さ」 [21:16]
    四方山 ウラク:「それじゃあ行こうか」 [21:17]
    四方山 ウラク:「『ギゼン』を為しに……」 [21:17]
    月見里シュティ:「…絶対にその余裕、崩してやる」 [21:17]
    支倉パンド:「最後までそれを遂行できればいいのだけどね…」 [21:17]
    オウハ:「――それでは決勝戦の開幕です!」 [21:18]
    GM:そして周囲の空間が輝き、君の体が光に包まれると [21:18]
    GM:気付けば他の参加者共々、そのメサイアの市街地に瞬間移動している。 [21:18]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:「ジョファデェエフォ~!」 [21:19]
    ポーンアークトーク:「メジュシュイジョダン!」「デェフィ!」 [21:19]
    ポーンアークトーク:そこら中でアークトークが暴れ回り、街を破壊し、生徒達を傷つけている。 [21:19]
    GM:――アークトークには通常の生徒のエフェクトが通用しない。倒せるのはキミ達ライダーだけだった。 [21:20]
    四方山 ウラク:「やっているなぁ。ラスボスの大きさも結構あるし、あれは何十m級かな……?」 ビルの屋上に昇り、周囲の様子を確認している [21:20]
    支倉パンド:「酷いなこれは……早く救助に回らないと!」 [21:20]
    支倉パンド:と言いつつ小型の弓のようなアイテムを片手で構え、それをベルトへセットする。 [21:20]
    支倉パンド:「変身!」『Armed Must-have bow』 [21:21]
    四方山 ウラク:「……一般市民は支倉くんに任せれば大丈夫だ」 「彼女の救助能力の高さは何度も見てきた……けど」 [21:21]
    支倉パンド:「すまないが私は先に行くよ!」と、弓矢を乱射しながらアークトークの群れへと突撃していき [21:21]
    月見里シュティ:「偽善者が……おいラスター。連中はあたしの獲物だ。邪魔すんなよ」 [21:22]
    四方山 ウラク:「邪魔をする気はないさ」 [21:23]
    四方山 ウラク:「そんな事をしなくても、君が僕に負ける未来クライマックスは変わらないからね」 [21:23]
    月見里シュティ:「ふざけやがって…今度こそ、勝って見せる!」 [21:24]
    月見里シュティ:そう告げて手首に巻かれた小型のチェーンソーが付いたブレスレットのようなものを構える。 [21:24]
    月見里シュティ:『START UP』ボタンを押す。鳴り出す変身の待機音 [21:24]
    月見里シュティ:そこから伸びるスターターを引くと、刃が高速回転し―― [21:24]
    月見里シュティ:「――変身!」『骨体変質osteophyte transformation! EXILE……!』 [21:25]
    月見里シュティ:毒々しい色をした装甲を身に纏い、その手に巨大なチェーンソーが握られる。 [21:25]
    月見里シュティ
    月見里シュティ:「お前に勝って、必ず優勝してやる!お前なんかにこれ以上負けてたまるか!」 [21:26]
    四方山 ウラク:「ヒューッ!カッコいいー!!そのチェーンソーでアークトーク達を滅多切りにしてやってくれよ!」 [21:26]
    月見里シュティ:ギュイン 高速回転する刃をアークトーク達へ振り回して、その撃破数を稼いでいく。 [21:26]
    月見里シュティ:まさしく伐採の如く。力押しの戦法が行きすぎる故か、キミとの相性は悪いのだが。 [21:27]
    四方山 ウラク:「やっぱりシュティくんはいいねぇ……戦い方に華がある」 [21:27]
    四方山 ウラク:四方山ウラクは知っている。月見里シュティが己の性能を最大に発揮するのは [21:27]
    四方山 ウラク:……”誰か”に喰らい付こうと必死になっている時だと。 [21:28]
    四方山 ウラク:「煽った甲斐があるなぁ」 [21:28]
    四方山 ウラク:「さて……シュティくんが張り切って頑張っている以上、残された時間はあまりない……か」 [21:28]
    四方山 ウラク:シュッ…… 懐から取り出した”メダル”を前方に構える。 [21:29]
    四方山 ウラク:錆び付き、赤褐色にくすんだ色合いのそのメダルは……而して不可思議な存在感を以てそこに存在した。 [21:30]
    四方山 ウラク:「……変身」 [21:30]
    四方山 ウラク:一瞬の後に現れた姿は蒼銀色の装甲を身に着けた仮面の戦士。その姿が青色の陽炎に包まれる。 [21:31]
    四方山ウラク
    四方山 ウラク:「さあ……終焉(おわり)を飾りに行こうか」 [21:32]
    四方山 ウラク:背中から噴出する炎の勢いで、この戦場の最大の見せ場ハイライトに向けて飛び去って行った。 [21:32]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:上空にはラスボスである大樹が暴れ回っているのが見える。 [21:34]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:これを倒してしまうのは”キミにとっては”簡単だ。しかしすぐそうしてしまっては、つまらない。 [21:34]
    GM:まずは空気を盛り上げ、ボルテージを引き上げることをキミは優先する。その時 [21:35]
    ニスーロ・アヤフミ:「そ、そこまでさせられませんよぉ…!余裕あるのは私も一緒なので!」 [21:35]
    ニスーロ・アヤフミ:「一緒に戦いますよっ!そうしなきゃ生き残れない!」 [21:35]
    GM:そんな声が聞こえる。 [21:36]
    アーネスト・オースティン:その少女は、戦いの覚悟を決めていた。 [21:36]
    アーネスト・オースティン:それが、無駄だとしても。 [21:36]
    ポーンアークトーク:見れば、大量のアークトークに囲まれた二人の生徒が無謀にも立ち向かおうとしているのが見えた。 [21:36]
    四方山 ウラク:「へえ……」 「良い表情をする子がいるね」 空中を飛び回りながら、その光景に視線が行く。 [21:37]
    四方山 ウラク:「最終回のゲスト出演としては勿体ないくらいの、良い表情だ」 [21:37]
    四方山 ウラク:「だけど、あれじゃあ”足らない”。まだ”足らない”。それならさあ」 [21:38]
    四方山 ウラク:カチッ 左肩を覆っていた装甲板が外れ、鳥の様な形状に変化する。 [21:38]
    四方山 ウラク:                       ――――【BOOST!!】 [21:39]
    四方山 ウラク:鳥形の装甲板が炎をばら撒きながら飛翔し、少女たちの敵を討つ。 [21:39]
    四方山 ウラク:「……結構カッコいい事言ってくれるじゃん」 降り立ち、開口一番に口にした言葉が、それだ [21:40]
    ポーンアークトーク:「シャバリャデュ……グォ!?」「ゴ、ゴジュロ……オジュエーッ!?」 [21:42]
    ポーンアークトーク:あれだけいたアークトーク達は一瞬にしてキミの炎の中に消えて行く。 [21:42]
    ニスーロ・アヤフミ:「う、うおお…!スーパーヒーロー…!ど、どなたですかぁ!?」 [21:43]
    アーネスト・オースティン:油断なく、光の銃で新たに生成した銃を構えながら。 [21:44]
    アーネスト・オースティン
    ニスーロ・アヤフミ:突如出て来た救いの手にぴょんぴょんとジャンプして喜んでいる [21:44]
    アーネスト・オースティン:「……味方、でいいのかしら?」 [21:44]
    アーネスト・オースティン:「トランペッター? グレートバビロン? それとも、最高生徒会?」 [21:44]
    四方山 ウラク:「名乗るほどの者じゃあない……ってのは昭和のヒーローの台詞か」 [21:44]
    四方山 ウラク:「君の疑問に答えるのであれば、僕はその中のどれでもないよ」 [21:44]
    四方山 ウラク:「そうだな……終焉(おわり)を飾る者”ラスター”とでも呼んでくれ」 [21:45]
    ニスーロ・アヤフミ:「アーネストちゃん~~!こんなカッコいい人が悪い人のはずないでしょう!」 [21:45]
    アーネスト・オースティン:「(ダメな男に引っ掛かりそうな……)」 [21:46]
    ニスーロ・アヤフミ:「ラスターさん…!え、どうしよう。握手は後楽園バックエンジョイパークでないとNGな奴です?」 [21:46]
    四方山 ウラク:「最近じゃあMessiahドームCITYでその手のイベントはやってる……じゃなかった」 [21:47]
    四方山 ウラク:「この世界はじきに終焉(おわり)を迎える」 [21:47]
    ニスーロ・アヤフミ:「お、終わり…!?えっ、あんな怪物が来てるぐらいですし……」 [21:47]
    ニスーロ・アヤフミ:「め、滅亡…的な…?」 [21:48]
    アーネスト・オースティン:ため息を付く [21:48]
    アーネスト・オースティン:「あたしは信じない、仮にそうだとしても」 [21:48]
    アーネスト・オースティン:「ニス―ロ、あんたは明日世界が終わるとしてもおはぎを作って、売るでしょう?」 [21:48]
    ニスーロ・アヤフミ:「確かに……全生徒の最後の晩餐をおはぎにさせるまで売るでしょうね……」 [21:49]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、今世界が終わるとしても、地べたに這いつくばって救世主アイドルに救いを祈るタイプじゃないのよ」 [21:49]
    四方山 ウラク:「信じる必要はないし、君も日常を満喫してくれて構わないよ?それがお好きならおはぎを作るのもいいね」 [21:49]
    ニスーロ・アヤフミ:「う、ううんでも…実際攻撃通じるのはこの人ぐらいみたいですし」 [21:50]
    四方山 ウラク:「たいていの人間にとって、世界の滅びなんてものはそう大した事じゃあないんだから」 [21:50]
    ニスーロ・アヤフミ:「信じる以前に、任せるしかないんじゃ…」 [21:50]
    アーネスト・オースティン:「そうね」 [21:50]
    アーネスト・オースティン:「それでも、ここはメサイアよ」 [21:50]
    アーネスト・オースティン:「自分が自分の救世主メサイアにならないと行けない場所」 [21:51]
    アーネスト・オースティン:「自分の全てを他人に委ねるなんて、メサイア学生の名がすたるってもんよ」 [21:51]
    四方山 ウラク:「いいね……」 [21:51]
    アーネスト・オースティン:「ニス―ロ! 終わるってんなら、終わるまでがむしゃらに行くわよ!」 [21:51]
    四方山 ウラク:「どうやら君は”たいていの人間”の枠組みには収まらないみたいだ」 [21:51]
    ニスーロ・アヤフミ:「…ふるさとは、自分の手で守らないとってことですか…」 [21:51]
    四方山 ウラク:「君とはまた”新しい世界”で会える気がするよ」 [21:52]
    アーネスト・オースティン:うなずく [21:52]
    アーネスト・オースティン:「そこがあの世じゃないことを祈るわ。地獄でまで怪しい仮面女に会いたくないからね」 [21:53]
    GM:《ディメンジョンゲート》 [21:53]
    GM:そこでウラクの背後の空間が歪み、漆黒の"門"が開いた。 [21:53]
    アーネスト・オースティン:銃口を向ける。 [21:53]
    四方山 ウラク:「……忙しくなるよ。君は」 「……おっと」 [21:53]
    ウルム・アニマスフィア:出て来たのは一人の社会人。否、この男はゲームにおいての君の後援者サポーターにして [21:53]
    ウルム・アニマスフィア:――ノドスチルドレンという立場を隠そうともせず表明する男だった。 [21:53]
    ウルム・アニマスフィア
    TIPS:後援者
    メサイアグランプリの運営は限定的ながらも対価と引き換えにプレイヤーへの支給及び支援を許可している。
    その権限を得た者を後援者サポーターと呼ぶ。
    運営側はこのシステムによって利益だけ得られればそれで良いらしく、
    後援者になる人間の立場はあまりよく見ずに許可しているようだ。
    四方山 ウラク:「やあ、ウルムくん」 気さくな調子で手を振る。 [21:54]
    ウルム・アニマスフィア:「――いつもながら素晴らしい無双っぷりだねラスター!見ているだけで感涙ものだ」 [21:54]
    四方山 ウラク:「この程度の敵に手こずる様じゃあ不敗神話が泣き崩れてしまうからね」 [21:55]
    四方山 ウラク:「それに……僕は今日、ファン以上に尊い存在を見つけてしまった!」 [21:55]
    ウルム・アニマスフィア:「それこそスターだね。実際キミの輝きは素晴らしいよ……」「あぁ、見ていたとも。……なるほどね」 [21:56]
    アーネスト・オースティン:「(訳が分らないのが増えた)」 [21:57]
    ウルム・アニマスフィア:その視線がアーネストら二人を捉える。どことなく病的な執着を感じさせる視線 [21:57]
    ニスーロ・アヤフミ:「な、なんかちょっと怖いんですけど…というか男の人……?」 [21:57]
    四方山 ウラク:「ふふふ……僕が見つけた存在……それは……」 [21:57]
    四方山 ウラク:「『好敵手ライバル』だよ!」 「時に戦い合い、時に協力するその関係性は僕の神話ばんぐみを盛り上げる上で欠かせない!」 [21:57]
    四方山 ウラク:「そこの金髪ツインテール美少女ちゃんは僕の『好敵手』として相応しい存在になるよ……予告するとね」 [21:58]
    アーネスト・オースティン:戦場でも、このたぐいは居た。自らが英雄たると信じ、あらゆる不条理を運命によって超えることが出来ると信じる輩が。 [21:58]
    アーネスト・オースティン:問題は [21:58]
    アーネスト・オースティン:それがオーヴァードである場合、大抵においてトチ狂っており、ジャーム化の寸前――あるいは、ジャームそのものであるということだ。 [21:59]
    アーネスト・オースティン:どちらにせよ、この頭が終わってる女ラスター [21:59]
    アーネスト・オースティン:危険だ。 [21:59]
    ニスーロ・アヤフミ:「(私は眼中になしっ!?)」 [21:58]
    アーネスト・オースティン:「いいことよ、ニス―ロ。変なのに目を付けられると、ろくなことはないわ」 [22:00]
    ニスーロ・アヤフミ:「そういうものですかねぇ…いや、そんな分かりやすい顔してました…?」 [22:00]
    ウルム・アニマスフィア:「……僕としてはキミ達生徒の内、誰かを贔屓にするというのはあまりしたくないと思っているんだけど……」 [22:00]
    ウルム・アニマスフィア:「それでも君を応援出来る事をとても嬉しく思うよ。ラスター」 [22:01]
    ウルム・アニマスフィア:「その姿勢。信念。魂。どれを取ってもキミは当事者PC性に満ちている」 [22:01]
    四方山 ウラク:「お褒めに預かり光栄だね」 [22:02]
    ウルム・アニマスフィア:「しかし、だ」 [22:02]
    ウルム・アニマスフィア:「――もういい加減いいんじゃないかい?君の真に求めるものはここにはないと認めても」 [22:02]
    ウルム・アニマスフィア:「それはもっと深遠なる場所にあると、僕は想っているんだけどね」 [22:02]
    四方山 ウラク:「…………。」 初めて、仮面の女が沈黙する。 [22:02]
    四方山 ウラク:「ふ、ふふふ……」 [22:03]
    四方山 ウラク:――――コトン。 仮面が剥がれ落ち、内に秘めた素顔が外気に晒される。 [22:03]
    四方山ウラク
    アーネスト・オースティン:「!?」 [22:03]
    四方山 ウラク:「その程度の事で欲望(ねがい)を諦める様な人間が、ヒーローになれると思うかい?」 [22:04]
    ニスーロ・アヤフミ:手で口を抑える。やだ…麗しい…! [22:04]
    ウルム・アニマスフィア:「ふふ……いや何…差し出がましい事を言った。許してくれ」 [22:07]
    四方山 ウラク:「いいや……君の言う事ももっともだ」 [22:07]
    四方山 ウラク:「だから今回の願いはそう……」 「あれにしようか」 [22:07]
    四方山 ウラク:「この私、四方山ウラクをメサイア学園の人気者……称して”新星の中の新星の中の新星ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズ”にしてくれってのはどうかな?」 [22:08]
    四方山 ウラク:「カッコいいだろう?」 同意を求める様にアーネストに笑顔を向ける。 [22:08]
    アーネスト・オースティン:「…………名前は置いておくとして」 [22:09]
    ウルム・アニマスフィア:「全く。本当に欲が尽きないなキミは……その裏に何を隠しているのか、僕も気になって来たよ」 [22:09]
    アーネスト・オースティン:「人気モノになるってお願いが、今回は、とか、あれ、とか、コンビニでオニギリ買う程度の手間と価値しかないようにしか聞こえない」 [22:10]
    アーネスト・オースティン:「ランプの魔人は、願いを三つまでしか叶えない」 [22:10]
    アーネスト・オースティン:「数を重ねれば、重ねるほどに薄まるものもある」 [22:11]
    アーネスト・オースティン:「夢や願いは・・・・ [22:11]
    アーネスト・オースティン:「たった一つに命を賭けるからこそ、価値がある」 [22:11]
    ウルム・アニマスフィア:「――そういうゲームなのさ。何処まで行っても都合のいい、ね…」「ただ何事にも例外はあるようだけど」 [22:12]
    アーネスト・オースティン:「……ま、助けてもらったことに違いはないわ」 [22:12]
    ウルム・アニマスフィア:「…その辺りは実際に体感して貰った方が早いんじゃないかな。ラスター?」 [22:12]
    アーネスト・オースティン:「人それぞれよ、考えなんて」 [22:12]
    四方山 ウラク:「さあてね。君はどう見る?」 [22:12]
    四方山 ウラク:「1クールだけの名作か、それとも数十クールに及ぶ大作か」 [22:12]
    四方山 ウラク:「人の心を打つのは、どちらにしても人の心さ」 [22:12]
    四方山 ウラク:「……とはいえ、そろそろマズいね」 [22:13]
    四方山 ウラク:「このまま話を続けてしまってはシュティくんが勝ち進んでしまう」 [22:13]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:そう――そして、ラスボスによる世界の破壊も進んでいる。 [22:13]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:世界を救えるのはもう、キミかシュティのどちらかだ [22:14]
    アーネスト・オースティン:「なんだかよくわからないけど」 [22:13]
    アーネスト・オースティン:「助けてくれて、ありがとう」 [22:13]
    アーネスト・オースティン:「行くわよ、ニス―ロ。スタコラサッサと逃げましょう」 [22:14]
    四方山 ウラク:「それじゃあね。金髪ツインテール美少女くん。”新しい世界”でまた会おう」 [22:14]
    ニスーロ・アヤフミ:「あ、うわ、せめてサイン…!あぁもうダメですか!また、こちらこそまた会いましょうね!」 [22:14]
    四方山 ウラク:「さて……支倉くんは既に脱落してしまったか……。あの人は人命を前にすると少し詰めが甘い所があるからなぁ」 [22:15]
    ウルム・アニマスフィア:「おっと、行くつもりかな。それなら……ラスター」 [22:15]
    ウルム・アニマスフィア:「先の失言のお詫びと言ってはあれかもしれないけど、プレゼントだ。受け取ってくれ」 [22:15]
    GM:『Secret Mission Clear』《アークトークを50体以上同時撃破する》 [22:16]
    ブーストレネゲイドチップ:そんなアナウンスと共に、紅く燃えたぎるような小型のアイテムがキミの前に出現する。 [22:16]
    炎のチップ
    ブーストレネゲイドチップ:このゲームにおけるゲームエンド級の切り札。それがこれだ。 [22:17]
    四方山 ウラク:「ヒューッ!やっぱり君は最高の後援者サポーターだよ!」 [22:16]
    ウルム・アニマスフィア:「好きに暴れるといい。次の世界でもよろしく頼むよ」 [22:17]
    四方山 ウラク:「ありがとね、ウルムくん。この世界の終焉(おわり)をゆっくりと楽しむと良い」 [22:18]
    四方山 ウラク:獲得したレネゲイドチップをベルトに装填し、機構の引き金に手を掛ける。 [22:18]
    四方山 ウラク:「【ブースト】……起動オン [22:19]
    四方山 ウラク:ガコンッ! 蒼銀の装甲が全解除パージされ、内部から錆色の装甲に包まれた姿が現れる。 [22:20]
    四方山ウラク
    四方山 ウラク:「終幕クライマックスフェイズだ」 [22:20]
    四方山 ウラク:太陽が燃える様な山吹色サンライトイエローの炎に包まれて、空高く浮遊する要塞型アークトークへと吶喊する! [22:21]
    ウルム・アニマスフィア:それを見送りながら、一人呟く [22:22]
    ウルム・アニマスフィア:「やはり僕らを終わらせられるのは……キミののような存在だ。期待してるよ、これからも」 [22:22]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:そして市街地上空 [22:23]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:突如己へ向かって来る危険な反応を探知したのか、ラスボスである大樹は飛行するキミへ次々と槍の如き枝を伸ばし迎撃する! [22:24]
    四方山 ウラク:「悪いね」 [22:24]
    四方山 ウラク:己に向けて襲い掛かる枝葉が、身体から切り離した蒼い装甲に打ち払われ、焼け落ちる。 [22:24]
    四方山 ウラク:「君の様な強敵ラスボスと戦うのは」 [22:25]
    四方山 ウラク:流星の如く空を掛ける火球が放物線を描きながら黒い巨体へと接敵。 [22:25]
    四方山 ウラク:「これが初めてじゃあないんだ」 [22:25]
    四方山 ウラク:その言葉と共に宙に浮かぶアークトークの更に上へと急上昇、青空の中で姿が点となるような上空数百メートルの彼方から…… [22:26]
    四方山 ウラク:「ハァアアアアアアアアアアアッ!!」 [22:26]
    四方山 ウラク:────”太陽”が、落下した。 [22:26]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:それは全てを焼き焦がす陽光。それは巨木の幹を焼きながら大穴を開け貫通し [22:27]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:「ゴファン、ゴファンオオオオオオ!」 [22:27]
    ユグドラシルフォートレスアークトーク:そのまま断末魔の叫びを上げて、内側からの大爆発がその巨体を吹き飛ばした。 [22:28]
    GM:そして同時に―― [22:29]
    オウハ:『これにてゲームが終了致しました!今回見事世界を救い、メサ主に選ばれたのは――』 [22:29]
    オウハ:『――メサイアライダー”ラスター” 四方山ウラク様です!』 [22:29]
    GM:世界にファンファーレが鳴り響いた。新たなる救世主誕生の瞬間である。 [22:29]
    月見里シュティ:「何だと…!?クソッ、またアイツが勝ったってのか!」 [22:30]
    四方山 ウラク:「さあ……新しい世界の誕生さ」 ファンファーレが鳴り響く空をゆっくりと落ちながら、誰に聞かせるでもなくそう呟いた。 [22:31]
    GM:――そして、キミ達の前で破壊された街が修復されていく。 [22:31]
    GM:時間が巻き戻るかのように、世界が再構築されていく。 [22:32]
    GM:優勝者の願いに沿う形での新世界が産まれようとしていた。 [22:32]
    GM:《虚実崩壊》が何者かにより使用されます。 [22:32]
    GM:そして――世界が光に包まれ、キミ達の意識は暗転し…… [22:32]

    GM:キミ達は気付けば、元いた自分達の家で目が覚める。 [22:34]
    GM:夢だったのかと思う者もいるかもしれない。だが、しかし [22:34]
    GM:ゲームはまだ続いていくのだ。 [22:34]
    MasterScene『願望N:理想の教導を。不幸なる世界を。ただ一人の幸福を』
    GM:世界が再生されて行く中、一匹の犬が崩壊したビルの上からこの惨禍を生き残った者達を見下ろしている。 [22:35]
    犬
    ???:視線には野生故の純真さのようなものは感じられない。明らかに人間の意志が介在していた。 [22:36]
    ???:その眼が見据えていたのはこの状況下であろうとも友を守り、あくまでも日常を守る事に固執した少女。 [22:36]
    ???:あまり身体的動作は操っていないようで、犬は欠伸をして呑気に眠り始めてしまう。 [22:36]
    ???:しかし――その口からは男の声が漏れるように発される光景はどことなく奇妙なものを感じさせた。 [22:36]
    ???:「素晴らしい……あの志こそ私が求めていた理想。原石……素敵だ……!」 [22:37]
    ???:「今すぐにでも道を教え、導いて差し上げたい……出会えたのがこの場で良かった」 [22:37]
    ???:「レネゲイドの歓喜の調べを感じる……赤子の手ベイビィ・ハンズも喜んでいるのですね」 [22:37]
    ???:「新しいご友人……これよりこの私が貴女の教師となりましょう……」 [22:37]

    GM:そして場面は変わり――メサグラのゲームエリア外にて。 [22:37]
    白い社会人:「っ……!はぁ、はぁっ……!」 [22:39]
    白い社会人:エリア外転送を受け辿り着いた廃墟内で、安心したように座り込む。 [22:39]
    白い社会人:危ない所だった。あのまま暴走していれば、あの少女など一瞬でズタズタになっていただろう。 [22:39]
    白い社会人:「いや、だ……やっぱりもう関わり合うべきじゃなかったんだ……!」 [22:40]
    白い社会人:自分のせいでまた誰かが不幸になる。"姉ちゃん”は実際に苦しんで死んでいったようなものだ。 [22:40]
    白い社会人:あの子もそうだ。また自分のせいで――。 [22:40]
    GM:「あ~ら。わざわざ一人で動いて何やってたの~?」 [22:40]
    白い社会人:そこで妙に甲高い別の声が加わり、その声に体が固まる。 [22:41]
    ピンクの社会人:姿を見せたのはピンクのカラーリングが一際目立つもう一人の社会人だった。 [22:41]
    ピンクの社会人
    ピンクの社会人:「勝手に独断でゲームエリアに入り込んで、運営側に存在悟られかねない真似しちゃって……やぁねぇ?」 [22:41]
    ピンクの社会人:嘲るような口調のまま白の社会人へと歩を進めると――。 [22:41]
    ピンクの社会人:「何バカなことやってるのよアンタはァ!」流れるにその躯を蹴り倒す。 [22:41]
    白い社会人:「が、ぐっ…!ち、ちがう、んだっ……!ただ、ゲームの状況を確認しておきたくてっ……!」 [22:42]
    ピンクの社会人:「ハァ~?アンタはねえ!アタシの言う事にッ!黙って従えば良いのよッ!」 [22:42]
    ピンクの社会人:どうやら仲間のようであるが、ピンク色の方は容赦なく斃れたその躯を蹴り付け続ける。 [22:42]
    白い社会人:「うぐ、がぁっ!がはっ……!」 [22:42]
    ピンクの社会人:「アンタ…何か隠してるんじゃな~い?切り刻むしか能のない無気力男をアタシが活用してやろうって思ったのにぃ~」 [22:42]
    ピンクの社会人:「黙って動かれちゃ困るのよね~。それにねぇ…?」 [22:43]
    ピンクの社会人:「アタシの薬が無いと明日の命すら怪しい身じゃないの。アンタ」 [22:43]
    ピンクの社会人:「そう考えたらあまりアタシの気を損ねない方が良いって、阿呆のアンタでも分かってると思ったんだけど~?」 [22:43]
    白い社会人:「っ……分かってる……もうこんなことは、しない」 [22:43]
    ピンクの社会人:「ふぅん……分かれば良いのよ分かれば」 [22:44]
    ピンクの社会人:「……今回もまたラスター……四方山ウラクの優勝ねぇ」 [22:44]
    ピンクの社会人:「利用できそうなもののアテも付いたし……次のゲームからが本番」 [22:44]
    ピンクの社会人:「いよいよ連中の不幸が拝める時が近いわよ~!」 [22:45]
    ピンクの社会人:そうして、男の甲高い高笑いが世界の終わりに響き渡った。 [22:45]

    メサイアグランプリがついに開幕!

    提供
    夢・未来クリエイション
    Grit

    次なる世界を創造するのは誰か!?

    GM:シーン終了 購入はなしでロイス取得どうぞー [22:47]
    アーネスト・オースティン:記憶がどうなってるかもわからんので、なし! [22:47]
    四方山 ウラク:月見里シュティに〇好敵手/強敵で取得します [22:48]
    廿楽木ルウ:シナリオロイス取ってなかったので [22:48]
    廿楽木ルウ:謎の社会人もとい白い社会人に 願い/○執着 で [22:48]
    アーネスト・オースティン:では、ニス―ロ 友情/き、きなこもいいと思う [22:48]
    メルム・レクテューレ:姉さんはもってるからいったん保留かな [22:49]
    四方山 ウラク:それと、アーネストさんにも…… 〇面白い/期待は裏切らないでくれよ で取得しておきます [22:49]
    GM:OKかな では次へ [22:49]
    Middle1『開幕Ⅰ:宝探しと選別』
    GM:シーンプレイヤーはウラクちゃん 全員登場推奨です [22:51]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1D10(→ 2)増加(35 → 37) [22:51]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 1)増加(37 → 38) [22:51]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10(→ 6)増加(39 → 45) [22:51]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1D10(→ 2)増加(42 → 44) [22:51]

    GM:世界は救われ、再構築され、創世が為される。優勝者の願いのままに。 [22:52]
    GM:元あった世界は光に包まれ、今の君は――。 [22:52]
    GM:『このノヴァリス全土に温かなる太陽の如く光を届ける偉大なるスター!それこそが……!』 [22:52]
    GM:『"ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズ"四方山ウラク!』 [22:52]
    GM:――この新世界においてのスーパースターに近い存在となっていた。 [22:52]
    GM:街頭のテレビジョンがキミの姿を写し、その輝きを称えている。 [22:53]
    四方山 ウラク:「はっはははは!ごきげんよう、皆の者たち!」 大通りのスクリーンに快活な笑みを浮かべるウラクの顔が映し出されていた。 [22:53]
    四方山 ウラク:何をしているタレントなのかは誰も知らない。それでも無類の人気を誇るタレントだ。 [22:53]
    GM:雑誌の表紙には常に常に君の顔があり、モデルとしても最先端を行き [22:54]
    GM:「あっ!ウラク様よ!」「えっ嘘本物!?」「サインくださいサイーン!」 [22:54]
    ニスーロ・アヤフミ:「うおお私が一番乗りって決めたんですよーっ!」 [22:54]
    GM:変装なしで街を歩けば黄色い声を上げる生徒達にすぐさま取り囲まれてしまう。 [22:55]
    四方山 ウラク:「いいとも!ああ、君が一番乗りだったね!」 黄色い悲鳴を浴びながら、大勢のファン達の頬にサインを重ねていく。 [22:55]
    ニスーロ・アヤフミ:「えへへへ…このおはぎの箱に片っ端から書いてください!」 [22:56]
    ニスーロ・アヤフミ:「『"ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズ"も美味いと認めた』って勝手に宣伝します!」 [22:56]
    四方山 ウラク:「ほほ~う?」 ひょい、ぱくっ おはぎを勝手に食べる。 [22:56]
    四方山 ウラク:「美味い!」 [22:57]
    ニスーロ・アヤフミ:「わぁ…ファンサが神対応~!」 [22:57]
    四方山 ウラク:「78点だ……!」 四方山ウラクが「78点」と認めた、という文字がおはぎの箱に書き込まれる。 [22:57]
    GM:まさしく君の願い通りの世界がそこにあった。既に何個目かも分からなくなってしまった願いの。 [22:58]
    オウハ:――それを少し呆れた様子でキミの事を見ている少女がいる。 [22:58]
    オウハ:学区指定の制服ではない、何処に居ても少しばかり浮くような衣装の少女。 [22:58]
    オウハ:彼女こそメサグラの参加者を呼び寄せる”招待者”。ゲームの経験が長い君にとっては顔なじみのような存在だった。 [22:59]
    四方山 ウラク:「失礼……」 纏わりつくようなファンの子たちに対し、掌で軽く制して不可思議な少女へと向かう。 [22:59]
    四方山 ウラク:「やあ、オウハちゃん」 [22:59]
    オウハ:「随分と新たな世界を満喫していらっしゃるようで何よりです。四方山ウラク様」 [23:00]
    オウハ:「――おめでとうございます。厳正なる審査の結果、あなたは救世主メサイア候補者に選ばれました!」 [23:00]
    オウハ:そう告げて、彼女はアタッシュケースを開く。その中には招待状とキミの参加権となるIDチップ。 [23:01]
    四方山 ウラク:「この前の戦いで最終回クライマックスを迎えたと思ったら……もう次の戦いシーズンが始まるのかい。」 [23:01]
    四方山 ウラク:「飽きが来なくていいね。素晴らしい」 ケースの中から、己の存在そのものともいえる参加証明ICチップを受け取る。 [23:02]
    オウハ:皆、例外なく彼女の姿と決まった言葉だけがあった。 [23:05]
    オウハ:「では…今回も参加なされるということでよろしいですね?」 [23:06]
    オウハ:「……」何処か不安そうにウラクを見る [23:06]
    四方山 ウラク:「当然さ」 あくまでも気楽な口調で [23:07]
    四方山 ウラク:「願いを叶えるその日まで、この戦いを終わらせるつもりは、僕にはないよ」 [23:07]
    四方山 ウラク:「それに……今回の欲望(ねがい)でおおまかな効果範囲は推定できたしね」 ぼそりと、そう呟く。 [23:08]
    オウハ:「欲望は尽きない、というわけですか…いえ、私が口を出せることではありませんね」 [23:08]
    オウハ:「ではその通りに。…貴女の参加を心より歓迎致します」 [23:09]
    ニスーロ・アヤフミ:そして見ればこちらも同じように招待状を渡されている。あれは夢じゃなかったのかと驚いているようだ。 [23:09]
    ニスーロ・アヤフミ:「えっと、これをセットすればいいんですかね…」 [23:11]
    ニスーロ・アヤフミ:と、受け渡されたチップを使うとその姿は転送されたように消えてしまう。 [23:11]

    GM:そしてそれは――同時に違う場所で次々と、救世主候補として選ばれた存在に手渡されていた。 [23:03]

    アーネスト・オースティン:「…………」 [23:15]
    アーネスト・オースティン:無言で、何かをにらみつけるようにして、彼女は消えた。 [23:15]

    廿楽木ルウ:「(──父よ……この勇気を、どうかお許しください)」 [23:17]
    廿楽木ルウ:目を閉じ、チップを大事そうに握り込んでいるうちに姿が消失する。 [23:17]

    メルム・レクテューレ:「情報通り、ね」手順が間違っていなかったことに安堵しながら受け取って。 [23:17]
    メルム・レクテューレ:ただ、願いをかなえるとそれだけを誓って姿を消す。 [23:17]

    GM:ゲームに懐疑的であった戦場帰りの少女にも。胸に何かを抱えたまま時計店の経営を再開しようとした少女にも。誰かの夢を叶えようとする少女にも。 [23:04]

    GM:その"招待"を受けた君たちは光に包まれ―― [23:18]
    GM:気づけば周囲をギリシャ様式の柱が取り囲む、宮殿のような空間に出る。 [23:18]
    GM:眼下にはノヴァリスの街並みと米粒のような混沌模様が見える。 [23:18]
    GM:明らかに”そういうふうに”作られた仮想空間であると気づくことが出来るだろう。 [23:18]
    GM:ここには君たちを含め、数十人の生徒が学区を問わず集められているようだった。 [23:20]
    GM:あの招待に乗ったのは皆自分の願いを叶えに来た生徒ばかりであろう。 [23:20]
    GM:それ故か、この空間は何処かギラついたような雰囲気に支配されていた。 [23:20]
    月見里シュティ:「……馬鹿な奴らだ。簡単に乗らされやがって」 [23:21]
    月見里シュティ:壁に寄りかかりながらその状況に毒づく者。 [23:21]
    月見里シュティ
    モース・メデューズ:どうでも良さそうに一人孤立したところで軽く伸びをする者。 [23:21]
    モース・メデューズ
    虹乃サイ:「おっ骨のありそうなのが来たじゃ~ん?♥何処校?何狙いで参加すんの?」 [23:22]
    虹乃サイ:カップ酒片手に既に大分酔った様子でキミたちに絡んでくる者もいる。 [23:22]
    虹乃サイ
    ニスーロ・アヤフミ:「え~っとメサイアからでして~何狙いっていうと…あ、アーネストちゃん!」 [23:22]
    アーネスト・オースティン:「……ニス―ロ……」 [23:23]
    ニスーロ・アヤフミ:「もしかしたらって思ってたけどやっぱり来てたんですね」 [23:23]
    ニスーロ・アヤフミ
    アーネスト・オースティン:「ええ」 [23:23]
    アーネスト・オースティン:「あたしのレコードの一部が、あのイカレ仮面女のボーカル曲に変わってたわ」 [23:23]
    ニスーロ・アヤフミ:「やっぱり夢じゃなかったんですね…私すっかり忘れてサインを求めて追いかけ回してました」 [23:24]
    アーネスト・オースティン:「………それで、あんたは何を願うのかしら?」 [23:24]
    ニスーロ・アヤフミ:「ん~…願うなら…やっぱり故郷の末永い発展…ですかね~…」 [23:25]
    ニスーロ・アヤフミ:「やっぱり一番に来るとしたらこれ以外ないです!」 [23:25]
    アーネスト・オースティン:「ニス―ロ………」 [23:25]
    虹乃サイ:「意識高そ~…精々頑張りなー」ぐびぐび [23:26]
    四方山 ウラク:「いいねぇ、その願い。素晴らしい!」 周囲よりも一段高い位置から、”あの時の女”が手を叩きながら現れる。 [23:27]
    四方山 ウラク:その姿はメサイア学園にその名が轟く”新星の中の新星の中の新星”のものだ。 [23:27]
    アーネスト・オースティン:「あら、スーパースターさん。炉端の石ころになんの用かしら?」 [23:27]
    GM:その姿に参加者の幾らかは反応する。やはりその名は知られている”ことになっている” [23:28]
    四方山 ウラク:「炉端の石ころだなんて……君は顔は良いのに目が悪いようだねぇ」 [23:28]
    月見里シュティ:「…ケッ。浮かれポンチどもが…」 [23:28]
    四方山 ウラク:「夢に向かって希望(ねがい)を抱えた者は皆が皆、素晴らしい顔つきをしているものだよ」 [23:28]
    四方山 ウラク:「そう、そこにいる彼女のように……ね」 そう言いながら指を差した先に居るのは片目を銀髪に隠した少女だ。 [23:29]
    メルム・レクテューレ:「……夢、ね」言葉で視線を向けられるのに少しだけ不快そうに [23:30]
    メルム・レクテューレ:「まったくね、そんなお綺麗なもののためにいるならこんな雰囲気にはならないでしょうに」 [23:31]
    アーネスト・オースティン:「あたしには」 [23:30]
    アーネスト・オースティン:「顔の前にニンジンぶら下げられてる馬が、落とし穴に気付かずに突っ走ってる風に見えるわよ」 [23:31]
    アーネスト・オースティン:「あの野郎・・が、どこの・・・か、考えたら」 [23:31]
    アーネスト・オースティン:「どんな願いも叶うなら、真っ先に叶ってないといけない願い・・・・・・・・・・・があるでしょうに」 [23:32]
    ニスーロ・アヤフミ:「警戒し過ぎなんじゃ…都合がよすぎるってのも分かりますけど……」 [23:32]
    アーネスト・オースティン:「初っ端から舞台裏を除けばね、どんなショーも色褪せて見えるわよ」 [23:32]
    虹乃サイ:「そーそー。難しく考えすぎなんだって~…ヒク…勝ち残ってぇ…優勝してから考えればいーじゃん?」 [23:33]
    四方山 ウラク:「うーん……どうも今回の戦いシーズンは最初っからバッチバチな空気が広がっているようだねぇ。正直、コワイ」 [23:34]
    四方山 ウラク:「やれやれ……僕の味方は君だけだよぉ……」 そう言って、馴れ馴れしい態度で頭から翼を生やした少女の肩を組もうとする。 [23:34]
    メルム・レクテューレ:「ええ……こういう雰囲気になれてないような子は参加せずとっとと退場した方が身のためよ」誰かさんが肩を組みに行った子に [23:35]
    虹乃サイ:「でもこういうののほうが案外強かったりしなーい?わっかんないけど」酒臭い息がかかってくる [23:35]
    メルム・レクテューレ:「それならそれで退場してくれたら助かるわ、どうせ勝者は一人なんでしょ?」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「人面獣心ケダモノは、言うことが違うわね」 [23:36]
    ニスーロ・アヤフミ:「な、何だかいろんな人が参加してきてるんですねぇ……それだけ何か願いがある人、多いんでしょーか」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「メサイアでも上澄みの請負人なんでも屋……随分とバラエティ豊かだこと」 [23:36]
    メルム・レクテューレ:「ほんと……戦場帰り普通気取りまでいるなんてタレントはそろってるわね」 [23:37]
    廿楽木ルウ:そんな剣呑な様子を神殿に幾本もある、不運にも喧噪にほど近い位置の柱に転送され [23:35]
    廿楽木ルウ:影からおろおろと顔を覗かせ窺っていたところ、不意の脅威から逃れようとしたせいか [23:35]
    廿楽木ルウ:「ひうっ」 [23:35]
    廿楽木ルウ:びたーん!顔面から倒れ、輪を二分するように突撃する。 [23:35]
    四方山 ウラク:「やば……」 やっちゃった……みたいな顔であわあわしつつ [23:36]
    四方山 ウラク:「大丈夫……?」 倒れた少女に右手を差し出す。 [23:36]
    廿楽木ルウ:「は、はい……申し訳御座いません」 [23:37]
    廿楽木ルウ:「皆さんの空気に水を差すような真似をしてしまい……」手を取り立ち上がりながら [23:37]
    虹乃サイ:「んなことないって~。混ざって仲良くしよーよ仲良くさァ」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:「別にいいのよ、気にしないで」 [23:37]
    廿楽木ルウ:あらぬ事態に場の空気が集まったことを実感し顔を赤くする [23:37]
    四方山 ウラク:「そうだとも!最終的に何人脱落する事になるかはわからないけど」 [23:38]
    四方山 ウラク:「まだゲームばんぐみは始まっていないからね! 仲良くやろうじゃあないか」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:「………」 [23:39]
    月見里シュティ:「…馴れ合いか。流石スターはお気楽だな?」 [23:39]
    月見里シュティ:そう吐き捨てるように言いながら顔を逸らし [23:39]
    メルム・レクテューレ:(……手慣れてるであろう人が言うならなれ合いも必要ってこと、ね) [23:42]
    廿楽木ルウ:「(ど、どうしましょう……)」 [23:42]
    廿楽木ルウ:「(ルウの醜態によって一度は緩まった雰囲気が、また過熱しはじめそうな……!)」 [23:42]
    GM:そうして会話していると空間の中心が光に包まれる。 [23:43]
    オウハ:見ればそこには、キミたちを招いたあの少女が姿を見せていた。 [23:43]
    オウハ
    オウハ:「これにて33名。今期のメサイアグランプリ参加者が全員揃いました!」 [23:43]
    オウハ:「皆さまおはようございます。このゲームのルール説明および管理を行うオウハと申します♪」 [23:43]
    オウハ:「そしてこちらが……」 [23:43]
    狭霧ミャクラ:オウハに示されたタキシード姿の生徒が一歩前に出て、恭しく礼をする。 [23:44]
    狭霧ミャクラ
    狭霧ミャクラ:「今期ゲームマスターを務める狭霧ミャクラと申します。メサイアグランプリにおける秩序を保つ為に私の存在はあります」 [23:45]
    狭霧ミャクラ:「また、参加者たるあなた方が効率よくゲームを遂行するためのサポートを行う事も私の職務です。詳しくは本格的にゲームの始まったその時に」 [23:45]
    狭霧ミャクラ:「……オウハ、説明の続きを」 [23:46]
    オウハ:「先ほどもご説明した通り皆さまは厳正なる審査の結果、救世主メサイア候補者に選ばれました」 [23:46]
    オウハ:「機巧戦士アーマメントライダーとして、この世界を侵略する怪物「アークトーク」から世界を守るゲーム」 [23:46]
    オウハ:「そしてゲームにおいて多大なる功績を挙げたメサイア救世主……メサ主はひとつ、理想の世界を実現するための願いを叶える事が出来る」 [23:46]
    オウハ:「それこそがメサイアグランプリです!」 [23:46]
    オウハ:「ただ一人勝ち残り、その栄光を勝ち取る事が出来るのは誰なのか!私もとても楽しみです」 [23:47]
    GM:「噂は本当だったってこと?」「やばいじゃん」「絶対勝ち残らなきゃ……」 [23:47]
    アーネスト・オースティン:失笑する。 [23:47]
    GM:その説明には流石に参加者達が沸き立ち始める。当然だ。そんな並のエフェクトでは不可能な奇跡を出されれば。 [23:48]
    ニスーロ・アヤフミ:「ははぁ~!?ホントに何でもですってよ!……やっぱり信用出来ませんか?アーネストちゃん…」 [23:49]
    アーネスト・オースティン:「なんでも叶うなら、イースターエッグやノドスの復帰。そういうことが叶ってないのがおかしいってのよ」 [23:49]
    ニスーロ・アヤフミ:「…それこそ縛りぐらいはあるのかも、ですかね」 [23:50]
    廿楽木ルウ:「……」 [23:50]
    月見里シュティ:「簡単に乗らされやがって……どうなっても知らないからな」 [23:50]
    四方山 ウラク:「君たちの疑念ももっともだと思うし、願いの力に疑問を感じる者も居ると思うけど」 一歩、前へ歩み出る。 [23:50]
    四方山 ウラク:「”新星の中の新星の中の新星ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズ”が保証する」 [23:51]
    四方山 ウラク:「”願いの力”は……実在する!」 [23:51]
    メルム・レクテューレ:「そう言いながらも参加するんだから結局同じ穴の狢でしょうに。いえ、馬だったかしら?」 [23:51]
    アーネスト・オースティン:「狗よ。ケダモノ。キュナリオンを始め、兵隊は、そういうものでしょう?」 [23:52]
    モース・メデューズ:「……話だけじゃ眉唾ものもいい所だね。証拠を見せて貰いたい所だけれど……勝ち残るのを見せて貰いでもしなきゃ望めないか」 [23:51]
    モース・メデューズ:「しかし気に入らない。……のくせに、まだそれ以上望むのか」 [23:51]
    メルム・レクテューレ:「……ま、それにすがるしかない願いでもあるなら別だけど」 [23:51]
    四方山 ウラク:「僕がその証拠、って事じゃあ……駄目かな?」 [23:51]
    モース・メデューズ:「一人の体験じゃ信用出来ない。それだけ」「嘘なんて幾らでも付けるからね」 [23:52]
    虹乃サイ:「いいじゃんいいじゃん。楽しくなってきた~…頑張ってお互い勝ち残れるようにしよーね」 [23:52]
    虹乃サイ:「ま、残るのは一人みたいだけどさ!ギャハハハ!」 [23:52]
    廿楽木ルウ:「……なにか、叶えたのですか?大きな願いを」隣へ尋ねる [23:52]
    四方山 ウラク:「ふふ……僕が人気者になっているこの世界が証拠だよ」 [23:53]
    四方山 ウラク:「願ったからね!みんなにちやほやされる人気者になる事を!」 満面の笑みを浮かべながら、高らかにそう宣言した。 [23:53]
    メルム・レクテューレ:「……バカなの?」願いの権利をそう使うのは、あまりに馬鹿げてる [23:53]
    廿楽木ルウ:馬鹿か天然か。信じられないようなものを見る目をする。 [23:54]
    月見里シュティ:「阿呆なのは間違いないな」自分も大概なのは棚に上げる [23:54]
    ニスーロ・アヤフミ:「う~む…説得力はあるような…ないような…」 [23:54]
    アーネスト・オースティン:「いくつも叶えたっていうんなら、その願いに価値は認めない」 [23:54]
    アーネスト・オースティン:「けど、他人の願いを笑うほど、上等には生きてないわよ」 [23:54]
    四方山 ウラク:「はははははははっ!!」 馬鹿馬鹿しい程に澄み切った大きな笑い声。 [23:55]
    メルム・レクテューレ:「ケダモノなんて言いながら半端に甘いのね、らしくもない」 [23:55]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、くだらないこと・・・・・・・を、価値がない・・・・・とイコールとは思わない」 [23:56]
    アーネスト・オースティン:「叶え続けた願い、その一つ一つに希少性は薄まるでしょう」 [23:57]
    アーネスト・オースティン:「けど、人の願いを笑うなら」 [23:57]
    アーネスト・オースティン:「それぐらいしか、楽しみがなくなるってものよ。それ、哀れじゃない?」 [23:58]
    アーネスト・オースティン:「………それに、他人の甘さを笑う資格は、ノヴァリスの生徒にはない」 [23:59]
    アーネスト・オースティン:「最高生徒会長の甘さに解放されたあたしたちにはね」 [00:00]
    アーネスト・オースティン:「狗も恩義は忘れない。甘さも優しさも贅肉だけど、痩せ細った性根は誇りでもなんでもないわ」 [00:01]
    メルム・レクテューレ:「……恩義、ね」少しだけ思いをはせて目を伏せる [00:04]
    四方山 ウラク:「冷笑的シニカルだねぇ……。でも、まあ」 [00:02]
    四方山 ウラク:「大人の事情よけいなことに捕らわれ過ぎていると、自由に願う意思の力を失ってしまうよ?」 [00:02]
    アーネスト・オースティン:「そうね」 [00:03]
    アーネスト・オースティン:「じゃあ、あたしは、ノヴァG朗のラーメンが20N安くなることでも願いましょうか」 [00:03]
    アーネスト・オースティン:「あたしの願いは、くだらなくてつつましい・・・・・のよ」 [00:04]
    四方山 ウラク:「…………本当の欲望(ねがい)から眼を逸らすなよ?」 [00:04]
    四方山 ウラク:「君の欲望(ねがい)は途方もなく大きいはずだぜ?」 [00:04]
    アーネスト・オースティン:「さて、ね」 [00:04]
    ニスーロ・アヤフミ:「アーネストちゃん……」 [00:04]
    廿楽木ルウ:「……いいえ、ですがその通りで御座います」 [00:03]
    廿楽木ルウ:「今の弾みは、ルウが礼を失しておりました。ごめんなさい」 [00:03]
    廿楽木ルウ:「私もまた……ささやかな願いのために、ここに立つものであれば」深く頭を下げる [00:04]
    虹乃サイ:「難しく考えすぎだと思うけどねぇ~…?」 [00:05]
    メルム・レクテューレ:「ま、結局ゲームに参加すれば尊くてもくだらなくても馬鹿げていても、どんな願いでも一緒でしょ」 [00:05]
    メルム・レクテューレ:「お互いに踏み躙る側ケダモノになるんだから」 [00:05]
    月見里シュティ:「……まだマシな考えでいる奴もいるもんだな」 [00:05]
    メルム・レクテューレ:「……自分の願いを譲らない時点で、ね」少なくとも自分は一切譲る気がないと強い瞳で [00:05]
    モース・メデューズ:「ふん……」どうでもよさそうに欠伸をして冷めた目で見ている。 [00:06]
    アーネスト・オースティン:「そうね、騎手ライダーは、速さを競う合うものだもの」 [00:06]
    アーネスト・オースティン:「ま、野蛮に速さを競い合うのも、悪くない」 [00:07]
    アーネスト・オースティン:そういうと、口を閉じた。 [00:08]
    オウハ:「さて、それでは早速……」 [00:08]
    オウハ:「栄えある第1回戦……「お宝争奪ゲーム」を開始しましょう!」 [00:08]

    オウハ:「メサイアと崑崙の中間に位置する山間部にアークトークの集団の反応が確認されました!」 [21:05]
    山賊アークトーク:背後のモニターに山道を闊歩する集団が映る [21:05]
    山賊アークトーク
    オウハ:「どうやらこのアークトークたちはこれからのゲームにおいて価値のある物品を所持しているようでして……」 [21:05]
    オウハ:「これを倒すことで奪い、可能な限り数多く所持する事!これが第一回戦の目的となります!」 [21:06]
    オウハ:「そしてゲームを開始する前に……私からお渡しした招待状をご覧ください」 [21:06]
    廿楽木ルウ:「招待状を……?」 [21:07]
    メルム・レクテューレ:「…?」素直にちらっと [21:07]
    オウハ:「そこには参加者として自分が叶えたい願いを記入出来るようになっております」 [21:07]
    アーネスト・オースティン:見る [21:07]
    オウハ:「各々皆様の願いをお書き頂き、こちらに提出してください」 [21:07]
    オウハ:「見事メサ主となった暁には、その願いを反映した新世界が創造されるのです」 [21:07]
    廿楽木ルウ:「……途中変更は出来ない、という意味で御座いましょうか」尋ねる [21:08]
    メルム・レクテューレ:「……叶わない願いはある?」 [21:08]
    四方山 ウラク:腕組みをしながら、戸惑う参加者たちを見つめる。 [21:09]
    オウハ:「原則的にはそう考えて頂いて構いません」「そこに関しましては此方から明文化する事は出来ません……申し訳ないです」 [21:10]
    オウハ:「ただ、何事にも例外はある…ということだけはお伝えしておきます」 [21:10]
    月見里シュティ:「最初から変わるもんかよ。あたしの願いはな…」さっさと記入し提出する [21:10]
    ニスーロ・アヤフミ:「う~む…いざ言われるとふるさとの家1万棟建設とかにしようかなって迷っちゃいますが…やっぱりこのままでいいですかね」悩んだ末に記入 [21:12]
    四方山 ウラク:「思い悩む必要はないさ。パァーッと心の内を書いちゃえよ」 [21:12]
    モース・メデューズ:「…これで。通るかは分からないが」あっさり提出 [21:12]
    メルム・レクテューレ:「そう、ならいい。私も最初から決まってる願いを書くだけよ」聞けないなら大人しく当初の通りに書いて提出 [21:12]
    虹乃サイ:「ん~…じゃーまー適当にぃ~」ケラケラ笑いながらさっと書いて投げ渡し [21:13]
    アーネスト・オースティン:提出する。 [21:13]
    廿楽木ルウ:「う、ウラクさま……」迷ってる所にそう声を掛けられ [21:14]
    廿楽木ルウ:「ええ。では、その通りに……!」意を決して書き込み提出 [21:14]
    オウハ:参加者全員から提出された招待状を受け取り、オウハは頷く。 [21:16]
    オウハ:「それでは全員の願いの提出を確認出来ましたので……ゲームを開始致しましょう!皆様行ってらっしゃーい!」 [21:17]
    GM:オウハが参加者全員へ手を振ると共に、キミ達は再び眩い光に包まれた。 [21:17]
    GM:気がつくとキミ達は目の前に鉱山の聳える山間部に立っている。 [21:18]
    GM:どうやらここはノヴァリス成立初期に使用されていたきり放置されている採石場の一つらしい。 [21:18]
    アーネスト・オースティン:厭な場所である。鉱石。それは、クロドヴァで幾度も奪い合い、数えきれない流血の源となったのだ。 [21:20]
    メルム・レクテューレ:周囲警戒、アークトーク達は既にいるかしら? [21:21]
    山賊アークトーク:――そこの僅かな緑に紛れるように武具や物品などを抱えたアークトーク達の群れがキミ達を [21:21]
    山賊アークトーク:「ウグロンイ!ウグロンジュジゴビリェ!」 [21:22]
    山賊アークトーク:「ジェガウフォンエエショミャションエジョダン!」 [21:22]
    四方山 ウラク:「山賊型アークトークか。崑崙山に棲む本物の山賊たちに比べると迫力が落ちるけど……」 [21:23]
    四方山 ウラク:「それでも数が揃えば油断ならない相手だ」 [21:23]
    山賊アークトーク:キミ達を発見して声を上げると、集団でキミ達参加者達へ襲いかかる! [21:23]
    GM:そして、そこからゲームの残酷な現実を見る事になる。 [21:24]
    GM:「あ、あんなの相手出来ないって…ギャッ!」「無理無理無理!こ、殺さないで…!」 [21:25]
    GM:一般的な参加者は突如襲いかかってきた怪物に対抗する気概がすぐに固められるわけもない。 [21:25]
    アーネスト・オースティン:やぶれる夢がある、打ち砕かれた日常がある。 [21:26]
    GM:この程度の相手でも容赦の無い怪人の殺意に、暴力に呑まれほとんどが次々と転送され、脱落していく。 [21:26]
    GM:そう。1回戦は言わば選別なのだ。 [21:26]
    アーネスト・オースティン:ノヴァリスは修羅の巷であるが、誰も彼もが闘争に生きる悪鬼という訳では無い。イージーエフェクトしか使えない生徒も、珍しい訳ではないのだ。 [21:26]
    アーネスト・オースティン:弱肉強食が、メサイアの、ノヴァリスの理。しかし。 [21:26]
    GM:ここで救世主となれるか、ただの凡愚として決定づけられるか。 [21:27]
    廿楽木ルウ:「なっ……!」他の参加者どころか怪物たちにも遅れを取り、視界の端でどんどんと脱落者の姿が流れてゆく [21:27]
    アーネスト・オースティン:それが日常、それが摂理。 [21:27]
    GM:ここで大局がほぼ決まってしまう。 [21:27]
    アーネスト・オースティン:しかし、それは、途方もなく不愉快・・・な、日常の風景であり。 [21:27]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンは、日常の中での憂さ晴らしを躊躇しない女だった。 [21:27]
    四方山 ウラク:「やはり半分……いや7割程度はここで脱落するか」 次々に十字冠離脱する脱落者を眺めながらも、山を駆け、有利な立ち位置を掴みに行く。 [21:27]
    四方山 ウラク:「君たちもすぐに動いた方が良い。身動きが取れない者から狙われるよ」 [21:28]
    アーネスト・オースティン:アーネストは動く必要がない・・・・・・・ [21:28]
    GM:そう。キミ達は一般エキストラとは違う。 [21:28]
    アーネスト・オースティン:目に映る全てが、彼女の射程。そのための武器は―― [21:28]
    GM:抗う力がある。覚悟がある。願いがある。 [21:28]
    アーネスト・オースティン:ある。しかし、その前に周囲を見定める。自分以外は、敵と言っていい環境なのだから。 [21:29]
    メルム・レクテューレ:「……まったく、楽じゃない話ね」 [21:29]
    ニスーロ・アヤフミ:「あわわっ!結構な大惨事じゃないですかこれっ!う、ウラク様がそう言うなら…私やっちゃいます!」 [21:30]
    ニスーロ・アヤフミ:「い、生きて故郷の土を踏まないと……そのために!」 [21:30]
    ニスーロ・アヤフミ:竜の絵が描かれたカードデッキを前に突き出す。そして自動的に装着されるベルト。 [21:30]
    ニスーロ・アヤフミ
    ニスーロ・アヤフミ:「誰であろうと故郷メサイアを無茶苦茶にするなら許せません!変身!」 [21:31]
    ニスーロ・アヤフミ:空いた手を斜め上に上げ、デッキをセット。竜の意匠が施された鎧を纏う。 [21:32]
    ニスーロ・アヤフミ
    モース・メデューズ:「これは選別というわけかい。いいじゃないか。無駄な手間が省ける」 [21:32]
    モース・メデューズ:「あまり期待も持てなくなってきた気もするけどね……」 [21:32]
    モース・メデューズ:此方が取り出したのは赤黒い果物を錠前の形に加工したような物体 [21:33]
    モース・メデューズ:それを皮を剥がされた人間の顔のようなベルトの口部分を開け、”噛ませる” [21:33]
    モース・メデューズ モース・メデューズ
    モース・メデューズ:『パラダイスフルーツ!』『chewing on!』 [21:33]
    モース・メデューズ:「変身」 [21:33]
    モース・メデューズ:『パラダイスフルーツアームズ!』『You're shocking!』 [21:33]
    モース・メデューズ:果実から溢れ出した血液のような果汁がその身を包み込み、赤黒い鎧を形成する。 [21:34]
    モース・メデューズ
    虹乃サイ:「それ覚悟込みで来たんでしょ~?ま、それならやるしかないじゃん?」 [21:34]
    虹乃サイ:小型の試験管のようなものを両手にそれぞれ持ち、軽く振った後ベルトにそれぞれ装填する。 [21:34]
    虹乃サイ 虹乃サイ
    虹乃サイ:『シルバーハンマー!』『サラマンダー!』『BEST TRIP!』 [21:34]
    虹乃サイ:『Are You ready?』「どう答えたって結局やるんでしょ~?変身!」 [21:35]
    虹乃サイ:『高まる筋肉燃焼!シルマンダー!Yeah!』 [21:36]
    虹乃サイ:二つの薬品が混ざり合い固体化。岩石の如き強度を伴った鎧を形成する。 [21:36]
    虹乃サイ
    月見里シュティ:「下らない考えで参加してきた連中は大体ここで振り落とされる」 [21:37]
    月見里シュティ:「そういう風に出来てやがるんだ。胸くそ悪い……」 [21:37]
    月見里シュティ:と言いつつチェーンソーの刃が付いた腕輪のボタンを押し、そこから伸びるスターターを引く。 [21:37]
    月見里シュティ:「さっさと済ませてやる!変身!」 [21:38]
    月見里シュティ:『骨体変質osteophyte transformation! EXILE……!』 [21:38]
    月見里シュティ:手にしたチェーンソーの刃が唸りを上げる。 [21:38]
    月見里シュティ
    廿楽木ルウ:そんな光景が繰り広げられる中 [21:47]
    廿楽木ルウ:逃げようとしてなお追い立てられる参加者を背に、怪物の狂爪を受け止めていた。 [21:48]
    廿楽木ルウ:いつの間にか握られていた、巨大な真紅の機械槍を手に。 [21:49]
    廿楽木ルウ:「ここから早く逃げてください……!」 [21:49]
    廿楽木ルウ:鍔迫り合うも、じりじりと押され始める。 [21:50]
    GM:「キャッ…!?た、助けてくれた……あ、う、うんっ。あ、ありがとっ…!」 [21:50]
    GM:確かな慈悲にして献身。地獄においても仏あり。普通ならば、そんな美談に終わったのだろう。だが [21:50]
    山賊アークトーク:背後からも絶望は迫っていたのだ。 [21:51]
    GM:「ヒッ。こ、こっちにまで…!?や、やめて!来ないで……イヤアアア!」」 [21:51]
    廿楽木ルウ:その声に、顔だけ振り向き。 [21:51]
    GM:無惨にもその生徒も体を刺し貫かれ、転送の光に包まれる。 [21:51]
    廿楽木ルウ:「ぁ、ああっ……ああぁ……!!」視界を横切るその光景が、持っている以上の力を槍に籠めさせた [21:53]
    アーネスト・オースティン:―――撃とうと思えば、撃てた。助けるためにも、倒すためにも。 [21:53]
    アーネスト・オースティン:どちらも今、行わなかった。黙過の罪業を、今、重ねた。 [21:53]
    アーネスト・オースティン:心根が冷えていく、日常へいわが死んでいく。 [21:53]
    アーネスト・オースティン:そして、眠り続けていたものが、目覚めようとする。 [21:54]
    メルム・レクテューレ:「……結局あなたもいい面の皮ケダモノね、戦場帰り」結局同罪だがという内心を込めた言葉で [21:54]
    アーネスト・オースティン:「ええ、人でなし同士、握手でもする?」 [21:54]
    アーネスト・オースティン:そういいながらも、周囲に目を配り続ける。その眼は、既に、戦場を把握しようとする戦場の狗ウォードッグのそれだ。 [21:55]
    メルム・レクテューレ:「生憎と戦場で武器と拳以外を握る勇気はないわね」状況は悪いのかいいのか、残った両手の数で足りるメンツが敵に向かうさまを見つめて [21:54]
    廿楽木ルウ:チリチリと神経が焦げ付ける音がする。 [21:56]
    廿楽木ルウ:「(手は届いたのに、また助けることができなかった……)」 [21:57]
    廿楽木ルウ:封を切るような、眠っていたものを呼び起こすような、そんな感覚。 [21:57]
    廿楽木ルウ:槍が、光が、雷鳴が瞬く。 [21:57]
    廿楽木ルウ:その意志に応えるように、バチバチと激しい音を上げながら──── [21:58]
    廿楽木ルウ:「我が意は此処にありその音を示す」 [21:58]
    廿楽木ルウ:『──転身connect [21:59]
    廿楽木ルウ:「氷は水にi to l [21:59]
    廿楽木ルウ:「血は嵐にl to h────!!」 [21:59]
    廿楽木ルウ:音がまた、眩く視界を染めて大きく戦慄いた。 [21:59]
    廿楽木ルウ:晴れた先には……倒れ伏した二体の怪物たちと。 [22:00]
    廿楽木ルウ:赤い雷光に染まる、ひとつの影が立っていた。 [22:01]
    廿楽木ルウ
    GM:その瞬間空気は確かに一変した。怪物達も何処か気圧されているような雰囲気が垣間見える。 [22:03]
    廿楽木ルウ:「……あなた達は、私が倒します」 [22:04]
    廿楽木ルウ:そう告げるや否や、まさしく雷の如き速さで戦場の中へ搔き消えた。 [22:05]
    メルム・レクテューレ:「……甘い正しいのね、貴方は」こんな場で他人を守ろうとした。そしてそれを果たせなくても強く前を向く少女の後姿を見る [22:07]
    メルム・レクテューレ:「”セット”」憂いを払うように取り出した本がほどけて、腰に巻き付きベルトの姿を取る [22:08]
    メルム・レクテューレ:「……英雄よ獣を呪え」それは姿を変えた書の力をもって内心の力を制御するための言葉 [22:08]
    メルム・レクテューレ:――耳に優しい姉の声を思い出し、許された、衝動を己の心から引き出す [22:10]
    メルム・レクテューレ:「変身、ね」周りに合わせるように称しながら、紫焔を纏った黒い獣は姿を現す [22:11]
    メルム・レクテューレ
    メルム・レクテューレ:「願いのために、ここで出遅れるつもりはないわ」そのまま駆け出し、手近な敵をその拳と炎で壊しにかかる [22:12]
    四方山 ウラク:「予想通り、7割……いや8割近くはここで脱落しそうな気配だけど」 [22:13]
    四方山 ウラク:「その分、粒が揃っていそうだよ。今回の戦いシーズンは……っと」 [22:14]
    四方山 ウラク:「それで。君は変身しないのかい?」 グランプリ参加者の多くが変身し、戦いに参陣する中、ふと背後に居るもう一人に声をかける。 [22:14]
    四方山 ウラク:厳しい目つきで戦場を見つめる金髪の少女だ。 [22:14]
    アーネスト・オースティン:「そうね、あんたの手は見てる・・・ [22:14]
    アーネスト・オースティン:「――なら、あたしもそろそろ見せる番」 [22:15]
    アーネスト・オースティン:そう言って、アーネストは [22:15]
    アーネスト・オースティン:一歩、前に踏み出す。 [22:15]
    アーネスト・オースティン:その手には、光り輝く首輪ベルト [22:15]
    アーネスト・オースティン:狗を縛るもの、そして、狗に力を与えるもの。あの女の言う計略プランを遂行するための、力を。 [22:16]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、それを首に付ける――同時に、それは溶け――白い装甲服となった。 [22:16]
    アーネスト・オースティン:そして、アーネストは、何かを乞うようにして、手を伸ばす。 [22:17]
    アーネスト・オースティン アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:光が、注ぐ、増幅する。重なる――その中で、ぼつりと [22:17]
    アーネスト・オースティン:「変身」 [22:18]
    アーネスト・オースティン:――光が、形を生む。 [22:18]
    アーネスト・オースティン:それは、白く輝く鋼。 [22:18]
    アーネスト・オースティン:与えられた力ではなく、アーネスト自身が持ち込んだ・・・・・、かの女に授けられた力。 [22:19]
    アーネスト・オースティン:戦場においては月の天使・・・・と呼ばれ、コードネームとしては月神の蝶アルテミス・アリエナ [22:20]
    アーネスト・オースティン:もっと、シンプルに言うならば。 [22:20]
    アーネスト・オースティン殺し屋・・・だ。 [22:20]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:アーネストは、シンプルな超火力を生成し――身動きせずに、視界範囲の敵性存在を次々と、狙撃していく。 [22:20]
    山賊アークトーク:それは死を運ぶ使いであり、破滅をもたらす月光であった。 [22:21]
    山賊アークトーク:怪物達は叫ぶ間もないまま次々と、その光に身を焼かれていく。 [22:21]
    アーネスト・オースティン:「――それで?」 [22:24]
    アーネスト・オースティン:「あんたはこのまま脱落するのかしら? インスタントなスーパースターさん?」 [22:24]
    四方山 ウラク:「うーん……そうだなぁ……端的に言って」 [22:25]
    四方山 ウラク:「良くないな・・・・・……君の戦いは」 [22:25]
    四方山 ウラク:「笑えよ、金髪少女」 [22:27]
    四方山 ウラク:「ここは君が居た場所とは違う」 [22:27]
    四方山 ウラク:「”誰か”の為ではなく、”自分自身”の為に戦う戦場エンタメだ」 [22:27]
    四方山 ウラク:「そこで戦うのならば……やはり笑顔こそが君に相応しい」 [22:27]
    四方山 ウラク:「……まあいいや、僕もそろそろ出撃ようじゃあないか」 [22:28]
    四方山 ウラク:「終焉(おわり)は僕が頂くよ」 [22:28]
    四方山 ウラク:掌に収まる程度の小さなメダル……錆び付き、意匠もわからないそれを目の前に掲げる。 [22:28]
    四方山 ウラク:錆色のメダルを腰に巻かれたバックルへと装填し……引き金トリガーを引いた。 [22:29]
    四方山 ウラク:「……変身!」 [22:29]
    四方山 ウラク:全身が錆色の鎧に覆われた直後、その上から蒼銀の装甲が幾百と数えきれない程に張り付いていく。 [22:29]
    四方山 ウラク:青色の炎に包まれた後に現れた四方山の姿は、蒼銀の鎧を纏う戦士のものへと変わっていた。 [22:29]
    四方山ウラク
    四方山 ウラク:「そうだなぁ……君たち程度の相手であれば」 [22:29]
    四方山 ウラク:「よし、OP前アバンで片付けてあげるよ!」 [22:29]
    四方山 ウラク:       ――――ギュィィンッ!! [22:30]
    四方山 ウラク:幾百の装甲板が炸裂し、流星雨の様な曲線を描きながら山賊アークトークへと殺到。 [22:30]
    四方山 ウラク:天翔ける蒼銀の星々の上を足場とし、飛び交う様にして宙を舞うウラクの拳が、蹴りが、彼らへと命中し、爆炎と共に弾き飛ばした。 [22:31]
    山賊アークトーク:――あれだけいた大群も、その蒼炎の中に消えて行く。 [22:31]
    GM:生存者8人 その奮闘により敵の数は減りつつある。 [22:32]
    GM:しかしここからが本番だ。このゲームの目的は宝の奪い合いにあるのだから。 [22:32]

    GM:ということで説明 と言ってもまぁここはシンプルですが [22:33]
    GM:各自1回分エフェクトを組み合わせての命中判定で購入を行えます。 [22:34]
    GM:この際購入のための目標値は半分になるが、財産点は使用出来ません。 [22:34]
    GM:敵を倒してドロップ品を得るって形ですね 演出としては [22:36]
    アーネスト・オースティン:じゃあ、行っても? [22:37]
    GM:はーい 買う物とエフェクト宣言して貰って [22:38]
    廿楽木ルウ:あ、これって命中判定であって攻撃判定じゃないんですよね? [22:39]
    アーネスト・オースティン:Ai補助スーツ 36の半分だから13 [22:39]
    アーネスト・オースティン:断罪の月光
    組み合わせ
    小さな塵+コンセ
    [22:39]
    アーネスト・オースティン:8dx7+4
    DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,2,3,4,6,6,6,9]+2[2]+4 → 16
    [22:40]
    アーネスト・オースティン:あっぶね [22:40]
    アーネスト・オースティン:購入、装備 [22:40]
    アーネスト・オースティン:しっぱい [22:40]
    GM:ドンドンやっていって貰ってー [22:41]
    四方山 ウラク:《氷の回廊》とアイススライダーを使ってダイスを増やすことは出来ますか? [22:42]
    GM:OKとします [22:43]
    四方山 ウラク:では、スペリオルミックス(難易度15→8)に挑戦します [22:43]
    四方山 ウラク:マイナーアクションで《氷の回廊》を使用 [22:43]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1増加(37 → 38) [22:43]
    四方山 ウラク:そのまま白兵攻撃の素振りで命中判定を行います [22:44]
    四方山 ウラク:(4+2)dx+1-1>=8 【白兵】
    DoubleCross : (6DX10>=8) → 9[1,5,5,7,9,9] → 9 → 成功
    [22:44]
    四方山 ウラク:成功。そのままスペリオルミックスをゴクゴクします。 [22:45]
    廿楽木ルウ:ではリアクティブコートに挑戦 目標は36の半分の18で、エフェクトなしの〈射撃〉判定 [22:45]
    廿楽木ルウ:3dx+9+9>=18
    DoubleCross : (3DX10+18>=18) → 8[1,4,8]+18 → 26 → 成功
    [22:45]
    廿楽木ルウ:入手 そのまま装備します [22:46]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのイニシアチブを2減少(10 → 8) [22:46]
    メルム・レクテューレ:ではスペリオルミックス狙いで挑戦 [22:46]
    メルム・レクテューレ:紡ぎの魔眼だけ使って白兵で [22:46]
    メルム・レクテューレ:5dx+2>=8
    DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 10[1,5,7,7,10]+9[9]+2 → 21 → 成功
    [22:46]
    メルム・レクテューレ:あら勿体ない [22:46]
    メルム・レクテューレ:呑んでおきます [22:47]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの装甲値を6増加(0 → 6) [22:47]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1増加(45 → 46) [22:47]
    GM:OK では [22:47]

    山賊アークトーク:哀れにも叫び声を次々と上げながら、怪物達はキミ達の力で狩り尽くされようとしていた。 [22:48]
    月見里シュティ:「この、野郎っ……!チッ、大したもんじゃねえか…」切り倒した対象が持っていた治療キットを拾い上げ [22:49]
    ニスーロ・アヤフミ:「燃えちゃってくださーい!…おぉ!良い感じの剣ゲットです!…でもこれ使いますかね…?」 [22:50]
    四方山 ウラク:「やー、頑張ってるねぇー」 どこで拾ってきたのか南国風のビーチパラソルにチェアを広げ、トロピカルジュースを飲んでいる。 [22:50]
    四方山 ウラク:「美味しいねぇ、このジュース」 [22:50]
    月見里シュティ:「あぁ!?お気楽ぶりやがって。んなことしてる暇があるんだったらさっさと脱落しやがれ!」 [22:51]
    月見里シュティ:声を荒げながらもアークトークの相手を優先している [22:51]
    アーネスト・オースティン:鈍った。火力調整が、できなくなっている。 [22:51]
    アーネスト・オースティン:なにか持っていたとしても、もろともに灼いてしまえば意味がない。 [22:51]
    四方山 ウラク:「あはははは。シュティくん、前、前」 前に居るアークトークを指差す。 [22:51]
    月見里シュティ:「言われなくたって分かってんだよ!」 [22:53]
    月見里シュティ:高速回転する刃を目の前の相手に押しつけ、豪快に切断する。 [22:53]
    メルム・レクテューレ:「そろそろ数えるのも億劫ね……」淡々と素手殴り倒して処理している。目ざと奴がいる前で悪戯に技を見せるつもりはない、戦果は薬位だが [22:53]
    廿楽木ルウ:「…………」アークトークの落した鎧へ穂先を刺し続けていたかと思えば [22:53]
    廿楽木ルウ:やがて電子の霧となって吸収され、その勢いのまま次の敵へと駆ける。 [22:53]
    メルム・レクテューレ:「……疲れて、は無さそうかしらね、その元気なら」ルウの様子を見て……気まぐれの心配も余計だったかと [22:55]
    モース・メデューズ:手刀の形で地面に手を突き入れると、次々と飛び出した赤黒の触手がアークトーク達を貪り [22:56]
    モース・メデューズ:「これは…防具か。必要なさそうだね、コレも」 [22:57]
    虹乃サイ:「よっとォ!」そしてこちらも赤熱した岩石の拳で怪人を殴り飛ばし [22:58]
    虹乃サイ:「おっブラックアピスじゃん!ラッキ~!後でキメちゃお」 [22:58]
    GM:キミ達以外にも各々戦果を得ていたようだった。 [22:59]
    GM:キミ達の奮闘により、気付けばアークトークも全滅。そして―― [23:00]
    オウハ:『第一回戦。終了です!皆様お疲れ様でした!』 [23:00]
    オウハ:そう告げるアナウンスと共に鳴るファンファーレ。 [23:01]
    オウハ:『生き残り、次のゲームへ進む権利を勝ち取ったのは』 [23:01]
    オウハ:『モロク ファーヴ フレイア キュベレー』 [23:02]
    オウハ:『サリエル メイヤル ベスティア……そしてラスター』 [23:02]
    オウハ:『以上の8名です!おめでとうございます!』 [23:03]
    ニスーロ・アヤフミ:「うぉ~…!勝てた…でいいんでしょうか……随分減っちゃいました…けど…」結構満身創痍に呟き、変身を解除する [23:06]
    月見里シュティ:「馬鹿が。ここからが本番だ……蹴落としあいのな」 [23:06]
    四方山 ウラク:「そう言うなよ。ここからが神話ばんぐみの始まりなんだから」 変身を解除しながら答える。 [23:07]
    アーネスト・オースティン:「(……サリエルを名乗った覚えはない)」 [23:07]
    アーネスト・オースティン:「(あのクソ野郎・・・・……)」 [23:07]
    モース・メデューズ:「全く酷く疲れたよ……早く戻らせてくれ」 [23:09]
    モース・メデューズ:「まさか休息なしで次のゲームへとは言わないだろう」 [23:09]
    廿楽木ルウ:「はぁ、はぁ……そうでした。これは生き残りを掛けたゲーム……」解除しても残った槍を支えに膝立ちで蹲る [23:08]
    メルム・レクテューレ:「そう言う番組だって言うならディレクターはいい性格してるわね」戦闘が終われば暴走する前にとっとと生身に戻る [23:08]
    メルム・レクテューレ:「……それに抵抗を感じるなら、やり合う前に辞めるのも一つよ」他人を守るような子には酷だろうと [23:09]
    廿楽木ルウ:「……いえ。お気遣いありがとうございます、"ベスティア"さま」 [23:10]
    廿楽木ルウ:「……ルウは、大丈夫で御座います」 [23:10]
    メルム・レクテューレ:「そう……まぁ終わらせたくなったら言いなさい」 [23:11]
    アーネスト・オースティン:「あるいは」 [23:09]
    アーネスト・オースティン:「ここで全部終わらせるか・・・・・・・・ [23:09]
    アーネスト・オースティン:「今すぐラストゲームっていうのも、話が速くていいんじゃない? 疲弊も全員似たようなモンでしょ」 [23:10]
    虹乃サイ:「真っ向から殴り合いってこと~?アッツイじゃん?」 [23:10]
    四方山 ウラク:「物騒な事はまだ早いぜ、金髪ちゃん」 ぽすっとアーネストさんの肩に手を置く。 [23:10]
    四方山 ウラク:「それに、僕たちは折角生き残った8人なんだぜ?」 [23:10]
    四方山 ウラク:「どうだい?この辺でお互いに自己紹介……ってのは?」 [23:11]
    四方山 ウラク:「僕はまだ君の名前すらわからないのだよ?」 [23:11]
    アーネスト・オースティン:「盤外戦術を取らせる札を与えろって?」 [23:12]
    四方山 ウラク:「やれやれ……。お互いを理解する機会はまた今度、って感じか」 肩をすくませながら遥か上の青空を見上げた。 [23:13]
    廿楽木ルウ:「(ああ、また目を離していたら剣吞に……)」遠い目をする [23:14]
    メルム・レクテューレ:「まぁここは矛を収めておきなさいよ、戦場帰り。まだ一回戦、一人になったからって優勝できるとは限らないんだから」 [23:14]
    メルム・レクテューレ:「……運営が参加者に都合がいいとは限らない、そうでしょう?」 [23:16]
    廿楽木ルウ:「そ、そうですよねっ。ルウも協力出来る事があればお力添えいたします」ふんふん。両腕に力を籠める [23:15]
    アーネスト・オースティン:舌打ちして、変身を解く。 [23:16]
    アーネスト・オースティン:「……いつだって、総取りは上だからね」 [23:16]
    ニスーロ・アヤフミ:「アーネストちゃんもそんな剣呑にならないでくださいよぉ~…せめて戦う時以外は普通にしましょう、ねっ?」 [23:16]
    アーネスト・オースティン:「……………それもそうね」 [23:17]
    アーネスト・オースティン:「気を張りすぎていても、仕方ない」 [23:17]
    月見里シュティ:「理解し合っても何も変わらないとは思うけどな。知ったところでどうなるか」 [23:17]
    四方山 ウラク:「やれやれ……まだまだ僕も好感度が足らないみたいだねぇ」 [23:18]
    月見里シュティ:「……帰るか。おい”招待者”!あの宮殿まで戻るんだろ。さっさとやってくれ」 [23:18]
    オウハ:『ええ。それでは勝者たちの帰還を歓迎するとしましょう』 [23:19]

    【MGPルール】
    最後まで勝ち残った者は、
    理想の世界を叶えられる。
    ただし、何事にも例外はある。


    GM:ここでは購入なし ロイス取得だけどうぞー [23:20]
    四方山 ウラク:ロイスは保留しておきます [23:20]
    アーネスト・オースティン:メルム・レクテューレ 警戒●/共感 [23:21]
    廿楽木ルウ:メルム・レクテューレ ○親愛/疑問 で [23:21]
    メルム・レクテューレ:廿楽木ルウ 〇優しいのね/嫉妬 [23:21]
    Middle2『開幕Ⅱ:大量繁殖』
    GM:全員登場推奨です 登場侵蝕どうぞー [23:22]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10(→ 6)増加(46 → 52) [23:22]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1D10(→ 2)増加(44 → 46) [23:22]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1D10-1(→ 3)増加(38 → 41) [23:23]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を-1増加(52 → 51) [23:23]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 8)増加(42 → 50) [23:23]

    GM:まずは早速情報収集からです [23:24]
    GM:【メサイアグランプリ】社会:ノヴァリス/FH 7
    【月見里シュティ】社会:ノヴァリス/FH 6
    【虹乃サイ】社会:ノヴァリス/FH 7
    【モース・メデューズ】社会:ノヴァリス/FH 8
    [23:25]
    GM:項目はこんな所 ニスーロはアーネストちゃんが概ね人間性知ってるからね しょうがないね [23:25]
    アーネスト・オースティン:メサイアグランプリいきます コネ、ノヴァリス使用 [23:26]
    アーネスト・オースティン:3dx+2
    DoubleCross : (3DX10+2) → 9[2,8,9]+2 → 11
    [23:27]
    アーネスト・オースティン:成功 [23:27]
    四方山 ウラク:【月見里シュティ】について調べに行きます 情報:ノヴァリスで学園通の友人を使用します。 [23:27]
    四方山 ウラク:(2+0+2)dx+1>=6 【情報:ノヴァリス】
    DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 8[2,3,4,8]+1 → 9 → 成功
    [23:27]
    廿楽木ルウ:虹乃サイについて 学園通の友人を使用 [23:28]
    廿楽木ルウ:(1+2)dx+1>=7
    DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 7[2,5,7]+1 → 8 → 成功
    [23:29]
    メルム・レクテューレ:モース・メデューズについて 情報:ノヴァリスで、コネ学園通の友人と紡ぎの魔眼使用 [23:29]
    メルム・レクテューレ:6Dx+2>=8
    DoubleCross : (6DX10+2>=8) → 10[1,7,8,9,10,10]+10[7,10]+7[7]+2 → 29 → 成功
    [23:29]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1増加(51 → 52) [23:29]
    GM:OK全抜け [23:30]
    メサイアグランプリ

    その実態は謎が多く、このゲーム限定で出現するアークトークという存在が何処から湧いてくるのかも分かっていない。
    そしてどのようにして優勝者の願いを基にした新世界を創造しているのか、その機序さえもだ。
    現在ゲームを運営しているスタッフは皆生徒であり、学籍喪失者という点が共通している。

    記録を探って見るとこのゲームが第一次ノヴァリス紛争勃発の前後から一定周期で繰り返されてきている事が分かる。
    当時このゲームを主催していたのは「曲解派」と呼ばれていた七大派閥から外れた所謂外様の派閥。
    スタンスの違いこそあれ生徒の「卒業」による将来的な利益の享受を掲げていた七大派閥に真っ向から対立し
    生徒をこのままノヴァリスという場で飼い殺しにして搾取する方が有益ではないかと考える派閥であった。
    当時のメサグラはノヴァリス・ファイトのような興行的な側面が大きく出ており
    生徒同士が争う事でのレネゲイドの揺らぎを研究したり、ゲームの様子を中継して生徒同士が醜く争う様子を理事会へ、将来的には外部へ娯楽として提供する事も視野に入れられていたという。

    しかし2年前の「八月革命」により曲解派の構成員は主導者であった「マスターヴィジョン」を含め全員死亡しており、ゲームを続けられる理由はないはずであるが
    今なおこうして多少性質は変化しつつも生徒の運営によって続いている理由は不明である。
    過去の記録をサルベージし、興行として中継が行われていた「曲解派」健在時代の映像を見ることが出来る。
    月見里シュティ
    "クラッシング・ブル"/機巧戦士モロク 月見里シュティ

    エグザイルピュア。
    メサイア高等部1年。チェーンソー型の武装を用いたパワープレイを得意とし、その実力は高い。
    しかしウラクの戦闘スタイルとは相性が悪いらしくそれなりの期間脱落もせず参加を続けているが、優勝を勝ち得た事は無い。

    元々は何処にでもいる一般的な不良学生だったが、メサグラに参加した友人が敗退してから昏睡状態に陥ってしまう。
    その後原因を調べてメサグラへ辿り着き、その裏にあるものを解き明かそうとゲームに参加する事になる。
    その願いは「下らない願いを叶えようとする連中をぶっ潰す」事。
    ゲームを存続出来ない状態に追い込めば自然とメサグラの秘密を明かす事が出来るのではないかと考えている。
    そしてそれを抜きにしてウラクへの対抗心は本物。

    ある意味シュティが想像するような典型的な欲望に染まりきった俗物としてウラクを見ており
    そんな相手に良いようにされているということが単純に気に入らず、どんな手を使ってでも勝ちたいと考えている。
    虹乃サイ
    "オブシディアン"/機巧戦士フレイヤ 虹乃サイ

    サラマンダー/ウロボロス
    ラス・ヴィダス商業3年。素手での格闘術に長けており、変身態ではその岩石の腕を赤熱させての一撃を得意技とする。
    その腕はイフリートの腕の遺産と一体化しており、その影響で怒りの感情が欠落している。
    細々と傭兵の真似事を続けながら、その報酬を酒や薬に溶かし続けている自堕落な人物。

    しかし意外にも元はSOGソル・オロ・グランデ女学院に籍を置いていた貞淑ある優秀な生徒であった。
    しかし"外"でのFHが起こした事件の影響を受け資金援助を行っていた家が没落。両親もそれを受けて失踪してしまう。
    そして彼女は自然と学院に籍を置いている訳には行かなくなり、退学を余儀なくされる。
    悲劇を経験した彼女に対する学院の扱いは冷ややかなものだった。

    そして流れに流れてラス・ヴィダスへと堕ち、どうにか命を繋いでいたものの追い打ちをかけられるように堕天病を発症。
    末期患者とまでは行かないがその症状は進行し続けている。治すのももう諦め、酒や薬で痛みを誤魔化す日々である。
    であるからこそゲームに願うような大した願いは持ち合わせていない筈なのだが、何故参加しているのかは不明。
    モース・メデューズ
    "アンスロポファギア"/機巧戦士キュベレー モース・メデューズ

    ブラム=ストーカー/エグザイル。
    ジェネシス高等部2年……と語る少女。
    しかし情報を確認した所、ジェネシスにそのような生徒は居ないことが分かる。
    何らかの理由で身分を偽っているようだ。

    強い飢餓衝動を抱えているらしく、その衣服から見える手足は酷く痩せ細っている。
    しかし何も食物を食べる様子はなく、薦められても断っている。

    その内に抱えている願いも不明。ただ協調性には欠けており、極力一人でゲームを進めようとする。
    ゲームが進むほどにメサグラで叶えられる願いに期待を失いつつある様子が窺える。

    GM:宮殿から転移出来る場所として、メサグラの運営側から参加者の為にサロンのような空間がある。 [20:03]
    GM:参加者で各々休息のために使って欲しいという計らいらしい。頼めば軽食なども提供されるなどサービスはよい。 [20:03]
    GM:ゲームとゲームの間は空くことも多いため一度元の世界に帰り、運営からの招集を待つという手も取れるが [20:03]
    GM:一度互いの事を知っておきたいと判断した君達は、おあつらえ向きに用意されたこの空間に自然と集っていた。 [20:03]
    四方山 ウラク:「さあ、良い機会だ!この際腹を割って友誼を深めようじゃあないか」 何故か調理師のような格好に身を包んでいる。 [20:04]
    四方山ウラク
    四方山 ウラク:それもそのはず。中央に置かれた巨大なテーブルには豪華な皿の数々が湯気を立てて置かれていた。 [20:05]
    四方山 ウラク:――――《無上厨師》 [20:05]
    四方山 ウラク:供された料理は山海の珍味を含んだ中華料理の品々……俗に言う満漢全席だ。 [20:06]
    廿楽木ルウ:「こ、これ程の量をいつのまに……?!」なんとか留まってくれた皆と一息つけるかと思えば [20:07]
    廿楽木ルウ:続々と運ばれてきた料理たちに驚いている [20:07]
    ニスーロ・アヤフミ:「ま、まさかウラク様がお料理まで上手なんてーっ!有難くいただきます!」 [20:07]
    ニスーロ・アヤフミ:はぐはぐもぐもぐ。料理をおかずにおはぎを食べている。 [20:07]
    月見里シュティ:「また始まりやがった……」部屋の隅で呆れたように毒づく [20:08]
    メルム・レクテューレ:「……あ、これ恒例なんだ」同じく呆れたように [20:08]
    月見里シュティ:「ゲームが始まる度にこんなもんだ。本当に馴れ合いが好みらしい」 [20:09]
    四方山 ウラク:「シュティくんに料理を作るのも何度目になるかなぁ?」 などと言いながら黒いオーラを漂わせる包丁を丁寧に仕舞い込む。 [20:10]
    アーネスト・オースティン:イージーエフェクト 七色の直感をウラクに使用。悪意や敵意、害意があれば読み取れます。抵抗(隠そうとするなら)するならダイスバトル [20:09]
    四方山 ウラク:抵抗は特になく、敵意はまったく感じられません。 [20:10]
    アーネスト・オースティン:「腹の中は兎も角、料理に何かを仕込んでるってわけじゃなさそうね」 [20:11]
    月見里シュティ:「ぞっとしねえ話をすんな。……残ったらよこせ。食いもん無駄にするのだけは我慢ならねえ」 [20:11]
    月見里シュティ:毎度あくまで捨てさせるのも気分が悪いからと言い訳している [20:11]
    メルム・レクテューレ:「……あなた、一番ライバル意識高そうなのに普通に食べるのね」 [20:12]
    メルム・レクテューレ:「いや、よく知らないけど…」 [20:12]
    四方山 ウラク:「メサグラ中なら兎も角、盤外で仕掛けるような真似はしないよ?僕は」 [20:12]
    月見里シュティ:「好きに言ってろ…」 [20:12]
    廿楽木ルウ:「あの……せっかくのご厚意を無下にするのも忍びないことで御座いますし」 [20:12]
    廿楽木ルウ:「折角なのでアーネストさまもご一緒に頂きませんか?」呼ばれ方に対する雰囲気を察して名前呼びを選んだ [20:12]
    ニスーロ・アヤフミ:「そーですよぉ~アーネストちゃん!これお店出せる味ですよ」 [20:13]
    四方山 ウラク:「ふふふ……味の感想ありがとう! さてさて、折角8人のライダーが全員揃った事だし」 [20:13]
    四方山 ウラク:「そろそろ僕たちも仲良くならないかな?」 [20:14]
    四方山 ウラク:「ほら。誰とも協力できないままで居るとグランプリを勝ち残る間もなく脱落してしまうしね?」 [20:14]
    メルム・レクテューレ:「……それが生き残るコツ?」 [20:15]
    四方山 ウラク:「少なくとも僕はそのやり方で何度も勝利を手にしているよ?」 [20:16]
    廿楽木ルウ:「ラスターさまに同意いたします。どうやら直接戦闘によって勝敗を掛ける仕組みでない以上」 [20:16]
    廿楽木ルウ:「協力できる所は力を合わせた方が……その、ルウも嬉しいです」へにゃりと力ない笑み [20:17]
    廿楽木ルウ:「い、いかがで御座いましょうか皆さまっ」緊張で声が上ずる [20:18]
    メルム・レクテューレ:「……そうね、まぁ最低限の協力は必要ってことでいいんじゃない?」必死そうなルウを見てため息をつきながら一応は賛成 [20:19]
    アーネスト・オースティン:「協力、ねぇ」 [20:19]
    アーネスト・オースティン:「………ま、ある程度は仕方ない、かな」 [20:19]
    廿楽木ルウ:「……アーネストさま!」ぱああ、と表情が明るく [20:20]
    ニスーロ・アヤフミ:「どのみち乗りかかった船。降りるのは楽じゃなさそうですし…」 [20:20]
    アーネスト・オースティン:味方にならなければ、後ろからは撃てない。味方のふりすらできなければ、次で集団リンチされて終わりだ。 [20:20]
    ニスーロ・アヤフミ:「うんうんっ。それでいいんですよ!」 [20:21]
    四方山 ウラク:「…………!」 笑顔で右手を握手の形にアーネストさんに差し出す。 [20:21]
    アーネスト・オースティン:握手しないが、叩くなどもしない。 [20:21]
    四方山 ウラク:「…………(えー!)」 [20:21]
    ニスーロ・アヤフミ:「あ…握手しないんですか!?ウラク様の手なのにっ!」 [20:22]
    ニスーロ・アヤフミ:「私なら手洗わないで冷凍保存するぐらいしたいぐらいなのに!」 [20:23]
    メルム・レクテューレ:「協力すると仲良くするはまったく別の概念でしょう」 [20:23]
    四方山 ウラク:「ごほんっ!まあいいや」 [20:23]
    四方山 ウラク:「何はともあれ、協力体制は結んでくれる……という事でいいね?」 [20:23]
    四方山 ウラク:「それならまずは自己紹介からだ!僕の名前は四方山ウラク。メサイア学園の1年生で新星の中の新星の中の新星ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズな超人気者!」 [20:24]
    四方山 ウラク:「ライダーとしての名前は”ラスター”! 願いは……そうだなあ」 [20:25]
    四方山 ウラク:「うん。今回の願いはノヴァリスを救うヒーローになる……とかにしておこうか」 [20:25]
    廿楽木ルウ:「ひ、ヒーロー……で、御座いますか」真に受けて瞳をぱちくり [20:26]
    アーネスト・オースティン:「最高生徒会長になるってこと? そりゃまた難しい願いね」 [20:27]
    四方山 ウラク:「ヒーローだよ?今のノヴァリスは混迷を極めているからね。皆を救うような真の英雄トゥルーヒーローが必要なのさ」 [20:27]
    メルム・レクテューレ:「外敵も内患も多いここのヒーローってどれだけ敵に回せばいいのかしらね」 [20:27]
    アーネスト・オースティン:「世界全てでしょ」 [20:29]
    月見里シュティ:「英雄ヒーローか。はっ、順調に増長してるな……」 [20:29]
    四方山 ウラク:「そういう君は相変わらずあれかい?”くだらない願いを叶えようとする連中をぶっ潰す”とかいう……」 [20:30]
    月見里シュティ:「……そうだ。こんなことを主催してる奴らにも、簡単に乗らされる奴も」 [20:31]
    月見里シュティ:「どっちにもケジメを付けさせて、メサグラ自体を続けさせられなくしてやる」 [20:31]
    月見里シュティ:「勿論それはお前もだ。ラスター」 [20:32]
    四方山 ウラク:「怖いなぁ」 [20:32]
    アーネスト・オースティン:軽く拍手をする。 [20:32]
    アーネスト・オースティン:「悪くないんじゃない?」 [20:32]
    アーネスト・オースティン:「願いが叶わないのが願い・・・・・・・・・・ [20:32]
    アーネスト・オースティン:「青い鳥は、探してると却って見つかりにくいもの」 [20:33]
    メルム・レクテューレ:「そうでなくても、身の丈に合ったモノを願ってるうちが幸福かもね」 [20:34]
    アーネスト・オースティン:「ウラク、青い鳥に変身するあんたの青い鳥は、どこにいるのかしらね?」 [20:34]
    アーネスト・オースティン:「ま、いいわ。次はあたしね」 [20:35]
    アーネスト・オースティン:「あたしはメサイアの、特筆することはない、普通の生徒よ。そこのがスーパースターをなのるなら、あたしは平凡な生徒のひとりよ」 [20:35]
    アーネスト・オースティン:「叶えたい願いは、願いのオールリセット・・・・・・・・・・ [20:36]
    ニスーロ・アヤフミ:「り、リセット…?」 [20:36]
    アーネスト・オースティン:「誰かが勝つ度に、日常が全部変わるなんて冗談じゃない」 [20:37]
    アーネスト・オースティン:「昨日と同じ今日、今日と同じ明日――ってね、UGNの言葉だけど」 [20:37]
    アーネスト・オースティン:「願いが叶わないだけじゃ、最初の日常は失われてるし、そいつはスーパースターのままでしょ」 [20:38]
    アーネスト・オースティン:「まず・・、全部を剥ぎ取るわ」 [20:38]
    月見里シュティ:「…要は世界を”仕切り直す”ってわけか」 [20:38]
    アーネスト・オースティン:「そうなるわね」 [20:38]
    廿楽木ルウ:「それはまた……ず、随分と大きな……!」シュティとは別のアプローチによるMGPを否定する言葉に驚いている [20:38]
    四方山 ウラク:「面白いねぇ。やっぱり君はシュティくんと仲良くなれそうだ」 [20:39]
    ニスーロ・アヤフミ:「なんか勿体ない気がしますけどね~……」 [20:39]
    メルム・レクテューレ:「今迄にかなってた願い次第では大混乱ね」 [20:39]
    メルム・レクテューレ:(”まず”……ただ終わらせるだけじゃない、か) [20:39]
    四方山 ウラク:「それで、君の事はなんと呼べばいいのかな?」 [20:40]
    四方山 ウラク:「名前を名乗りたくないのなら”金髪ツインテール美少女ちゃん”って呼ぶ事にするけど……」 [20:42]
    四方山 ウラク:「いや、長いなこれ」 [20:42]
    アーネスト・オースティン:「ああ、失礼」 [20:42]
    アーネスト・オースティン:「アーネスト・オースティン」 [20:42]
    アーネスト・オースティン:「あたしの名前よ、好きなように呼ぶといいわ」 [20:42]
    ニスーロ・アヤフミ:「あ!私はお友達のニスーロ・アヤフミです!」 [20:40]
    ニスーロ・アヤフミ:「で、えっと……流れ的にそちらの槍使いの方……になりますかね?」 [20:45]
    廿楽木ルウ:「は、はい……!」一瞬遅れて呼ばれた事に気付き羽がぴょこん!と揺れる [20:46]
    廿楽木ルウ:「ご紹介に預かりました、廿楽木つづらぎルウです。アムレス沿いの小さな店で時計の修理などを嗜んでおります」 [20:47]
    廿楽木ルウ:「その……ルウはこのゲームを否定するつもりはありません。小さな願いのくせに、何と書けばいいかのか迷う程度のものでは御座いますが」 [20:49]
    廿楽木ルウ:「それでも、どうしても叶えたい願いが」 [20:50]
    廿楽木ルウ:「やるべき事があるので御座います」 [20:50]
    四方山 ウラク:「どうしても叶えたい願いがある。うん、わかるよ」 [20:51]
    メルム・レクテューレ:「いいんじゃない、普通にやってやれないことがあるなら」 [20:51]
    アーネスト・オースティン:「そう……」 [20:52]
    ニスーロ・アヤフミ:「う~ん立派な志を感じます……」 [20:51]
    廿楽木ルウ:「みなさま……!」緊張から開放され明るい表情に戻る [20:52]
    廿楽木ルウ:「……ご、ごほん。続いてベスティア……いえ、メルムさまにもご紹介頂けますか?」赤面を誤魔化すような咳払い [20:54]
    メルム・レクテューレ:「そうね……」未だに食事の並んだテーブルには近づかないで壁に背を預けていたけど [20:54]
    メルム・レクテューレ:「メルム・レクテューレ、メサイア一年。なんでも屋」軽く左手を挙げてあいさつ [20:54]
    メルム・レクテューレ:「廿楽木も呼んでるけどライダーだっけ……としてはベスティア、それでいい」 [20:55]
    メルム・レクテューレ:「願いは…………大事な人のために使う。詳しく言う必要はないでしょ」そこはいい淀みながらも有無を言わせない強さで [20:55]
    アーネスト・オースティン:「いいんじゃない? この場で本気で腹を曝してる人なんて、いないでしょ」 [20:56]
    廿楽木ルウ:「それは、そのぅ……」指摘に気まずそうに目を逸らす [20:58]
    メルム・レクテューレ:「否定はしないけど、自分でいう?」 [20:57]
    ニスーロ・アヤフミ:「誰かのために…定番と言えば定番ですけど」 [20:56]
    四方山 ウラク:「人の為に戦える人間は強いよ」 「僕なんていつも自分の為だけに戦っているからね」 [20:58]
    アーネスト・オースティン:「いいじゃない、仮面は、真実を隠すためにあるんだもの」 [20:59]
    廿楽木ルウ:「(仮面を被った顔は、偽りの自分……)」 [21:01]
    月見里シュティ:「けっ……誰か一人以外、全員蹴り落とされる願いだがな」 [21:00]
    月見里シュティ:「どうせ今回もそうなる。終わらせない限り、ずっとそれが続く」 [21:00]
    四方山 ウラク:「……君が、脱落した友人の事を気にかけているのはわかるけれども。そう簡単にこのメサイアグランプリは終わらないよ」 [21:01]
    メルム・レクテューレ:「そう、友人のため?なんだ、結構甘いのね」 [21:01]
    アーネスト・オースティン:「終わったところで、続くわよ」 [21:01]
    アーネスト・オースティン:「ゲームでしか叶えられない願いだったとして、ゲームが終わったら全部諦めるのかしら?」 [21:01]
    月見里シュティ:「っ…お前な……!いい加減腹が立って仕方ないんだよ!」 [21:01]
    月見里シュティ:友人の事を触れられ流石に切れたのか、敵意を隠そうともせずウラクの襟元を掴み上げる。 [21:02]
    四方山 ウラク:「ははは、君がこうして八つ当たりをするのも何度目だろうかね」 [21:02]
    月見里シュティ:「ヘラヘラ笑って何もかも見透かしたフリしやがって。本当は何も分かっちゃいない癖に」 [21:02]
    月見里シュティ:「ただ自分勝手な欲望を叶え続けたいだけなんだろ!?最終的にどうするつもりだ。神にでもなるつもりか!?」 [21:02]
    月見里シュティ:「何の覚悟も無いくせに一丁前に自分の欲望だけは叶えさせようとする……あたしはそういう連中が一番嫌いだ!」 [21:03]
    四方山 ウラク:「神……それもいいけれども」 シュティの手首を返して、捻り上げる。 [21:03]
    月見里シュティ:「うぐっ…!お、お前っ……」 [21:04]
    四方山 ウラク:「僕の最終的な目的はさっき言った通りだ。このノヴァリスを救う真の英雄トゥルーヒーロー……それだけが僕の欲望(ねがい)さ」 [21:04]
    四方山 ウラク:掴まれて乱れた衣類を直しながら、言う。 [21:05]
    四方山 ウラク:「月見里シュティ……機巧戦士アーマメントライダーモロク…………。だから僕は君と戦うんだ」 [21:06]
    アーネスト・オースティン:「ふーん」 [21:05]
    アーネスト・オースティン:「じゃあ、ひとつ聞くわ」 [21:05]
    アーネスト・オースティン:「あんたにとって、ノヴァリスを救う・・・・・・・・って、何?」 [21:05]
    四方山 ウラク:「さあてねぇ?」 [21:07]
    四方山 ウラク:「仲良しになったら教えてあげるよ」 [21:08]
    アーネスト・オースティン:「卒業しても、縁がないわね」 [21:08]
    メルム・レクテューレ:「なるほど、存外意地が悪い、と」 [21:08]
    月見里シュティ:「チッ…クソ、舐めやがって…!」今度こそ本格的に手が出そうになった。その時 [21:08]
    狭霧ミャクラ:「――そこまでです」 [21:09]
    狭霧ミャクラ:気配は感じられなかった。しかし確かにゲームマスターである彼女は、一瞬でキミとシュティを仲裁する位置に現れていた。 [21:09]
    四方山 ウラク:「ゲームマスター」 [21:09]
    狭霧ミャクラ:「当サロンにおいて一切の暴力行為は禁止。そう伝えておりましたが」 [21:09]
    狭霧ミャクラ:「従えないようなら双方とも…即脱落とさせて頂きますよ」 [21:09]
    四方山 ウラク:「おっと。こんな所で脱落は勘弁だ。そうなってしまったらノヴァリス中のファンが悲しんでしまうから」 [21:10]
    四方山 ウラク:「仲直りの握手は必要かい?」 [21:11]
    月見里シュティ:「チッ……あたしは諦める気なんかないからな。絶対にお前に勝ってやる」 [21:11]
    月見里シュティ:「誰がするか…」その手を払う [21:11]
    アーネスト・オースティン:「……ゲームマスター」 [21:11]
    狭霧ミャクラ:「それと……貴女方も、あまり無駄な詮索などは続けないように」 [21:11]
    狭霧ミャクラ:一度ウラクとシュティから視線を外し、キミ達をそれぞれ見つめ [21:12]
    狭霧ミャクラ:「余計な情報を入れてゲーム進行に滞りが出るようでは困りますので」 [21:12]
    狭霧ミャクラ:「私が重視するのは円滑にして秩序立ったゲームの安定進行です。それを理解して頂けると助かります」 [21:12]
    四方山 ウラク:(そういうわけにもいかないんだよね……) [21:13]
    メルム・レクテューレ:「それで褒美が出るならなるだけ気を付ける」 [21:13]
    アーネスト・オースティン:「何言ってるのよ」 [21:13]
    アーネスト・オースティン:「発案者が消えても続くゲームが、どう終わると?」 [21:13]
    メルム・レクテューレ:(随分耳が早い、流石) [21:15]
    狭霧ミャクラ:「四方山ウラク様……特に貴女はその経歴故に敵が多い」 [21:13]
    狭霧ミャクラ:「その事を考慮した立ち振る舞いを心がけるべきだと、僭越ながら申し上げさせて頂きます」 [21:13]
    四方山 ウラク:「ははは、よく知っているとも」 [21:13]
    四方山 ウラク:(まともに進行していたらメサグラの本質に近づく事が出来ないって事も……ね) [21:14]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター」 [21:14]
    アーネスト・オースティン:「あんたがゲームマスターだって言うなら、ちょうどいい」 [21:15]
    アーネスト・オースティン:「血の気の多い連中に、恨まれたくはないでしょう。見世物を一つ提供してよ」 [21:15]
    アーネスト・オースティン:「昔のゲーム・・・・が見てみたいわ。参考までにね」 [21:16]
    廿楽木ルウ:「あ、あのっ!」一足遅く、精一杯の声で割って入る [21:16]
    廿楽木ルウ:「ルウも、みなさまの不和はグランプリがあまりに謎に包まれているのが一因のように思えます」 [21:17]
    廿楽木ルウ:「円滑な進行をと仰るので御座いましたら、情報開示を制御の手段に用いるのもひとつではないでしょうか?」 [21:18]
    狭霧ミャクラ:「…参考になる部分は特にないと思われますが…それがご用命でしたら」 [21:17]
    アーネスト・オースティン:「参考になるわよ」 [21:19]
    アーネスト・オースティン:「至上王がこの馬鹿騒ぎに参加してたらとか、少し考えたら面白いじゃない」 [21:19]
    アーネスト・オースティン:「……今のノヴァリスのトップランカーが、実力・・で伸し上がったっていう証拠が欲しいってのもあるけど」 [21:20]
    アーネスト・オースティン:「イヤでしょ、五星君が実は願いを叶えて最強気取ってます~なんてさ」 [21:20]
    メルム・レクテューレ:「どのくらい昔かにもよるけど”敵”の構成、ゲームの動向、どのラインまで協力プレイが有効か、情報としての価値は計り知れないと思うけど?」 [21:23]
    四方山 ウラク:「見ても面白い物じゃあないと思うけどなぁ」 [21:23]
    四方山 ウラク:「でも折角だから見せてくれよ」 [21:23]
    狭霧ミャクラ:「…承知しました。とはいえこの情報は特に秘匿することなく、データさえサルベージ出来れば問題なく閲覧できるのですが」 [21:22]
    狭霧ミャクラ:《天使の絵の具》 空中にその映像が投影され始める。 [21:23]
    "マスターヴィジョン" グラウ・カタラクト:映像の中で『曲解派』主導者らしき長身の男が、暗闇の中でゲーム開始を宣言している。 [21:25]
    "マスターヴィジョン" グラウ・カタラクト:『我々は全ての欲望を肯定する。この場に集え。その情動よ、希望よ、罪業よ!』 [21:25]
    "マスターヴィジョン" グラウ・カタラクト:『その頂点に立ち、世界を変貌させられるのは――ただ一人である……!』 [21:25]
    "マスターヴィジョン" グラウ・カタラクト:『今ここにメサイアグランプリの開催を宣言しよう。お前達の理想世界をここに結実させるのだ…!』 [21:25]
    GM:そして開始されたゲームは、理事会があった故の影響だろう。今よりも苛烈かつ悲惨。 [21:25]
    GM:競い合わせる事での人間の醜さを前面に押し出してくるものだった。 [21:26]
    GM:『見世物』まさしくその言葉が浮かんでくる。 [21:26]
    GM:しかしこの頃から変わらない部分もあり、現在よりそのひ弱さが目立つがアークトークが敵であること [21:26]
    GM:勝者の願いは無事叶えられていることなど、基本的な部分は共通していた。 [21:26]
    アーネスト・オースティン:「見世物、か」 [21:27]
    アーネスト・オースティン:「知ってる顔がいないのは、幸いね……」 [21:27]
    ニスーロ・アヤフミ:「ノヴァリス・ファイトと似たような感じだったんですかね~…願いかかってる分こっちのがもっとひどいですけど」 [21:28]
    狭霧ミャクラ:「特に見るべき所もないでしょう。過去に何らかの答えがあるわけではない」 [21:29]
    狭霧ミャクラ:「このように開催され、今に続いているというだけです。形式こそ変化すれどもね」 [21:29]
    アーネスト・オースティン:「OK」 [21:30]
    メルム・レクテューレ:「不意打ちだまし討ちなんでもあり……戦場?」 [21:29]
    四方山 ウラク:「向こうのノヴァリス・ファイトと違う事があるとすれば、それは願いを叶える力が実在するという事さ」 [21:29]
    四方山 ウラク:「もっとも……普通に勝ち進むだけではその力は万能とは言えないみたいだけどね」 [21:30]
    四方山 ウラク:「何にせよ。僕らが願いを叶える為にはまず勝利が必要だ」 [21:31]
    メルム・レクテューレ:「へぇ……興味深い、どういうこと?」 [21:31]
    四方山 ウラク:「言った通りさ。例えばアーネストくんがさっき言ったような『至上王や五星君になるという願い』……それは」 [21:32]
    四方山 ウラク:「叶えられなかった・・・・・・・・ [21:32]
    廿楽木ルウ:「……!」 [21:32]
    四方山 ウラク:「でも、叶えられない・・・・・・わけではなさそうだ」 [21:33]
    四方山 ウラク:「ああ。これ以上の事を言うと流石にゲームマスターに怒られそうだ」 [21:34]
    廿楽木ルウ:「……確かに、最初のうちは報酬を基にしたゲームではなく、興行と体のいい実験環境のように見えました」 [21:34]
    廿楽木ルウ:「願いを叶える力やそもそも後ろ盾を失っていることなど……まだまだ不思議は多いようで御座いますね……」 [21:34]
    狭霧ミャクラ:「……ウラク様。私からの助言、無駄にしないことを願っております」 [21:34]
    狭霧ミャクラ:……どことなくその視線に刺々しいものを感じさせながら、恭しく礼をしてサロンから出て行く。 [21:35]
    四方山 ウラク:「わかってるよ。ゲームの円滑な運営の為にも、ね」 [21:35]
    メルム・レクテューレ:「釘刺されたし……冷める前に仲良く食事でもして私たち喧嘩しませんお行儀良くしますアピールでもする?」 [21:35]
    四方山 ウラク:「そうしよう!中華料理は冷めてしまうと美味しくないからね」 [21:35]
    アーネスト・オースティン:「そうね、別にゲームを潰しに来たわけじゃないし」 [21:35]
    メルム・レクテューレ:「そこの細いのも、キマってるのも、交えてね」隅っこの方にいるのにも目線をやって [21:36]
    廿楽木ルウ:「る、ルウは本当に仲良くできた方が嬉しいのですよっ……?!」 [21:36]
    メルム・レクテューレ:「貴方はそれでいいと思うわ」ルウを見る目だけはちょっと柔らかい [21:37]
    ニスーロ・アヤフミ:「そうしましょう…うわーんもうさっきからギスギスが過ぎますよぉっ」 [21:36]
    ニスーロ・アヤフミ:「そんなときこそおはぎも食べましょう!糖分は心を落ち着かせてくれます!」 [21:36]
    ニスーロ・アヤフミ:どんっ。テーブルの上に10箱ぐらい乗る。 [21:36]
    四方山 ウラク:「あ、『78点』だ」 [21:37]
    アーネスト・オースティン:おはぎを食べる [21:37]
    廿楽木ルウ:「?」視線の質に気付かず手に取り頬張っている [21:38]
    廿楽木ルウ:「何とも形容し難い点数で御座いますね……こんなに美味しいのですが」もちもち [21:38]
    メルム・レクテューレ:「まぁ美味しいけど微妙に金に届かないみたいな点数ね」 [21:38]
    ニスーロ・アヤフミ:「ほら、なんかそこで黙ったままの人も!」 [21:37]
    モース・メデューズ:「要らない」 [21:37]
    モース・メデューズ:返ってきたのはシンプルな拒絶 [21:37]
    モース・メデューズ:「口に合いそうにないんだ。体質の問題でね。ああ、料理もだよ」 [21:38]
    四方山 ウラク:「アレルギーか何かでもあったかな?良ければ作り直すけれども」 [21:38]
    メルム・レクテューレ:「そう、それならそれで名前くらいは言っときなさい。とっさにかける名前もないなら不便だから」 [21:39]
    モース・メデューズ:痩せこけたようにも見える眼がキミ達を一度見据える。何処か品定めでもしているかのように。 [21:39]
    モース・メデューズ:「そういう問題じゃないんだよね。まぁキミには分からないか…」 [21:39]
    モース・メデューズ:「それと、馴れ合うのも興味がない。時間の無駄だから。話が終わったなら行かせてもらうよ」 [21:40]
    モース・メデューズ:「……参加したのも無駄だったかな。あの様子じゃ……」 [21:40]
    モース・メデューズ:ぶつぶつと呟きながら、サロンを出て行ってしまう。 [21:40]
    ニスーロ・アヤフミ:「の、ノリが悪すぎる!何なんですかあの人」 [21:41]
    廿楽木ルウ:「……行ってしまわれました」 [21:41]
    廿楽木ルウ:「モースさまも、先ほど伺った話ではゲーム自体に興味はあるらしいのですが……」 [21:41]
    月見里シュティ:「じゃなきゃここに居るはずもないだろ。……欲が深すぎたか?」 [21:42]
    四方山 ウラク:「モースって言うのか、彼女は」 [21:42]
    廿楽木ルウ:「はい!メルムさまからいくつか教えて頂いたのです」 [21:42]
    メルム・レクテューレ:「言わなきゃあなたの手柄でしょ、まったく」それがいいか悪いかはわからないけど [21:43]
    メルム・レクテューレ:「こそこそ調べてただけだけどね、モース・メデューズ」 [21:44]
    メルム・レクテューレ:「……学区とかまでは”知らない”わ」 [21:44]
    四方山 ウラク:「……?ジェネシス生のような恰好をしていたけど?」 [21:45]
    メルム・レクテューレ:「理由は簡単。さっと買える情報程度だと、ジェネシスにそんな子はいなかったから」 [21:45]
    メルム・レクテューレ:「だから、知らない」 [21:45]
    四方山 ウラク:「ふぅん」 [21:46]
    メルム・レクテューレ:「ああ、知り合いもいなさそうなあの子から調べてたから他の人たちのことは普通に知らないわよ」 [21:46]
    メルム・レクテューレ:両手を挙げて潔白をアピール [21:46]
    アーネスト・オースティン:おはぎを食べている。きなこを。 [21:47]
    四方山 ウラク:「これで後は名前を知らないのは……君かな?」 最後の一人に [21:47]
    廿楽木ルウ:「名前は……確か虹乃サイさまで御座いましたか」集まりから外れて飲んでいる彼女に視線を向ける [21:48]
    虹乃サイ:「んあ~……あ、話終わった~?」 [21:48]
    虹乃サイ:「なーんか空気悪いよねえやっぱ。このままぼーっとしてようかと思ってたけど」 [21:48]
    虹乃サイ:「あっよく知ってんじゃん。アハハッ。サイちゃんって呼んで☆ミ」 [21:49]
    虹乃サイ:ぼんやりしながらソファーに座り、注射器で先ほど拾った薬物を自らに注入している。 [21:49]
    四方山 ウラク:「サイちゃーん」 [21:49]
    虹乃サイ:アッパー系の薬なのか言動自体のテンションは高いが [21:49]
    虹乃サイ:「はぁぁ~い」上げたその腕には注射跡が複数。常習者らしい。 [21:50]
    虹乃サイ:「え~…で何~…自分のコト言ってくながれ?ラスヴィダス3年でーす」 [21:51]
    虹乃サイ:「趣味は酒!…後薬!」 [21:52]
    四方山 ウラク:「アブないなぁ」 [21:52]
    メルム・レクテューレ:「それで、モースみたいになれ合いとか協力は興味ないって口?」 [21:52]
    GM:明らかに何の目的意識も見えない。そんな無軌道な生徒だった。 [21:52]
    虹乃サイ:「いんや?こっちはんな小難しい拘りとかないしぃ、後ツンデレムーブとか無理だし」 [21:53]
    虹乃サイ:「やれるとこなら協力していこーよ」 [21:53]
    月見里シュティ:「すぐ居なくなりそうだな。お前みたいなのは…まぁ、その方が助かるが」 [21:54]
    四方山 ウラク:「いいねぇ」 いえーい、とハイタッチしようとする。 [21:54]
    虹乃サイ:「いぇぇ~い」たーっち [21:54]
    廿楽木ルウ:「はい!仲良くして頂けるとルウも嬉しいですっ」タッチの輪に加わる [21:54]
    四方山 ウラク:「さて……第一回の懇親会としては、まあ悪くない感じに治まったかなー?」 3人でハイタッチの輪を作り終えて [21:55]
    四方山 ウラク:「悪くない結果だよ?会話が成立したからね」 [21:56]
    メルム・レクテューレ:「まぁ、二回目を無事開けるのを祈ってるわ」加わらない [21:56]
    アーネスト・オースティン:加わらない [21:55]
    アーネスト・オースティン:「悪いわね、見ての通り、手が汚れてて」 [21:55]
    ニスーロ・アヤフミ:「むぅ。じゃあアーネストちゃんは私とやりましょ。はいたっち!」 [21:56]
    ニスーロ・アヤフミ:嫌だと言われてもぐいっとやってくる [21:56]
    アーネスト・オースティン:しかたなくやってる [21:57]
    GM:そして、多少問題はあれど悪くない空気に収まってきた所で。 [21:57]
    オウハ:丁度良い頃合いにオウハが姿を見せる。 [21:57]
    オウハ:「皆様。宮殿の方へお集まりください!」 [21:57]
    オウハ:「第2回戦の説明を行いますので!」 [21:57]
    アーネスト・オースティン:「それじゃ、行くわよ」 [21:58]
    四方山 ウラク:「エスコートを頼むよ」 バッ!と服装を華美なフォーマルに着替えながら。 [21:59]
    廿楽木ルウ:「む、ルウたちも向かいましょうかメルムさま」 [21:59]
    メルム・レクテューレ:「ええ、どうなることやら」 [21:59]

    GM:宮殿にて。オウハの背後のモニターにメサイアの地図が浮かび上がる。 [22:00]
    オウハ:「メサイアの各地に分散するように性質の異なるアークトークが大量繁殖中です」 [22:01]
    オウハ:「現れたエリアは大別して三つ。皆様は出現する特殊なアークトークの対処を見極め、全て討伐して頂きます」 [22:01]
    オウハ:「第2回戦『大量繁殖・アークトーク伐採ゲーム』の開幕です!」 [22:01]
    GM:ということでルール説明ですわ [22:02]
    GM:皆様には三つのMissionを受けて頂き、それぞれでの判定に挑戦して貰う事になります。 [22:03]
    Mission一覧
    【メサイアグランプリ第二回戦:大量繁殖・アークトーク伐採ゲーム】達成率(0/3)

    ★【ん、銀行強盗を防ぐ。Bank rush busters!】(0/1)
    ★【ギリギリに迫れ!ジャスト爆破ゲーム!】(0/1)
    ★【冬の大運動会!アークトークサッカー!】(0/1)
    GM:こんな感じです [22:03]
    GM:今回。Missionでの判定を上手くこなすことで評価として「メサイアマネー」を受け取る事が出来ます。 [22:04]
    GM:まぁ要するに他の所でもよく見るアイテム交換ですね。 [22:04]
    GM:アイテムはMissionとMissionの間で交換可能です ブツはこちら [22:05]
    Mission報酬
    メサイアマネー×5 「ライジングソード」入手
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援1」取得
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援2」取得
    メサイアマネー×3 「フィーバールーレット」を入手
    メサイアマネー×1 「スペリオルミックスAroma Ozone」を入手
    GM:Mission内容について質問したいことがあれば、運営側から可能な限り応えます。 [22:08]
    四方山 ウラク:判定で何の技能を使うかはわかりますか? [22:08]
    メルム・レクテューレ:一人一つ? [22:09]
    GM:判定内容についてはMissionを選択した時に一斉に出す形になりますね [22:09]
    GM:Missionについては全部全員で挑んで貰いますわ [22:10]
    廿楽木ルウ:そのMisson選択は特に順番はない感じですか? [22:10]
    GM:無いですねー まぁ普通に上からやっていって良いと思います [22:11]
    廿楽木ルウ:ですねー 了解です [22:11]
    アーネスト・オースティン:はーい [22:11]
    狭霧ミャクラ:「今回のゲームに関しましては結果次第で報酬が存在し、進行を手助けするアイテムと交換が可能です」 [22:12]
    狭霧ミャクラ:「それについての申請は私のほうで行いますので」 [22:13]
    オウハ:「質問は特にございませんね?それでは第二回戦、開始致します!」 [22:14]
    オウハ:「皆様、行ってらっしゃーい!」 [22:14]

    【ん、銀行強盗を防ぐ。Bank rush busters!】
    ★強盗鎮圧 《白兵》または《射撃》で難易度12/報酬:メサイアマネー×2
    ★人質の救出 《知覚》で難易度9/報酬:メサイアマネー×1
    ★奪われた金の奪還 【肉体】で難易度8/報酬:メサイアマネー×1
    ★受けた被害の修復 《RC》か《調達》で難易度10/報酬:メサイアマネー×2
    GM:まずは判定を行いつつ、その後演出をしましょうか [22:16]
    GM:各々これらの項目を一つずつ選んで頂き、判定を行って貰います [22:17]
    GM:ここではNPCカードとしてコレも使用可能です [22:17]
    【ニスーロ・アヤフミ】
    判定直後に宣言し達成値を+3する。
    1Rに1回使用可能。
    廿楽木ルウ:えらすぎ [22:18]
    四方山 ウラク:とてもえらい [22:18]
    メルム・レクテューレ:べーんり [22:19]
    廿楽木ルウ:ではまず強盗鎮圧を〈射撃〉で判定します [22:19]
    アーネスト・オースティン:こちらも、素振りで [22:20]
    GM:OK決まったらドンドンどうぞ [22:20]
    アーネスト・オースティン:8dx+4 鎮圧
    DoubleCross : (8DX10+4) → 10[2,5,8,8,9,10,10,10]+8[2,6,8]+4 → 22
    [22:20]
    廿楽木ルウ:項目の重複はありですか? [22:20]
    メルム・レクテューレ:あ、そうだね重複 [22:21]
    廿楽木ルウ:書き方的にも演出内容的にもなさそうだけど…… [22:22]
    GM:あ~ 必ず全部はやってもらう必要有 [22:22]
    GM:ちゃんと書いておくべきだったか [22:22]
    廿楽木ルウ:あーじゃあ先被害の修復振ろうかな 紡ぎあるメルムさんが後出しで埋めやすいし [22:23]
    廿楽木ルウ:被害の修復 〈RC〉で [22:25]
    廿楽木ルウ:4dx+1>=10
    DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 10[2,3,6,10]+6[6]+1 → 17 → 成功
    [22:26]
    廿楽木ルウ:たすかった~~ 成功です [22:26]
    四方山 ウラク:最強! [22:26]
    メルム・レクテューレ:ヨシ! [22:26]
    四方山 ウラク:では、奪われた金の奪還に向かいます [22:26]
    四方山 ウラク:マイナーアクションで《氷の回廊》を使ってアイススライダーの能力を誘発します。 [22:26]
    GM:強いぜ どうぞどうぞ [22:26]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1増加(41 → 42) [22:27]
    四方山 ウラク:6dx>=8
    DoubleCross : (6DX10>=8) → 8[2,2,6,7,8,8] → 8 → 成功
    [22:27]
    四方山 ウラク:ギリギリ成功 [22:27]
    廿楽木ルウ:やった~ [22:27]
    メルム・レクテューレ:人質の救出 《知覚》 [22:27]
    メルム・レクテューレ:《紡ぎの魔眼》込みで [22:27]
    メルム・レクテューレ:5dx+1>=9
    DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 7[2,4,6,6,7]+1 → 8 → 失敗
    [22:27]
    メルム・レクテューレ:ぎゃああ [22:28]
    四方山 ウラク:ニスーロちゃん! [22:28]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1増加(52 → 53) [22:28]
    メルム・レクテューレ:おねにすーろ・・・ [22:28]
    ニスーロ・アヤフミ:お、お助けしまーす! [22:28]
    GM:達成値+3だ [22:28]
    GM:これで無事全員成功か [22:28]
    廿楽木ルウ:わーい [22:28]
    GM:メサイアマネー×6獲得です [22:29]
    廿楽木ルウ:うまうま [22:29]
    アーネスト・オースティン:いえい [22:29]
    メルム・レクテューレ:ヨシ! [22:29]
    GM:ではシーン描写していきまーす [22:30]

    GM:メサイア中央銀行 デパート"総合"前支店。 [22:31]
    GM:このノヴァリスにおいて銀行強盗はそう珍しいものではない。 [22:31]
    GM:毎日のように生徒は銀行を襲い、行員もその対処に慣れきって日々互角の勝負が繰り広げられている。 [22:31]
    GM:しかし今日は事情が違った。その日銀行を襲ってきたのは、エフェクトの効かない怪物達だったからである。 [22:31]
    強盗アークトーク:「ショフィ~!ショフィ~!」 [22:31]
    強盗アークトーク:「ショフィカファンディ!デョミャフォエジャシャバリャデュ」 [22:32]
    強盗アークトーク
    GM:銀行内では既にアークトーク達が内部を占拠し、現金を次々と奪っていく。 [22:32]
    GM:行員は既に無力化されて転送させられ、偶然来ていただけの客が縛り上げられ人質とされているようだった。 [22:32]
    ニスーロ・アヤフミ:「あーっ!銀行強盗ですよ!畏れ多くもMCBに!」 [22:32]
    ニスーロ・アヤフミ:「同好会わたしたちでもリスク恐れて中々やらないことなのにぃ~!こんなバケモノの蛮行、やっぱり許しちゃなりませんね!」 [22:33]
    GM:宮殿から転送されて早々、キミ達はそんな光景を目にすることになる。 [22:33]
    メルム・レクテューレ:「中々じゃなくてやめなさいよ……さて、突っ込みたい目立ちたがり屋は?」 [22:33]
    アーネスト・オースティン:「突っ込む必要、ある?」 [22:33]
    アーネスト・オースティン:――兵士にとって、あらゆるものは武器となる [22:34]
    アーネスト・オースティン:そして、ナイフすら彼女にかかれば、弾丸に等しい。 [22:34]
    アーネスト・オースティン:もっとも、アーネストは筆を選ばない戦士である。その手に、銀行備えのペンを握ると―― [22:35]
    アーネスト・オースティン:アークトークの眼窩めがけて、次々と投擲した。 [22:35]
    強盗アークトーク:「ギャィッ!」「ニェェー!」ペンの剣山を形成され、大部分が斃れていくが [22:36]
    強盗アークトーク:しかし打ち合わせをしていたのだろう。現金を持った者が脱兎の如く逃げていく。 [22:37]
    ニスーロ・アヤフミ:「あっお金!ずる…いや羨ましいですよっ!」 [22:38]
    メルム・レクテューレ:「物理的な死角とそこに人質がいた場合が問題ねっとおはぎ屋借りるわよ、お金は頼んだ」ニスーロひっつかんで中につっこみましょうか [22:38]
    四方山 ウラク:「逃がさないよ……!」 [22:38]
    ニスーロ・アヤフミ:「グェッ!な、何をーっ!」 [22:38]
    四方山 ウラク:鞄の中から零れ落ちた硬貨(物理トークン)を掌に載せると [22:38]
    四方山 ウラク:そのまま蒼い炎を纏わせて投擲! [22:39]
    強盗アークトーク:「オジュシェデョミョロ!」 「ア アミョイロ……アファビリェ、ラスター!?」 [22:39]
    強盗アークトーク:君の名は知られているのか、独自の言葉の中にキミの称号が聞こえて [22:39]
    四方山 ウラク:アークトークの腕を打ち払い、鞄を落す。 [22:39]
    強盗アークトーク:「ァァーッ…!」植物故熱には弱い。悶え苦しみながら鞄が落ちる [22:40]
    四方山 ウラク:「光栄だねぇ。アークトークの中にまで僕のファンが居るだなんて」 [22:40]
    メルム・レクテューレ:「ちょろまかしたら色々印象が悪いからあんたはこっちで人質助けるの手伝いなさい」そのまま中に残ったアークトークをしらみつぶしに見つけながら [22:40]
    ニスーロ・アヤフミ:「えぇそんな勝手な…じ、じゃあ援護はしますので!」 [22:41]
    強盗アークトーク:縛り上げた人質を見張るアークトークを見つけ出す。しかしその数はそう多くはない。 [22:42]
    メルム・レクテューレ:「十分、右の三匹をお願い、残りは、かたずける」 [22:42]
    ニスーロ・アヤフミ:「お任せくだ…さぁい!」 [22:43]
    ニスーロ・アヤフミ:右腕を竜の頭部に変化させ放たれる火炎ブレスが周囲を焼き [22:44]
    メルム・レクテューレ:このレベルなら変身するほど密度を高める必要はないと判断し [22:45]
    メルム・レクテューレ:「限定解放、薙ぎ払え」一瞬だけ衝動を呼び出しその手に宿ったこちらは紫の炎で周囲を薙ぎ払う [22:46]
    強盗アークトーク:「フォ、フォフェジュ!?」「ダムフォー!」 [22:46]
    強盗アークトーク:そのまま流れるように焼き尽くされ、残っていたアークトークを殲滅出来る [22:47]
    廿楽木ルウ:そんな争いの外周部、用は済んだとばかりに荒らされ終えた通り道はすぐさま再建が進められている。 [22:49]
    廿楽木ルウ:流石のタフネスと呼ぶか慣れた悲哀と呼ぶべきか。 [22:49]
    廿楽木ルウ:「き、金庫の修復……?」 [22:49]
    廿楽木ルウ:「えっ暗号通信による電子認証だけじゃ心許ないから、物理マルチロック式で御座いますか?しかも両方破壊されてる?」 [22:49]
    廿楽木ルウ:ゲームのため手を貸していると、寄越された修理屋と勘違いされていた。 [22:49]
    GM:「そうなんですぅ。このままじゃ現金の保管が…」「あ、こっちも直してー!」 [22:50]
    廿楽木ルウ:「扉までは……穴が空いてないやつは捻じ切られた部分を繋げれば直る?ええっと……」 [22:50]
    廿楽木ルウ:「……た、対象外につき割増料金で御座います~~っ!!」 [22:50]
    廿楽木ルウ:喚きながらも断れず次々と片付けて行く姿がそこにはあった。 [22:50]
    GM:それを断れるキミではなく。知識と…主に勢いで仕事を済ませてしまう。 [22:51]

    GM:大変な一仕事を終え、一息ついたキミ達。しかしそれだけでは終わらなかった。 [22:53]
    GM:バチ、バチッ。突如として銀行内で軽い放電が発生し始める。 [22:54]
    GM:それは加速的に大きくなり、爆発寸前の所で――軽い衝撃を伴って一人の姿を出現させる。 [22:55]
    白い社会人:――それは前の世界でルウが見た社会人の姿であった。 [22:55]
    白い社会人:彼は酷く悲しげに、ルウの姿を捉える。 [22:56]
    白い社会人:「……結局参加したのか、キミは」 [22:56]
    廿楽木ルウ:衝撃の晴れた先、今度こそ捉えたその姿に。 [22:57]
    廿楽木ルウ:「……はい。私は成すべき事を為さないまま」 [22:58]
    廿楽木ルウ:「幸せに暮らしていると勘違いをしていたので御座います」 [22:59]
    廿楽木ルウ:「──また会えましたね。白いあなた」 [22:59]
    アーネスト・オースティン:無言で首輪ベルトを取り出す。 [22:59]
    四方山 ウラク:「よせ」 手でアーネストの行動を制止する。 [23:00]
    白い社会人:その言葉に俯く。そんな言葉を吐かせてしまっていることを、悲しむかのように [23:00]
    白い社会人:「……ルウ。やめてくれ。今からでも遅くない。おれの為って言うなら」 [23:00]
    白い社会人:「今すぐ戦いから降りてくれ」 [23:01]
    白い社会人:「このままキミが戦い続けても感謝だって絶対にしない。……不幸になって欲しくないんだ」 [23:01]
    廿楽木ルウ:「っ出来ません!……私にこのまま、のうのうと過ごせだなんて!」 [23:02]
    アーネスト・オースティン:「なに?」 [23:03]
    アーネスト・オースティン:「あれ、あんたのサポーター?」 [23:03]
    四方山 ウラク:「君の戦う理由、か?」 [23:04]
    メルム・レクテューレ:「何故、今出てきたのかが問題だけど」 [23:04]
    白い社会人:「それでいい。忘れていい。おれは”なかったことにしていい”ものなんだ」 [23:05]
    白い社会人:「昔から変わらない。キミを悲しませて、苦しませて、今もしつこく残ってる。…負責なんだ。…それに」 [23:05]
    廿楽木ルウ:「……」 [23:05]
    白い社会人:「"アイツ"は……キミが参加者で居続けるなら、絶対にキミを巻き込んでくる……!」 [23:05]
    白い社会人:「そっちも何か言ってくれないか……!今降りる分にはまだ間に合うんだよ……!」 [23:05]
    アーネスト・オースティン:「うっさい」 [23:05]
    アーネスト・オースティン:「なに、このゲームに噛んでる男って、頭のおかしいのと、意味分かんないのと、ろくなのが居ないとは思ってたけど」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「あんたは意味不明とは別ベクトルでサイテーね」 [23:07]
    アーネスト・オースティン:「あんたがこいつの昔の男だったり兄貴だったりするのかもしれないけどさ、それでも、こいつもそれなりに腹括ってんのよ」 [23:08]
    アーネスト・オースティン:「このゲームの大元がクソ野郎の遊びなのはとっくに知ってるし、今だって別ベクトルのクソ野郎が噛んでることは、考えなくても解るってもんよ」 [23:08]
    アーネスト・オースティン:「その上で、ここにいる」 [23:09]
    四方山 ウラク:「まあ、概ねその通りだ」 [23:09]
    四方山 ウラク:「ルウくんは願いをかけてこの戦いに挑み、ライダーとしてここに居る」 [23:09]
    四方山 ウラク:「その願いを阻むのであれば……」 [23:10]
    四方山 ウラク:「君も戦い給え」 [23:10]
    四方山 ウラク:ニコッと満面の笑みを浮かべる。 [23:10]
    四方山 ウラク:「戦わなければ、願いを賭す資格は得られないよ?」 [23:11]
    メルム・レクテューレ:「そうでなくても貴方が何を知っているか、彼女が何を思ってるか知らない私たちの言葉は軽すぎる」 [23:10]
    メルム・レクテューレ:「関係のある貴方の必死の願いでも聞かない彼女を止められるほどの言葉はここにはない」 [23:11]
    メルム・レクテューレ:「廿楽木は、その子なりに考えて、生き残りを掛けたゲームだとしても参加している」 [23:11]
    メルム・レクテューレ:「本人が折れない限りそれを奪う権利は、ない」 [23:11]
    廿楽木ルウ:「……ありがとうございます。ルウもここで引くつもりは御座いません」 [23:11]
    廿楽木ルウ:「それに……アーネストさまがサポーターの話をしたおかげで思い出しました」 [23:11]
    廿楽木ルウ:「おそらく彼は、前回のGPからこれに関わっていたであろう事を」 [23:12]
    廿楽木ルウ:「あなたこそ今……何をなさっているのですか?なぜ私たちの前に現れたのでしょう」 [23:12]
    白い社会人:「っ……なかった、んだ……」震えながら、声を捻り出すように呟き [23:14]
    廿楽木ルウ:「……?」鋭い目つきのまま首を傾げる [23:14]
    白い社会人:「……従うしか、なかったんだ…!おれは、少なくともキミが不幸にならないで”卒業”するまでは、生きて見届けなきゃならなかった…そうしたかった……」 [23:16]
    白い社会人:「どうせ負けは確定してる戦いだけど……それだけは果たしたくて……だから、”アイツ”、に……」 [23:17]
    アーネスト・オースティン:「――――」 [23:17]
    アーネスト・オースティン:「変身・・ [23:17]
    アーネスト・オースティン:セットアップ、光の銃 [23:17]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(50 → 54) [23:17]
    アーネスト・オースティン:一歩、踏み出す。 [23:18]
    アーネスト・オースティン:「あんたみたいのを何ていうか教えてあげましょうか」 [23:18]
    アーネスト・オースティン:「負け犬根性・・・・・ってのよ」 [23:18]
    アーネスト・オースティン:「負けが確定? 戦いを選んだ人間になにを偉そうに」 [23:18]
    アーネスト・オースティン:「あんたがこいつを止めたいなら、力で止めりゃいいだけのこと」 [23:19]
    白い社会人:「…いいよ。何とでもいってくれ…それで現状が変わるわけじゃ、ない…」 [23:19]
    廿楽木ルウ:「なっ──」 [23:19]
    廿楽木ルウ:「お止めくださいアーネストさま……いやだ……やめて……!」叫ぶ [23:19]
    アーネスト・オースティン:「一つ、変わる。あんたの器をここで――」 [23:19]
    白い社会人:「……力、か……」 [23:19]
    四方山 ウラク:「待ちなよ」 静かな声で彼女を制止する。 [23:19]
    四方山 ウラク:「弱い者いじめ・・・・・・をするのなら、僕が止めるよ」 [23:20]
    メルム・レクテューレ:「戦場帰り、ただ壊すとか資源の無駄遣い」同じように咎める [23:20]
    白い社会人:「いや、いい。その子の言ってる事は正しいよ……」 [23:21]
    白い社会人:「……だったら、仕方ない……」 [23:21]
    四方山 ウラク:「…………。」 [23:21]
    白い社会人:あの時も見た黒い銃身の得物を両手で構え、銃口をルウへ向ける。 [23:21]
    廿楽木ルウ:「─────」突き付けられた凶器に [23:22]
    廿楽木ルウ:覚悟はしていた。こうなる可能性はおろか、その妥当性だって。 [23:22]
    廿楽木ルウ:なのに……それなのに、頭が真っ白になる。 [23:22]
    四方山 ウラク:「…………。」 情勢を見定める様に、静観する。 [23:22]
    白い社会人:「傷つけることは絶対にしない。た、ただ……繋がりロイスを……断つだけだ……!」 [23:22]
    白い社会人:「そうすれば戦う理由なんて無くなる……!キミの幸せのための道に自然と戻れるんだ!」 [23:23]
    白い社会人:《憎しみの楔》――。 [23:23]
    白い社会人:……いや、それは発動されなかった。 [23:23]
    白い社会人:銃を向けた手は震え、そのトリガーを引くことが出来ない。 [23:23]
    白い社会人:何度かそれを試みようとするも、やがて諦め自然と手が垂れ下がる。 [23:24]
    メルム・レクテューレ:「……それロイスの重みは知ってるのね」撃てないさまを見て少しだけほっとする [23:24]
    白い社会人:「っ……く、そ……!」 [23:24]
    白い社会人:「……ごめん……弱くてごめんなさい。キミの幸せを本当に考えるなら」 [23:24]
    白い社会人:「全部おれが済ませるべきなのに……っ」 [23:25]
    廿楽木ルウ:下げた手が彼女の膝から力を奪い、ぺたりと地に這いつくばらせる。 [23:25]
    アーネスト・オースティン:「…………」 [23:25]
    アーネスト・オースティン:「あいつが・・・・ [23:25]
    アーネスト・オースティン:その声色は、あいつという言葉は、明らかにルウを指していない。 [23:26]
    アーネスト・オースティン:「あの導き手マスター気取りには、あんたみたいなのがお似合いよ」 [23:26]
    アーネスト・オースティン:「あんたのご友人かは知らないけど、導いてもらいなさいよ・・・・・・・・・・ [23:26]
    廿楽木ルウ:「うぅ……ぐずっ……私は……」 [23:26]
    廿楽木ルウ:「それだって、受け入れようと思っていたはずなのに……」 [23:26]
    廿楽木ルウ:「なのに……それなのに私は…………」 [23:27]
    メルム・レクテューレ:「……怖いものは、怖くていい」ルウの傍にしゃがんで [23:27]
    メルム・レクテューレ:「私は二人の間に何があるのか知らないけれど。受け入れることが出来るつもりで出来なかった、それは弱さを自覚してしまうと思う。でもそれはそれだけ重いことだから」 [23:28]
    メルム・レクテューレ:「それで、自分を責めちゃダメ」 [23:28]
    廿楽木ルウ:「メルムさま……だって、ルウは、ルウは……」 [23:29]
    四方山 ウラク:「…………ふぅ」 息をつく。 [23:27]
    四方山 ウラク:「そこの白いの!」 [23:27]
    白い社会人:言葉には、応えず。ゆっくりと顔だけ向ける [23:27]
    四方山 ウラク:「君が、彼女の為に戦う事が出来ないというのなら……それは」 [23:27]
    四方山 ウラク:「それなら……彼女の傍に居てやれよ」 [23:27]
    四方山 ウラク:「君たちは二人とも生きて、この場に居るのだから」 [23:28]
    廿楽木ルウ:「ぐずっ……ウラク……、ざま……」血の宝石のような瞳が、さらに赤みを帯びている [23:29]
    白い社会人:「っ……それが出来たら苦労はしないんだよ!あんな!あんなに人が死んで!負けを覚悟することだってなかった!」 [23:29]
    白い社会人:「なのにっ…そんな、軽い気持ち…で…っ…!?」 [23:30]
    白い社会人:その目が、”ブレる”。 [23:30]
    白い社会人:ノイズが走ったかのように歪み、軽く苦しみ始める。 [23:30]
    四方山 ウラク:「…………ッ!」 何かを”仕掛ける”。その気配があった。 [23:30]
    アーネスト・オースティン:「もう撃ってもいいかな?」 [23:30]
    四方山 ウラク:「……待ってくれ。何か様子がおかしい」 [23:31]
    白い社会人:「ぐ、くっ…!また、か……早く、抑制剤を……」 [23:32]
    白い社会人:目を押さえ、苦しみながらもルウへ視線を向け [23:32]
    白い社会人:「……もう時間は少ない。何も考えないで降りてくれ……っ」 [23:32]
    白い社会人:「おれからはもうそれしか言えない……」 [23:32]
    白い社会人:《瞬間退場》 [23:33]
    白い社会人:その姿は再び蒼光に包まれ、その中へと消えて行った。 [23:33]
    廿楽木ルウ:「……いやです。だってそれを言ってしまったら」虚空に向かって [23:34]
    廿楽木ルウ:「今度こそ消えてしまうから……これなら、また会えるからって……!」 [23:34]
    四方山 ウラク:「帰った……みたいだね」 [23:33]
    メルム・レクテューレ:「ま、目の前で知人が吹き飛ばされるよりはいい結末かな」 [23:34]
    アーネスト・オースティン:中指を立てる。 [23:33]
    アーネスト・オースティン:「それで?」 [23:34]
    アーネスト・オースティン:「廿楽木、アレは、あんたのサポーターなの?」 [23:34]
    アーネスト・オースティン:イージーエフェクトでは、感情しか読み取れない。今、読み取ることはしない。代わりに。 [23:34]
    アーネスト・オースティン:「教えてくれたら、ウラクの・・・・サポーターの名前を教えるわよ」 [23:35]
    四方山 ウラク:「え!僕の!?」 素でビックリした。 [23:35]
    四方山 ウラク:「いや……別にいいんだけど……交渉材料になるの?それ」 [23:35]
    廿楽木ルウ:「い、いえっ。サポーターではないのですが……なぜそこでウラクさまのが」ごしごしと拭い [23:35]
    メルム・レクテューレ:「……無理に聞き出すからには差し出すって以上のものはあるんだ」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「あいつ、横の繋がりってのはあるでしょ」 [23:36]
    四方山 ウラク:「うーん……?」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「あたしの見たサポーターは、今も含めて両方とも義体を使ってた」 [23:36]
    四方山 ウラク:「面倒だから包み隠さず教えておこうか?」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「それでいて、男と来たら、ねぇ。ノドスでしょ」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「ええ、そっちが言ってくれるなら助かるわ」 [23:37]
    四方山 ウラク:「僕の後援者サポーターの名前はウルム・アニマスフィア。君の想像通り……ノドスの者だ。」 [23:37]
    四方山 ウラク:恐らくね、と小さく付け加える。 [23:37]
    廿楽木ルウ:「……!」 [23:38]
    メルム・レクテューレ:「ああ、なるほど繋がりは十分ありそう」 [23:38]
    メルム・レクテューレ:「確か生き残り少ないんだっけ、あっち」最低限思い出そうとしている [23:38]
    アーネスト・オースティン:「ニス―ロ、あんたも名前、聴いてたでしょ」 [23:38]
    ニスーロ・アヤフミ:「えっ…そこで私に来ます!?え、ええまぁ…」 [23:39]
    アーネスト・オースティン:「廿楽木。あんたに、あいつの名前を明かせとまでは言わないわよ。聴いたところでマジで意味ないしね」 [23:40]
    アーネスト・オースティン:「でもね、また同じことが起きたら、あたしは撃つわよ」 [23:40]
    アーネスト・オースティン:「ゲームの時間は有限・・で、今の会話で時間を食った。あいつが、あんたを落したいなら、悪くない策だと思うわ」 [23:41]
    アーネスト・オースティン:「あんたとあいつの関係も、正直どうでもいい、元彼とかきょうだいとかでもね」 [23:41]
    廿楽木ルウ:「か、彼っ……!」ぱたぱたと羽が上下する [23:42]
    四方山 ウラク:「おっと、その反応」 口元に笑みが浮かぶ。 [23:42]
    アーネスト・オースティン:「でも、次は撃つ」 [23:42]
    アーネスト・オースティン:「次の長話は、遅延戦術と見なすわ」 [23:43]
    メルム・レクテューレ:「……そう思うならあなたが付き合わないだけでもいいんじゃない?」 [23:43]
    アーネスト・オースティン:「あら?」 [23:44]
    メルム・レクテューレ:「無理に恨みを買う必要もないでしょ」 [23:44]
    アーネスト・オースティン:「あんた、嫌いなやつを吹き飛ばすのと、嫌いなやつと距離を取るのだと、前者だと思ってたけどね」 [23:44]
    メルム・レクテューレ:「数少ない真っ当そうな子が怨みで衝動を暴走させるようなところは見たくないだけよ」それ自体は、否定しない [23:45]
    四方山 ウラク:「ねえ、ルウくん。アーネストくんはそう言ってるけど」 [23:43]
    四方山 ウラク:「もしも君が、彼と共に”救われる”事を望むのであれば……」 [23:43]
    四方山 ウラク:「教えて欲しい。君たちの事情を」 [23:43]
    四方山 ウラク:「誰かの助けになるのが、ヒーローの条件だからね」 [23:44]
    廿楽木ルウ:「……強いのですね。ウラクさまは」 [23:44]
    四方山 ウラク:「強くは無いよ。”僕”は」 [23:44]
    廿楽木ルウ:「いいえ……あなたさまは。みなさまは」 [23:45]
    廿楽木ルウ:「勇気があり、力があり、手を伸ばしても後悔をしない」 [23:45]
    廿楽木ルウ:「……私は、彼……アンドさんに。ノドスとともに消えたはずのあの人に」 [23:47]
    廿楽木ルウ:「招待状になんと願えばいいのか分からなくても。それでも……ここに参加すれば、また会えると思ったので御座います」 [23:47]
    四方山 ウラク:「君の、大事な人か」 [23:48]
    アーネスト・オースティン:ぱちぱち [23:48]
    アーネスト・オースティン:「会えたわね、おめでとう」 [23:48]
    廿楽木ルウ:「……ええ。会えました」 [23:49]
    廿楽木ルウ:「ですが問題は、何度会おうと消えてしまう事では無く」 [23:50]
    廿楽木ルウ:「……どうしたらいいのか分からない。そもそも、向こうが覚えている事すら予想外でした」 [23:50]
    四方山 ウラク:「覚えているのが予想外って……」 [23:50]
    廿楽木ルウ:「だから……お願いします」 [23:51]
    廿楽木ルウ:「私の成すべき事は、書けない願いはここにあるのです」 [23:51]
    廿楽木ルウ:「そのためなら何を捧げたっていい……ルウに、協力して頂けないでしょうか」 [23:51]
    アーネスト・オースティン:「あんたのゴールによるわ」 [23:52]
    アーネスト・オースティン:「あいつを舞台に引きずり出すっていうなら、案がないわけじゃない」 [23:52]
    アーネスト・オースティン:「そして、それは、あたし達・・・・だけに言うことじゃないでしょ」 [23:53]
    アーネスト・オースティン:「これは、見世物・・・ [23:53]
    アーネスト・オースティン:「今も、誰かに見られてる。最低でもサポーターがね」 [23:53]
    メルム・レクテューレ:「私も、それだけじゃ協力は出来ない」首を振る [23:53]
    メルム・レクテューレ:「書けてない願いを、あなた自身がちゃんと定めて」 [23:53]
    メルム・レクテューレ:「どうしたいか、ちゃんと、その答えがなければだめ」 [23:53]
    四方山 ウラク:「彼と再び会い、言葉を交わす……それだけで君は満足なのか?」 真っ正面からルウさんの瞳を見つめる。 [23:54]
    アーネスト・オースティン:「ねぇ、廿楽木」嫌味ったらしく [23:54]
    アーネスト・オースティン:「あんたは、サポーターの男どもに、あんたのお願いを聞いてもらうために、何を捧げるって・・・・・・・ [23:55]
    アーネスト・オースティン:「なんでもといえばいいわ。あの白いのは、十中八九、上がいる。あいつの言い草を信じるなら、趣味の悪そ~なのがね」 [23:55]
    アーネスト・オースティン:「あんたが、お願いのために全てを捧げるなら」 [23:56]
    アーネスト・オースティン:「誰かがお願いを聞くかもよ?」 [23:56]
    アーネスト・オースティン:「もっとも、悪魔と取引するみたいなもんだと思うけどね」 [23:56]
    アーネスト・オースティン:「その覚悟が本気であるんなら、お客様にもアピールしたら?」 [23:56]
    廿楽木ルウ:「……厳しいのですね。アーネストさまは」 [23:58]
    廿楽木ルウ:「そして正しい」 [23:58]
    廿楽木ルウ:「血も肉も、すべてを捧げます。でもそれは」 [23:59]
    廿楽木ルウ:「そうしてでも、私は……」 [23:59]
    メルム・レクテューレ:「正しくないわ、正しくない」吐き捨てる [23:59]
    四方山 ウラク:「待てよ」 [23:59]
    四方山 ウラク:「それは君の欲望(ねがい)じゃあない。血も、肉も、君は捧げたくて捧げるわけじゃあないだろ」 [00:00]
    四方山 ウラク:「言ってみなよ。君が想う最善ってやつを」 [00:00]
    廿楽木ルウ:「……ルウは。わだしはっ」堪えきれず涙ぐむ [00:01]
    廿楽木ルウ:「会いたい。話したい。聞きたい……」 [00:01]
    廿楽木ルウ:「謝りたい。笑いたい」 [00:01]
    廿楽木ルウ:「困っているのなら……助けたいのです!」 [00:01]
    四方山 ウラク:「…………わかった」 [00:01]
    四方山 ウラク:「泣いてる女の子の涙を拭う」 「困っている人の為に戦う」 [00:02]
    四方山 ウラク:「それは……」 [00:02]
    四方山 ウラク:「ヒーローの在り方だ」 [00:02]
    四方山 ウラク:座り込むルウさんに右手を差し出す。 [00:02]
    廿楽木ルウ:「なれるでしょうか。私も」手を取り、そして [00:03]
    廿楽木ルウ:「勇気あるものに」立ち上がる [00:03]
    四方山 ウラク:ふふっ、と立ち上がった彼女に微笑みを返す。 [00:03]
    四方山 ウラク:「君がそれを望むねがうならね」 [00:04]
    メルム・レクテューレ:「物語のヒーローっぽいわね、まったく」 [00:04]
    アーネスト・オースティン:「…………」 [00:05]
    メルム・レクテューレ:「……そもそも、今なんて取引自体が成立しないでしょうに」 [00:06]
    アーネスト・オースティン:「ええ、ゲームの真っ最中だもの」 [00:06]
    四方山 ウラク:「そういえばそうだった!まだゲームは続いていたんだ!」 [00:06]
    メルム・レクテューレ:「それ以前に対価が足りない。1プレイヤーにそんな価値はない、優勝者ですらないのにね。分かってて言ったでしょ貴女」 [00:06]
    アーネスト・オースティン:「次の試合か、あたしが勝った・・・・・・、次のゲームか」 [00:06]
    アーネスト・オースティン:「物好きが、助けてくれることを少しは願ってあげる」 [00:07]
    ニスーロ・アヤフミ:「そ、そうですよっ!良い感じの空気で見とれちゃってましたけど!」 [00:06]
    ニスーロ・アヤフミ:「他の人たちもう次行っちゃってますし!」 [00:07]
    四方山 ウラク:「ふふふ……まあいいじゃないか」 [00:07]
    メルム・レクテューレ:「そうね、だいぶ出遅れたし頑張らないと」 [00:07]
    廿楽木ルウ:「あ、あはは……っ。お恥ずかしいところを……」涙は止まったはずなのに赤らむ [00:07]
    アーネスト・オースティン:「……ええ、行くわよ。あの連中に、いい感じのハンデもくれてやれた」 [00:07]
    アーネスト・オースティン:「今は・・、共同戦線でいいんでしょ?」 [00:07]
    アーネスト・オースティン:「行くわよ、あんたら」 [00:07]
    四方山 ウラク:おっ……と感心した目で見る。 [00:08]
    四方山 ウラク:「ああ!」 [00:08]
    廿楽木ルウ:「────」 [00:08]
    廿楽木ルウ:「はいっ!ルウもお供します!」 [00:08]
    メルム・レクテューレ:「ったく一番輪を乱したやつが仕切ってるのってどうなの……」 [00:08]
    メルム・レクテューレ:(ほんと、まっとうな子にヒーローね。まぁもう一人はいいけど……。それでも、姉さんの願いのためなら……私は) [00:09]

    GM:最初のMissionは達成 次に移る…前に景品を見てみましょう [21:01]
    Mission報酬
    メサイアマネー×5 「ライジングソード」入手
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援1」取得
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援2」取得
    メサイアマネー×3 「フィーバールーレット」を入手
    メサイアマネー×1 「スペリオルミックスAroma Ozone」を入手

    現在マネー×6
    GM:こんな感じですね 後名前だけ見るとアレなんですけどアイテムは全部武器とかじゃなくて使うほうのアイテムです [21:02]
    GM:ではNPCカード交換でいいのかな [21:05]
    四方山 ウラク:NPCカード「サポーターの支援1」を交換します [21:05]
    GM:はーい [21:05]
    【ウルム・アニマスフィア】
    戦闘時の命中判定後に使用可能。
    達成値を+5、攻撃力を+3dする。
    シーン1回。
    廿楽木ルウ:きみか~~ 確かにサポーターだった [21:07]
    GM:当然求められれば助けるさ [21:08]
    GM:あとはスペミ2本? [21:08]
    四方山 ウラク:頼んだよ、ウルムくん [21:08]
    廿楽木ルウ:スペミの効果は取得後に判明ですかね? [21:08]
    「スペリオルミックスAroma Ozone」
    少し高めの栄養ドリンク。
    ローヤルゼリー配合。
    なんかの細胞とか危ないものは入っていない筈である。
    シナリオの間、毎シーンの登場侵蝕を-2(最小1)する。
    GM:こうだね [21:08]
    廿楽木ルウ:あっ複数本交換できるんだ [21:08]
    アーネスト・オースティン:ありがたい [21:09]
    廿楽木ルウ:うーんそうなると、使い込んでしまえるのが逆にコイン数のバランス的に怖いな [21:10]
    四方山 ウラク:ちなみに通常のスペリオルミックスと効果は重複しますか? [21:10]
    廿楽木ルウ:買うとしてもとりあえず一本、かなぁ…… [21:10]
    GM:あっこで買われるの予想してなかったので(ガバ) するとしましょう [21:11]
    GM:今回戦闘多いから丁度いい [21:11]
    メルム・レクテューレ:恐ろしいセリフはいたですわ [21:11]
    四方山 ウラク:恐怖…… [21:11]
    廿楽木ルウ:ではひとまずこれで! [21:14]
    GM:OK [21:14]
    Mission一覧
    【メサイアグランプリ第二回戦:大量繁殖・アークトーク伐採ゲーム】達成率(1/3)

    ★【ん、銀行強盗を防ぐ。Bank rush busters!】(1/1)
    ★【ギリギリに迫れ!ジャスト爆破ゲーム!】(0/1)
    ★【冬の大運動会!アークトークサッカー!】(0/1)
    GM:次のMissionへ行きますか [21:15]
    四方山 ウラク:メサイアマネー2枚残しですね [21:15]
    メルム・レクテューレ:お願いします [21:15]
    廿楽木ルウ:はーい 順番通り次は……爆破ゲーム……? [21:15]
    GM:先ほどと同じく判定を先にしてから演出としましょう [21:16]
    GM:今回厳密的には判定じゃないけど [21:16]

    【ギリギリに迫れ!ジャスト爆破ゲーム!】
    各自1回までの制限でエフェクトを組み合わせた攻撃を行う。
    そして与えたダメージの合計をできる限り100点に近づけるゲーム。
    攻撃は任意のタイミングで止める事が出来、その時点の点数で報酬が決まる(必ずしも全員が1回ずつ攻撃する必要はない)
    また、このゲームの間のみPCは自分の取得しているエフェクトのレベルを任意で下げて使用する事が出来る。
    100~109点:メサイアマネー×6
    110~119点:メサイアマネー×4
    120~129点:メサイアマネー×2
    130~139点以上:PC全員は5d10点のHPを失う。
    GM:どん [21:16]
    【虹乃サイ】
    ダメージロールの直後に使用。
    1回だけそのダメージを+10するか-10する。
    【月見里シュティ】
    ダメージロールの直後に使用。
    そのダメージを1回だけ半分にする。
    GM:ここだけ調整用としてこういうのが使えたりもします [21:17]
    GM:一応。的はリアクションもしないし装甲ガードもないです [21:19]
    アーネスト・オースティン:では、 [21:20]
    アーネスト・オースティン:光の銃はシーン継続なので未使用 [21:20]
    アーネスト・オースティン:コンセ+小さな塵 [21:20]
    アーネスト・オースティン:8dx7+4
    DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,1,3,5,6,7,7,9]+10[1,2,9]+6[6]+4 → 30
    [21:21]
    アーネスト・オースティン:4d10+46
    DoubleCross : (4D10+46) → 19[8,2,7,2]+46 → 65
    [21:21]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(54 → 58) [21:21]
    四方山 ウラク:では、累積値65点という事で次の手番を貰います [21:23]
    四方山 ウラク:マイナーで《氷の回廊》+《インフィニティウェポン》使用 [21:23]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を4増加(42 → 46) [21:23]
    四方山 ウラク:《咎人の剣》Lv2+《コンセントレイト》Lv2で攻撃します [21:24]
    GM:こーい [21:25]
    四方山 ウラク:(4+0+4)dx8+1-1
    DoubleCross : (8DX8) → 10[3,4,6,7,8,8,9,10]+10[2,2,7,8]+10[9]+3[3] → 33
    [21:25]
    四方山 ウラク:4d10+31
    DoubleCross : (4D10+31) → 27[9,7,2,9]+31 → 58
    [21:25]
    四方山 ウラク:ぎゃっ!で、でも……NPCカードがあれば! [21:25]
    GM:うぉ これは [21:25]
    GM:使いますか [21:25]
    廿楽木ルウ:半分……にしちゃいますか! [21:25]
    四方山 ウラク:両方使います [21:25]
    四方山 ウラク:まずシュティちゃんがダメージを半分にしてサイちゃんでプラス! [21:26]
    GM:OK [21:26]
    メルム・レクテューレ:ああ、なるほど [21:26]
    GM:えーと何点だ [21:26]
    四方山 ウラク:104点のはず…… [21:26]
    メルム・レクテューレ:そうだね、58の半減29に+して39,65と合わせて104 [21:26]
    GM:おおー [21:26]
    四方山 ウラク:あ、ウラクのダメージとしては39点になります [21:26]
    GM:良い感じにカード切って収めた [21:27]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を6増加(46 → 52) [21:27]
    GM:100~109点:メサイアマネー×6 [21:27]
    四方山 ウラク:結束の力だ! [21:27]
    GM:完璧だ 6個うけとれーい [21:27]
    GM:これで8個 [21:27]
    廿楽木ルウ:やった~ [21:28]
    アーネスト・オースティン:ぱちぱち [21:28]
    GM:では演出に行きましょうか [21:28]

    GM:メサイアの市街地には当たり前に点在する廃倉庫。その内の一つにアークトークの反応はあった。 [21:29]
    ファットアークトーク:そこにはこれまで見てきたのとは打って変わって、大柄で小太りにも見える怪人の集団がいる。 [21:29]
    ファットアークトーク
    ファットアークトーク:「ロボリャリジュジョ~」「フェムシンムシェジョ!」 [21:29]
    ファットアークトーク:「シュジュジェミョイ!」 [21:29]
    ファットアークトーク:キミ達に気付くと襲いかかってくるが、その動きは随分と緩慢で [21:30]
    月見里シュティ:「はっ、コイツら動き自体はトロいな!このまま切り倒してやる!」 [21:30]
    月見里シュティ:そのまま先に戦っていたシュティがチェーンソーの刃を叩き込み続ける…と [21:30]
    四方山 ウラク:「あ……!何か様子がおかしい」 [21:31]
    ファットアークトーク:「ウションションションション……!グロンシュロジュデュブリョー!」 [21:31]
    ファットアークトーク:突如その体が膨張し、破裂。強力なエネルギーの爆風が周囲に撒き散らされる。 [21:31]
    四方山 ウラク:「シュティくーん!!」 [21:31]
    アーネスト・オースティン:「ウルトラボンバー? エグザイルシンドローム持ちか……」 [21:32]
    月見里シュティ:「なっ!く、ぅっ!このっ……どうなってやがる!」 [21:31]
    月見里シュティ:盛大に吹っ飛ばされつつも、どうにか立ち上がり [21:32]
    オウハ:『そのアークトークは体内に外界からの衝撃に反応するエネルギーを溜め込んでおり』 [21:32]
    オウハ:『やり過ぎると今のようにぼんっ!です。ダメージの与えすぎにはご注意を!』 [21:32]
    四方山 ウラク:「生きていたのか……流石はシュティくんだ」 [21:32]
    メルム・レクテューレ:「それ、先に言わない…?」フッ飛ばされたシュティを憐れんでみてる [21:32]
    虹乃サイ:「手加減必須ってワケ~?ビミョーにめんどくない?」 [21:33]
    月見里シュティ:「それを先に言いやがれ!クソ、わざわざ気使って戦えってのか……」 [21:33]
    月見里シュティ:「ラスター。それにお前らもここは協力しろ!」「あたしの攻撃じゃダメージを通しすぎる!」 [21:34]
    メルム・レクテューレ:「そうね、私は相性最悪だから援護に回る」どう考えても向いてないので周囲に被害を出さない様にだけ考える [21:34]
    廿楽木ルウ:「が、がんばってください皆さまっ!」同じく相性が悪いため応援している [21:35]
    ニスーロ・アヤフミ:「私も思いっきりやったら引火させちゃいそうなので…」 [21:35]
    虹乃サイ:「しょうがない子だね~!んじゃ、いっちょやってみよ~か~」 [21:35]
    四方山 ウラク:「任せてくれ!ところで……」 [21:35]
    四方山 ウラク:「僕は手加減が大の苦手なんだ」 [21:35]
    四方山 ウラク:「フォローよろしく!」 [21:35]
    アーネスト・オースティン:「奇遇ね」 [21:36]
    アーネスト・オースティン:「でも、どうせ巻き込まれるのは近づいて仕掛けるやつ・・・・・・・・ [21:36]
    アーネスト・オースティン:「いい具合に削れると思うから、後始末は任せたわよ? ヒーロー」 [21:36]
    アーネスト・オースティン:アーネストはそう言うと、右腕を向ける――光が収束/濃縮/――放射。 [21:37]
    アーネスト・オースティン:一条のレーザーが、怪物に突き刺さる! [21:37]
    ファットアークトーク:「オブッ…!」愚鈍に真っ向から来た所に眩い光が炸裂し [21:38]
    四方山 ウラク:「ふぅん。良い一撃だ、素晴らしいね。なら僕は……」 瞬間的に変身し、直後に蒼銀の装甲版を周囲に展開 [21:40]
    四方山 ウラク:空中に舞ったそれを足場とし、翻弄するような動きで宙を駆ける。 [21:41]
    四方山 ウラク:「手数で勝負する……適度に打ち落としてコントロールしてね、シュティくん!」 [21:41]
    四方山 ウラク:この土壇場でそう叫ぶと、宣言通りに数十の装甲版が拳の勢いに乗って怪物に殺到する! [21:41]
    月見里シュティ:「くそ、そこはあたし任せかよ!」 [21:42]
    月見里シュティ:得物はチェーンソーながらも狙いは正確で、威力を抑えるために半分程度を叩き落とし [21:42]
    四方山 ウラク:「出来るだろう?君と僕との仲だ」 [21:43]
    月見里シュティ:「……そこは否定したいがな。失敗してお前に煽られるのも癪だ!」 [21:44]
    月見里シュティ:「こんなもんだろ…これでどうだ」 [21:44]
    虹乃サイ:「…いんや…これじゃ逆に足りないんじゃな~い…のっ!」 [21:44]
    虹乃サイ:意外にも彼女のその判断は速かった。 [21:45]
    虹乃サイ:赤熱した拳を放つ事での熱風で、足りないと見た威力を加速させて補う。 [21:45]
    ファットアークトーク:そしてその装甲が追撃としてアークトークへ突き刺さり [21:48]
    ファットアークトーク:「プゲッ……」 [21:48]
    ファットアークトーク:ボボボン。小規模な爆破が群れの中で連鎖的に起き、消滅していく [21:48]
    四方山 ウラク:「あ、良い追撃」 [21:49]
    ファットアークトーク:一体でも上手く倒されれば、全滅するようになっていたらしい。 [21:49]
    月見里シュティ:「ったく…苦労させやがって」 [21:51]
    虹乃サイ:「いっぇ~い。でも超協力プレー決まってよかったじゃん?」 [21:52]
    虹乃サイ:いぇーいはいたーっち [21:52]
    四方山 ウラク:「いえーい」 タッチに応じる。 [21:53]
    アーネスト・オースティン:応じない [21:53]
    メルム・レクテューレ:「お疲れ様、そっちの二人も助かったわ」ハイタッチは応じない [21:52]
    廿楽木ルウ:「大変素晴らしい協力プレイで御座いました!」駆け寄る [21:52]
    月見里シュティ:「くだらねぇ……終わったなら次行くぞ次」 [21:54]
    四方山 ウラク:「それにしてもアークトークの性質も多様性が増してきた気がするよ」 [21:54]
    メルム・レクテューレ:「へえ、最近のことなの?」 [21:54]
    廿楽木ルウ:「てっきり、むしろ興行だったころの名残りが強いからだとルウは思っていたのですが……」 [21:55]
    アーネスト・オースティン:「昔はウロボロスシンドロームがいなかったとか、そういう意味?」 [21:55]
    四方山 ウラク:「以前はもう少しシンプルだった気がするけど……ま、今はゲームを進めていくしかないね」 [21:55]
    GM:『運営もそれだけ工夫してでもゲームを存続させたいのかもしれないね』そう男の声が響くと [21:56]
    四方山 ウラク:「その声」 声に気が付くと同時に、アーネストの動きに視線を向ける。 [21:57]
    ウルム・アニマスフィア:廃倉庫の影から自然と流れるかのように、ウラクの後援者サポーターは姿を見せた。 [21:57]
    四方山 ウラク:「やあ。久しぶりだね、ウルムくん」 [21:58]
    ウルム・アニマスフィア:「やあラスター……前の世界ぶりだね」「あの時会ったキミ…サリエルもファーヴも。今回からの皆は初めまして、かな」 [21:58]
    アーネスト・オースティン:「あたしをサリエルと呼ぶな」 [21:59]
    ウルム・アニマスフィア:「ああ。それはすまない…ならアーネストさん、でいいかな?」 [21:59]
    アーネスト・オースティン:「ええ、それでいい」 [22:00]
    四方山 ウラク:「君の事は皆に伝えてしまったけど良かったかな? まあ……どう見てもバレバレではあったしね」 [21:59]
    廿楽木ルウ:「……この方が、お二人のお話にあった」 [21:59]
    廿楽木ルウ:「ウラクさまのサポーターにしてノドスの……」 [21:59]
    メルム・レクテューレ:「ああ、さっきの話のね……で、何か用?」 [22:00]
    ウルム・アニマスフィア:「もうラスターから話は聞いてるか。なら話は早いね……」 [22:00]
    月見里シュティ:「……出たな。気色の悪い野郎が」 [22:00]
    ウルム・アニマスフィア:「いや、少しばかり警告が出来たらとね。ラスター」 [22:02]
    四方山 ウラク:「警告?」 [22:02]
    ウルム・アニマスフィア:「キミの尊い輝きが、そうあっさり途絶えてはいけない……とは言ってもキミの事だ。もう知っていることかもしれないが」 [22:03]
    ウルム・アニマスフィア:「……キミを今の座から叩き落とそうとしている者がいるかもしれない」 [22:04]
    ウルム・アニマスフィア:「それもゲームの結果じゃない……正当でない手段でね」 [22:05]
    四方山 ウラク:「…………。」 [22:05]
    四方山 ウラク:「『運営』……か」 [22:05]
    ウルム・アニマスフィア:「…ハハッ。流石だなぁ…察しが早くて助かるよ」 [22:06]
    四方山 ウラク:「ははは、どうやら僕は少しばかり人気者になりすぎてしまったようだね」 ニヤリとした笑みを浮かべながら [22:06]
    月見里シュティ:「…はっ。あたしとしては居なくなってくれるなら清々するんだがな」 [22:07]
    月見里シュティ:「いや。……やっぱり直に叩き落とさねえと気が済まねえ」 [22:07]
    四方山 ウラク:「忠告ありがとう。なあに、僕の神話ばんぐみはまだまだ終わらないさ」 [22:07]
    四方山 ウラク:「そ・れ・に。シュティくんとの決着もまだ着いてはいないしねぇ?」 [22:08]
    月見里シュティ:軽く舌打ちをして睨み付ける [22:08]
    廿楽木ルウ:「(や、やはり、連戦連勝というのは恨みを買いやすいので御座いましょうか……?)」周りに小さくこそこそと尋ねる [22:08]
    メルム・レクテューレ:「(そうね、ワンサイドゲームは”面白くない”から)」こそこそ [22:09]
    アーネスト・オースティン:「廿楽木」 [22:08]
    廿楽木ルウ:「ひゃっ……な、なんでしょうアーネストさま」 [22:08]
    アーネスト・オースティン:「こいつに聞かないの・・・・・? それとも、聞けないの・・・・・?」 [22:09]
    メルム・レクテューレ:「……ああ」 [22:09]
    廿楽木ルウ:「お取込み中のようでしたので……で、ですが、それではいけませんよねっ」 [22:10]
    ウルム・アニマスフィア:「廿楽木ルウさん。だったかな」 [22:10]
    廿楽木ルウ:「は、はいっ……」 [22:10]
    廿楽木ルウ:「あの、ウルムさま……このGPに関わっている、アンドくんという男子生徒を存じ上げてはおりませんか?」 [22:10]
    ウルム・アニマスフィア:「……79thの影を追うのはやめた方がいいとだけ言っておくよ。彼は実に正しい選択をしている」 [22:11]
    ウルム・アニマスフィア:「僕の仲間は先輩も後輩も”この世界の法則が見えていない”愚者ばかりだが――」 [22:12]
    ウルム・アニマスフィア:「彼は僕達の末路を正しい形で見据えている存在だ」 [22:12]
    廿楽木ルウ:「……それでもルウの目には、彼が何かに困っているような」 [22:13]
    廿楽木ルウ:「囚われているように見えたので御座います」 [22:13]
    廿楽木ルウ:「お願いします!なにか、話や手掛かりだけでも……!」 [22:14]
    ウルム・アニマスフィア:「囚われている、ねえ。心当たりはあるけれど」 [22:14]
    ウルム・アニマスフィア:「28th ツォルン・クピディ」 [22:15]
    ウルム・アニマスフィア:「これに会うことがあったら追ってみるといい。アレは僕たちの仲でも最底辺の……クズだ」 [22:16]
    ウルム・アニマスフィア:「僕達の末路は決まってるけど、死ぬならああいう奴からキミ達の”引き立て役”として死んで欲しいね」 [22:16]
    廿楽木ルウ:「……!ありがとうございますっ。厚かましい申し出にも関わらず……!」 [22:16]
    四方山 ウラク:「君たちノドスの間でも、何かトラブルが起きているという事かい?」 [22:17]
    アーネスト・オースティン:「ノドスって、むしろクズじゃないのがいたのって気分なんだけど」 [22:17]
    アーネスト・オースティン:「ノヴァリス・ファイトで負けたのとか」 [22:17]
    ウルム・アニマスフィア:「キミ達と同じだよ。一枚岩じゃないってだけさ」 [22:17]
    ウルム・アニマスフィア:「十律者せんぱいたちはギリギリ同じ方向を見れているようだけど」 [22:18]
    メルム・レクテューレ:「……ま、あっちはあっちで苦労があるんでしょ、興味ないけど」 [22:17]
    四方山 ウラク:「なるほどね。ところで、ウルムくん、僕からも一つ質問をしてもいいかな?」 [22:17]
    ウルム・アニマスフィア:「下っ端の僕達は既に組織としては破綻して……なんだい?」 [22:18]
    四方山 ウラク:「なあに、大した質問じゃあないさ」 [22:18]
    四方山 ウラク:「君との付き合いも長いけど終ぞ聞く機会が無かった質問さ」 [22:19]
    四方山 ウラク:「君は良く末路という言葉を口にするけど、君にとってノドスの終わりさいしゅうかいはどう見えているんだい?」 [22:20]
    ウルム・アニマスフィア:「全滅」 [22:20]
    ウルム・アニマスフィア:「それ以外にあるかい」 [22:20]
    四方山 ウラク:「…………。」 [22:21]
    廿楽木ルウ:「(なんという……悲観的ですらない、まるで自然な事だと言わんばかりの声色…………)」 [22:21]
    アーネスト・オースティン:「あんたらがあたしらの靴を舐めるっていうなら、大抵受け入れるんじゃないの」 [22:21]
    ウルム・アニマスフィア:「キミ達にとっても非常にいい終わりだ。卒業のための最大の邪魔者が消える」 [22:21]
    ウルム・アニマスフィア:「最高じゃあないか…」 [22:21]
    四方山 ウラク:「それは実に、ああ、実に……」 [22:21]
    四方山 ウラク:「つまらない・・・・・終わり方だ」 [22:22]
    四方山 ウラク:「僕は君の物語ばんぐみも見てみたいと思っているよ?」 [22:22]
    ウルム・アニマスフィア:「うぅん。それはすまない……でもいずれキミも分かって貰えるはずだ」 [22:22]
    ウルム・アニマスフィア:「全てと分かり合うことなんて出来ない。いずれ僕達は素晴らしいキミ達に討ち滅ぼされる」 [22:23]
    メルム・レクテューレ:「生きたい奴とか、生かしたバカとかもいるでしょうに」 [22:23]
    アーネスト・オースティン:「しかし、曲がりなりにも全滅を当然とはね」 [22:22]
    アーネスト・オースティン:「ノドスに居たっていう、プランナーの息子・・・・・・・ってのは、よっぽどあんたらに未来を示せなかったみたいね」 [22:23]
    ウルム・アニマスフィア:「……ああ。そうだね」 [22:23]
    ウルム・アニマスフィア:「命と賭してまで、あの人は僕らみたいなクズを生き残らせるべきじゃなかった」 [22:23]
    ウルム・アニマスフィア:「むしろ僕らを犠牲としてでも」 [22:23]
    ウルム・アニマスフィア:「あの人だけでも活かすべきだった。今はそう強く想うよ」 [22:24]
    四方山 ウラク:「大人の事情くだらない世迷事は今はいいさ」 [22:24]
    四方山 ウラク:「僕たちは子供だからこそ、希望のある終わりさいしゅうかいを望んでいられる」 [22:25]
    四方山 ウラク:「それが例え、今は交わらない道だとしても……ね?」 [22:26]
    ウルム・アニマスフィア:「僕にとっての希望もあるよ。それはいずれ分かって貰えると思う」 [22:26]
    ウルム・アニマスフィア:「……質問はもういいかな?少しばかり僕もこれから忙しくなりそうなんだ」 [22:27]
    ウルム・アニマスフィア:「主に迷惑な身内に関して…ね」 [22:27]
    アーネスト・オースティン:「あたしは特にないわ」 [22:27]
    アーネスト・オースティン:「死ぬほど嫌な予感がしてるだけでね」 [22:27]
    メルム・レクテューレ:「ま、こっちの邪魔をしなければ好きにすればいい」 [22:28]
    四方山 ウラク:「ああ、時間を取らせてしまって悪かったね」 [22:27]
    四方山 ウラク:「また会おう。そのうちにね」 [22:27]
    廿楽木ルウ:「さ、先ほどは教えて頂きありがとうございますっ」 [22:28]
    ウルム・アニマスフィア:「…礼はいいよ。ただ」 [22:28]
    ウルム・アニマスフィア:「彼の意志も相応に固いと思うよ」 [22:29]
    GM:《ディメンジョンゲート》 背後に開いた暗黒の扉の中へ消えて行った。 [22:29]
    廿楽木ルウ:「……行ってしまわれました」 [22:31]
    廿楽木ルウ:「本人の言う通り、ウルムさまへの警告が目的だったようで御座いますね……」 [22:31]
    四方山 ウラク:「彼も、あんな感じではあるけど言ってる事は信用できる」 [22:31]
    アーネスト・オースティン:「よかったわね、廿楽木」 [22:31]
    アーネスト・オースティン:「ひとつ、あんたの彼氏は少なくとも本人・・で、なりすまされてる訳じゃない」 [22:31]
    廿楽木ルウ:「は、はいっ。まだ影を踏むほどまでとは行きませんが」 [22:32]
    廿楽木ルウ:「手掛かりを得られるとは思いがけない収穫で御座いました」 [22:32]
    月見里シュティ:「…支援者がいるなんて人気者は有利でいいもんだなって言ってやりたがったが」 [22:32]
    月見里シュティ:「あんな気色悪いのがファンに付くならあたしは御免だな」 [22:32]
    アーネスト・オースティン:シュティの言葉に、仮面の内で押し黙った。 [22:32]
    メルム・レクテューレ:「貴方もあれだけウラクに噛みつけるなら人気出そうなものだけどね」 [22:33]
    四方山 ウラク:「ははっ!僕はファンになってくれるなら相手が誰でもウェルカムだよ?」 [22:33]
    四方山 ウラク:「ウルムくんは……君のファンでもあるようだしね。シュティ」 [22:34]
    四方山 ウラク:「いいや、シュティくんだけに限らず、ノヴァリスの全ての生徒たちの……かな」 [22:35]
    月見里シュティ:「それでも要らねえよ。…あたしは他人に媚びるに戦ってるんじゃねえ」 [22:35]
    月見里シュティ:「あたしはあたしの為に戦ってんだ。知った顔で保護者面されてもムカつくだけだ」 [22:35]
    四方山 ウラク:「それはそれでいいさ」 [22:36]
    四方山 ウラク:「僕も、君も、その一点だけは同じなのだから……」 [22:36]

    GM:二つ目のMission終了~~ [22:37]
    Mission報酬
    メサイアマネー×5 「ライジングソード」入手
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援1」取得〆
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援2」取得
    メサイアマネー×3 「フィーバールーレット」を入手
    メサイアマネー×1 「スペリオルミックスAroma Ozone」を入手

    現在マネー×8
    GM:景品はこんな感じですわ [22:37]
    GM:では二つ目のカードかな [22:38]
    メルム・レクテューレ:ええ、サポーター2をよしなに [22:39]
    【???】
    セットアップに宣言する。
    対象を1体選び、その対象の行動値を-10する。
    GM:まだ相手が不明 ダレダロウナー [22:39]
    GM:残り4点 どうしますかな [22:40]
    廿楽木ルウ:ではスペミを1つ買います アーネストさんに [22:41]
    GM:ほーい [22:41]
    GM:残り3 [22:41]
    アーネスト・オースティン:じゅーすごくごく [22:42]
    アーネスト・オースティン:つぎから登場侵食-2 [22:42]
    GM:OK [22:43]
    GM:とりあえずこんなところ? [22:43]
    メルム・レクテューレ:かと [22:43]
    廿楽木ルウ:これで! [22:43]
    GM:はーい [22:43]
    Mission一覧
    【メサイアグランプリ第二回戦:大量繁殖・アークトーク伐採ゲーム】達成率(2/3)
     ★【ん、銀行強盗を防ぐ。Bank rush busters!】(1/1)
     ★【ギリギリに迫れ!ジャスト爆破ゲーム!】(1/1)
     ★【冬の大運動会!アークトークサッカー!】(0/1)
    GM:最後のMissionへいきますわー [22:44]

    GM:ではここも判定から [22:44]
    【冬の大運動会!アークトークサッカー!】
    目標値80のシュート判定(《白兵》or《射撃》or《RC》)を成功すればゲームクリア。
    目標値10の支援判定(《知覚》or《知識:レネゲイド》or《交渉》)を成功する度に突破判定の目標値を-20出来る。

    1Rで突破:メサイアマネー×6
    2Rで突破:メサイアマネー×3
    3Rで突破:PCに5d10のダメージ
    GM:パスとか回しつつ1点ゴール決めれば勝利ですわ [22:45]
    GM:ここではニスーロのカードが継続して使えます [22:45]
    メルム・レクテューレ:とはいえ10は結構きついなと…とりあえず支援判定 [22:49]
    メルム・レクテューレ:支援判定《知識:レネゲイド》 [22:49]
    メルム・レクテューレ:《紡ぎの魔眼》込みで [22:49]
    メルム・レクテューレ:7dx>=10
    DoubleCross : (7DX10>=10) → 10[5,5,6,9,9,10,10]+2[2,2] → 12 → 成功
    [22:50]
    メルム・レクテューレ:あぶなっ成功 [22:50]
    GM:おー [22:50]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1増加(53 → 54) [22:50]
    GM:-20されてシュートの目標が60に [22:50]
    アーネスト・オースティン:知覚判定で援護 [22:50]
    アーネスト・オースティン:8dx
    DoubleCross : (8DX10) → 8[3,3,3,3,4,6,6,8] → 8
    [22:50]
    アーネスト・オースティン:しっぱい [22:50]
    廿楽木ルウ:いけっ ニスーロちゃん! [22:51]
    メルム・レクテューレ:おはぎを見せろ! [22:51]
    四方山 ウラク:ごー! [22:51]
    ニスーロ・アヤフミ:オハギー! [22:51]
    ニスーロ・アヤフミ:+3しますね [22:51]
    アーネスト・オースティン:むしゃむしゃ [22:51]
    アーネスト・オースティン:成功 [22:51]
    廿楽木ルウ:これで目標値は二人成功したので40に [22:52]
    廿楽木ルウ:ほか使えるカードも今回は無さそうなのでシュート行きますね 〈射撃〉で [22:52]
    GM:行けるかどうかな割合 [22:53]
    廿楽木ルウ:3dx+9+9>=40
    DoubleCross : (3DX10+18>=40) → 10[3,6,10]+2[2]+18 → 30 → 失敗
    [22:53]
    廿楽木ルウ:10も足りない! [22:53]
    アーネスト・オースティン:失敗かな [22:54]
    メルム・レクテューレ:そうね、打てる手がない [22:54]
    四方山 ウラク:ではルウさんの遺志を継いで<白兵>でシュートしていきます [22:55]
    四方山 ウラク:マイナーで《氷の回廊》使用 [22:55]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1増加(52 → 53) [22:55]
    四方山 ウラク:《咎人の剣》+《コンセントレイト》 [22:56]
    四方山 ウラク:(4+0+4)dx8+1-1
    DoubleCross : (8DX8) → 10[1,1,2,3,5,5,6,8]+3[3] → 13
    [22:56]
    四方山 ウラク:か……カスの出目! [22:56]
    アーネスト・オースティン:成功 [22:56]
    GM:ひ、ひどい! [22:57]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を6増加(53 → 59) [22:57]
    廿楽木ルウ:合計値じゃないので、ど、どうしようこれ……!? [22:57]
    メルム・レクテューレ:やはりC8C8はだめだ… [22:57]
    GM:ら、ラウンド回すしかないっすかね~~! [22:57]
    四方山 ウラク:合計値じゃないので失敗でしょうか…… [22:57]
    アーネスト・オースティン:失敗では…… [22:57]
    メルム・レクテューレ:是非もなし [22:57]
    四方山 ウラク:2R目! [22:57]
    廿楽木ルウ:ひぃ~ん やりましょう [22:57]
    GM:2Rかけて安定させるしかない [22:57]
    アーネスト・オースティン:こんどは攻撃に回るね クリ7を見せてやるぜやるぜ [22:57]
    アーネスト・オースティン:小さな塵+コンセ [22:58]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(58 → 62) [22:58]
    アーネスト・オースティン:9dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[2,3,5,6,6,8,9,9,10]+10[3,5,6,7]+6[6]+4 → 30
    [22:58]
    GM:支援いけるんだからそれ待ちなさいよまだ! [22:58]
    アーネスト・オースティン:おう…… [22:59]
    アーネスト・オースティン:うん…… [22:59]
    メルム・レクテューレ:ま、まぁやるね支援判定《知識:レネゲイド》《紡ぎの魔眼》込みで [22:59]
    メルム・レクテューレ:7dx>=10
    DoubleCross : (7DX10>=10) → 9[1,3,5,6,8,8,9] → 9 → 失敗
    [22:59]
    メルム・レクテューレ:おはぎやぁ! [22:59]
    四方山 ウラク:ニスーロちゃん! [22:59]
    廿楽木ルウ:2R目だ!いけおはぎ! [22:59]
    メルム・レクテューレ:おはぎとのしざーすぱすにより+3で達成値11成功です [23:00]
    ニスーロ・アヤフミ:ハギハギーッ(おはぎ怪人) [23:00]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1増加(54 → 55) [23:00]
    廿楽木ルウ:目標値20に!再度シュートチャレンジします! [23:01]
    廿楽木ルウ:3dx+9+9>=20
    DoubleCross : (3DX10+18>=20) → 4[1,2,4]+18 → 22 → 成功
    [23:01]
    GM:危ない! [23:01]
    廿楽木ルウ:やった~ [23:02]
    四方山 ウラク:ヒューッ! [23:02]
    GM:2Rで突破:メサイアマネー×3 [23:02]
    GM:3点っすね… [23:02]
    廿楽木ルウ:判定再挑戦したけど侵蝕とか上げなくていい感じです? [23:02]
    廿楽木ルウ:あっそうだった [23:02]
    メルム・レクテューレ:元から複数ラウンド前提っぽいしね [23:02]
    廿楽木ルウ:2R成功、まぁなんとかなったということで…… アイテム二個一気にゲットの夢が [23:03]
    GM:支援がなー [23:03]
    GM:では演出いきまーす [23:03]

    GM:メサイアの市街地より離れ、大河「アムレス河」を臨む自然地帯に最後のアークトークの群れの反応はあった。 [23:04]
    GM:いざ向かって見れば、そこには植物の枝葉で構成されたようなボール……が鎮座していた。 [23:04]
    GM:そしてピッチの形に区切られたフィールドの両端にはそれぞれサッカーゴールが設置され [23:04]
    サッカーアークトーク:片側のフィールドにはアークトークの集団が規則正しくそれぞれのポジションに着いている。 [23:05]
    サッカーアークトーク
    モース・メデューズ:そこには先に来ていたのか、手持ち無沙汰になったモースが立っていた。 [23:06]
    モース・メデューズ:「ああ、来たのかい……面倒だがここは複数人前提でやらされるゲームのようでね」 [23:06]
    モース・メデューズ:「流石にサッカーチームに一人で挑むバカはいない……」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:ごくごく [23:06]
    アーネスト・オースティン:「お゛え゛ぇぇぇぇぇぇぇ」 [23:06]
    廿楽木ルウ:「あ、アーネストさまっ!?」横で起きたきた奇行に [23:07]
    メルム・レクテューレ:「うぇ、何汚い音吐いてるのよ……」アーネストから距離を取る [23:07]
    アーネスト・オースティン:「さっきの貰い物をのんだら………悪いけど、今回は戦力にならないわ……」 [23:08]
    アーネスト・オースティン:「なによ、これ……侵食どころか健康寿命がちじむ……」 [23:07]
    アーネスト・オースティン アーネスト・オースティン
    ニスーロ・アヤフミ:「ちょっ!?ああああ!お、おはぎで中和しましょう!」 [23:08]
    アーネスト・オースティン:がつがつ [23:09]
    アーネスト・オースティン:「最低限は、回復したわ……」 [23:09]
    モース・メデューズ:「戦う前から何をやっているんだ」 [23:08]
    メルム・レクテューレ:「普通に戦えないの?」 [23:06]
    四方山 ウラク:「まるでサッカーをやれって言われているように見えるけど?」 [23:06]
    オウハ:『その予感の通りです!』 [23:07]
    オウハ:『それではこれから『アークトークサッカー』を開始致します!』 [23:07]
    四方山 ウラク:「『アークトークサッカー』だって!?」 [23:07]
    メルム・レクテューレ:「『アークトークサッカー』……また胡乱な」 [23:08]
    メルム・レクテューレ:「奇行の擁護できないけど……それで……ルールは?」 [23:09]
    四方山 ウラク:「そっとしておこう。彼女の心の平穏にはそれが必要なんだろう」 悲し気な目で見つめながら [23:10]
    オウハ:『今立ち塞がるはサッカーチーム。サッカーにはサッカーで対抗しないと倒せません!』 [23:10]
    オウハ:『そこで皆様には正々堂々全員で参加して頂き、1点ゴールを獲得して頂きます!』 [23:11]
    アーネスト・オースティン:「つまり」 [23:12]
    アーネスト・オースティン:「普通のサッカーをやれってこと? レインでやってるみたいなOVスポーツじゃなくて」 [23:13]
    月見里シュティ:「…いや全員いてもチームに足りてなくないか、これ」 [23:13]
    廿楽木ルウ:「そうで御座いますね……合わせても8人……」 [23:13]
    虹乃サイ:「丁度いいハンデってことっしょ~。アハハッ」 [23:13]
    四方山 ウラク:「フットサルにしては人数が余るね」 [23:14]
    廿楽木ルウ:「ど、どうしましょうっ……!?」 [23:14]
    メルム・レクテューレ:「まぁ…とにかく一点取って勝てばいいんでしょ、勝てば」 [23:14]
    オウハ:『エフェクトの使用は制限いたしませんが、基本敵にはそういうことになりますね』 [23:14]
    オウハ:『人数については気にしないで!もうキックオフの時間です!」 [23:14]
    モース・メデューズ:「全く……実力ぐらいは見させて貰うことにするかな」 [23:15]
    サッカーアークトーク:そしてキミ達がフィールドに立つと、何処からかホイッスルが聞こえ [23:16]
    サッカーアークトーク:「エシュダン!」「ボデュボデュボーデュ!」 [23:17]
    サッカーアークトーク:かけ声を出しながら、相手がボールを蹴り進めてくる [23:18]
    月見里シュティ:「クッソ、意外と動けるぞこいつら!」 [23:18]
    メルム・レクテューレ:「まったく……サッカーとかやったことないんだけど」動きを確認しながらボールを追う [23:19]
    アーネスト・オースティン:イージーエフェクト、天使の外套。コスチュームチェンジ [23:20]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:「テキトーにボール蹴って、ゴールに蹴り込めばいいのよ」 [23:20]
    ニスーロ・アヤフミ:「あわわっ!私相手側に上がっていったほうがいいですか!?」 [23:21]
    メルム・レクテューレ:「分かりやすくて大いに結構」ボールを持つ相手の前にゆるく立ちふさがる。とりあえず奪わないと始まらないことくらいは分かる [23:21]
    メルム・レクテューレ:そのまま、意識する。普段は破壊に回す分のエネルギーを肉体稼働に回すように、それはRCの知識故 [23:21]
    メルム・レクテューレ:相手から見れば一瞬でボールを奪ったように見えるように [23:22]
    サッカーアークトーク:「!?」その一瞬の妙技に反応が遅れる [23:23]
    虹乃サイ:「お~カッコいいじゃーん!頑張って~!」 [23:23]
    メルム・レクテューレ:「…悪いけど、そんなにうまくないから言った奴に任せる」奪うのは出来たが微妙におぼつかない様子で、そういうと不器用に思いっきり蹴り飛ばす形でアーネストにパスして [23:24]
    アーネスト・オースティン:アーネストは無言でそれを、華麗に受け止めて――ドリブル! [23:25]
    アーネスト・オースティン:肉体は脆弱なれど、その感覚のみは一流! 知覚能力で敵をすり抜け、パスを飛ばす! おはぎで、健康だ! [23:25]
    廿楽木ルウ:「この距離だと……ルウがシュートなのですか!?ま、まかされましたっ」パスを受け取る [23:27]
    廿楽木ルウ:恐らく知識からの見様見真似なのだろう。教本通りとも言うべきぎこちない動きだが [23:27]
    廿楽木ルウ:それでも的確に枠内の隅を狙って、ボールが蹴り上げられる。 [23:27]
    サッカーアークトーク:「ゴボリャディブリョショー!」 [23:28]
    サッカーアークトーク:しかしキーパーの守りは強固だ。その渾身のシュートは受け止められてしまい、蹴り返される [23:29]
    四方山 ウラク:「いいね……よくやった、ルウくん!」 蹴り返されたボールを待ち構える様に、右脚を大きく振り上げたウラクの姿が! [23:30]
    四方山 ウラク:「僕は……OVサッカーの領域においても一流の腕前を持っているのだよ!!」 そう……これはOVサッカー部に伝わる必殺シュートの構えッ! [23:31]
    四方山 ウラク:「『悪魔の蹴撃パターダ・デル・ディアボロ』ッ!!!!」 [23:32]
    四方山 ウラク:蒼炎を纏ったボールが全てを破壊する……フィールドも、相手選手も、ゴールポストも!! [23:32]
    四方山 ウラク:「あ……」 [23:33]
    GM:それは災害といっても良い一撃 [23:33]
    サッカーアークトーク:「ミョデュンエ!」「ボボゲー!」「アアアアアッ!」 [23:33]
    四方山 ウラク:だが……シュートの勢いにゴールポストが巻き上がり、ゴールが無くなった空間をボールがすり抜ける。 [23:33]
    四方山 ウラク:相手選手を幾人も巻き込んで。 [23:33]
    サッカーアークトーク:流石に相手もまずいと感じたのか何人かが盾になるも…キーパーごと吹っ飛ばされる! [23:34]
    サッカーアークトーク:「ビリェジュフォンショーフォン」 [23:34]
    サッカーアークトーク:審判らしい怪人がレッドカードを出す [23:34]
    四方山 ウラク:「レッドォ!?」 大人しく退場する。 [23:34]
    オウハ:『あれは完全に反則です!ラスターが退場してしまいました!』 [23:35]
    アーネスト・オースティン:「何がヒーローよ……!!」 [23:35]
    メルム・レクテューレ:「あ、あ、アホかー!!!!」 [23:35]
    廿楽木ルウ:「お、お馬鹿さまですか!?」 [23:35]
    月見里シュティ:「クソ、派手にやり過ぎだ…!でもどうする。まだ随分と守りが堅いが…」 [23:35]
    アーネスト・オースティン:「しかたないわね、あたしが……」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:スピードと知覚力で必死にもがくが、根本的に、フィジカルが足りない! 辛うじて、パスは出した! [23:36]
    メルム・レクテューレ:「慣れてないっていってるでしょ…!」それでも受け取ったからには走る……フィジカルのみのごり押しで [23:38]
    メルム・レクテューレ:ただ豪快につっこんで、相手に囲まれるように [23:39]
    ニスーロ・アヤフミ:「うわっとと大分まずそう…!こ、こっち!お願いします!」 [23:41]
    ニスーロ・アヤフミ:ぴょんぴょんと跳ねてアピールし [23:41]
    メルム・レクテューレ:「……!任せたわよおはぎ屋ッ!」その分、手薄になる……味方を信じる! [23:41]
    メルム・レクテューレ:一瞬だけ振り切って彼女にパスを飛ばす [23:42]
    ニスーロ・アヤフミ:「もらったー!えっとえっと、薬物の人―!」パスが繋がり [23:42]
    虹乃サイ:「あいあ~いっと。もっかいリベンジ…決めてきなー!」 [23:43]
    虹乃サイ:と、丁度ゴール近くのルウへ繋げる [23:43]
    廿楽木ルウ:緩やかに浮かぶそれを阻むべく、怪人たちが目掛けて寄り集まってくる。 [23:44]
    廿楽木ルウ:「それでも、今度こそ決めます────槍よ!」 [23:45]
    廿楽木ルウ:手の中に喚ばれた雷霆は長大な鉄の形を取り、地に縫い付けられ [23:45]
    廿楽木ルウ:艶やかな毛先を緋色に染めたストライカーが [23:45]
    廿楽木ルウ:横一閃 [23:45]
    廿楽木ルウ:ボールも彼女も地すら踏まず、強烈なボレーシュートがネットへ叩きつけられる [23:45]
    サッカーアークトーク:「オ、オォォ……!」 [23:47]
    サッカーアークトーク:ゴールネットへとその一撃が叩きつけられた瞬間 [23:47]
    サッカーアークトーク:力を失ったようにチームを構成していたアークトーク達が次々と斃れていく [23:47]
    GM:ゲームがこれで終わったらしい [23:47]
    メルム・レクテューレ:「……どういう生態なの、これ」 [23:48]
    廿楽木ルウ:「や、やりました……」 [23:48]
    廿楽木ルウ:「ルウはやりましたよーっ皆さま!」 [23:48]
    廿楽木ルウ:髪色は蒼に戻り、その場でぴょんぴょんと飛び跳ねている。 [23:48]
    四方山 ウラク:「やったね、ルウくん!」 退場し、ベンチに引っ込んでいたウラクが立ち上がる。 [23:48]
    メルム・レクテューレ:「あ、退場戦犯」ジト目を向けている [23:48]
    メルム・レクテューレ:「……そうね、よくやってくれたわ、お疲れ様」 [23:49]
    廿楽木ルウ:「え、えへへ……メルムさまたちのお力があっての事で御座います」 [23:49]
    オウハ:『――試合終了!そしてこれにて第2回戦におけるアークトークの全伐採を確認しました!』 [23:48]
    オウハ:『第2回戦。これにて終了です。皆様おめでとうございます!』 [23:49]
    アーネスト・オースティン:「あー、しんど」 [23:49]
    月見里シュティ:「誰かが脱落するような内容でもなかったな……面倒くせぇ。勝負は早く付けたいってのに」 [23:49]
    四方山 ウラク:「ナイスファイト!今回のゲームも皆の力で一人も欠ける事無く生き残れたね」 [23:50]
    ニスーロ・アヤフミ:「いや~!やりましたね~!結束の勝利ですよ勝利!」 [23:50]
    ニスーロ・アヤフミ:「打ち上げのおはぎ食べましょう!」 [23:50]
    メルム・レクテューレ:「それはいらない」手を挙げてノーセンキューしてる [23:50]
    廿楽木ルウ:「先にお飲み物を……」 [23:51]
    四方山 ウラク:「おはぎよりも塩分の方が欲しいなぁ」 [23:51]
    虹乃サイ:「じゃあタダ菓子で5箱ぐらい頂戴よ~」 [23:51]
    ニスーロ・アヤフミ:「えっ」「それは嫌です!買ってくださいよ!」 [23:51]
    メルム・レクテューレ:「そうね、退場したおバカ以外のみんなの協力有ってだわ」 [23:52]
    GM:第二回戦もお互いの協力があり無事終了。脱落無くクリアする事が出来た。 [23:51]
    GM:優勝を目指すならただの遠回りにしかならないのかもしれないが、それでも無事に事を終えた安堵感がそこにはあった。 [23:52]
    ニスーロ・アヤフミ:「願いはどうあれ故郷を壊す輩は許せませんし……止められてよかったです」 [23:52]
    GM:――しかし [23:52]
    GM:連戦で疲労が残り、ゲームも終わって油断しているキミ達を尻目に [23:53]
    四方山 ウラク:「うぐっ……! それは、そうなんだけどさ……おや?」 [23:53]
    モース・メデューズ:「――ああ。ここまで確認出来たなら、もう十分だ」 [23:54]
    モース・メデューズ:そう、静かに呟くと同時 [23:54]
    モース・メデューズ:『パラダイスフルーツ!』 [23:55]
    モース・メデューズ:『chewing on!』 [23:55]
    モース・メデューズ:「変身」 [23:55]
    モース・メデューズ:狙っていたかのように、流れるような形で変身を完了させ [23:56]
    モース・メデューズ:『ハイーッ!』『パラダイスフルーツスカッシュ!』再びベルトの口を開き、”噛ませる”と [23:57]
    モース・メデューズ:「見たところ一番火力があるのは…キミか。本当に退場するのは、キミからにして貰おう」 [23:58]
    モース・メデューズ:ブシュッ。トバァッ。その両腕が裂けるようにして、赤黒い血管の如き大量の触手が飛び出す。 [23:59]
    モース・メデューズ:その意識の外から命を刈り取る勢いで狙われたのは――アーネストだ、 [23:59]
    アーネスト・オースティン:「ああ、くそ! 二度あることは三度あると思ってたら、もっと碌でもないことが!」 [00:00]
    GM:キミは対応を迫られるが――幾らキミでも、今から変身するには時間が足りない! [00:00]
    GM:そこへ―― [00:00]
    ニスーロ・アヤフミ:「――ダメ―っ!そんなこと、させませんっ…!変身!」 [00:02]
    ニスーロ・アヤフミ:《炎陣》 彼女の反応の方が、早かった。 [00:02]
    アーネスト・オースティン:「―――馬鹿!」 [00:02]
    モース・メデューズ:「はぁ…だが関係ない」「”味見”する順番が前後するだけだ」 [00:03]
    ニスーロ・アヤフミ:その大量の触手は射線に出たニスーロの両腕に絡みつき [00:03]
    ニスーロ・アヤフミ:「ぐ、ぁ、ぁっ…!キャアアアアッ!」 [00:04]
    ニスーロ・アヤフミ:ブチブチと痛々しい音を立てて、その肉を装甲ごと引きちぎる [00:04]
    四方山 ウラク:「ニスーロくん!」 遅れて反応するも……間に合わない! [00:04]
    ニスーロ・アヤフミ:「ぁ、ぁっ……ぐ、っ……!」そのまま変身解除を余儀なくされ、血塗れで、アーネストの目の前で倒れ伏す。 [00:05]
    廿楽木ルウ:「ニスーロさま……ニスーロさま!!」惨状に声を上げる [00:05]
    アーネスト・オースティン:「………」 [00:05]
    メルム・レクテューレ:「そう、そういうことをするなら敵」言葉少なく変身のプロセスを準備している [00:05]
    アーネスト・オースティン:「………」 [00:05]
    モース・メデューズ:触手はその肉を何度か咀嚼するようにしたあと [00:05]
    モース・メデューズ:「…なんだ、RC特化か…キュマイラみたいだから”相性”はいいんじゃないかと期待してたんだけどな」 [00:06]
    モース・メデューズ:噛み砕かれて肉塊になったそれを吐き出す [00:06]
    廿楽木ルウ:「あ、あなたは……本当に食べて、取り込もうとでも……っ!?」 [00:06]
    オウハ:『っ…!?お待ちください!ライダー同士の戦いはルール違反です!』 [00:07]
    オウハ:『このまま続けるようでしたらすぐに――』 [00:07]
    モース・メデューズ:「いいよ・・・?」 [00:07]
    メルム・レクテューレ:「先にやったのはあっちでまだやる気、こっちは正当防衛、何の問題が?」 [00:08]
    四方山 ウラク:「理由を、聞かせてもらおうか……君はメサイアグランプリを勝ち進む意欲が希薄だし、こんな事をする理由はないはずだけど?」 静かに、彼女に問う。 [00:07]
    モース・メデューズ:「脱落させられるならそれまで。どうせそのつもりだったしね」 [00:08]
    モース・メデューズ:「それまでに1回喰ってやるまでさ」 [00:09]
    四方山 ウラク:(場当たり的な、衝動的犯行か……? いや、それにしてはやけに理知的だ……) [00:09]
    モース・メデューズ:「……生憎、メサ主特典とやらはそう万能でもないらしくてね?」 [00:09]
    モース・メデューズ:「叶うアテはここにはないって分かったから降りることにした。それだけ」 [00:09]
    廿楽木ルウ:「──!だからってこんな事を?!」 [00:11]
    モース・メデューズ:「最初は願いが叶うのを期待してたけどね。ま、目標が変わったってこと」 [00:12]
    モース・メデューズ:「いいかなそろそろ。私と相性がいいだろう肉は何人かいるから気になってたんだ」 [00:10]
    モース・メデューズ:「槍使いのキミとかさ」 [00:10]
    廿楽木ルウ:「────っ!」 [00:11]
    アーネスト・オースティン:ロイス取得 [00:10]
    アーネスト・オースティン:血塗られた『日常』 宿命●/許容 [00:10]
    アーネスト・オースティン:「ふぅ」 [00:11]
    ニスーロ・アヤフミ:「あ…アーネスト…ちゃん……」 [00:11]
    ニスーロ・アヤフミ:息も絶え絶えの様子で名前を呼んでいる [00:11]
    四方山 ウラク:「グランプリ自体ではなく、この場に集った”ライダー”達が目的だという事か」 [00:11]
    アーネスト・オースティン:「ニス―ロ、ありがとうね」 [00:11]
    アーネスト・オースティン:「夢が見れた・・・・・ [00:11]
    アーネスト・オースティン:「結局、あたしは・・・・ファルスハーツ・・・・・・・は」 [00:12]
    アーネスト・オースティン:「どこでも、どこまでいっても、こうなる・・・・ [00:12]
    廿楽木ルウ:「待ってくださいアーネストさま!ニスーロさまはまだ……!先にそちらをっ……」 [00:12]
    メルム・レクテューレ:「……」 [00:13]
    アーネスト・オースティン:「ニス―ロ、起きれないなら、送ってあげる・・・・・・ [00:13]
    アーネスト・オースティン:「まだ、戦うなら、手を取りなさい。休みたいなら、眼を瞑りなさい」 [00:13]
    廿楽木ルウ:「やめて……っ……ぇ?」立ち塞がろうとするも [00:14]
    メルム・レクテューレ:「……廿楽木、ダメよ、割り込んでは」それを、止める [00:14]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、そっと、友へと手を差し出す。 [00:14]
    アーネスト・オースティン:「あたしは今、帰ってきた・・・・・ [00:14]
    アーネスト・オースティン:「ここは、戦場・・ [00:14]
    アーネスト・オースティン:「……誰だって、自分の結末は、自分では決められない」 [00:15]
    アーネスト・オースティン:「それでも、あたしはあなたに選択をあげるわ」 [00:15]
    アーネスト・オースティン:「戦うか、休むか」 [00:15]
    ニスーロ・アヤフミ:「…ご、めん、なさい…っ…今の……つい意識しないでも…ぐふっ…」息も絶え絶えで、血を吐きつつも微笑んでみせ [00:16]
    ニスーロ・アヤフミ:「つい足が…動いちゃったんです…っ…もう、その時点で……」 [00:16]
    ニスーロ・アヤフミ:「わたし……誰かを蹴落として…とか・・向いてなかったのかな、って……だから……多分、また迷惑かけちゃう…かと……」 [00:17]
    アーネスト・オースティン:「わかった」 [00:17]
    アーネスト・オースティン:「短い間だったけど、一緒に戦えて・・・良かったわ」 [00:18]
    アーネスト・オースティン:「戦友・・ [00:18]
    ニスーロ・アヤフミ:「アーネスト、ちゃん……難しいかもしれない、ですけど……」 [00:18]
    ニスーロ・アヤフミ:「あなたの故郷ふるさとは、メサイアここです……いつでも、いられて、いつでも帰ってこられるあたたかいところ……」 [00:19]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、そっと、ニス―ロを抱擁する。その腕は、首に巻かれている・・・・・・・ [00:19]
    ニスーロ・アヤフミ:「何事もないように、祈ってます……元気な顔で、帰って、こられるように……」 [00:19]
    アーネスト・オースティン:「いいえ・・・ [00:19]
    アーネスト・オースティン:「あたしの日常は、メサイアにある」 [00:20]
    アーネスト・オースティン:「けれど、あたしの故郷は、戦場よ」 [00:20]
    アーネスト・オースティン:「―――お休み、ニス―ロ」 [00:20]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、兵士である。身内の介錯・・・・・を、幾度も行ってきた。 [00:21]
    アーネスト・オースティン:銃がなくても、ナイフがなくても、オーヴァードとて、人の肉体には相違ない。 [00:21]
    アーネスト・オースティン:頚椎の破壊を持って、即死・・する。アーネストは、ニス―ロの首を、慣れた様子で捻り砕いた。 [00:21]
    アーネスト・オースティン:痛みすら感じることなく送る・・ための、介錯技法――この場では、転送技法であろうか。 [00:22]
    ニスーロ・アヤフミ:「――」その躯から力が失われ [00:22]
    GM:そのまま光に包まれ、転送が行われた。 [00:22]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター」 [00:23]
    アーネスト・オースティン:「モース・メデューズは、どうするの?」 [00:23]
    アーネスト・オースティン:「あんた達が処理するのか、あたしたちが正当防衛をするのか」 [00:23]
    オウハ:『っ…退場処理は行えますがそれはすぐに、とは行きません」 [00:24]
    オウハ:『……緊急措置です。追加ミッションとして、参加者モース・メデューズの鎮圧をお願いします!』 [00:25]
    アーネスト・オースティン:「だってさ」 [00:25]
    月見里シュティ:「クソ、余計な仕事増やしやがって……!胸くそ悪い奴」 [00:25]
    虹乃サイ:「でもこのまま頭からバリボリってワケにはいかないっしょ~?……やんなきゃねえ、こっちなりに」 [00:26]
    メルム・レクテューレ:「こうなった以上敵、それ以上でも以下でもない」すでに準備は終えている、敵意を向けて攻撃を振るった、その時点で敵だ [00:27]
    アーネスト・オースティン:「おい、クソ野郎・・・・ [00:26]
    アーネスト・オースティン:アーネストのその声は、誰にも向けられていない。 [00:26]
    アーネスト・オースティン:しかし、どこかには向けられている、彼女は、淡々と呟いた。 [00:26]
    アーネスト・オースティン:「二度あることは三度ある」 [00:26]
    アーネスト・オースティン:「紹介してやるから、来なよ」 [00:27]
    アーネスト・オースティン:アーネストは [00:27]
    アーネスト・オースティン:――銃が示されたカード――いや、チップ・・を、取り出した。 [00:28]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:「最前列を、見逃すぞ」 [00:28]
    モース・メデューズ:「話は終わったかい?じゃあアレが連中に効くのか、試してみようか」 [00:27]
    モース・メデューズ:『ハイーッ!』『パラダイスフルーツオーレ!』 [00:28]
    モース・メデューズ:ブシュッ。今度はその背中から触手が飛び出す。 [00:28]
    サッカーアークトーク:それは周囲で倒れ伏しているアークトークへと突き刺さり、血液のようなものを注入していく [00:29]
    サッカーアークトーク:《ブレインハック》 [00:29]
    サッカーアークトーク:「ァ…ァァ…」 [00:29]
    サッカーアークトーク:するとそれらはゾンビのように緩慢に動き出し、キミ達へと敵意を向ける。 [00:29]
    モース・メデューズ:「これで数的不利はある程度どうにかなるというわけだ」 [00:30]
    四方山 ウラク:「数で僕が怯むとでも?」 [00:30]
    四方山 ウラク:「例え、あの子が抱えていた欲望(ねがい)がどんなものであったとしても」 [00:31]
    四方山 ウラク:「その希望(ねがい)を摘み取った事実は重い」 [00:31]
    廿楽木ルウ:「それでも、あなたを止めます……!」 [00:31]
    廿楽木ルウ:「こんな事をまた皆さまに向けさせるわけにはいきません!」 [00:31]
    アーネスト・オースティン:「数に意味はない、願いに意味もない」 [00:31]
    アーネスト・オースティン:「強さにも意味は何、意志にも意味はない」 [00:31]
    アーネスト・オースティン:「戦場では、ただ、生き残ったほうが残る・・ [00:31]
    メルム・レクテューレ:「あの子は良い子だったのに。邪魔してくれて、ね」 [00:32]
    モース・メデューズ:「そうか。まぁこの場に置いては残ることなんて期待してはいないが」 [00:32]
    モース・メデューズ:「そうだな……少しは私の腹を満たせるように、頑張ってくれ」 [00:33]
    アーネスト・オースティン:そして、アーネストは笑みを浮かべた。 [00:32]
    アーネスト・オースティン:「だったら、消える前に言っておく」 [00:33]
    アーネスト・オースティン:「ありがとう、モース・メデューズ」 [00:33]
    モース・メデューズ:「ほう?」 [00:33]
    アーネスト・オースティン:「おはぎみたいに甘ったるい夢から、やっと覚めた」 [00:33]
    アーネスト・オースティン:「誰も、運命からは逃げられない」 [00:33]
    四方山 ウラク:「…………。」 [00:34]
    アーネスト・オースティン:「そして」 [00:34]
    アーネスト・オースティン:「この場での、あんたの運命けつまつは、あたしが決めた」 [00:34]
    アーネスト・オースティン:「平凡につまらなく、吹き飛ぶ・・・・ [00:35]
    アーネスト・オースティン:「それだけよ、それじゃあ、ちゃっちゃと初めましょうか」 [00:35]
    四方山 ウラク:「モースくん……君が、願いに抱いていた希望があったとして、だからこそ期待外れに望みを失った……その事実には、多少は同情しよう」 [00:35]
    四方山 ウラク:「……それは僕が通った道でもある」 [00:36]
    四方山 ウラク:「だからこそ、最後に聞かせてくれ」 [00:36]
    四方山 ウラク:「アーネストくんはああも言ったけど、そのつまらない結末おわりを覆す気は、自分の行いを悔いて、僕と共に歩む気は……」 [00:37]
    四方山 ウラク:「君にはあるかい?」 [00:37]
    モース・メデューズ:「ないね。私が求めているのは」 [00:38]
    モース・メデューズ:「”私たち”の悲願を成就させるためのものだ。これだけは譲る気もない」 [00:38]
    四方山 ウラク:「…………。」 しばらく、悲し気に目を伏した後 [00:39]
    四方山 ウラク:「……残念だ」 拳を前へ突き出し、構えを取る。戦う為の姿勢を。 [00:40]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター」 [00:40]
    アーネスト・オースティン:「見世物が始まるわ」 [00:40]
    アーネスト・オースティン:「お客様・・・のために、音楽でもかけて、盛大に」 [00:41]
    アーネスト・オースティン:「ショーの始まりを宣告しなさいな」 [00:41]
    アーネスト・オースティン:「――Are You Ready?」 [00:42]
    狭霧ミャクラ:『……本当に遺憾でしかないのですが』オウハに変わる形で苛立った声が響き [00:42]
    狭霧ミャクラ:『……いいでしょう。新たなミッションを発令。…裏切り者ダブルクロスを討伐せよ」 [00:43]
    GM:そう、新たなゲームは宣告された。 [00:43]

    GM:ではではエンゲージはこんな感じ [20:02]
    モース・メデューズ[7] サッカーアークトーク×4[8]
    |
    |
    10m
    |
    |
    アーネスト[20]メルム[8]ルウ[8]ウラク[5]
    GM:問題無さそうならセットアップから行きましょう [20:03]
    アーネスト・オースティン:はーい [20:03]
    アーネスト・オースティン:セットアップ、光の銃 [20:03]
    四方山 ウラク:セットアップ、とくになしです [20:03]
    メルム・レクテューレ:アーマメントベルト起動 [20:04]
    モース・メデューズ:セットアップで戦闘陣形を使用 アークトークをPC達のエンゲージへ移動させる [20:04]
    廿楽木ルウ:あっきさま! [20:05]
    廿楽木ルウ:《鮮血の奏者》+《赫き鎧》+《紅の騎行》 それぞれHPを1点と3点消費して使用 [20:06]
    メルム・レクテューレ:う、うっとうしいことを [20:06]
    廿楽木ルウ:攻撃力+18、行動値+10、防具装備、飛行状態に [20:06]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのイニシアチブを10増加(8 → 18) [20:06]
    GM:カードは使います? [20:07]
    アーネスト・オースティン:喰い残すと面倒だからつかっちゃえ [20:07]
    廿楽木ルウ:NPCカード【???】でモースの行動値-10します [20:09]
    モース・メデューズ:( 0M0)ウワアアア [20:09]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを4減少(19 → 15) [20:09]
    モース・メデューズ[7]
    |
    |
    10m
    |
    |
    サッカーアークトーク×4[8]
    アーネスト[20]メルム[8]ルウ[8]ウラク[5]
    GM:じゃあイニシアを挟みつつアーネストちゃんから [20:11]
    アーネスト・オースティン:はーい [20:12]
    アーネスト・オースティン:マイナー放棄 [20:12]
    アーネスト・オースティン:モースちゃんにメジャー 断罪の月光
    組み合わせ
    小さな塵+コンセ
    [20:12]
    アーネスト・オースティン:9dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[2,2,5,7,7,8,8,10,10]+6[2,2,3,5,6,6]+4 → 20
    [20:13]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(62 → 66) [20:13]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(66 → 70) [20:13]
    アーネスト・オースティン:くそひく [20:13]
    アーネスト・オースティン:りあくしょんどうぞ [20:13]
    モース・メデューズ:ガード スプリングシールド+歪みの体で軽減 [20:13]
    アーネスト・オースティン:はーい [20:14]
    アーネスト・オースティン:3d10+40+6
    DoubleCross : (3D10+40+6) → 14[5,2,7]+40+6 → 60
    [20:14]
    モース・メデューズ:20点受け止めて40だぜ [20:14]
    アーネスト・オースティン:かたいぜ [20:14]
    モース・メデューズ:そしてイニシアで 遅くされて黙ってると思ってるのかよえーっ! [20:15]
    モース・メデューズ:《加速する刻》 [20:15]
    廿楽木ルウ:なにーっ [20:15]
    モース・メデューズ:マイナーでパラダイスフルーツ使用!これはなんと5d回復して重圧と放心を受ける激やば果実だ [20:16]
    モース・メデューズ:流石に重圧がやばいのでそこは異常耐性を入れてるぜ [20:17]
    モース・メデューズ:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 28[3,8,10,6,1] → 28
    [20:17]
    モース・メデューズ:ウメーッ [20:17]
    GM:そしてヨォーッ このHPをどうするかってとよーー [20:18]
    GM:メジャーでパラダイスフルーツスパーキング:《コンセントレイト:エグザイル》+《異形の祭典》+《伸縮腕》+《貪欲なる拳》+《災いの魔剣》 [20:18]
    GM:全部吐き出すんじゃ [20:18]
    GM:無駄に6体対象に取れるからNPC含めて全員食える [20:19]
    GM:9dx7+4 くらえーっ
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,2,2,3,8,9,10,10,10]+10[3,7,10,10,10]+5[1,1,4,5]+4 → 29
    [20:20]
    廿楽木ルウ:ガード! [20:20]
    アーネスト・オースティン:ドッジ [20:20]
    四方山 ウラク:ドッジ! [20:20]
    アーネスト・オースティン:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 3[3,3] → 3
    [20:20]
    メルム・レクテューレ:ドッジ [20:20]
    四方山 ウラク:(4+0)dx+1>=29 【回避】
    DoubleCross : (4DX10+1>=29) → 8[1,6,7,8]+1 → 9 → 失敗
    [20:20]
    アーネスト・オースティン:カス [20:20]
    メルム・レクテューレ:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 8[1,8]+1 → 9
    [20:20]
    モース・メデューズ:無駄よぉーっ HPを1まで吐き出しきった一撃じゃーっ [20:20]
    モース・メデューズ:3d10+73
    DoubleCross : (3D10+73) → 14[5,5,4]+73 → 87
    [20:21]
    アーネスト・オースティン:リザ [20:22]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 3)増加(70 → 73) [20:22]
    メルム・レクテューレ:リザレクト [20:22]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10-1(→ 2)増加(55 → 57) [20:22]
    廿楽木ルウ:もろもろ合わせても足りなすぎ!《リザレクト》! [20:22]
    廿楽木ルウ:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 6
    [20:22]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1増加(57 → 58) [20:22]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを6に変更(15 → 6) [20:22]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレのHPを3に変更(28 → 3) [20:22]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を6増加(46 → 52) [20:22]
    四方山 ウラク:HP0!《リザレクト》! [20:22]
    四方山 ウラク:四方山ウラクのHPを1D10(→ 3)に変更(29 → 3) [20:22]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を3増加(59 → 62) [20:23]
    GM:では処理済んだところで改めてルウちゃんじゃ [20:24]
    モース・メデューズ:来いーっ 私は1回殴られただけで死ぬぞ [20:24]
    廿楽木ルウ:はーい 飛行状態なのでマイナーで10m前進してモースにエンゲージ [20:25]
    モース・メデューズ[7]
    ルウ[8]
    |
    |
    10m
    |
    |
    サッカーアークトーク×4[8]
    アーネスト[20]メルム[8]ウラク[5]
    廿楽木ルウ:メジャーで武器を使って〈射撃〉攻撃します [20:25]
    GM:飛んだーっ [20:25]
    GM:はぁいどうぞ [20:25]
    廿楽木ルウ:3dx+9+9
    DoubleCross : (3DX10+18) → 8[5,5,8]+18 → 26
    [20:26]
    モース・メデューズ:ワンチャンガードじゃ [20:26]
    廿楽木ルウ:ではそのままダメージ [20:26]
    廿楽木ルウ:3d10+12+10+18
    DoubleCross : (3D10+12+10+18) → 3[1,1,1]+12+10+18 → 43
    [20:26]
    GM:ひどい! [20:26]
    廿楽木ルウ:雷神の戦槌の効果でHPを3失います [20:27]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを3減少(6 → 3) [20:27]
    GM:判定じゃなくてよかったですねマジでね…… [20:27]
    モース・メデューズ:斃れる 私は一度食えれば良かったんだよーっクケケ [20:27]
    廿楽木ルウ:な、なんて邪悪な…… [20:28]
    廿楽木ルウ:あ、セットアップの侵蝕完全に忘れてた 今更ですが上げておきます [20:28]
    GM:はーい [20:29]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を9増加(52 → 61) [20:29]
    GM:このままメルムちゃんか [20:29]
    メルム・レクテューレ:了解 [20:30]
    メルム・レクテューレ:マイナーなし [20:30]
    メルム・レクテューレ:メジャー《漆黒の拳》+《コンセントレイト:バロール》+《原初の赤:大裁断》+《漆黒の波濤》《紡ぎの魔眼》ものせて(侵蝕13) [20:30]
    メルム・レクテューレ:7dx7+2
    DoubleCross : (7DX7+2) → 10[1,2,4,4,4,7,10]+5[2,5]+2 → 17
    [20:30]
    メルム・レクテューレ:あ、対象はサッカー全員 [20:30]
    四方山 ウラク:あ、ウルムくんも使ってやってください [20:30]
    ウルム・アニマスフィア:受け取ってくれ [20:31]
    メルム・レクテューレ:では達成値22、ダメージに+ですね [20:31]
    四方山 ウラク:僕のサポーターから援護だよ [20:31]
    GM:取り巻きはイベイション10で当たってますわ [20:31]
    メルム・レクテューレ:ダメージ [20:31]
    メルム・レクテューレ:2d10+19+3d10
    DoubleCross : (2D10+19+3D10) → 6[5,1]+19+13[8,2,3] → 38
    [20:31]
    メルム・レクテューレ:38点装甲無視 [20:31]
    GM:受けて……うーむ ギリギリ散りますわ [20:32]
    メルム・レクテューレ:よかった、固定値低いから心配だった [20:33]
    GM:これで戦闘お仕舞い! ミドルなのであっさり [20:33]
    GM:では演出へ [20:34]

    モース・メデューズ:「私にとっての”食事”はこれでしかあり得ないんだ」「だから、せめて少しぐらいは味わう余裕ぐらいは欲しい所だね」 [20:37]
    サッカーアークトーク:と、彼女の指令を受け取りアークトークの集団が突っ込んでくる。簡単には自分に手出しされないように、ということだろう。 [20:38]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、笑みを浮かべたままに、首輪ベルトを取り出し。 [20:39]
    アーネスト・オースティン首輪ベルト [20:39]
    アーネスト・オースティン:銃によって構築される永劫ウロボロス――アーネストの宿命を記した、皮肉の塊のようなカードを差し込んだ。 [20:40]
    アーネスト・オースティン:「――変身」 [20:40]
    アーネスト・オースティン:そして、降り注ぐのは。 [20:40]
    アーネスト・オースティン:暴力的なまでの赤い光・・・ [20:40]
    アーネスト・オースティン:白く輝く装甲を、赤が、赫が、朱が、埋め尽くす。 [20:41]
    アーネスト・オースティン:そして、構築されたるは、赤と白が入り交じる。モースのそれと似た色彩の、超甲。 [20:41]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:その胸元には、刻まれた傷。 [20:41]
    モース・メデューズ:「――キミも本気で来るというワケか。しかし意外だな、そこまで激昂するとは……」 [20:42]
    アーネスト・オースティン:「フォーム――憎しみの赤ヘイト・レッド [20:42]
    モース・メデューズ:それを見て若干感心したようにしつつ [20:42]
    アーネスト・オースティン:「いいえ、覚めてるわ・・・・・ [20:42]
    アーネスト・オースティン:「怒りも、嘆きも、悲しみも。全て、全て、慣れ親しんだものにすぎない。全て、経験した過去に過ぎない」 [20:43]
    アーネスト・オースティン:「あんたも、あの子も、あたしの過去になる」 [20:43]
    モース・メデューズ:「そうか。……”こういう”ゲームである以上犠牲者は付きものだろう?誰も痛い目を見ないまま終わると思っていたか?」 [20:43]
    モース・メデューズ:「だとしたら、脳天気にも程がある。キミなりの日常に染まりすぎたな」 [20:43]
    アーネスト・オースティン:「まさか、あの子だって、覚悟はしていたでしょうよ」 [20:43]
    アーネスト・オースティン:「していなかったのなら、あの子が悪い・・・・・ [20:44]
    モース・メデューズ:「そうか……キミの肉は射撃型で相性が悪そうなのが残念だよ」 [20:44]
    モース・メデューズ:「もし性質が違ければ、これ以上なく取り込みたいと考えていたが」 [20:45]
    アーネスト・オースティン:「そう、やれば・・・?」 [20:46]
    アーネスト・オースティン:「その前に、この姿の試し打ちをさせてもらうけどね」 [20:46]
    四方山 ウラク:「…………っ!」 既に己の肉体に蒼銀の装甲を鎧っている。 [20:47]
    四方山 ウラク:装甲の一部を周囲の空間に展開。”最悪の事態”に備えて状況の趨勢を見守る。 [20:47]
    廿楽木ルウ:「──そんなことはさせません」 [20:49]
    廿楽木ルウ:槍が光を放ち [20:49]
    廿楽木ルウ:蒼き髪は長い緋色に置き換えられ、雷光の中で血が編まれる。 [20:50]
    廿楽木ルウ:「これ以上私の友人を……」 [20:50]
    廿楽木ルウ:「戦いの中であろうと、悲しい別れは起こさせません!」 [20:51]
    廿楽木ルウ:「……氷は水にi to l血は嵐にl to h!」 [20:51]
    廿楽木ルウ:光の中から、また赫の戦士が撚り出でる。 [20:51]
    モース・メデューズ:「させない、と。ここに来てヒーロー気取りか」 [20:51]
    モース・メデューズ:「こんな場でそうするほど空虚な事はないね。…どのみち此方の目的は果たされる」 [20:52]
    廿楽木ルウ:「……それでも……私は、私達は……!」僭称への指摘に歯嚙みする [20:53]
    メルム・レクテューレ:「誰もかれも思惑なんてどうでもいい。事実なのはあなたが優勝するための障害であり、敵なこと」冷徹にただそう切り捨てる [20:54]
    メルム・レクテューレ:己の心に響く声――許されたるは解き放つこと [20:54]
    メルム・レクテューレ:目の前にいるのは”敵”破壊するべき敵、破壊してもいい敵。そう意識を切り替えると胸から、そして全身からあふれるのは衝動のこもった紫の炎。明確な敵を前にしてこれまでよりも滾るもの [20:54]
    メルム・レクテューレ:解き放ちながら縛り付ける、溢れ抑える、矛盾したままに [20:54]
    メルム・レクテューレ:「だから壊す、それだけ」彼女が攻撃した時点で準備は済ませた、そのまま破壊の鎧を纏って油断なく視線を向ける [20:55]
    モース・メデューズ:紅と深紫の視線が交錯する。その圧倒的力にどうしても期待が膨らむ。 [20:56]
    モース・メデューズ:「分かりやすくていい。私としてはキミのほうが好ましいな」 [20:56]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、なめらかな所作で、右手をモースへと向ける。その手には、赤い閃光が収束する。 [20:57]
    アーネスト・オースティン:エンジェルハイロウのエフェクトは、基本的に白か黄色の明るい光を放つが、今のアーネストの輝きは、錆のように、血のように紅い。 [20:57]
    アーネスト・オースティン:――そして、放たれた爆光――アーネストは、舌打ちを漏らす。 [20:58]
    アーネスト・オースティン:「……威力だけが高い、安定性が低いわね」 [20:58]
    アーネスト・オースティン:「使い方を考えないと」 [20:58]
    モース・メデューズ:「が、ぐっ……!」即座に装甲を血で固めるも [20:58]
    モース・メデューズ:胴体にぽっかりと空洞が開くかのようにあっさりと貫かれ、その身より大量の血が噴き出る [20:59]
    アーネスト・オースティン:「威力だけはある・・・・・・。避ければよかったのに」 [20:59]
    モース・メデューズ:「いいや、これがいいのさ……この形態は……中々難儀な性能をしていて、ね……」 [20:59]
    モース・メデューズ:「”変身者の最後の血の一滴”まで出し切らないと……全力は出し切れない……燃費の方向で言えば最悪も良い所さ……」 [21:01]
    モース・メデューズ:ぐじゅり。その抉られた穴へと手を突っ込む。そこから搾り出されるように出た彼女の全ての血が腕に集い、あまりにも巨大な血の魔剣を形作ると [21:01]
    モース・メデューズ:「しかし、ね――その爆発力だけなら、自信があるというわけだ…!」 [21:02]
    モース・メデューズ:『ハイーッ!』『パラダイスフルーツスパーキング!』 [21:02]
    モース・メデューズ:三度ベルトを果実に噛ませると、戦場全体を薙ぎ払うようにして魔剣が振るわれる。 [21:03]
    モース・メデューズ:煮えたぎる血の奔流が溢れ、キミ達へと襲いかかる! [21:03]
    アーネスト・オースティン:――凄絶なる斬撃によって、一度、死ぬ。 [21:07]
    アーネスト・オースティン:そして、何事もなく立ち上がる。慣れたものだ、リザレクトなど。 [21:07]
    月見里シュティ:「クソッ!上手い事近寄れなくしやがって……がぁっ!?」無論被害は全体に及ぶ。そのエネルギーに吹き飛ばされると同時、胴体の肉を抉られ [21:08]
    虹乃サイ:「いっつぅ…!こりゃ中々しんどいね…!」こちらも片腕を引きちぎられ、リザレクトを待つしかない [21:08]
    四方山 ウラク:「……ッ!」 [21:08]
    四方山 ウラク深海獣クラーケンの触手の如き血液の濁流が一筋、己の血肉を食い千切る。 [21:08]
    四方山 ウラク:だが、強烈な痛みを伴うであろうその傷に怯む事無く、ウラクの視線は瞬き一つする事無く戦場を見据えていた。 [21:08]
    メルム・レクテューレ:腕を交差し、耐えようとするも命を使った攻撃を受け止めきれずに鎧を砕かれ腕から血肉も吹き飛ばされる [21:09]
    メルム・レクテューレ:だが素早く立ち上がり、腕もすぐに修復されて [21:09]
    モース・メデューズ:宣言通り。彼女はキミ達の肉を奪っていく。これを取り込むつもりなのだろう。 [21:09]
    廿楽木ルウ:外殻から中まで浸透する程の威力を受けた一瞬 [21:11]
    廿楽木ルウ:隣の彼女たちも吹き飛ばされ、自身が起き上がるったときこそ隙だ [21:11]
    廿楽木ルウ:目の前でわらわらと立ち塞がる怪人たちではない。そもそも── [21:12]
    廿楽木ルウ:ヂリッ という音とともに雷速、、ですり抜けた塊がモース・メデューズの眼前まで迫る。 [21:13]
    廿楽木ルウ:足だか手だかを使う競技に長けていようと、雷を掬うことなど出来ようもなく [21:14]
    モース・メデューズ:「!」血を消費しきってふらつく意識では、その対応が間に合うはずもない [21:14]
    廿楽木ルウ:二度目の、いやこの一連の隙を見計らって動いたはずだ。故に [21:15]
    廿楽木ルウ:持ち主ごと一体となって駆け抜けた雷槍が大きな穴を貫く [21:16]
    廿楽木ルウ:パジュゥッ!!という音は吹きこぼれた大量の血が地面に付くよりも先に [21:17]
    廿楽木ルウ:また光を伴う熱エネルギーと変じてモースの傷口を灼いた音だ。 [21:17]
    四方山 ウラク:(決まった!完璧な一撃だ……!) 廿楽木ルウの最後の一撃を確認し、モースとの勝負が着いた事を認識する。 [21:18]
    モース・メデューズ:「ぐ、ぅっ……!あぁぁっ…!」勝負は一瞬で決した。 [21:18]
    廿楽木ルウ:「……これでもう、新たに傷をつけない限り血を出すことも叶いません」振り抜いた先で後ろすら向かず [21:18]
    モース・メデューズ:あまりの衝撃にベルトにもヒビが入り、苦悶の声を漏らしながら変身を解除させられる。 [21:18]
    モース・メデューズ:「は、はっ……どうせ斃れるつもりだったとはいえ……やってくれる、ね……」 [21:19]
    廿楽木ルウ:「……ええ。ですがどうやら、そんな体力もないようで御座いますが」 [21:20]
    廿楽木ルウ:決着を悟り、鎧を解いた。 [21:20]
    サッカーアークトーク:しかし怪人の制御だけは保っているようで、唸り声を上げながら襲いかかって来ようとするが [21:21]
    メルム・レクテューレ:「油断して……!」見捨てることもできる、だが、”協力的な人間”を見捨てるのはよくない…そう言い訳じみた思いを抱きながら [21:22]
    メルム・レクテューレ:「接続アクセス充填チャージ」残った敵に向かいながら紡ぐ言葉 [21:23]
    紫炎の炎:その言葉と共に己の中にあるモノに繋がる、それは縛り付けられた獣 [21:24]
    メルム・レクテューレ
    紫炎の炎:ただの破壊を望むものその執念を怨念を火種として [21:24]
    メルム・レクテューレ:集まる炎が足を焦がす、壊せと、命を奪えと望んで [21:24]
    メルム・レクテューレ:「解放ストライク」敵に向かって炎を纏った足を回しながら蹴りぬく [21:25]
    紫炎の炎:それは焼き払うものであり、破壊するもの、解放された炎は竜のようにうねり、直接当たったものはもちろん、周囲までも焼き払う [21:26]
    メルム・レクテューレ メルム・レクテューレ
    サッカーアークトーク:「ギッ……ァァァァッ!」 [21:25]
    サッカーアークトーク:怪人はその紫炎の中へ飲み込まれ、無惨にも跡形すら残すことはない [21:26]
    メルム・レクテューレ:「……これで、残りは」周囲を破壊した後はモースへと視線を向けて [21:27]
    四方山 ウラク:「決着……だね」脅威は打ち払った。戦闘が終息していく気配を感じる。 [21:28]
    GM:既にその転送は始まりつつあった。あそこまでのエフェクトを用いて、追撃まで受けたのだ。当然だろう。 [21:28]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、静かに右手を向けた。 [21:28]
    四方山 ウラク:だが……なんだろう、この嫌な予感は。奇妙に胸の中がざわめく感覚がする。 [21:28]
    四方山 ウラク:虫の知らせとでも言うべきこの感覚の正体を探るべく、周囲を見回し…… [21:28]
    アーネスト・オースティンなすべきをなす・・・・・・ [21:28]
    アーネスト・オースティン:それだけだ。 [21:29]
    アーネスト・オースティン:右手に、朱が集まる。装甲を抜く必要はない。収束は最低限。当たればいい。 [21:29]
    モース・メデューズ:「……やりなよ……無駄な事だと思うけどね……」 [21:29]
    モース・メデューズ:斃れたまま全てを受け入れるように呟きつつ [21:29]
    アーネスト・オースティン:「いいえ?言ったでしょ。試し打ち・・・・ [21:29]
    アーネスト・オースティン:「これは、実験よ」 [21:30]
    廿楽木ルウ:「……?」発言も行わんとする事の意図もわからず [21:30]
    四方山 ウラク:「…………っく!」 違和感の正体に気が付いた。 [21:30]
    アーネスト・オースティン:そして、閃光が迸―― [21:30]
    四方山 ウラク:「間に…………合え……ッ!!」 倒れるモースにとどめを刺す・・・・・・べく放たれたその一撃を…… [21:30]
    四方山 ウラク:蒼銀の装甲が螺旋の様に連なり、回転し、エネルギーを食い千切るようにして拡散させる……! [21:31]
    アーネスト・オースティン:「………」 [21:31]
    モース・メデューズ:「……馬鹿な奴……そのぐらいでトドメが刺せるなら……」 [21:32]
    モース・メデューズ:「もっと早く……自分からそうしていたよ……」 [21:32]
    アーネスト・オースティン:光の放射を、止めた。 [21:32]
    四方山 ウラク:「…………止めておきなよ」 静かに、諭すような声でアーネストに呟く。 [21:32]
    アーネスト・オースティン:「試し打ちには、十分」 [21:32]
    四方山 ウラク:「それ以上やると、君が日常モトに戻れなくなる」 [21:32]
    メルム・レクテューレ:「……甘いことね」 [21:32]
    四方山 ウラク:「人に甘いのがヒーローの条件だからね」 へへ、と笑いながら [21:33]
    アーネスト・オースティン:「私は、もう、帰ってきた」 [21:33]
    アーネスト・オースティン:飄飄と、風が吹く。マフラーが、揺れる。 [21:33]
    四方山 ウラク:「君が帰るべき場所は”そちら側”じゃあない」 [21:33]
    四方山 ウラク:「ニスーロくんが待つ……”こちら側”だ」 [21:33]
    アーネスト・オースティン:「待ってればいいけどね」 [21:34]
    四方山 ウラク:「待っていないのであれば、取り戻せばいい」 [21:34]
    四方山 ウラク:「君も、彼女も、お互いに生きてこの世界に居るのだから」 [21:34]
    四方山 ウラク:「メサイアグランプリで失った物はメサイアグランプリで取り戻す事が出来る……」 [21:35]
    四方山 ウラク:「願えよ。アーネスト」 [21:35]
    アーネスト・オースティン:「私は、何も願わない」 [21:36]
    アーネスト・オースティン:「失ったものは、戻らない」 [21:36]
    アーネスト・オースティン:「戻るものは、この手で掴む」 [21:36]
    アーネスト・オースティン:「戻らなくても――」 [21:36]
    アーネスト・オースティン:「思い出メモリーは、消えない」 [21:37]
    アーネスト・オースティン:「それで、十分じゃない?」 [21:37]
    四方山 ウラク:「……………………。」 悲しみを押し殺すように奥歯を噛む。 [21:37]
    四方山 ウラク:「…………わかったよ。君が、そう生きるのであれば」 [21:38]
    四方山 ウラク:「(だけど僕は…………)」 [21:38]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター」 [21:38]
    アーネスト・オースティン:「今ので、中の服が破れた」 [21:39]
    アーネスト・オースティン:「着替えをちょうだい・・・・・・・・・・ [21:39]
    アーネスト・オースティン:「軍服・・を」 [21:39]
    アーネスト・オースティン:調達、カジュアル(ノヴァリスならその辺にあるでしょ) 成功値2 [21:39]
    アーネスト・オースティン:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 6[4,6]+1 → 7
    [21:40]
    狭霧ミャクラ:『……承知しました。戻る頃には用意しておきましょう』 [21:40]
    アーネスト・オースティン:「助かるわ」 [21:40]
    モース・メデューズ:そこまで見届けて、呆れたように肩をすくめる [21:41]
    モース・メデューズ:「……最後に言っておくよ……願いを叶えるなんて、そう万能なわけじゃない。現に”わたしたち”の願いは突っ返された」 [21:41]
    四方山 ウラク:「それでも……”願いの力”の先にはまだ見た事の無い真実が隠されている」 [21:41]
    四方山 ウラク:「諦めが悪いのがヒーローの条件だからね。それを知るまではこの歩みを止めないよ?」 [21:42]
    モース・メデューズ:「それにキミ達は……裏に何があるのかも知らない……キミ達の日常がどれほどのものかは知らないけど……」 [21:42]
    モース・メデューズ:「戻れるといいね……もう遅いかもしれないけど、さ……」 [21:42]
    四方山 ウラク:「……戻してみせるさ」 [21:42]
    モース・メデューズ:そう捨て台詞を残しながら、彼女は光に包まれ、転送された。 [21:42]
    GM:相手の目的も真意も見えないままの、やり切れない結末だった。 [21:43]
    オウハ:『……第2回戦。これにて終了となります』『皆様、お疲れ様でした……』 [21:45]
    オウハ:そんな憔悴したような声が、ゲームの終わりを告げた。 [21:45]
    四方山 ウラク:「さあて、みんな!」 [21:46]
    四方山 ウラク:「折角生き残ったんだ!今日は帰ってゆっくり休もうよ!」 [21:46]
    アーネスト・オースティン:「……そうね」 [21:46]
    メルム・レクテューレ:「そうね、アーネストはお友達でも回収してきなさいな」 [21:47]
    廿楽木ルウ:「……はい。GPには失格かもしれませんが、転送されてどこかにいるはずで御座いますから」 [21:47]
    月見里シュティ:「んな気楽にいけるかよ……」と否定しつつも、休みたいのには同意である [21:47]
    虹乃サイ:「……んぅ~…あ~やっと治った…そうだね~…ちょっと気分悪くなっちゃった…後でキメ直そ……」 [21:48]
    四方山 ウラク:「…………。」 彼女らの会話を耳に挟みながら [21:48]
    四方山 ウラク:「うん。それがいい」 静かな口調で、そう言った。 [21:48]
    四方山 ウラク:(知って……この戦いのもう一つの顔を知ると良い) [21:50]
    四方山 ウラク:(君が……再び”日常”へと戻る為にも……) [21:50]

    【MGPルール】
    ゲーム中に転送された者は、
    救世主失格となり、ゲームから脱落となる。
    十分にご注意ください。


    GM:シーン終了 まずは景品の獲得から行きましょうか [21:52]
    Mission報酬
    メサイアマネー×5 「ライジングソード」入手
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援1」取得〆
    メサイアマネー×4 NPCカード「サポーターの支援2」取得〆
    メサイアマネー×3 「フィーバールーレット」を入手
    メサイアマネー×1 「スペリオルミックスAroma Ozone」を入手

    現在マネー×6
    GM:ソードかルーレットかですの [21:52]
    四方山 ウラク:今だ!ライジングを獲りなさい!ラ・イ・ジ・ン・グ! [21:53]
    GM:よしライジング [21:53]
    「ライジングソード」
    メサグラ運営側から用意された強化アイテム。
    剣のトリガーを引くことで強化装甲が展開される。
    ラスボスとして出現するジャーム級のアークトークを仮想敵として作られたものであり
    限定的ながらもその力を無力化し切り裂く事が出来る。

    戦闘中Eロイスが発動した時に使用出来る。その効果を無効化する。
    この効果は1シナリオに1回まで使用出来る。
    四方山 ウラク:つ、強い…… [21:54]
    GM:先生がいないからね その分です [21:54]
    GM:あとはスペミ…は呑まないかな [21:55]
    アーネスト・オースティン:侵食が低いからね [21:55]
    GM:OK じゃあロイス取得と購入どうぞー [21:56]
    アーネスト・オースティン:ロイス保留 [21:56]
    アーネスト・オースティン:そして、軍服に [21:56]
    四方山 ウラク:アーネスト・オースティンのロイス感情を 庇護/〇不安 に変更します [21:57]
    廿楽木ルウ:ロイスは保留で [21:57]
    廿楽木ルウ:高性能治療キット買います [21:57]
    廿楽木ルウ:(1+1)dx+1>=9
    DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗
    [21:58]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの財産点を2減少(4 → 2) [21:58]
    四方山 ウラク:そして、廿楽木ルウさんに 〇庇護/憐憫 でロイスを取得 [21:58]
    廿楽木ルウ:財産点使って成功!即使います [21:58]
    廿楽木ルウ:3d
    DoubleCross : (3D10) → 11[1,8,2] → 11
    [21:58]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを11増加(3 → 14) [21:58]
    メルム・レクテューレ:四方山 ウラク 甘いのね/〇怪しい…… [21:58]
    四方山 ウラク:購入で高性能治療キットを買いに行きます [21:59]
    四方山 ウラク:(2+1)dx+0>=9 【調達】
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 8[6,6,8] → 8 → 失敗
    [21:59]
    メルム・レクテューレ:忘れてた侵蝕上げて [21:59]
    四方山 ウラク:財産点1点を使って購入成功に [21:59]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を13増加(58 → 71) [21:59]
    四方山 ウラク:即使います [21:59]
    四方山 ウラク:3d10 回復
    DoubleCross : (3D10) → 18[1,7,10] → 18
    [21:59]
    四方山 ウラク:四方山ウラクのHPを18増加(3 → 21) [22:00]
    メルム・レクテューレ:同じく医療キット [22:00]
    メルム・レクテューレ:2dx+2
    DoubleCross : (2DX10+2) → 9[8,9]+2 → 11
    [22:00]
    メルム・レクテューレ:成功して使用 [22:00]
    メルム・レクテューレ:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 21[8,10,3] → 21
    [22:00]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレのHPを21増加(3 → 24) [22:00]
    GM:OKかな では次へ [22:02]
    Middle3『開幕Ⅲ:不穏なる後援者サポーター
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 8)増加(73 → 81) [22:06]
    アーネスト・オースティン:うひゃっ [22:06]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10-1(→ 0)増加(71 → 71) [22:04]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1増加(71 → 72) [22:04]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1D10-1(→ 9)増加(62 → 71) [22:07]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1D10(→ 7)増加(61 → 68) [22:04]

    GM:キミは一度宮殿からノヴァリスに戻り、キミの住処への帰路につく。 [22:08]
    GM:そこにあるのは失意か諦観か、それとも覚悟か。 [22:08]
    GM:キミは自分自身の変えられぬ運命を察し、それを受け入れようとしていた。 [22:08]
    アーネスト・オースティン:待ち受けるものは、碌でもないだろう。 [22:08]
    アーネスト・オースティン:しかし、運命とは、変えられぬがゆえに、運命。 [22:09]
    アーネスト・オースティン:宿命とは、逃れられぬが故に、宿命。 [22:09]
    アーネスト・オースティン:ならば、この道を歩くしかないのだ。 [22:09]
    アーネスト・オースティン
    GM:そこに―― [22:10]
    ???:「ご友人、アーネスト・オースティン……得難き友が傷つき、脱落してしまったのですね……」 [22:10]
    ???:「心中お察し致します……せめて私に出来る事があれば良いのですが……」 [22:10]
    ???:キミの耳に届いた男の声。そしてその方向を見れば。 [22:10]
    ???:――路地裏から顔を覗かせる一匹の犬の姿があった。声は、その犬から出ている。 [22:11]
    ???:《ハンドリング》で操作された動物なのだろう。その物腰は丁寧ながらも、何処か不穏な物を感じさせた。 [22:11]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、問には答えず。近場のタバコ自販機に通信端末を押し付けて、ずっと吸っていない銘柄を買った。 [22:11]
    アーネスト・オースティン短い希望ショートホープ。今の自分には、似合いだろう。 [22:11]
    アーネスト・オースティン:火を灯し、紫煙を吸い込み、吐く。 [22:11]
    アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:「てっきり、最前列で見に来ると思ってたわよ」 [22:12]
    アーネスト・オースティン:「それで、何の用事かしら?ティクヴァー」 [22:12]
    ???:「ご友人。早速私からの贈物を使って頂けたこと、とても嬉しく思っています」 [22:15]
    ???:「あのチップの効果は確かなものです。メサイアグランプリの優勝に対しては最大の近道となるはず」 [22:15]
    アーネスト・オースティン:「粗いけど、悪い得物じゃなかったのは確かね」 [22:16]
    アーネスト・オースティン:「コツ・・は掴んだ」 [22:16]
    ???:「あの場でも使い切らなかったようで何より。そうして温存しておくというのも賢い選択です。この先、何が待ち受けているのか分かりませんからね」 [22:18]
    ???:まるで”教え子”を褒めるかのような調子で相手は言葉を紡ぐ [22:19]
    ???:「……しかし……私から一つ言わせて頂くのならば――」 [22:19]
    ???:「今の貴女からはある種の貪欲さが欠けているように見えます。ご友人」 [22:19]
    アーネスト・オースティン:「まぁね」 [22:20]
    アーネスト・オースティン:「実際、友達――元と呼ぶべき相手かも知れないけど」 [22:21]
    アーネスト・オースティン:「首の骨圧し折ったし、仇も、撃つ意味なんてないけど、うちそこねた」 [22:21]
    アーネスト・オースティン:「元から、このクソゲームを台無しにしてやる願いを引っ提げたけど……」 [22:22]
    アーネスト・オースティン:「それも、じゃあ特別な意味があるのかと言われたら、ねぇ?」 [22:22]
    アーネスト・オースティン:「で、その言いぐさだと。あんたはあたしに火をつける何かを持ってるのかしら?」 [22:23]
    ???:「ええ。この分であれば自然とそれは訪れるかと」 [22:24]
    アーネスト・オースティン:「ふぅん」 [22:24]
    ???:「今はご自分の戦いに集中してください。私はそれを全力で後押しする所存です」 [22:24]
    ???:「貴女は理想の”ダブルクロス”。『日常』を守る為に、あらゆる冒涜をも顧みぬ者」 [22:25]
    ???:「私はその成長への道を指し示したいのです。ご友人……」 [22:26]
    アーネスト・オースティン:「どいつもこいつを、あたしを半端モノダブルクロスと呼びたがる」 [22:27]
    アーネスト・オースティン:「そんなに狭間でどっちつかずをしてるように見えるのかしら」 [22:27]
    アーネスト・オースティン:「……で、あんたの指し示す道ってのは?」 [22:27]
    ???:「当然――貴女の日常をここから取り戻すための戦いです」 [22:29]
    ???:「それはとても長く、辛く険しい道でしょう。獅子は千尋の谷へと子を突き落とすと言いますが」 [22:29]
    ???:「私は涙を呑んでそれを行わなければならない……」 [22:30]
    アーネスト・オースティン:「………それで、あたしの日常をどう奪うのかしら?」 [22:30]
    アーネスト・オースティン:「十字冠を破壊する兵器で、ニス―ロを殺すとでも? あたしの学籍を消し飛ばす?」 [22:30]
    アーネスト・オースティン:RHOを開示します [22:32]
    RHO-B1:アーネスト・オースティン
    君がメサイアグランプリに参加した直後、君へ接触してきた者がいた。
    驚くべき事に隠そうともせずにノドスの16thを名乗ったその男は君の後援者(サポーター)となるのだという。
    人気を集めたゲームの一部参加者にはそういった存在が付くのだとか。
    君の精神性に強く惹かれたと語る男の言葉は正直信用しにくいが、実際にその恩恵を君は得ている。
    それをどう扱うかは君次第だ。

    君は毎セッション開始時アイテム「ブーストレネゲイドチップ」を一つ得る。
    「ブーストレネゲイドチップ」

    メサイアグランプリにおいて、短時間だがゲームエンド級の力を使用者に与える所謂ボーナスアイテム。
    ドライバーに装填する事で使用者のレネゲイドを瞬間的に数十倍にまで増幅し、エフェクトの威力を増大させる。
    大抵の場合変身形態の装甲が紅に染まる。
    一度使用するとチップ本体が負荷に耐えきれず炭化するため、実質使い捨て。

    このアイテムは1シナリオに1回しか使用出来ない。
    自分の攻撃の判定直後に使用出来る。その時以下の効果を全て得る。
    ・判定の達成値に+20する。
    ・攻撃の対象はリアクションを行えない。
    ・その攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを与える。
    ・攻撃の射程を「射程:視界」に変更する。
    ・攻撃の対象を「対象:シーン(選択)」に変更する。
    ???:男はそれを聞いて犬としては不自然な笑みを浮かべ [22:35]
    ???:「そう誤解なされないで頂きたい。ご友人」 [22:36]
    ???:「私は最初から最後まで――貴女の味方であり続けるつもりです」 [22:36]

    GM:その男がキミの後援者サポーターとなることを知ったのは、キミが招待状を受け取った直後であった。 [22:37]
    GM:今の姿をキミの前に現わして曰く、『前の世界での奮闘を見て、その志に感銘を受けた』のだという。 [22:37]
    GM:そして男は己の身分を隠すことなく [22:37]
    リーデレ・ティクヴァー:『おっと、申し遅れました……私はノドスにて16thを賜っている身でして』 [22:38]
    リーデレ・ティクヴァー:『リーデレ・ティクヴァー……そうお呼びください』 [22:38]
    アーネスト・オースティン:「……それで、要件はなに?」 [22:39]
    アーネスト・オースティン:「言っておくけど、あたしはノヴァリスの崩壊にもあんた達の鏖殺にも興味はないわ」 [22:39]
    アーネスト・オースティン:「ノヴァリスを貫く物語に噛みたいなら、あたしみたいなモブよりも、マシな相手がいると思うけど」 [22:40]
    リーデレ・ティクヴァー:「いえいえ。正直な所を言えば、私はノヴァリスの転覆などにあまり興味がなく」 [22:41]
    リーデレ・ティクヴァー:『ご友人、アーネスト・オースティン。貴女の姿は私にとって理想の"ダブルクロス"として映りました』 [22:41]
    リーデレ・ティクヴァー:『貴女の信じる物を守る為に、何処までも足掻き、その闘志を燃やして、本来貴女が忌避してしかるべき戦場の中にも身を置ける精神性』 [22:41]
    リーデレ・ティクヴァー:『私はその意志に感銘を受けました……話は変わりますが、私は”教師”に憧れておりまして』 [22:42]
    アーネスト・オースティン:「色々いるわね。先生」 [22:42]
    アーネスト・オースティン:「あたしは誰とも関わったことないけどね、事件ぐらいは新聞で見るけど」 [22:43]
    リーデレ・ティクヴァー:『思想や姿勢はどうあれ、生徒を第一に信じ、時には守り、時には導き、時にはその背の後押しをする……』 [22:43]
    リーデレ・ティクヴァー:『"ムーンレイカ―” "月の椅子セレノスツール" "ソルトレイク"……私はその一部活躍を見ただけの身ですが』 [22:43]
    リーデレ・ティクヴァー:『その内自然と私もああなりたいと強く考えるようになっていました……貴女方の言葉で言うならば"教育実習生"となるのでしょうか』 [22:44]
    アーネスト・オースティン:「……それが本気なら、職員室に行けば? ノドスからの裏切り者、歓迎してもらえると思うけど」 [22:45]
    リーデレ・ティクヴァー:『いえいえ。私などまだまだ若輩者……それに私にも一応の立場というものもありますから……』 [22:47]
    リーデレ・ティクヴァー:『御不快でなければ、私は貴女をこれからのゲームにて導いていきたい。その為の品も用意してあります』 [22:47]
    アーネスト・オースティン:「ゲーム?」 [22:47]
    アーネスト・オースティン:「……まさか、あんたらの側に立って卵集めに関われっていうんじゃないでしょうね」 [22:48]
    リーデレ・ティクヴァー:『そこまで大それた事は……招待状は既に受け取っているでしょう?』 [22:48]
    リーデレ・ティクヴァー:『それは貴女をより強く成長させるための呼び水となるはず。だからこそ、何の手助けもなくその輝きが潰えてはいけない』 [22:49]
    リーデレ・ティクヴァー:『私に貴女を導く”責任”を果たさせて頂きたい……どうか、考えては頂けませんか?ご友人』 [22:49]
    アーネスト・オースティン:「願い、ねぇ……」 [22:49]
    アーネスト・オースティン:「……………」 [22:50]
    アーネスト・オースティン:「いいわ、乗った」 [22:50]
    アーネスト・オースティン:「あたしのカインド・オブ・ブルーが。このノヴァリスではマジで貴重なレコードが」 [22:50]
    アーネスト・オースティン:「素人のカラオケに上塗りされた恨み、晴らしてやろうじゃないの」 [22:50]
    アーネスト・オースティン:「で、願いだけど……そうねえ」 [22:51]
    アーネスト・オースティン:「ノヴァリスの戒律・・が絡まなければ、ある程度はなんとでもなるって考えていいのかしら?」 [22:52]
    アーネスト・オースティン:「戒律を突破できるなら、とっくにもっと色々ぶち壊れてるはずだからね」 [22:52]
    リーデレ・ティクヴァー:『ええ。勿論……もしかしたら、ということはあるかもしれませんが』 [22:53]
    リーデレ・ティクヴァー:『レネゲイドは複雑怪奇かつ神秘に満ちたもの。裏に何があるのかを推測し始めれば』 [22:54]
    リーデレ・ティクヴァー:『それこそ無限の可能性が湧くものですからね』 [22:54]
    アーネスト・オースティン:「じゃあ、あたしは現実を見るわ」 [22:54]
    アーネスト・オースティン:「最高生徒会が持ってるポータルへのアクセス権限・・・・・・・・・・・・ [22:55]
    アーネスト・オースティン:「具体的にいうなら、あたしに最高生徒と同等の権限を与える……って感じかしら」 [22:56]
    アーネスト・オースティン:「そうすれば、海賊部の連中に頼らなくても、外の音楽が聞けるわ」 [22:56]
    アーネスト・オースティン:「ま、気が変わらければね」 [22:58]
    リーデレ・ティクヴァー:『なるほど、外に希望を求めるのですね。ご友人』 [22:58]
    リーデレ・ティクヴァー:『一度は逃げるようにこの地へ行き着いた貴女がそう考えを抱くとは、数奇なものを感じますが』 [22:59]
    アーネスト・オースティン:「希望? そんな大層なもんじゃないわよ」 [22:59]
    リーデレ・ティクヴァー:『ほう』 [22:59]
    アーネスト・オースティン:「ノヴァリスじゃ、ビリー・アイリッシュも、レディ・ガガも、新譜が入らない」 [23:00]
    アーネスト・オースティン:「今の希望はここにある」 [23:00]
    アーネスト・オースティン:「けど、日常ってのは、彩りあってのものでしょう?」 [23:00]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、ここで好きな曲を聞きたいのよ」 [23:01]
    リーデレ・ティクヴァー:『なるほど。一理あるご意見です。……ふふ、やはり貴女は素晴らしい……』 [23:01]
    リーデレ・ティクヴァー:『私も責任持って貴女を導かねば失礼というものですね』 [23:01]

    アーネスト・オースティン:「………」 [23:03]
    リーデレ・ティクヴァー:「……あれから随分と状況が変わったものですね」 [23:03]
    アーネスト・オースティン:「あんたの言葉を思い出した。あんたはあたしを導くと」 [23:03]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、日常を取り戻した・・・・・・・・ [23:04]
    アーネスト・オースティン:空虚に、しかし、鉄のように硬い言葉だった。 [23:04]
    アーネスト・オースティン:「そして、何も変わっていない。変わったものと言えば、書いた願いの中身ぐらい」 [23:04]
    アーネスト・オースティン:「願いのオールリセット・・・・・・・・・・ [23:05]
    アーネスト・オースティン:「あのぼんくらの全てを剥ぎ取ってやろうと思っての願いだったけど……」 [23:05]
    アーネスト・オースティン:「やる気が出てきたわ」 [23:05]
    リーデレ・ティクヴァー:「何事も意欲を持って取り組むのは素晴らしい事です。花丸を進呈しましょう」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「リーデレ・ディクヴァー」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「あんたはあたしを地獄に戻した。次は、どこに導くのかしら? [23:06]
    リーデレ・ティクヴァー:「――天上へ。いずれ、どのような形であれ、この地は”独り立ち”せねばならない時が来るでしょう」 [23:08]
    リーデレ・ティクヴァー:「ご友人。貴女にはそこで立つための強さを持って頂きたい」 [23:09]
    リーデレ・ティクヴァー:「いつ如何なる時でも、どんな苦難の場であっても」 [23:09]
    リーデレ・ティクヴァー:「日常を見失わぬ、素晴らしきダブルクロスとして」 [23:09]
    アーネスト・オースティン:「あたしの日常は――ただひとつ」 [23:09]
    アーネスト・オースティン:1 メサイアでの日々 2 戦場での日々 [23:09]
    アーネスト・オースティン:1d2
    DoubleCross : (1D2) → 2
    [23:10]
    アーネスト・オースティン:『血塗られた日常』をSロイスに指定します [23:10]
    アーネスト・オースティン:「……あの過去が、今のあたしに力をくれる。この世界を、馬鹿の願いに踏みにじらせないようにってね」 [23:10]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、もう。過去・・から目を逸らさない」 [23:11]
    アーネスト・オースティン:「その先にこそ、あたしが愛するものはある。スタートを自覚して、初めて過程が意味を持つ」 [23:11]
    リーデレ・ティクヴァー:「その意気ですご友人。どうか貴女には、そうして突き進む意志を持ち続けてほしい」 [23:12]
    リーデレ・ティクヴァー:「嗚呼…しかし言っておかねばならないことが」 [23:13]
    リーデレ・ティクヴァー:「脱落した貴女の友は、あくまでもメサイアグランプリのルールに従って脱落した存在」 [23:13]
    リーデレ・ティクヴァー:「それらに関する記憶は失った上ではありますが、元の日常には復帰している頃かと」 [23:14]
    リーデレ・ティクヴァー:「……今はまだ分岐点です。選択を確定させるのには、遅くはない筈ですよ」 [23:14]
    アーネスト・オースティン:「……………」 [23:14]
    アーネスト・オースティン:「ダブルクロス、か」 [23:15]
    アーネスト・オースティン:「人間のフリをして日常を尊ぶ、しかしその本質は化け物でしかないもの」 [23:15]
    アーネスト・オースティン:「だから、ファルスハーツわたしたちは、UGNの連中を裏切り者ダブルクロスと呼ぶ」 [23:15]
    アーネスト・オースティン:「分岐点は、既に超えた」 [23:16]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、フリをしながら生きていく」 [23:16]
    アーネスト・オースティン:「それだけよ、ご友人?」 [23:16]
    リーデレ・ティクヴァー:「やはり貴女は素晴らしい……あの時見つけたのが貴女で本当に良かった」 [23:17]
    リーデレ・ティクヴァー:「――ならば、私はその選択を尊重しましょう。ご友人」 [23:18]
    リーデレ・ティクヴァー:「今はその道を進む貴女をまた見守らせて頂きます……あぁ、でも念のために……」 [23:18]
    アーネスト・オースティン:「何かしら?」 [23:19]
    GM:何も無い空間から器用に携帯を取り出し、肉球でそれを操作すると [23:21]
    リーデレ・ティクヴァー:「私の『UNICONNE』のアカウントです。勝手ながら作成させて頂きました」 [23:22]
    アーネスト・オースティン:死ぬほど嫌そうな顔 [23:22]
    リーデレ・ティクヴァー:「何か困ったことがあればご連絡を……先生は悩める生徒の相談に乗るものでしょう?」 [23:22]
    アーネスト・オースティン:「そうね」 [23:23]
    アーネスト・オースティン:「じゃあ、サヨナラの前に一つ」 [23:23]
    アーネスト・オースティン:「ツォルン・クピディ」 [23:24]
    アーネスト・オースティン:「あんたの口から、そいつの人間性を語ってごらんなさい」 [23:24]
    リーデレ・ティクヴァー:「おお。私の99の友の内一人を御存知なのですか」 [23:24]
    リーデレ・ティクヴァー:「彼…いえ、彼女の我々本来の目的に対する熱意はとても評価すべきものだと思っております」 [23:25]
    リーデレ・ティクヴァー:「そのためならばある種の躊躇いも、躊躇もなく、あらゆるものを犠牲としてでも」 [23:26]
    リーデレ・ティクヴァー:「ただ一つの目的に突き進んでいくことの出来る……誇るべき友だと私は認識していますが」 [23:27]
    アーネスト・オースティン:「なるほど、ありがと」 [23:27]
    リーデレ・ティクヴァー:「参考になりましたか。ご友人」 [23:27]
    アーネスト・オースティン:「まったく・・・・ [23:27]
    アーネスト・オースティン:「けど、見えたものがなくもない」 [23:28]
    アーネスト・オースティン:「おまけに、伝言をお願いできるかしら?」 [23:29]
    リーデレ・ティクヴァー:「それは残念……何でしょうか?」 [23:29]
    アーネスト・オースティン:「廿楽木ルウで遊ぶなら、それなりに腹を括ったほうがいいってこと」 [23:30]
    アーネスト・オースティン:「あれは、弱い・・んじゃない、柔い・・ [23:30]
    アーネスト・オースティン:「壊れないおもちゃにはなるでしょうけど、壊れないからこそ踏みつけたときにいつか足を怪我するわ」 [23:30]
    リーデレ・ティクヴァー:「素直に聞き入れるような信念の持ち主とは思えませんが……了解しました」 [23:31]
    アーネスト・オースティン:「聞き入れなくていいわよ」 [23:31]
    アーネスト・オースティン:「だってさ」 [23:31]
    アーネスト・オースティン:「こういうテキトーなこと言っておいて、後で偶然足元を救われた時、あたしの言葉を思い出す」 [23:32]
    アーネスト・オースティン:「それで、過去を悔いる」 [23:32]
    アーネスト・オースティン:「面白くない? あんた、こういうの好きそうだと思ったんだけど」 [23:32]
    リーデレ・ティクヴァー:「…ふふっ。ええ、それは何とも……」 [23:33]
    リーデレ・ティクヴァー:「悪くありませんね・・・・・・・ [23:33]
    アーネスト・オースティン:「生徒は教師から学ぶものよ?」 [23:33]
    アーネスト・オースティン:「じゃあね」 [23:33]
    リーデレ・ティクヴァー:「ええ。それではまた」 [23:33]
    リーデレ・ティクヴァー:《縮地》 その体は一瞬で消えた。 [23:34]
    アーネスト・オースティン:煙草を、踏み潰す。 [23:34]
    アーネスト・オースティン:髪を結い直す [23:34]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、独り、自宅に帰った。 [23:34]

    GM:キミは一度帰路につく。あの人の、キミの大切な人の待つ場所へ。 [22:08]
    GM:最初はキミの姉の家だったけれど、今は二人の住処になった場所。 [22:08]
    GM:キミがどんな状態であれ、彼女は優しく微笑んで帰ってきたキミを出迎えてくれた。 [22:09]
    サスキア・レクテューレ:「――おかえりなさい、メルム」 [22:09]
    メルム・レクテューレ:「……ただいま」当たり前の挨拶が、とても嬉しい [22:10]
    メルム・レクテューレ:先の戦闘の影響で服に血も含んだ汚れはあるものの、何も問題はない [22:11]
    サスキア・レクテューレ:瞳を閉じ、キミのレネゲイドの状態を感知する [22:12]
    サスキア・レクテューレ:「よかった。今日も暴走は……していないみたいね」 [22:12]
    サスキア・レクテューレ:「あれからずっと安定しているみたいだし……あなたの精神の強さがあるからこそね」 [22:12]
    サスキア・レクテューレ:彼女はキミを抱きしめて、撫でて褒めてくれる。あれからずっと変わっていない。変わる筈が無い。 [22:13]
    メルム・レクテューレ:「今日も少し戦ったけど、大丈夫……」ただ優しく抱きしめられる、それがこんなにもうれしく愛おしい [22:13]
    メルム・レクテューレ:「姉さんのおかげ、教えてくれたことが、居てくれることがなにより……大切だから」だからぎゅっとしがみ付く [22:14]
    メルム・レクテューレ:その温かさを確かめる、一人で雨に濡れた寒さを忘れられるように [22:15]
    メルム・レクテューレ:「……姉さんは、変わりない?」外ではほとんど心を動かさないようにふるまっていたのとは逆に不安を隠そうともせず [22:16]
    サスキア・レクテューレ:「……ええ。私は大丈夫。でもね……メルム、貴女が心配だわ」 [22:16]
    サスキア・レクテューレ:「メルムが私のために危ない目に遭うなんて……分かってるのよ、勿論」 [22:17]
    サスキア・レクテューレ:「”私の為に”貴女があのゲームに参加してくれている事は……」 [22:17]
    サスキア・レクテューレ:その事は伝えていないはずである。しかし。 [22:17]
    サスキア・レクテューレ:何故知っているのか。そんな疑問は湧いてこない。 [22:17]
    サスキア・レクテューレ:キミの事ならば何でも把握している。全て分かってくれている。そんな確信があった。 [22:18]
    メルム・レクテューレ:「……」心配されることの申し訳なさと、少しのうれしさを含んで少しだけ押し黙って [22:19]
    メルム・レクテューレ:「うん……私は姉さんが一番大事、サスキア姉さんのためなら何でもできる」 [22:19]
    メルム・レクテューレ:疑問を抱かない、姉さんだから……そう信じられる相手だから。だからただ思ったことだけを言葉にする [22:20]
    メルム・レクテューレ:「私を救ってくれた、姉さんに幸せになってほしい。だからその、頑張るけど心配しないで?」そっと頬に手を伸ばし、笑みを浮かべて [22:20]
    サスキア・レクテューレ:「ええ。それも分かってる。貴女は強い子。もう衝動にも呑まれない意志の強さがある」 [22:21]
    メルム・レクテューレ:「……そんなことない、姉さんがいないと不安で、衝動だって外から無理やり押さえつけてる部分もあるし」 [22:24]
    サスキア・レクテューレ:「何処までも、何処までも。私の為に尽くしてくれる……でもね、私からも少しぐらいは何かをさせてちょうだい?」 [22:22]
    サスキア・レクテューレ:「私だって……貴女を支援する……後援者サポーターらしいもの」 [22:23]
    メルム・レクテューレ:「姉さんが、後援者…?いつのまに…?」流石にそれは知らずに驚く [22:25]
    メルム・レクテューレ:「でも、そんなのなくても、尽くすよ、私。…姉さんの負担になるのは……」 [22:26]
    サスキア・レクテューレ:「ええ。そうよ……?ううん、負担だなんて考えないで」 [22:26]
    サスキア・レクテューレ:その手を取ってメルムを真っ直ぐ見る。その美しい蒼がキミを捉えて [22:27]
    サスキア・レクテューレ:「私、貴女が勝つためなら何だってするわ。”二人の願い”を叶えるためだったら」 [22:27]
    サスキア・レクテューレ:「それこそ何だって……」 [22:27]
    メルム・レクテューレ:「……分かった」その瞳を真っ直ぐに見つめる目もまた蒼く同じように互いを写して [22:29]
    メルム・レクテューレ:「……二人の願い、うん。私達の願い」 [22:29]
    メルム・レクテューレ:「私も何でもする、いつだって私にできることを」 [22:30]
    メルム・レクテューレ:「だから、姉さん、無理だけはしないで。サスキア姉さんを――失ったら……私耐えられないから」強く手を握る、言葉にならないくらいか細い声を込めながら [22:31]
    サスキア・レクテューレ:「…ふふっ。不安になっちゃったのね……大丈夫。私はいなくなったりなんてしないわ」 [22:33]
    サスキア・レクテューレ:「ええ。ずっと一緒。私たちの願いが叶ったら、離れることもなくなる……」 [22:34]
    メルム・レクテューレ:「うん……信じてる姉さんを、姉さんだけは……」 [22:35]
    メルム・レクテューレ:「傍にいてくれる、私もそばにいる……寂しくない」 [22:36]
    メルム・レクテューレ:「絶対にひとりぼっちに、しない」その眼に宿る意志は強く、されど蒼い目には狂信と偏愛が宿っている [22:37]
    サスキア・レクテューレ:「だから…ね。私からもあなたに出来る事を探してみるわ。出来れば」 [22:40]
    サスキア・レクテューレ:「あなたが傷つかないで勝利出来るように……ね?」 [22:40]
    メルム・レクテューレ:「それは難しいと思う。優しい甘い子もいるけど、大半は……願いのために他人を踏み躙れる子だから」 [22:41]
    メルム・レクテューレ:「だからって卑怯な手を使ったら、姉さんに……申し訳ないから」 [22:42]
    サスキア・レクテューレ:「……貴女は優しい子ね。メルム…本当に…優しすぎるぐらい」 [22:45]
    サスキア・レクテューレ:「でもね」 [22:45]
    サスキア・レクテューレ:「……私たちの願いが叶ったら、他の人も自然と幸せになれるはずなの」 [22:45]
    サスキア・レクテューレ:「とても素晴らしいことだと思わない?」 [22:46]
    メルム・レクテューレ:「……」他の人の幸せ、ただ漠然といいことだとも思う、本当は姉さんが幸せであって来れば十分だけれど [22:47]
    メルム・レクテューレ:「私も、そう思う」だからほほ笑み、肯定する。それを姉さんが望むなら [22:48]
    メルム・レクテューレ:……きっと優しい子なんかじゃないけれど [22:50]
    サスキア・レクテューレ:「ふふっ……なら決まりね。二人で、絶対に勝ち取りましょう?」 [22:51]
    サスキア・レクテューレ:「理想の世界を……」 [22:51]
    メルム・レクテューレ:「うん、理想の世界を。絶対に」姉さんの元に [22:53]
    メルム・レクテューレ:「私をそのために使って……姉さんのために」再び抱き着いて確かめる [22:54]
    メルム・レクテューレ:その声を、暖かさを、傍にいる人を [22:54]
    メルム・レクテューレ:ただ、甘えるようにその夢のようなひと時を確かめるのだ [22:55]
    【サスキア・レクテューレ】
    メルムが戦闘不能になった時に発動出来る。
    その戦闘不能を解除し、HPを全快させる。
    この効果は1シナリオに1回まで使用出来る。

    GM:2回戦終了後、次のゲームまでの間は空くということでキミ達も休息を取れるだけの余裕が出来る。 [22:04]
    GM:そんな中、キミ達はどうしているかというと…… [22:05]
    四方山 ウラク:2回戦を終了した直後、アーネストとメルムは互いに一度別行動を取る事となった。 [22:12]
    四方山 ウラク:ここはメサイアグランプリのサロンルーム。8人のライダーがひしめき合っていたこの場所も、今は2人の人間を残すだけ。 [22:13]
    四方山 ウラク:四方山ウラクと廿楽木ルウだけがそこに居た。 [22:13]
    廿楽木ルウ:「……随分と静かになってしまいましたね」 [22:15]
    廿楽木ルウ:「実際には一人……そう、まだ二回戦では一人脱落しただけだというのにです」 [22:15]
    四方山 ウラク:「そうだね」 ゆったりとしたソファーに深々と沈み込みながら、紅茶を飲んでいる。 [22:15]
    四方山 ウラク:「君は戻らなくていいのかな?自分の居場所に」 [22:16]
    廿楽木ルウ:「今はあまり……浮足立っているのとはまた違うのですが、どうにも落ち着かなく」 [22:17]
    廿楽木ルウ:「……いえ。もしかしたら、一人になりたくないだけなのかもしれません」 [22:18]
    廿楽木ルウ:「あのお店も、普段はあまり人が来ませんから」 [22:18]
    四方山 ウラク:「そう……」 [22:19]
    四方山 ウラク:「それなら、僕とちょっとしたトークでもどうかな? お悩みの解決……とまではいかないけれども、少しは気が晴れるかもよ?」 [22:20]
    廿楽木ルウ:「あはは……ありがとうございます。そうで御座いますね……」 [22:21]
    廿楽木ルウ:「……最後。モースさまは、自分たちの願いを突き返されたと仰っていました」 [22:22]
    廿楽木ルウ:「ウラクさまやシュティさまは、たしか何度もこのメサイアグランプリに参加しているので御座いましたね?」 [22:23]
    四方山 ウラク:「そうだね」 「モースくんのように脱落した者はこの戦いから離れる事になるけど……」 [22:24]
    四方山 ウラク:「僕や、シュティくんなんかは最後まで生き残る事が出来たからね」 [22:24]
    四方山 ウラク:「そう……何度も、何度も……勝ち残って来たよ」 「それこそ、”不敗神話”なんて囁かれる程にね」 [22:25]
    四方山 ウラク:オフレコだよ?と小さく付け加える。 [22:25]
    廿楽木ルウ:「それは……凄い話だと、改めて感じます」いち参加者となったがゆえに [22:26]
    廿楽木ルウ:「……モースさまが招待状に自らの願いを書くにあたってそれを退けられたのだとしたら」 [22:27]
    廿楽木ルウ:「以降のゲームで勝ち上がることは完全な無意味と化し、ただの戯れに映ることでしょう」 [22:28]
    廿楽木ルウ:「ですがもし、勝ち上がった後。最後の最後に知ったのだったら」 [22:29]
    廿楽木ルウ:「いえ……そうなった、、、としたら」 [22:29]
    廿楽木ルウ:「それは……どれほどの虚しさを感じるので御座いましょうね」 [22:29]
    四方山 ウラク:「…………。」 [22:29]
    四方山 ウラク:「……痛いトコロを突いてくるねぇ」 たはは…と小さく笑いながら [22:30]
    四方山 ウラク:「うん……たくさんの子たちが自分の願いを叶えられずに”脱落ドロップアウト”していくのを見送って」 [22:31]
    四方山 ウラク:「必死になって……本当に、必死になって辿り着いた先で欲望(ねがい)が拒絶されたら」 [22:31]
    四方山 ウラク:「まともな人間なら……それこそ折れて”日常”の下へと戻っていくのかもしれないね」 [22:32]
    四方山 ウラク:「その”欲望(ねがい)”が……その子にとって全てを賭けてでも掴まなくてはならない……そんな”欲望(ねがい)”でなければ」 [22:33]
    廿楽木ルウ:「……まだ尚挑むシュティさまのような方は、そうではないと?」 [22:34]
    廿楽木ルウ:「それとも……"不敗神話"と称されるウラクさまも、また……?」 [22:35]
    四方山 ウラク:「ははは……」 [22:35]
    四方山 ウラク:「僕の様なロートルの事はこれくらいにしておいて、君の方はどうなんだい?」 [22:35]
    廿楽木ルウ:「る、ルウの話で御座いますかっ」自分の話になるとは思わずどきりとする [22:36]
    四方山 ウラク:「君にだって、叶えなければならない”欲望(ねがい)”があるのだろう?」 [22:36]
    四方山 ウラク:「例えば……彼の制止を振り切ってでも叶えなければならないような、そんな願いが」 [22:36]
    廿楽木ルウ:「そう、ですね。有ります。有りました」 [22:38]
    四方山 ウラク:「……過去形だね?」 [22:38]
    廿楽木ルウ:「……例えばの話で御座います。ルウがあの日、あの人に出会うことなく」 [22:39]
    廿楽木ルウ:「このメサイアグランプリに参加していたとしたら」 [22:39]
    廿楽木ルウ:淡い音とともに現れた槍が、ごとりと重い音を立てて床に穂先を付けた。サロンであろうとも問題なく駆け付けるように。 [22:41]
    廿楽木ルウ:「……これは、墓標なのです」 [22:41]
    四方山 ウラク:「…………。」 [22:41]
    廿楽木ルウ:「あの人が、最後に置いていったもの。私が掴んでしまった置き土産」 [22:42]
    廿楽木ルウ:「だからこそ、本来は墓標となるべきものでした」 [22:43]
    廿楽木ルウ:「カタコンベに飾り、彼を知るだれか、、、がせめてもの慰めにする、大切なもの」 [22:43]
    廿楽木ルウ:「……それを、厚顔にもルウが奪ったのです。どころか今の今まで独占し続けていた」 [22:44]
    廿楽木ルウ:「返そうと思えばいつでも返せる距離にあったにも関わらず」 [22:44]
    廿楽木ルウ:「成すべき事を為さずにいたので御座います」 [22:44]
    廿楽木ルウ:「それが私の罪。彼を知る、私の知らない誰かを探すことが、ルウの願いとなるはずでした」 [22:45]
    四方山 ウラク:「でも……その墓標の下に居るはずの彼は今、ああやって生きていた」 [22:43]
    廿楽木ルウ:「……はい。そして、出会ってしまったのです」 [22:46]
    四方山 ウラク:「君が戦いに掛けるべき”欲望(ねがい)”は、この戦いの中で掴むべき”希望(ねがい)”となったという事か」 [22:46]
    四方山 ウラク:「それなら」 悪戯っぽい視線をルウさんに向ける。 [22:47]
    廿楽木ルウ:「……?」不安そうに湿った睫毛が上を向く [22:49]
    四方山 ウラク:「しっかりと、あの子に会って返してあげなきゃいけないね?」 軽いウインクとともに、その言葉を贈った。 [22:48]
    廿楽木ルウ:「──はいっ。この先なにがあろうとも、あの人に会おうと決めたのですっ」 [22:50]
    四方山 ウラク:「――――ふっ」 小さく、零れる様に笑みを浮かべる。 [22:52]
    四方山 ウラク:「……良い”願い”だ!」 [22:52]
    四方山 ウラク:「きっと叶うさ……その”願い”は……ね?」 [22:53]

    GM:シーン終了 ロイス取得だけどうぞー [23:35]
    アーネスト・オースティン:ロイス アルカイック・スマイル 不信●/不信 [23:35]
    廿楽木ルウ:四方山ウラク ○信頼/不安 で取ります [23:36]
    メルム・レクテューレ:姉さんには持ってるからなぁ保留 [23:36]
    MasterScene『策略D:裏切りを意味する言葉』
    GM:参加者は誰もいない筈のサロン内にて。 [23:38]
    GM:その密約は静かに行われ、策略は着実に進められていた。 [23:38]
    狭霧ミャクラ:「――少しばかり計算は狂いましたが、特段支障は無く進められそうで何よりです」 [23:39]
    狭霧ミャクラ:「……次で奴を確実に落とすためのゲームを実施します」 [23:39]
    狭霧ミャクラ:「奴はあまりにも勝ちすぎている……このままでは我々の真実を……」 [23:39]
    狭霧ミャクラ:「隠すべき事を晒されかねない」 [23:39]
    狭霧ミャクラ:「その為にも……頼めますね?虹乃サイ」 [23:40]
    虹乃サイ:余計な考えを流したいとでも考えているかのように、カップの酒を煽って [23:40]
    虹乃サイ:「分かってる分かってる~……ま、楽な仕事で済みそうなのはいいよ」 [23:41]
    虹乃サイ:「……油断させておいて騙し討ち……ね……」 [23:41]
    狭霧ミャクラ:「何か御不満でも?」 [23:41]
    虹乃サイ:「べっつにぃ~?素直にやるには直前に気分悪いもん見ちゃったな~ってさぁ」 [23:42]
    狭霧ミャクラ:「傭兵崩れの貴女の代わりなど幾らでもいる。別に、そうであれば変わって頂いても構いません」 [23:42]
    狭霧ミャクラ:「しかし……貴女もまた願いを捨てきれないのでしょう?」 [23:42]
    狭霧ミャクラ:「ならばすべきことは明確なはずです。元の立場に返り咲きたいのであれば」 [23:43]
    狭霧ミャクラ:「――ラスターを倒しなさい」 [23:43]
    虹乃サイ:「はいはい……それ言われたら逆らえませんわ~……っと」 [23:44]
    虹乃サイ:「(しょうがないじゃんか。……あんな気分悪いの見せられちゃったら、さぁ)」 [23:44]
    虹乃サイ:「(…あーやって誰かしら手前のために悲しませて、元のお嬢サマに戻る?)」 [23:45]
    虹乃サイ:「(…ちょっとしんどいかも、なぁ……)」 [23:45]
    Middle4『開幕Ⅳ:生き残りゲーム』
    GM:登場侵蝕をどうぞー [20:04]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10-1(→ 9)増加(72 → 81) [20:04]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 9)増加(81 → 90) [20:04]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1D10(→ 8)増加(68 → 76) [20:04]
    アーネスト・オースティン:ぎゃー [20:04]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1D10-1(→ 5)増加(71 → 76) [20:05]
    アーネスト・オースティン:88 [20:05]

    GM:暫く時間が経ち、キミ達参加者は再び運営側からの招集を受ける。 [20:05]
    GM:脱落者二人。残り参加者は6人。 [20:05]
    GM:そんな緊迫感が高まりつつある宮殿内にてオウハはルールの説明を開始する。 [20:06]
    オウハ:「それでは第3回戦開始……の前に!」 [20:06]
    オウハ:「皆様ご自分の所持品を確認してみてください!」 [20:06]
    四方山 ウラク:「おや……?」 言われた通りに持ち物を確認する。 [20:07]
    GM:言われるまま確認してみると……キミ達がメサグラに参加する際、オウハより受け取ったIDチップが揃って無くなっている! [20:07]
    月見里シュティ:「…は?おい無くしたってワケはないだろ…!いや、違うか…」 [20:07]
    メルム・レクテューレ:「……抜き取られた?」 [20:07]
    廿楽木ルウ:「も、もしやこのままではGPへの参加権が……?!」 [20:08]
    虹乃サイ:「…ん~…次は”そういう”ゲームってコトっしょ~?」 [20:07]
    四方山 ウラク:「困ったね。IDチップは参加者の証だ。あれがなければゲームから脱落したものと見做されてしまうけど……?」 [20:08]
    四方山 ウラク:「それが今回のゲームと言うわけかな?」 [20:08]
    オウハ:「その通りです。皆様のIDチップは現在メサイアの市街地に散らばっているアークトークが持っています」 [20:08]
    オウハ:「IDチップは文字通りの参加者証明。無ければメサイアグランプリに参加し続ける事は出来ず、いずれ脱落が確定してしまいます」 [20:08]
    オウハ:「そのためにアークトークからこれを取り返さなければならないのですが……ここで一つ大事なお知らせが!」 [20:08]
    オウハ:「今残っているIDチップは5つだけなのです。つまり……」 [20:09]
    廿楽木ルウ:「確実にふるい落とすためのゲーム……という事で御座いますね」 [20:10]
    月見里シュティ:「必ずこの中の一人は脱落確定……ってわけか」 [20:09]
    月見里シュティ:「決勝戦が近いからか露骨に人数を減らしにかかってきたな……」 [20:11]
    メルム・レクテューレ:「考えた人の性格が悪い椅子取りゲームね」 [20:10]
    四方山 ウラク:「脱落者が必ず発生するゲーム……まったく、いつ聞いてもうんざりとさせられるよ」 [20:11]
    アーネスト・オースティン:「ええ、そして、多数決のゲームでもある」 [20:11]
    アーネスト・オースティン:「たった1人しか落ちないのなら、たった1人を・・・・・あたし達が選んで、総出で妨害すれば」 [20:12]
    アーネスト・オースティン:「誰を落とすか決められる」 [20:12]
    四方山 ウラク:「……しばらく見ないうちに、君は随分と性格が悪くなったね」 [20:12]
    四方山 ウラク:「髪切った?」 [20:13]
    アーネスト・オースティン:「昨日ね」 [20:13]
    四方山 ウラク:(本当に切ってたんだ……) [20:13]
    月見里シュティ:「だとしたら選ぶのはあたしの場合一択だな」 [20:13]
    月見里シュティ:「ただ、こんな所でつまらない落ち方をされても困る。勝つなら真っ向から、決勝でだ」 [20:14]
    月見里シュティ:暗に”そういう”流れになっても付き合う気は無いと断じている。 [20:15]
    四方山 ウラク:「君のそういう所、嫌いじゃないよ?」 にやにやと含み笑いを浮かべながら言う。 [20:15]
    月見里シュティ:「言ってろ……笑ってられるのもここまでだ」 [20:15]
    メルム・レクテューレ:「真面目なことね……」悪辣を誘った方にも、乗らなかった方にも呆れたように [20:15]
    アーネスト・オースティン:「真面目にもなるわよ」 [20:16]
    アーネスト・オースティン:「……負けたくない理由はあるからね」 [20:16]
    メルム・レクテューレ:「それはお互い様ね、それぞれ負けるわけにはいかない理由はあるもの」 [20:17]
    虹乃サイ:「…さぁ~てと…良い感じにホワイトフェノミナがキマってきたし、やってやるとしましょうか、ね」 [20:17]
    虹乃サイ:「あ、もち私も負ける気ないかんね~?後で恨まないでよ」 [20:17]
    四方山 ウラク:「…………へえ?」 訝し気な視線を向けながら [20:17]
    廿楽木ルウ:「そ、そうですっ。負ける訳にはいかないのは全員同じです」 [20:18]
    虹乃サイ:「分かってんじゃん……そうそう。おんなじおんなじ~」 [20:19]
    オウハ:「さて……皆様準備はよろしいですか?」 [20:19]
    アーネスト・オースティン:頷く [20:20]
    オウハ:「それでは第三回戦『チップ争奪!生き残りゲーム』開始です!」 [20:21]
    GM:その宣言と共にキミ達の視界は光に包まれ、またもミッションの発生地点へ瞬間移動する――というところで [20:22]
    GM:ここで《悪意の伝染》が使用されます。 [20:22]
    四方山 ウラク:なにっ!? [20:22]
    メルム・レクテューレ:ふぁ!? [20:22]
    アーネスト・オースティン:わぁい! Eロイス! [20:22]
    廿楽木ルウ:なぬっ [20:22]
    GM:ちょっと本来の効果文とは処理がズレるんですが [20:22]
    GM:ここではウラクちゃんを今のシーンから退場させ、別のシーン(侵蝕は必要無し)に隔離します。 [20:23]
    四方山 ウラク:僕が!? [20:24]
    GM:要は他3人から孤立させるってことですね [20:24]
    廿楽木ルウ:う、ウラクさまーっ [20:24]
    アーネスト・オースティン:えっちなことされちゃうんだ! [20:24]
    メルム・レクテューレ:そ、そんな、一人になったところを運営ライダーに襲われでもしたら大変なことに [20:24]
    GM:ということでこのタブは今からそのウラクちゃんのシーン サブで他3人の演出を行って行きます [20:24]
    四方山 ウラク:ははは……これはきっと運営側のサプライズイベントだよ。きっと僕だけ特別なプレゼントが…… [20:25]
    四方山 ウラク:…………まさか【死】のプレゼント? [20:25]

    ポーンアークトーク:スタート地点にて。キミ達はIDチップを投げて遊んでいるアークトークの集団をすぐに見つける。 [20:50]
    ポーンアークトーク:ウラクとサイとシュティの姿は見えなかった。それぞれでアークトークを追っているのだろうか? [20:50]
    アーネスト・オースティン:チップは何枚だろうか? [20:51]
    GM:見れば人数分確認出来る。そして [20:52]
    ポーンアークトーク:「シンジュ!?」「ボリャエファンーファゴジュボリャファン フェシンバリャ!」 [20:53]
    ポーンアークトーク:キミ達の姿を認めると、脱兎の如く逃げ出そうとする [20:53]
    アーネスト・オースティン:「……先に、チップを確保しましょう。競い合うことは、ないみたいだから」 [20:54]
    廿楽木ルウ:「別々の場所に飛ばされた……ので御座いましょうか?」自身も含めちょうど三人しかいないことを確認し [20:53]
    廿楽木ルウ:「……となれば向こうはハズレということに。ルウたちも急いで追いましょう!」 [20:54]
    メルム・レクテューレ:「ま、下手に全員固まるより効率は……よくもなかったわね」逃げるのを追いかける [20:54]
    アーネスト・オースティン:ーー変身 [20:54]
    アーネスト・オースティン:白銀を纏ったアーネストは、即座に視界に映るアークトークに熱線を叩き込んだ。 [20:54]
    廿楽木ルウ:『転身connect [20:55]
    廿楽木ルウ:槍の声に応えるまま姿を変え、勢いよく敵の懐へ飛び込む [20:55]
    メルム・レクテューレ:「あら、戻したのね……変身、か」アーネストの姿を見つつ、こちらも黒を纏う [20:55]
    アーネスト・オースティン:「毎回使うもんでもないのよ」 [20:56]
    メルム・レクテューレ:そのまま手近な相手の顔を掴み、焼きながら地面にたたきつける [20:56]
    メルム・レクテューレ:「そ、あっちも頼もしいけど不安定ならそっちの方がいいわね」 [20:57]
    メルム・レクテューレ:「……誤射されるには痛そうだし」 [20:57]
    アーネスト・オースティン:「じゃあ、さっくり始末しましょうか」 [21:01]
    アーネスト・オースティン:熱線を投射しつつーー縦に降る・・・・。それをもって、アークトークの一体が寸断された。 [21:01]
    アーネスト・オースティン:拍子に、飛んできたチップをーーキャッチする。 [21:02]
    廿楽木ルウ:「わ、私はどちらのお姿も好きで御座いますよっ。勿論メルムさんもですっ」 [20:58]
    廿楽木ルウ:「その、確かに少し怖い雰囲気もありますが……」曖昧な笑みを浮かべつつ [20:58]
    廿楽木ルウ:逃げる集団の先頭に先回りし、穂先を向けて立ち塞がる [21:00]
    メルム・レクテューレ:「……そう」己の姿を、好きというには些か複雑ではあるけど [21:03]
    メルム・レクテューレ:立ちふさがったルウの元へ追い立てるように逃げ惑うアークトークたちへと襲い掛かる [21:04]
    メルム・レクテューレ:紫炎と共に只拳を振るう、蹴りを見舞う。格闘技というには荒い、暴力を押し付ける動きで一部を屠り、そして任せられる部分は、任せる [21:05]
    アーネスト・オースティン:「実に見事なメサイア式ね」 [21:09]
    廿楽木ルウ:紫炎の荒波に背を洗われる怪物たち。だが逃れんとする先に電撃の壁がある事態に変化はなく [21:10]
    廿楽木ルウ:生き延びた数体も、残ったチップ持ちごと穿たれ彼女の手に収まる。 [21:11]
    廿楽木ルウ:「やりましたーっこれで合わせて三枚ですよメルムさま!」一枚を手渡しに駆け寄る [21:12]
    アーネスト・オースティン:「……それを踏み折れば、ゲームはここで終わるのにね」 [21:12]
    メルム・レクテューレ:「ありがとう廿楽木。そうね……でもそれが出来ない子がいるから協力できるのよ」受け取って、複雑な顔に [21:13]
    アーネスト・オースティン:「……さて、ゲームセット」 [21:14]
    アーネスト・オースティン:「そう言いたいところだけど、臭い・・わよね?」 [21:14]
    廿楽木ルウ:「?どういうことでしょう、アーネストさま」 [21:15]
    アーネスト・オースティン:「こっちには、雑魚が人数分を揃えていて、取り合いの一つも起きるわけがない」 [21:15]
    アーネスト・オースティン:「じゃあ、向こうはどうなのかってこと」 [21:15]
    メルム・レクテューレ:「踏み折ればとか言った割に優しいことね」 [21:15]
    メルム・レクテューレ:「……不興を買うかもしれないわよ」誰がやったか考えれば [21:16]
    アーネスト・オースティン:「一番不興を買うのは、そのチップを本当に踏み折って」 [21:17]
    アーネスト・オースティン:「敗者・・を確定させることかしら?」 [21:17]
    アーネスト・オースティン:「見え見えの茶番はぶっ壊れる」 [21:17]
    アーネスト・オースティン:「ま、そうする義理はないわけだけど」 [21:17]
    メルム・レクテューレ:「……さて、どうかしらね」 [21:18]
    メルム・レクテューレ:「元々これ、五人が生き残るゲームじゃなくて最大五人しか生き残れないゲームでしょ?」 [21:18]
    廿楽木ルウ:「……そうで御座いますね。今回のゲームは敗者を確定させるのではなく、勝者を決める事で終了するルールです」 [21:19]
    廿楽木ルウ:「仮にこちらにあるチップを壊しても、向こうの争奪戦が終わるわけではないとルウも考えます」 [21:20]
    アーネスト・オースティン:「ま、それもそうね」 [21:20]
    アーネスト・オースティン:「それで、どうする?」 [21:20]
    アーネスト・オースティン:「無駄話をする? 探しにでも行く?」 [21:20]
    アーネスト・オースティン:「それとも、」 [21:20]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター呼びつけて、中継でもしてもらう?」 [21:21]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、極めてやる気なさげに手を叩いた。 [21:21]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター、こっちは暇なのよ。メインイベントの中継サービスぐらいしたらどうなの」 [21:21]
    アーネスト・オースティン:「これで来たら、世話ないわね」 [21:22]
    メルム・レクテューレ:「ま、絶賛忙しいでしょうし」周囲の様子を伺いながら、何もなくなっても反応がないのを見て取って [21:22]
    メルム・レクテューレ:「こっちから出向く方がいいんじゃない?」 [21:22]
    メルム・レクテューレ:「……このまま放っておきたくないでしょ、廿楽木は」視線を向ける [21:23]
    廿楽木ルウ:「……はい。お二人の懸念通り、ルウも何かしらの意図が有るように感じました」 [21:24]
    廿楽木ルウ:「行きましょう。少なくともここに居ては何も分からないのですから」 [21:25]
    アーネスト・オースティン:「そうね、いきましょ」 [21:26]
    アーネスト・オースティン:「と入っても、宛はない」 [21:27]
    アーネスト・オースティン:「この中に、感覚増強のEエフェクト持ってるのはいる?」 [21:27]
    メルム・レクテューレ:「……エンジェルハイロウそっちの専売特許でしょ、場所がわかれば門は作ってあげるけど」 [21:28]
    廿楽木ルウ:「も、申し訳ないのですが私もその手のやつは……」 [21:29]
    廿楽木ルウ:「血で互いに契約を結ぶものなどもあると小耳には挟んでいるのですが」 [21:29]
    アーネスト・オースティン:「ま、やるだけやってみるわ」 [21:29]
    アーネスト・オースティン:知覚判定 [21:29]
    アーネスト・オースティン:10dx
    DoubleCross : (10DX10) → 10[1,3,3,3,3,5,6,7,9,10]+8[8] → 18
    [21:29]
    アーネスト・オースティン:「なんとなく、あっちな気配がするわ」 [21:29]
    アーネスト・オースティン:「行きましょう」 [21:29]
    メルム・レクテューレ:「ええ、精々急ぐとしましょう、きっとろくでもないから」 [21:30]
    廿楽木ルウ:「はいっ。どうか間に合いますよう……!」 [21:31]
    アーネスト・オースティン:すたこらさっさ [21:32]

    GM:メサイアの市街地に転移した瞬間、キミは一瞬だけながら違和感を憶えた。 [20:55]
    GM:世界の法則が、形が微かながらも歪められるような違和感。それはメサグラで勝ち、新たな世界が形作られる時に憶えるものにも少し似ていた。 [20:56]
    GM:そして周囲を見るならば [20:56]
    虹乃サイ:「…ん~?あれ、私らだけぇ?出現位置違うのかな」 [20:56]
    四方山 ウラク:「…………。」 ほんの僅かな違和感。だが、その感覚を気のせいとして扱える程、四方山ウラクは大物ではなかった。 [20:57]
    虹乃サイ:キミとサイだけが同じ場所にいる。どうやら他の参加者は別の場所にいるらしい。 [20:57]
    四方山 ウラク:「……らしいね?」 「ははは、運営のミスか何かかな?」 笑いながらサイに近づく。 [20:57]
    虹乃サイ:「ま、いいか。出来るとこでは協力してあげたけどさ」 [20:58]
    虹乃サイ:「……こーなったら遠慮はしないかんね。悪いけど」 [20:58]
    ポーンアークトーク:そして……すぐ近くにチップを持って遊んでいるアークトークの姿があった。 [20:59]
    ポーンアークトーク:そこにあるチップは――一つだけ。 [21:00]
    四方山 ウラク:「ライダーが2人に、IDチップが1つか。競い合いの相手が僕になってしまった不運については素直に同情しよう」 [21:01]
    四方山 ウラク:「だけど、僕はまだ……僕の”神話ばんぐみ”を終わらせるわけにはいかないんだ」 [21:01]
    虹乃サイ:「ちょっとちょっと~。やる前から結果決めないでくれる~?」 [21:02]
    四方山 ウラク:「――――変身。」 瞬間的に、蒼銀の装甲が身体を覆う。 [21:02]
    虹乃サイ:『シルバーハンマー!』『サラマンダー!』『BEST TRIP!』小型の試験管を振り、それぞれベルトにセットすると [21:02]
    虹乃サイ:『Are You ready?』「変身~!」 [21:03]
    虹乃サイ:『高まる筋肉燃焼!シルマンダー!Yeah!』キミとほぼ同時、試験管から漏れ出た液体が固形化。全身を覆う鎧となる。 [21:03]
    ポーンアークトーク:「ゲッ!」 [21:04]
    ポーンアークトーク:その音でキミ達に気付いたのか、全力で逃走を始め [21:04]
    四方山 ウラク:「逃がさないよ!」 装甲が鱗のように展開し、一つ一つが蒼炎を伴って射出される。 [21:05]
    四方山 ウラク:それらは流星の如き放物線を描きながら、群れを成し、アークトークの逃げ道を塞ぐ。 [21:05]
    四方山 ウラク:「よっ」 「とっ」 ウラク自身は宙に浮かぶ装甲板の上を軽業の様に飛び跳ねながら移動。 [21:06]
    虹乃サイ:「うわ先行かれた!やらせないっての~!」赤熱した拳から放たれる熱波がアークトークを焼き焦がそうとして [21:06]
    四方山 ウラク:「ちっ ちっ ちっ」 装甲板の一部が群れから分岐し、その攻撃を阻む。 [21:07]
    四方山 ウラク:「ごめんよ。サイくん」 そのまま己自身がアークトークへと肉薄し…… [21:07]
    四方山 ウラク:「このゲーム、突破するのは僕の方だ」 大きく振りかぶった正拳突きがアークトークの頭蓋を撃ち抜いた! [21:08]
    ポーンアークトーク:「プゲッ……」チップを持ち先頭で逃げていたアークトークを見事打ち抜き [21:09]
    GM:その手からIDチップがこぼれ落ちる。 [21:09]
    虹乃サイ:「うわっちゃ~!?あーもう、ワンチャン行けると思ったんだけどなァ…」 [21:10]
    四方山 ウラク:「へへ、もーらい……」 難なくそれをキャッチしようとし…… [21:10]
    虹乃サイ:「さっすが不敗神話ってトコ……」意外にもあっさり、それを受け入れようとして [21:10]
    虹乃サイ:「……でもごめん。要らないんだわ。最初からそれ」 [21:10]
    四方山 ウラク:「…………!!」 [21:11]
    GM:ここで《コンセントレイト:ウロボロス》+《封印の楔》がウラクへ使用されます [21:11]
    GM:9dx7+5 意志で抵抗してください
    DoubleCross : (9DX7+5) → 10[2,3,4,6,8,8,8,10,10]+10[1,2,8,9,10]+10[2,6,8]+3[3]+5 → 38
    [21:11]
    四方山 ウラク:(1+1)dx+1 【意志】 くっ……!
    DoubleCross : (2DX10+1) → 8[2,8]+1 → 9
    [21:12]
    GM:通った では自動取得のワーディングとリザレクト以外の全てのエフェクトを使用不能にします [21:12]
    四方山 ウラク:ぐわーっ!! [21:13]
    四方山 ウラク:僕のエフェクト返してくれよぉ!? [21:13]
    GM:――完全なキミの意識の外からの奇襲だった。 [21:13]
    GM:突如キミの背後から伸びてきた黒い影の鎖が、キミを雁字搦めに縛り上げる。 [21:14]
    GM:そしてそれは触れれば触れる程にキミのレネゲイドを吸い上げる。すぐにキミは自らの力をほぼ失い、何も出来なくなっていた。 [21:15]
    四方山 ウラク:「ぐっ……ああぁ……」 影の鎖に蝕まれ、己の磨いてきた力が吸われていく感覚を覚える。 [21:16]
    四方山 ウラク:いつしか身を纏う装甲は砂となって消えていき、後にはただの人間であるウラクだけが残った。 [21:17]
    四方山 ウラク:「この……鎖は……」 [21:18]
    GM:「――ご苦労様です。虹乃サイ……手筈通りに行きましたね」そして、鎖が伸びてきた先から拍手をし、姿を現わしたのは [21:18]
    四方山 ウラク:「やはり……君だったか……」 息も絶え絶えに声がした方を見る。 [21:18]
    狭霧ミャクラ:――今期のゲームマスターその人であった。 [21:18]
    四方山 ウラク:「は、ははは……今回のメサイアグランプリは、随分とサプライズが過ぎる趣向じゃあないか」 [21:19]
    四方山 ウラク:「テコ入れか何かかな?」 あくまでも軽口を叩くのを止めない。 [21:21]
    狭霧ミャクラ:「分かっていたのならば話は早いですね。四方山ウラク」 [21:21]
    狭霧ミャクラ:「ゲームマスターとしての権限を行使し……貴女をこのゲームから永久に排除させて貰うつもりでしてね」 [21:22]
    狭霧ミャクラ:「虹乃サイ……彼女のおかげでその仕込みもこうして上手く行きました。まぁ最も一番大きいのは――」 [21:23]
    狭霧ミャクラ:「――この首輪の圧倒的な力ですが」 [21:24]
    狭霧ミャクラ:首を露出させ、その邪悪なる気配を纏う棘付きの首輪を見せつける。 [21:24]
    狭霧ミャクラ
    四方山 ウラク:「……噂に聞いた事がある」 [21:24]
    四方山 ウラク:「”特別なちからジャームのちから”を振るう事が出来る首輪がある、と」 [21:25]
    四方山 ウラク:「大人の事情理事会の繋がりを使ったのかい?」 [21:25]
    狭霧ミャクラ:「その通りです……これは私の独断ではありますが」 [21:28]
    狭霧ミャクラ:「ゲームの存続と秩序立った運営には必要なこと……今の勝ちすぎた貴女は」 [21:28]
    狭霧ミャクラ:「いずれはそれを阻害するガンとなる。だからこそ……いえ、これ以上の前口上は必要ありませんか」 [21:29]
    狭霧ミャクラ:「どうせ全て忘却するのですから。記憶も、その身の欲望も、衝動すらも」 [21:29]
    四方山 ウラク:「ふぅん……そいつは」 [21:30]
    四方山 ウラク:「随分と、臆病者の発想だ」 [21:30]
    狭霧ミャクラ:「何とでも言いなさい。我々が守っているものを思えば、その程度の汚名など些事」 [21:30]
    四方山 ウラク:「勝ち過ぎたから?知り過ぎたから?それが理由で僕を追放するというのなら」 [21:30]
    四方山 ウラク:「”君”は……僕には勝てないさ」 [21:31]
    四方山 ウラク:「まあいいや。どの道脱出する手段はない……好きにしたまえよ」 [21:31]
    四方山 ウラク:「ああ、そうそう。最後に一つ、君に忠告をしておこうか」 [21:31]
    狭霧ミャクラ:「減らず口を……忠告?」 [21:32]
    四方山 ウラク:「君たちが予想だにしないケオスは僕だけではない」 [21:32]
    四方山 ウラク:「メルム・レクテューレに……気を付けろ」 [21:34]
    四方山 ウラク:「あの子はきっと、君たちを討ち滅ぼす鍵になるはずだよ?」 [21:34]
    狭霧ミャクラ:「……敗北者の世迷い言など、聞く価値もありませんね」 [21:35]
    狭霧ミャクラ:「虹乃サイ。四方山ウラクにトドメを刺しなさい。それで貴女の仕事は完了です」 [21:36]
    狭霧ミャクラ:「――元の学院へ、帰りたいのでしょう?」 [21:36]
    虹乃サイ:「……ごーめん。それはその通りなんだけど、さぁっ!」 [21:36]
    虹乃サイ:その拳はミャクラに向かって振るわれる。ギリギリの所で買わされるが [21:37]
    四方山 ウラク:「おっと?地獄に仏、渡りに船の仲間割れ?」 [21:37]
    狭霧ミャクラ:「っ、何を……正気ですか。ここに至ってどんな判断を……!」 [21:37]
    虹乃サイ:「……やっぱ無理だわ。このまま勝ち上がるの」 [21:38]
    虹乃サイ:「前のアレ見ちゃったらさぁ……このままやったってきっとモヤり続けそーだし」 [21:39]
    虹乃サイ:「――ってことで私は素直に勝ち上がる方向で行く!ウラク、それ解けそう~?時間なら稼ぐから、さぁっ!」 [21:41]
    四方山 ウラク:「解けそうかって言われたら……」 ガチャガチャ 「……うん、無理だ!」 [21:41]
    虹乃サイ:と言いつつ再びミャクラへ殴りかかる。今ばかりは味方になってくれるようだ。 [21:41]
    四方山 ウラク:「だけど無理を通すのがヒーローの条件だからね……やってみせるさ!」 [21:41]
    虹乃サイ:「えぇ~!?クッソ、その首輪ってのがやっぱり悪さを……うぉっ!?」 [21:42]
    狭霧ミャクラ:「……いいでしょう」赤熱したその拳が、素手で受け止められている。 [21:42]
    狭霧ミャクラ:「そちらがそのつもりなら――こちらも、強制執行を行うまで」 [21:42]
    四方山 ウラク:がちゃがちゃ、がちゃがちゃ、鎖が食い込んだ皮膚が千切れて血が滲み出る。 [21:42]
    四方山 ウラク:(手足を引き千切ってしまえば……《リザレクト》で脱出は可能か……?) [21:43]
    四方山 ウラク:(問題は今の僕にそれだけの出力パワーが出せるかどうか……やるしかない) [21:43]
    GM:しかし、そんな間を相手は与えてはくれない。 [21:44]
    ドミネイトドライバー:『ドミネイトドライバー!』 [21:44]
    ドミネイトドライバー:その手に瞬時に生成されたベルトを、自らの腰へ装着し [21:45]
    狭霧ミャクラ
    狭霧ミャクラ:その上部のボタンを押す。 [21:45]
    ドミネイトドライバー:『Stare uploading』 [21:45]
    狭霧ミャクラ:そのスーツの内側から取り出したるカードを上へ掲げ、その液晶画面に読み込ませる。 [21:46]
    狭霧ミャクラ:『――変身』 [21:46]
    ドミネイトドライバー:『upload』 [21:47]
    狭霧ミャクラ:『秩序の下の運営を実行するAchieve operation under order Stare』 [21:47]
    狭霧ミャクラ:そのベルトから投射された光がライダーとしての鎧を具現化し、眩い光と共にその姿を現出させる。 [21:48]
    狭霧ミャクラ
    虹乃サイ:「っち、流石は運営。何でも無理が通るってとこ…!でもやらせない、って、の…!」 [21:49]
    狭霧ミャクラ:「私に従いなさい」 [21:49]
    ドミネイトドライバー:『Brain Wash』ボタンを再び押し込む、と [21:50]
    狭霧ミャクラ:突如、その全身からあまりにも眩しすぎる光の明滅が巻き起こり [21:51]
    四方山 ウラク:「運営専用のドライバー……サイくん、危ない!」 [21:49]
    虹乃サイ:「このぐらいだったら、ねぇっ…が、ぁっ…!?アァァァァッ!?」その強すぎる光に仮面を抑え、苦しんだ後 [21:52]
    虹乃サイ:脱力し、その腕が垂れ下がった後――その複眼が紅に染まる。 [21:52]
    狭霧ミャクラ:「行きなさい。私の命令通りに――ウラクを脱落させるのです」 [21:53]
    四方山 ウラク:「……操っているのか、サイくんを」 [21:53]
    虹乃サイ:「……」その言葉に従い―― [21:54]
    虹乃サイ:赤熱し紅く染まった岩石の拳の一撃が、キミに炸裂した。 [21:54]
    四方山 ウラク:「…………ふっ」 ゲームマスターによって操られるサイを見て、小さく笑みを浮かべながら脱力する。 [21:55]
    四方山 ウラク:「すまなかったね……君にこんな役回りを押し付けてしまって…………」 その一撃を、まともにその身に受け…… [21:55]
    四方山 ウラク:             ――――バシュッ! [21:56]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの肉体は、転送によってこの場を離れた。 [21:57]
    四方山 ウラク:IDチップを失ったライダーとして、脱落したのだ。 [21:57]

    GM:……その後、気配を探り3人はこの場所へとやってくる。 [21:59]
    GM:しかしそこに残るのは何者かの交戦を物語るレネゲイドの反応のみ。 [21:59]
    GM:ここで何が起こったのかを知ることは出来ない。 [22:00]
    アーネスト・オースティン:「さて」 [22:00]
    アーネスト・オースティン:「手遅れと考えるべきか、面倒に巻き込まれなかっったと考えるべきか」 [22:01]
    メルム・レクテューレ:「……無事逃げおおせてるってパターンもあるかしら?」そこまで激しい痕跡とは見えない、全力でぶつかったとは思えない、が [22:02]
    廿楽木ルウ:「そうである以上に嬉しいことはないのですが……ゲームも結局はどうなったので御座いましょう」 [22:03]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター」 [22:03]
    アーネスト・オースティン:「ゲームが終わってるのか続いてるのか、それくらいは説明の義務があるんじゃないの?」 [22:04]
    アーネスト・オースティン:「あたしたちは、ゲームのクリア条件を満たしてるわけだけど?」 [22:04]
    GM:そこに――アナウンスが響く。 [22:04]
    オウハ:『――ただ今5つ全てのIDチップの回収が確認されました!』 [22:05]
    オウハ:『その結果は……えっ!?こ、こんなことが…あり得るんですか……!?』 [22:05]
    オウハ:『と、とにかくっ……すぐに宮殿までの転送措置を行います。詳しい結果はそちらで……』 [22:06]
    アーネスト・オースティン:「だってさ」 [22:07]
    廿楽木ルウ:「なにがあったのでしょうか……」俄かに不安が襲い、表情が翳る [22:08]
    メルム・レクテューレ:「まぁ、従うしかないわね」 [22:08]
    アーネスト・オースティン:カチッ [22:08]
    アーネスト・オースティン:スパー [22:08]
    アーネスト・オースティン:だらだらと空を見ている。 [22:08]
    アーネスト・オースティン:そこに、大いなる冠は輝いているか? [22:08]
    GM:――少なくとも、そこに光はなかった。 [22:11]
    GM:今は、まだ。 [22:11]

    【MGPルール】
    ゲームマスターは、
    ゲームの勝敗を操作してはならない。


    GM:シーン終了です ロイス取得と購入どうぞー [22:11]
    四方山 ウラク:ロイスは保留です……何も覚えていない…… [22:12]
    アーネスト・オースティン:購入 バイク 12 [22:12]
    アーネスト・オースティン:3dx+1
    DoubleCross : (3DX10+1) → 9[4,7,9]+1 → 10
    [22:12]
    四方山 ウラク:購入は……バイクでも買いに行きましょう [22:13]
    四方山 ウラク:(2+1)dx+0>=12 【調達】
    DoubleCross : (3DX10>=12) → 8[6,7,8] → 8 → 失敗
    [22:13]
    廿楽木ルウ:ロイスは保留 購入の前に治療キット使用してもいいですか? [22:13]
    アーネスト・オースティン:アニキィ、互いにライダーじゃないですなぁ [22:14]
    GM:いいですよー [22:14]
    廿楽木ルウ:わーい ではありがたく [22:14]
    廿楽木ルウ:3d
    DoubleCross : (3D10) → 8[4,2,2] → 8
    [22:14]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを8増加(14 → 19) [22:14]
    四方山 ウラク:心がライダーならライダーさ [22:14]
    メルム・レクテューレ:ロイスはアーネスト・オースティン 嫌いではない/〇そう、そう生きるのね [22:15]
    四方山 ウラク:高性能治療キットを使います [22:15]
    四方山 ウラク:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 23[10,4,9] → 23
    [22:15]
    廿楽木ルウ:全快だ 購入は照準器で [22:15]
    四方山 ウラク:四方山ウラクのHPを23増加(21 → 29) [22:15]
    メルム・レクテューレ:回復 [22:15]
    廿楽木ルウ:(1+1)dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗
    [22:15]
    メルム・レクテューレ:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 15[7,4,4] → 15
    [22:15]
    廿楽木ルウ:失敗 以上です! [22:15]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレのHPを4増加(24 → 28) [22:15]
    メルム・レクテューレ:じゃあバイク購入で [22:15]
    メルム・レクテューレ:3dx+2>=12
    DoubleCross : (3DX10+2>=12) → 6[3,5,6]+2 → 8 → 失敗
    [22:16]
    メルム・レクテューレ:ムーリー私終り [22:16]
    GM:では次へー [22:16]
    MasterScene『陰謀K:誘惑の蛇』
    GM:ラスター脱落より少し時間は遡って―― [22:16]
    月見里シュティ:「はぁ、はぁっ……クソ……チップ持ちは何処行きやがった」 [22:17]
    GM:脱落が懸かっているというだけあり、少し焦りが見える様子で彼女は市街地を駆ける。 [22:17]
    GM:アークトークが逃げた先はこの方向だった筈だ――と感覚を頼りに進んでいると [22:17]
    GM:――突如近くのビルの上から甲高い男の声が響く。 [22:18]
    ピンクの社会人:「ハァーィ。シュティちゃ~ん♥元気してるかしらぁ?」 [22:18]
    月見里シュティ:「あァ…?」 [22:18]
    ピンクの社会人:声の方向を見る。そこには毒々しささえ感じる機体色の社会人が手を振っていた。 [22:18]
    ピンクの社会人:「今日も順調に勝ち進んでるみたいで何よりねェ~?ま、このままじゃラスターに負けるのは確実だ・け・ど♥」 [22:19]
    ピンクの社会人:「アタシはねェ~…いい加減それが哀れになってきたから、一つ教えてあげようと思ったのよォ」 [22:19]
    ピンクの社会人:「ラスター……四方山ウラクに勝つ方法を、ねッ♥」 [22:19]
    月見里シュティ:「嘘だろ……あたしにも気色悪いファンが付きやがったってのか……」 [22:19]
    月見里シュティ:「……そんなもん必要ねえ。あたしは野郎の手助けなんか無くたって……」 [22:20]
    ピンクの社会人:「野郎だなんて失礼しちゃうわ!ねェ~……いい加減現実見なさいよぉ」 [22:20]
    ピンクの社会人:「アンタには実力も技術も、四方山ウラクには及んでないの」 [22:20]
    ピンクの社会人:「そこをアタシが手助けしてぇ……ワンチャンあるって所までイかせてやろうってのよ?」 [22:21]
    ピンクの社会人:「こんなチャンス、逃しちゃダメなんじゃな~い?」 [22:21]
    月見里シュティ:「ざけんな!何も借りなくたってラスターには絶対に勝つっつってんだろ!」 [22:21]
    月見里シュティ:「ファン面するんだったらいっつもコソコソ見てやがるんだろ。そのぐらい覚えておきやがれ!」 [22:22]
    ピンクの社会人:「アタシは別に後援者サポーターになろうってわけじゃないけど、ねぇ……」 [22:22]
    ピンクの社会人:「ああ、そうだわぁ……♥アンタ、ラスターに勝つって以前にメサグラの裏の顔を明かそうとしてるのよねぇ?」 [22:22]
    ピンクの社会人:「――その一端、アタシに着いてきたら教えてあげるって言ったらぁ……どうしちゃう~?」 [22:22]
    月見里シュティ:「…何だと?」 [22:23]
    月見里シュティ:「……一応聞いとく。お前、名前は」 [22:23]
    ピンクの社会人:「あらそれ聞いちゃう~?もう興味ビンビンじゃないのよぉ」 [22:23]
    ツォルン・クピディ:「――ノドスチルドレン 28th。ツォルン・クピディとはアタシのこ・と。よろしくねェん♥」 [22:24]
    月見里シュティ:「やっぱりお前もノドスの男か……」 [22:24]
    ツォルン・クピディ:「で、どうするのぉ?別に断ってくれてもいいんだけどォ……きっとアンタは何も得られないまま、燻って行くのは変わらないでしょうねぇ」 [22:25]
    月見里シュティ:「……チッ」「……えよ」 [22:25]
    ツォルン・クピディ:「んん~?よく聞こえなかったわ~。もう1回~」 [22:25]
    月見里シュティ:「言えっつってんだよ。あたしにどうさせたいんだ」 [22:25]
    ツォルン・クピディ:「……ふふっ♥乗って来たわね♥」 [22:26]
    ツォルン・クピディ:「なら、これから続くゲームでアタシの言う通りにしなさい。まずはねぇ……」 [22:26]
    ツォルン・クピディ:「(――ああ、乗せるの楽でしょうがないわぁ。ノヴァリスの女どもは)」 [22:26]
    ツォルン・クピディ:「(これまでアタシが苦しんできた分……たっぷりお返ししてやらないと…割に合わないわ♥)」 [22:26]
    ツォルン・クピディ:「(これから始まるのよ……コイツらにとっての、不幸な世界が……)」 [22:27]
    GM:蛇はその機械の殻の中で笑っていた。いつまでも、いつまでも。 [22:27]
    Climax1『開幕Ⅴ:ラスボスと異変』
    GM:登場侵蝕をどうぞー [22:28]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1D10(→ 4)増加(76 → 80) [22:28]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 5)増加(88 → 93) [22:28]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10-1(→ 8)増加(81 → 89) [22:28]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1D10-1(→ 7)増加(76 → 83) [22:29]

    GM:そしてキミ達はオウハによって呼び戻され、宮殿へと帰ってくる。 [22:30]
    月見里シュティ:そこには既にシュティの姿はあったが――サイとウラクの姿は見えない。 [22:31]
    月見里シュティ:「……お前らは戻って来たのか。ラスターはどうした?」 [22:31]
    廿楽木ルウ:「……シュティさまも他の方たちとは別の場所に?」 [22:32]
    月見里シュティ:「…ああ。あたしは一人だった」 [22:32]
    月見里シュティ:「……ゲームが終わるまでな」 [22:33]
    アーネスト・オースティン:「解りきった茶番劇の生贄になったと思ってるわ」 [22:32]
    メルム・レクテューレ:「結末は分からないわね、むしろその辺りのトラブルで回収されたのかと思ったけど」 [22:32]
    月見里シュティ:「おい待てよ…!お前らも知らないのか?」 [22:32]
    廿楽木ルウ:「ひゃっ……は、はい」声に肩と羽が揺れ [22:33]
    廿楽木ルウ:「ルウたちは三人で御座いました」 [22:33]
    月見里シュティ:「……じゃあ、つまりアイツは」 [22:33]
    アーネスト・オースティン:「妙ね、あのぼんくらが落とされた・・・・・にしても」 [22:33]
    アーネスト・オースティン:「もう一人のヤク中はどうしたのよ」 [22:33]
    オウハ:そこへオウハが姿を見せる。 [22:34]
    オウハ:こちらもまだ驚きを隠しきれないといった様子だ。 [22:34]
    メルム・レクテューレ:「……わざわざ急ぎで呼びつけた理由は?」思惑も、状況もまずは聞かねば始まらないと [22:34]
    廿楽木ルウ:「それに……先ほどはなにか予想外の結果であったようにお見受けしました」 [22:35]
    オウハ:「ええ……ま、まずはゲームの結果をお伝えします」 [22:34]
    オウハ:「……IDチップを確保出来ず、脱落が確定したのは……ラスター……四方山ウラク様です」 [22:35]
    月見里シュティ:「…!?おい、明らかにおかしいだろそれは!」 [22:36]
    月見里シュティ:「奴がこんな所で落ちるワケがない。きっと何処かでほくそ笑んでるに……」 [22:36]
    廿楽木ルウ:「なっ……?!」無条件の信頼があり不安など一切無かった、という訳ではない [22:37]
    廿楽木ルウ:それでも、どこかで感じていた心があっけなく裏切られる。 [22:37]
    廿楽木ルウ:「まさかウラクさまが……そんな」四方山ウラクなら必ず勝ち残っているだろう、と。 [22:38]
    アーネスト・オースティン:スパスパ [22:35]
    メルム・レクテューレ:「それで、ここにいないもう一人は?」シュティの様に動揺することもなく、淡々と問う [22:36]
    オウハ:「フレイア……虹乃サイ様は……IDチップを確保出来たようですが」 [22:37]
    オウハ:「直後、アークトークによって脱落したという報告が……」 [22:38]
    アーネスト・オースティン:「ふぅん?」 [22:38]
    アーネスト・オースティン:「まぁ、平等とも公平とも思ってなかったけどさ」 [22:39]
    アーネスト・オースティン:「それで、次のゲームは?」 [22:39]
    オウハ:「…ゲームマスターもまだお戻りになりませんし……一体何がどうなって……は、はいっ」 [22:39]
    オウハ:「……次は、いよいよメサ主を決める為の最後のゲーム……決勝戦となります」 [22:40]
    廿楽木ルウ:「も、もう最後の決着を……っ?!」周りを見回す [22:42]
    廿楽木ルウ:自身の他に残った三人の顔を [22:42]
    メルム・レクテューレ:「そのようね。……ウラクのことも気になるでしょうけど、落ち着いて聞きなさい」ルウさんの肩に手を置いて [22:43]
    月見里シュティ:「何でだよ……アイツ……クソッ。まだ速過ぎるだろうが…!」まだショックが抜けきれないでいる [22:42]
    アーネスト・オースティン:「……ちゃっちゃとやりましょ」 [22:43]
    オウハ:「……メサイア上空に、ラスボスであるジャーム級の超巨大アークトークが出現しました」 [22:43]
    オウハ:「ルールは非常にシンプル。これを倒した者が、晴れてメサ主として選ばれることになるのです」 [22:44]
    メルム・レクテューレ:「貢献などではなく、あくまで倒したやつが、なのね?」 [22:45]
    オウハ:「今回の場合においては、そうです」 [22:45]
    オウハ:「これを放置しておけば、確実にメサイアは大規模な破壊に見舞われることになります」 [22:46]
    オウハ:「それを防ぐことが出来るのは、この中のただ一人――世界を救う救世主メサイアとなってください」 [22:46]
    廿楽木ルウ:「……」 [22:47]
    アーネスト・オースティン:「そして、十字架に掛けられるのかしら?」 [22:47]
    アーネスト・オースティン:皮肉げに笑って、煙草を床に捨てる。 [22:47]
    月見里シュティ:「……冗談じゃねえ。ラスターがいないのは予想してなかったが」 [22:48]
    月見里シュティ:「勝って、これを仕組んでる奴らの鼻を明かしてやるのはあたしだ」 [22:48]
    月見里シュティ:「それだけは譲らねえ」 [22:48]
    メルム・レクテューレ:「……勝つのは私、譲るわけにはいかない、願いのために」 [22:49]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、全ての願いを吹き飛ばすために」 [22:50]
    廿楽木ルウ:「……始めましょう。危機が迫っているのなら」 [22:50]
    廿楽木ルウ:「それを見過ごす訳にはいきません」 [22:50]
    廿楽木ルウ:そのための、鎧と仮面なのだから。 [22:50]
    オウハ:「……準備は万端のようですね。それでは決勝戦、開始致します!」 [22:51]
    オウハ:「皆様、どうか御無事で……」 [22:51]

    四方山 ウラク:ピ―――チチチチ  ピ―――チチチチ [22:31]
    四方山 ウラク:AM5:30、ノヴァリススズメの鳴く声とともに僕は優雅に起床した。 [22:31]
    四方山 ウラク:今日の予定はコメンテーターとして登壇予定のテレビ番組の撮影と、CM撮影だ。 [22:31]
    四方山 ウラク:”新星の中の新星の中の新星ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズ”の一日としては比較的忙しくはない、普通の日であった。 [22:31]
    四方山 ウラク:「それでねー。僕はこう言ったんだよ」 [22:31]
    四方山 ウラク:・・・・・・・・・・・・。 [22:32]
    四方山 ウラク:だからだろうか?仕事終わりのアフターファイブ。旧式の電車に揺られながら”あの場所”にやって来たのは。 [22:32]
    四方山 ウラク:ぴゅう、と季節を感じさせる寒風が皮膚を刺す。文明の温もりはここにはない。いや、それどころか人の気配すら感じさせない。 [22:32]
    四方山 ウラク:そこにあるのはかつての面影を感じさせない残骸と、”墓標”の如く突き立てられた鋼のみ。 [22:32]
    四方山 ウラク:「………………。」 [22:33]
    四方山 ウラク:(”墓標”……?ああ、確かにこれは”墓標”なのだろうな。) [22:33]
    四方山 ウラク:それは、この地で倒れた”あの人”の”墓標”……なのだろう。 [22:33]
    四方山 ウラク:”あの人”の功績からしてみれば不相応なくらいに、装飾も何もあったものではない、この粗雑な鉄の塊が。 [22:34]
    四方山 ウラク:「はて…………?」 [22:34]
    四方山 ウラク:どこか、違和感がある。 [22:34]
    四方山 ウラク:何かが、おかしい。 [22:34]
    四方山 ウラク:自分はどうして今まで墓参りをしてこなかったのだろう? [22:34]
    四方山 ウラク:”あの人”には大変な恩義がある。 [22:34]
    四方山 ウラク:恩義のある方の冥福を祈らない程、自分は薄情な人間ではなかったはずだ。 [22:34]
    四方山 ウラク:何故……今になって墓参りをする気になったのか? [22:34]
    四方山 ウラク:何故……今までこの地を訪れようとしなかったのか? [22:35]
    四方山 ウラク:「………………あ」 [22:35]
    四方山 ウラク:        ――――《折り畳み》解除。 [22:35]
    四方山 ウラク:”墓標”の隙間から、蒼銀の装甲板がコォォン・・・・と音を立てて地面に落下した。 [22:35]
    四方山 ウラク:四方山ウラクは、不審に思いながらもそれを拾い上げ、刻まれた文字を目にする。 [22:35]
    四方山 ウラク:【Catch the Driver.Future in your hand.】 [22:35]
    四方山 ウラク:「…………ッ!!?」 [22:35]
    四方山 ウラク:その文字を見た瞬間、ウラクの頭の中で思考が火花を散らす! [22:36]
    四方山 ウラク:いくつもの想念が絡み合い……一つの結論へと到達する! [22:36]
    四方山 ウラク:ウラクは、”あの人”の墓標が建てられたこの場所を訪れなかったのではない……! [22:36]
    四方山 ウラク:「”欲望(ねがい)”を果たすまで……僕はこの場所に来てはいけなかった・・・・・・・・・んだ……」 [22:36]
    四方山 ウラク:「くっ、ふっ……は……はは……どうしてそんな事を忘れてしまっていたのだろう……!」 [22:36]
    四方山 ウラク:バサッ!! 身を翻し、”墓標”に背を向ける。 [22:36]
    四方山 ウラク:「僕の”戦い”はまだ終わってはいない……!!」 [22:37]
    四方山 ウラク:ここでRHOを公開します。 [22:37]
    RHO-A1:四方山ウラク
    君はこれまでメサイアグランプリで無敗の伝説を打ち立て続けている。
    だからこそなのかは分からないが、運営側の一部の人間が君を警戒している事に君は気付いている。
    そして隙を見て君をゲームから脱落させようとしている事もだ。
    どのような手を使ってくるかは分からないが、君は既にその為の保険を用意してある。
    仮に脱落しゲームに関する記憶を消されたとしても、ドライバーに触れる事が出来れば記憶は戻るのである。
    そして君は記憶を失っていてもそこに至るための導線を事前に仕組んでいる。これは運営側にも気付かれていない。

    君がメサイアグランプリから脱落した時このRHOは自動公開され、君はゲームへ自動的に復帰する事が出来る。
    この時自身にエネミーエフェクト及びEロイスの効果が適用されていた場合、それらを全て解除する。
    GM:封印の楔と悪意の伝染の効果がこれで解除されます [22:38]

    GM:そしてキミ達は光に包まれ――既にかなり破壊が進んでいるメサイアの市街地へ出る。 [22:53]
    GM:一般生徒は逃げ惑うか、傷つき転送されていく中で [22:53]
    アーネスト・オースティン:次の煙草に火をつける。 [22:53]
    フォールンサンフラワーアークトーク:――一輪の花が、空に咲いていた。 [22:54]
    フォールンサンフラワーアークトーク:いや、違う。”それ”は太陽の象徴たる華を背負い、不気味に鳴いている。 [22:54]
    フォールンサンフラワーアークトーク
    アーネスト・オースティン:「(……不自然なまでに、メサイアの大物共がいない)」 [22:55]
    アーネスト・オースティン:「(トランペッターも、グレートバビロンも)」 [22:55]
    アーネスト・オースティン:「(基底現実に干渉するオーヴァードは、ジャームならそれなりにいる……)」 [22:58]
    アーネスト・オースティン:「(遺産を使えば、尚更に)」 [22:59]
    アーネスト・オースティン:「(ルベ―ク のババァが恋しいわ。あの女、どんな謎にも訳知り顔で答えを出したから)」 [22:59]
    ポーンアークトーク:そして――”それ”を守るかのように怪人の大群がキミ達の前に立ち塞がる。 [22:56]
    ポーンアークトーク:それらにも、異変が発生していた。 [22:56]
    月見里シュティ:「あれがラスボスか……すぐに仕留めてやりたいが邪魔が……なんだ…!?」 [22:57]
    ポーンアークトーク:大群は一斉に腰に手を当てる。すると [22:58]
    ポーンアークトーク:――その肉体が蠢くように、キミ達が装着しているベルトの模倣のようなものが一斉に生成される。 [22:58]
    月見里シュティ:「おいありゃ……ベルトか!?どうなってやがる!」 [22:59]
    廿楽木ルウ:「……ただのアークトークたちでは無いようで御座いますね」 [22:59]
    アーネスト・オースティン:「運営のテコ入れでしょ」 [23:00]
    メルム・レクテューレ:「見て覚えた?進化の一種?……そうね、テコ入れかしら」 [23:00]
    ポーンアークトーク:「リム…デェム…」「変……身……」 [23:00]
    ポーンアークトーク:『arc talk……!』 [23:00]
    ポーンアークトーク:不気味に根が張り巡らされるように植物の鎧が生成され、一斉にそれを装着する。 [23:01]
    ポーンアークトーク:明らかに先ほどまでのとは格が違う。 [23:01]
    ポーンアークトーク ポーンアークトーク
    アーネスト・オースティン:「ねぇ」 [23:02]
    アーネスト・オースティン:「月見里、だっけ?」 [23:02]
    月見里シュティ:「……何だよこんな時に」 [23:02]
    アーネスト・オースティン:「あんた、先輩ライダーなんでしょ。だったら……」 [23:02]
    アーネスト・オースティン:「あたしたちが全滅・・した時、このゲームはどうなるのかしら?」 [23:02]
    廿楽木ルウ:「……っ!」はたと気付いたように衝撃を受ける [23:03]
    メルム・レクテューレ:「……」 [23:04]
    月見里シュティ:「……ノヴァリスここにはどんな理由で潰れたか誰も分かってないような、小学区なんかごまんとあるだろ」 [23:04]
    月見里シュティ:「この辺もその一つ・・・・になるだけだ」 [23:04]
    アーネスト・オースティン:「メサイアがねぇ?」 [23:04]
    月見里シュティ:「実際どうなるかまでは断言出来ないけどな……あたしも実際に確認したわけじゃない」 [23:05]
    アーネスト・オースティン:「ま、メサイアで事象改変に抵抗力がありそうなのは、どこかにありそうなイースターエッグぐらいか」 [23:05]
    月見里シュティ:「だが今まで参加者以外には願いが叶ったことすらも気付かせなかったようなゲームだ」 [23:05]
    月見里シュティ:「そのぐらいは誤魔化してたって何の不思議もない」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「……仮にメサイアが消し飛んでも」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「ノドスからしたら、メサイアがあった場所に間違いなくある・・・・・・・、イースターエッグを探しやすくなる、か」 [23:07]
    月見里シュティ:「……そろそろ行くぞ」 [23:07]
    アーネスト・オースティン:「ええ、行きましょう」 [23:07]
    月見里シュティ:「……手柄はあたしが貰って、今度こそ優勝してやる」 [23:08]
    廿楽木ルウ:「戦う理由がいくら増えようと、退く理由にはなり得ないようですから」 [23:09]
    廿楽木ルウ:「(……だから今度もまた。もう一度だけ、私の勇気を)」 [23:09]
    メルム・レクテューレ:「まったく、色々考え過ぎると疲れるわよ」 [23:09]
    メルム・レクテューレ:「……精々足を引っ張り合いましょうか」 [23:09]
    月見里シュティ:その言葉には応えず、自らのアイテムを起動させる。 [23:09]
    月見里シュティ:「変身…!」『骨体変質osteophyte transformation! EXILE……!』 [23:10]
    アーネスト・オースティン:「変身」 [23:10]
    メルム・レクテューレ:「変身」 [23:10]
    廿楽木ルウ:『転身connect [23:10]
    月見里シュティ:『まずは”雑草狩り”だ。行くぞ!』 [23:11]
    フォールンサンフラワーアークトーク:そのまま戦いが始まる――しかし。 [23:11]
    フォールンサンフラワーアークトーク:キミ達はある種、このラスボスを舐めすぎていた。 [23:12]
    フォールンサンフラワーアークトーク:Eロイス《破壊神顕現》を発動します。 [23:12]
    フォールンサンフラワーアークトーク:周囲一帯を破壊しつつ、余波でシュティの変身アイテムとIDチップが破壊される。 [23:13]
    フォールンサンフラワーアークトーク:「■■■ーーーッ」甲高い叫び声が響き渡り [23:14]
    フォールンサンフラワーアークトーク:その巨大な華が一斉に”散華”する。 [23:14]
    フォールンサンフラワーアークトーク:散った巨大な無数の花びらが地表を抉り、建物を吹き飛ばし、全てを破壊し尽くしていく。 [23:15]
    アーネスト・オースティン:「最初に引き抜かれたら、世話がない!」 [23:13]
    メルム・レクテューレ:「そうはいっても単純に質がこれまでとは違う……!」 [23:14]
    GM:キミ達にもその衝撃が襲いかかる中―― [23:15]
    月見里シュティ:「なっ…!クソッ、何だこの力は……が、ぁぁっ!?」 [23:16]
    月見里シュティ:腕輪が粉砕され、IDチップが砕ける。 [23:16]
    月見里シュティ:そのまま変身を解除させられながら、倒れ伏すのがキミ達にも見えた。 [23:17]
    アーネスト・オースティン:「…………」 [23:18]
    廿楽木ルウ:「っシュティさま!」なんとか持ちこたえるも、その横を吹き飛んで行く姿が視界端によぎった [23:18]
    メルム・レクテューレ:「人のことを気にしてる余裕があるの!」衝撃を受け流しながら体勢を立て直す [23:18]
    アーネスト・オースティン:「ないわね」 [23:18]
    廿楽木ルウ:「……くっ、ですが……!」 [23:19]
    フォールンサンフラワーアークトーク:そして天空に浮かぶ花はまたその花弁を咲き誇らせる。 [23:19]
    フォールンサンフラワーアークトーク:こんなものはまだ序の口に過ぎないのだ。 [23:19]
    アーネスト・オースティン:「忌々しいことに、あたし達には神聖十字冠ダブルクロスの加護も起きない」 [23:19]
    アーネスト・オースティン:「前の決勝にも巻き込まれたけど、ぼんくらの冠は変わってなかった」 [23:20]
    アーネスト・オースティン:「……全く、つまり絶望的ってことよ」 [23:20]
    アーネスト・オースティン:「でも、まぁ」 [23:20]
    アーネスト・オースティン:「懐かしいわね、絶望的なんて」 [23:21]
    アーネスト・オースティン:「乗り越えすぎて、飽きたわよ」 [23:21]
    メルム・レクテューレ:「そう、じゃあ諦めないのね」 [23:21]
    アーネスト・オースティン:「とーぜん」 [23:22]
    メルム・レクテューレ:「奇遇ね、加護に頼れないからって諦めるつもりはないわ」 [23:22]
    アーネスト・オースティン:「あんたらも、二、三回は死ねるでしょ」 [23:22]
    アーネスト・オースティン:「それまで、この地獄ゲームを楽しみましょ」 [23:23]
    廿楽木ルウ:「私も……」 [23:24]
    廿楽木ルウ:「……ルウも、この鎧を纏うと決めた限り」 [23:24]
    廿楽木ルウ:「このときだけは──決して後悔しないと決めたのです!」 [23:24]
    メルム・レクテューレ:「……そう、気合は十分ね」 [23:26]
    メルム・レクテューレ:二人とも、一人で強くたっているのを眩しそうに、仮面の内側で見つめて [23:26]
    メルム・レクテューレ:「とはいえ気合いだけでどうにかなるものでもないわね、せめて、もう少し、戦力があれば……」目の前の強敵をみつめて、愚痴をこぼす [23:27]
    四方山 ウラク:「……だったらその一押し。僕が貸してあげようか?」 [23:27]
    四方山 ウラク:天上から声がする……脱落したはずの彼女の声が……! [23:28]
    アーネスト・オースティン:空を見上げる [23:28]
    アーネスト・オースティン:一瞬、言葉を無くし。 [23:28]
    アーネスト・オースティン:心底忌々しそうに、舌打ちを漏らす。 [23:28]
    四方山 ウラク:                   ――――【BOOST!!】 [23:28]
    四方山 ウラク:轟!という響きと共に蒼銀の流星雨が周囲を飛び交う。 [23:28]
    四方山 ウラク:「はああああああああ―――――――ッ!!」 [23:29]
    廿楽木ルウ:「わぁっ……!」その不思議な光景に、有り得ない真昼の流星に [23:29]
    廿楽木ルウ:あどけなく素直な驚きを漏らす [23:29]
    月見里シュティ:「く、そ……遅いんだよ……」 [23:29]
    四方山 ウラク:落ちてきたのは流星だけではない。 [23:29]
    四方山 ウラク:蒼炎を陽炎に揺らめかせながら、マフラーの翼を広げて青い鳥が羽搏く。 [23:30]
    四方山 ウラク:その軌跡は急に角度を変えて特大のアークトークへと…… [23:30]
    四方山 ウラク:――――直撃する!! [23:30]
    フォールンサンフラワーアークトーク:「!?」その蒼炎が体を抉り、予想外の一撃に悶え苦しむ [23:31]
    メルム・レクテューレ:「……困ったわね、強敵が帰ってきてしまったわ」空を焼く鳥を見上げている、忌々しさも喜びもなくただ [23:30]
    廿楽木ルウ:「……はいっ」 [23:31]
    廿楽木ルウ:「私たちのスターの──帰還で御座います!」 [23:31]
    四方山 ウラク:「いやあ~~参った、参った」 [23:31]
    四方山 ウラク:何でもないように爆発の中から現れたその姿は、蒼色の鎧を取っ払った生身のウラク。 [23:32]
    四方山 ウラク:「うっかりと最終回おわりを寝過ごしてしまうところだったよ」 [23:32]
    オウハ:『ま、まさか記憶を取り戻して……!?』 [23:31]
    アーネスト・オースティン:「………どういうことかしら・・・・・・・・・ [23:29]
    アーネスト・オースティン:「脱落したプレイヤーが、帰ってきた」 [23:29]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター、見ているんでしょう。今すぐ返答なさい……!!」 [23:29]
    アーネスト・オースティン:「脱落者の復帰? そんなことが許されるなんて聞いてないわよ!」 [23:30]
    アーネスト・オースティン:感情的に変身を解く。 [23:32]
    オウハ:『こ、これは此方としても想定外です!しかし、こうして元のまま、ゲームに参加出来ている……』 [23:32]
    オウハ:『……これは、参加を認める他ない、というのでしょうか……』 [23:32]
    オウハ:愕然とした様子ながらも、その声には微かな喜びが [23:33]
    四方山 ウラク:「やあみんな、元気~?」 [23:33]
    アーネスト・オースティン:「ふざけるな! そんな違反がーーいや、違反ですらないのなら!」 [23:32]
    アーネスト・オースティン:「ニス―ロの脱落はなに? 復活劇を際立出せるための前フリとでも言うつもりなのかしら!」 [23:33]
    廿楽木ルウ:「アーネスト、さま……」 [23:33]
    四方山 ウラク:「やっぱり・・・・ [23:33]
    四方山 ウラク:「君の心の中にはまだニスーロくんが残っているみたいだね」 [23:34]
    四方山 ウラク:「なら、いいや」 [23:34]
    オウハ:『ほ、本来は記憶を失い、戻る余地がないのが普通なのです!』 [23:34]
    オウハ:『こんなことは今まで一度もっ…』 [23:34]
    メルム・レクテューレ:「……そう、なにかやったのねウラク」 [23:34]
    四方山 ウラク:「言っただろう?メサイアグランプリで失った物はメサイアグランプリで取り戻す事が出来る」 [23:34]
    四方山 ウラク:「僕は、僕自身・・・を取り戻してきたのさ」 [23:35]
    四方山 ウラク:「かつての……僕自身とともに、ね」 [23:35]
    アーネスト・オースティン:「それは、勝ったときの――!!」 [23:35]
    廿楽木ルウ:「そ、そんな裏技が……」 [23:35]
    四方山 ウラク:「ははは、色々な裏道があるのさ。メサグラにはね」 [23:35]
    アーネスト・オースティン:「………あんた」 [23:35]
    アーネスト・オースティン:「負けを見越して願いを仕込んだわね・・・・・・・・・・・・・・ [23:36]
    四方山 ウラク:「……それはちょっと違うなぁ」 [23:36]
    四方山 ウラク:「だけど……そう、君が願うなら」 [23:36]
    四方山 ウラク:「君だって、取り戻す・・・・事が出来るんだぜ?」 [23:36]
    四方山 ウラク:「ま、そんな事は今はいいか」 [23:36]
    四方山 ウラク:「戦うよ?みんな!」 [23:36]
    四方山 ウラク:「戦って……願いを勝ち取る時が来た!」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「………ええ、そうね」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「とりもどす必要はない」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「過去が力をくれる・・・・・・・・。あたしの生きた日常が、力をくれる」 [23:37]
    四方山 ウラク:「……まったく、アーネストくんも頑固だねぇ」 [23:37]
    メルム・レクテューレ:「……分かってるなら緊急時に焚きつけるのはやめなさい」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:この時点で [23:37]
    アーネスト・オースティン:メサイアでの日常をタイタス化 1 する 2 しない [23:38]
    アーネスト・オースティン:1d2
    DoubleCross : (1D2) → 2
    [23:38]
    アーネスト・オースティン:「……………」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:オーヴァードたるものは、自らの人間性・・・を、容易く切り捨てる事ができる。 [23:38]
    アーネスト・オースティン:この時、アーネスト・オースティンには、できなかった・・・・・・ [23:39]
    四方山 ウラク:「未だに自分の意思では何も決められないのかい?」 [23:38]
    月見里シュティ:「ラス、ター……」満身創痍ながらも、その声を届け [23:37]
    月見里シュティ:その躯は光に包まれつつある。転送が近いのだ。 [23:37]
    四方山 ウラク:「……シュティくん」 [23:37]
    月見里シュティ:「遅すぎるんだよ。この野郎っ……!お前の言うとおり、取り戻す、なんてことが出来るんだったらっ……」 [23:38]
    月見里シュティ:「証明してみせろっ…必ず……こんな、ゲームで喪ったものもっ……」 [23:38]
    四方山 ウラク:「……ああ」 [23:38]
    四方山 ウラク:「わかってるさ」 [23:38]
    月見里シュティ:「そうしないと、あたしは、あたしは――」 [23:39]
    月見里シュティ:ウラクへ縋り付くように、そう叫びながら [23:39]
    月見里シュティ:彼女は光に包まれて消えた。 [23:39]
    四方山 ウラク:「月見里シュティ……」 [23:39]
    四方山 ウラク:「君もまた……”ラスター”を脅かす程の強さを持っていた……」 [23:39]
    四方山 ウラク:「……覚えておくよ」 [23:40]
    メルム・レクテューレ:「他人事みたいに言うのね」 [23:40]
    四方山 ウラク:「言っただろう?僕は僕自身を取り戻してきた、って」 [23:40]
    四方山 ウラク:「僕の根源……願いの本質を」 [23:41]
    四方山 ウラク:「だから言わせてもらうよ?」 [23:41]
    四方山 ウラク:「君たちは凄い。凄くて……主人公みたいなスター性に溢れている」 [23:41]
    四方山 ウラク:「だけど」 [23:41]
    四方山 ウラク:「願いを叶えるのは、この僕だ」 [23:42]
    四方山 ウラク:高らかに、そう宣言する。 [23:42]
    アーネスト・オースティン:「……救世主・・・は、何から世界を救ったか」 [23:40]
    アーネスト・オースティン:「――それは、罪を背負ったからよ、ただひとりで。全ての罪を・・・・・ [23:42]
    アーネスト・オースティン:「祝ぎなさい、四方山 ウラク」 [23:42]
    アーネスト・オースティン:「あんたが重ねた全ての願い [23:43]
    アーネスト・オースティン:「あたしの願いで、消し飛ばす」 [23:43]
    アーネスト・オースティン:「それまでに、あんたが世界を歪めた、願いの数でも、数えなさい」 [23:43]
    四方山 ウラク:「アハハハハハ!罪の都で何を言い出すんだろうねぇ?」 [23:43]
    四方山 ウラク:「重ねてやるよ、その罪を」 [23:44]
    四方山 ウラク:「僕は……ヒーローとなるのだから」 [23:44]
    アーネスト・オースティン:「いいえ、あんたはとっく・・・に、ヒーローよ」 [23:45]
    アーネスト・オースティン:「そこのお人好しルゥの、仮面の下で浮かべた顔なんて、見なくても解る」 [23:45]
    アーネスト・オースティン:「でも、そう、あんたの言う通り、メサイアは罪の都」 [23:45]
    アーネスト・オースティン:「―――ここは、悪党ヴィランの樂土」 [23:46]
    アーネスト・オースティン:「正義の味方が、破れる場所よ」 [23:46]
    アーネスト・オースティン:「勝つのは、あたしだ」 [23:46]
    GM:今まさに犠牲となる人々。破壊され行く街。滅び行く世界にて。 [23:49]
    GM:最後の救世主メサイアを決める戦いが始まろうとしていた。 [23:49]
    GM:その正義の意志に応え、彼方にてセイクリッドピラーよりの光がキミ達を照らす! [23:50]
    GM:――神聖二重冠ダブルクロス 変身 [23:51]
    【神聖二重冠】
    クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。

    あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。
    ・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
    ・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
    ・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
    ・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
    ・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
    ・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
    ・この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。

    このアイテムは破棄できず、『十字冠を破壊する』と書かれたエフェクトやアイテム以外によっては破壊されない。
    また、エフェクトやアイテムの効果で新たに取得することもできない。

    GM:ということで戦闘じゃー [20:30]
    GM:配置はこんな感じ [20:31]
    フォールンサンフラワーアークトーク[19]アークトークライダー*2[8]
    |
    10m
    |
    アーネスト[20]メルム[8]ルウ[8]ウラク[5]
    |
    10m
    |
    アークトークライダー*3[8]
    GM:ということで早速セットアップから [20:33]
    フォールンサンフラワーアークトーク:まずいきなりぶっ放すぞ [20:34]
    フォールンサンフラワーアークトーク:Eロイス《システムダウン》 [20:34]
    アーネスト・オースティン:きやがれーっ [20:34]
    フォールンサンフラワーアークトーク:PC全員と意志による対決を行い、勝つと相手は宣言したタイミングのエフェクトを使用出来なくなるぜ [20:35]
    フォールンサンフラワーアークトーク:俺はセットアップを宣言! [20:35]
    フォールンサンフラワーアークトーク:6dx+4 しかしワンチャン負ける可能性もありそうなんだ 悲しみが深まるんだ
    DoubleCross : (6DX10+4) → 10[4,4,7,7,8,10]+9[9]+4 → 23
    [20:35]
    フォールンサンフラワーアークトーク:いけるわ [20:35]
    四方山 ウラク:(1+2)dx+1>=23 【意志】
    DoubleCross : (3DX10+1>=23) → 10[3,4,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗
    [20:36]
    アーネスト・オースティン:6dx+1
    DoubleCross : (6DX10+1) → 6[2,3,4,5,6,6]+1 → 7
    [20:36]
    廿楽木ルウ:(4+2)dx>=23
    DoubleCross : (6DX10>=23) → 8[1,3,3,7,8,8] → 8 → 失敗
    [20:36]
    メルム・レクテューレ:6dx
    DoubleCross : (6DX10) → 8[4,4,5,7,8,8] → 8
    [20:36]
    GM:フハハーッ [20:36]
    アーネスト・オースティン:アーネスト、素手以外の攻撃能力を喪失! [20:37]
    GM:ライジングで打ち消す手もありますがどうするぅ [20:37]
    四方山 ウラク:今だ!ライジングを使います!ラ・イ・ジ・ン・グ! [20:38]
    GM:OK コーチの言う事を聞きなさーい! [20:39]
    GM:打ち消されます [20:39]
    アーネスト・オースティン:では、改めて、光の銃! [20:40]
    四方山 ウラク:セットアップは特にないです [20:40]
    GM:こっちはもう特にないぜ [20:40]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(93 → 97) [20:40]
    メルム・レクテューレ:ではアーマメントベルト起動、装甲と素手がアップ [20:40]
    廿楽木ルウ:《鮮血の奏者》+《赫き鎧》+《紅の騎行》 [20:40]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを4減少(19 → 15) [20:40]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を9増加(80 → 89) [20:41]
    廿楽木ルウ:HP4消費してもろもろ上昇 [20:41]
    GM:あとはカードかな ご友人…支援しますよ…♥ [20:42]
    アーネスト・オースティン:リーデレを悪魔召喚、巨大怪獣の行動地を-10 [20:44]
    リーデレ・ティクヴァー:ゴユウジン…… [20:44]
    アーネスト・オースティン:ひぃっ [20:45]
    GM:ぐああ遅くなる~! [20:45]
    GM:9まで下がりました [20:45]
    アーネスト・オースティン:私のラウンドかな? [20:45]
    GM:ですわね [20:46]
    アーネスト・オースティン:では、マイナーで [20:46]
    アーネスト・オースティン:ジェネシフト! [20:46]
    アーネスト・オースティン:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 4
    [20:46]
    GM:なにっ [20:46]
    アーネスト・オースティン:侵蝕率100超えでエフェクトアップ! [20:47]
    GM:コイツ十字冠の利点を最大活用するつもりだ [20:48]
    アーネスト・オースティン:メジャー 月女神アルテミスの一矢
    組み合わせ
    小さな塵+コンセ&ブーストレネゲイドチップ
    [20:48]
    アーネスト・オースティン:・判定の達成値に+20する。
    ・攻撃の対象はリアクションを行えない。
    ・その攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを与える。
    ・攻撃の射程を「射程:視界」に変更する。
    ・攻撃の対象を「対象:シーン(選択)」に変更する
    [20:49]
    アーネスト・オースティン:この効果を全採用 ターゲット、全エネミー! [20:49]
    GM:うぎゃぁーっ [20:49]
    GM:そうだリアクション出来なかったんだ(バカ) [20:49]
    アーネスト・オースティン:11dx7+24
    DoubleCross : (11DX7+24) → 10[1,2,2,3,4,4,5,6,7,9,10]+10[8,9,10]+4[2,3,4]+24 → 48
    [20:49]
    アーネスト・オースティン:リアクション不可なので、このまま攻撃に [20:50]
    アーネスト・オースティン:5d10+44+8
    DoubleCross : (5D10+44+8) → 35[5,2,10,9,9]+44+8 → 87
    [20:50]
    アーネスト・オースティン:装甲無視! [20:50]
    GM:いっでぇ!以外と火力が伸びる! [20:50]
    GM:アークトークライダーは全滅するでござる [20:50]
    アーネスト・オースティン:やったぜ [20:51]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(101 → 105) [20:51]
    リーデレ・ティクヴァー:私からの贈物で最大の戦果を上げてくださっている。素敵だ…♥ [20:52]
    アーネスト・オースティン:ターゲットにリーデレもいれていい? シーンだし [20:52]
    GM:出てないんじゃが! [20:52]
    アーネスト・オースティン:出てないのじゃな! [20:52]
    GM:犬自体は無辜の犬だがそれをキミは撃てるか [20:52]
    アーネスト・オースティン:おk! いけーっルウちゃん [20:52]
    GM:ではイニシア挟みつつルウチャーン [20:53]
    廿楽木ルウ:マイナーで10m前進してサンフラワーにエンゲージ [20:53]
    廿楽木ルウ:メジャーで雷将を使って〈射撃〉攻撃します [20:54]
    廿楽木ルウ:妨害ありますか? [20:54]
    GM:OK 来なさい [20:55]
    廿楽木ルウ:(3+2)dx+9+9+4
    DoubleCross : (5DX10+22) → 9[1,2,5,9,9]+22 → 31
    [20:55]
    フォールンサンフラワーアークトーク:ガード!と同時に《歪みの領域》 [20:56]
    フォールンサンフラワーアークトーク:HPを15喪うがいい [20:56]
    廿楽木ルウ:うぎゃーっやめてよーっ! [20:57]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを15減少(15 → 0) [20:57]
    GM:へへへ丁度良い減り方してやがりますよ [20:57]
    廿楽木ルウ:命中通ったのでダメージ処理先やりますね [20:57]
    GM:はーい [20:57]
    廿楽木ルウ:3d10+12+10+18
    DoubleCross : (3D10+12+10+18) → 8[2,5,1]+12+10+18 → 48
    [20:58]
    廿楽木ルウ:射撃攻撃に+10されたので雷神の効果でHPを3点失います [20:58]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを3減少(0 → -3) [20:58]
    廿楽木ルウ:まぁもう死んでるんですけどね! [20:58]
    フォールンサンフラワーアークトーク:適用前に《隆起する大地》で軽減! [20:59]
    フォールンサンフラワーアークトーク:1d10+9
    DoubleCross : (1D10+9) → 4[4]+9 → 13
    [20:59]
    廿楽木ルウ:硬いなぁ…… こちらも《リザレクト》で復活します [21:00]
    廿楽木ルウ:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 6
    [21:00]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを6に変更(-3 → 6) [21:00]
    GM:25受けましたわ [21:00]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を6増加(89 → 95) [21:00]
    GM:でもブーストのおかげでかなり削れておる [21:00]
    フォールンサンフラワーアークトーク:とりあえずこちら先か [21:02]
    フォールンサンフラワーアークトーク:マイナーで《緑の鞭》! ヴォーデンソーンを所持しているため武器を二つ生成出来るぜ [21:03]
    フォールンサンフラワーアークトーク:これほんとすき [21:03]
    フォールンサンフラワーアークトーク:メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《魔弾の射手》+《瞬速の刃》+《形なき剣》+《要の陣形》で射撃攻撃 [21:04]
    フォールンサンフラワーアークトーク:1d4 誰を外そう
    DoubleCross : (1D4) → 1
    [21:04]
    フォールンサンフラワーアークトーク:ウラクちゃん以外を狙い撃ち [21:04]
    フォールンサンフラワーアークトーク:11dx7+4 喰らえーっ
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,2,2,5,7,8,8,9,9,10]+10[1,3,5,5,8,8]+5[4,5]+4 → 29
    [21:05]
    フォールンサンフラワーアークトーク:ふつう [21:05]
    廿楽木ルウ:ガード [21:05]
    アーネスト・オースティン:ドッジ [21:05]
    メルム・レクテューレ:ドッジ [21:05]
    アーネスト・オースティン:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[2,8,8,10]+5[5] → 15
    [21:05]
    メルム・レクテューレ:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 10[1,4,10,10]+7[7,7]+1 → 18
    [21:05]
    GM:こわっ [21:05]
    アーネスト・オースティン:死亡 [21:05]
    アーネスト・オースティン:プラ……ではなく、タマヤのロイスをタイタス消化して復活、HP11 [21:06]
    フォールンサンフラワーアークトーク:30+3d10 装甲は有効
    DoubleCross : (30+3D10) → 30+16[3,6,7] → 46
    [21:06]
    メルム・レクテューレ:全部1なら生きてたよっと [21:06]
    メルム・レクテューレ:リザレクト [21:06]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレのHPを1D10(→ 10)に変更(28 → 10) [21:07]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を10増加(89 → 99) [21:07]
    廿楽木ルウ:装甲が合計36にガード値4なので差っ引いて6 [21:07]
    廿楽木ルウ:じゃ、ジャストで倒れます…… 《リザレクト》 [21:07]
    廿楽木ルウ:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 1
    [21:07]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを1に変更(6 → 1) [21:07]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1増加(95 → 96) [21:07]
    GM:うわー出目次第ではってとこであったか [21:07]
    GM:でも安い セーフだ [21:08]
    GM:ではメルムちゃーん [21:08]
    メルム・レクテューレ:ではマイナー10m前進してエンゲージ [21:08]
    メルム・レクテューレ:メジャー《漆黒の拳》+《コンセントレイト:バロール》+《原初の赤:大裁断》+《紡ぎの魔眼》ものせてふります(侵蝕10) [21:09]
    メルム・レクテューレ:対抗はありますか? [21:09]
    GM:ないぜ [21:10]
    メルム・レクテューレ:7dx7+2 いきます
    DoubleCross : (7DX7+2) → 10[1,4,5,6,7,8,10]+5[3,4,5]+2 → 17
    [21:10]
    GM:ひ ひどい [21:10]
    GM:でもガードなのでセーフだ [21:10]
    メルム・レクテューレ:3d10+18 装甲値無視
    DoubleCross : (3D10+18) → 7[3,3,1]+18 → 25
    [21:11]
    GM:ひ、ひどくないか? [21:12]
    メルム・レクテューレ:ちょっとあまりにもひどいんですけど・・・!! [21:12]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を10増加(99 → 109) [21:12]
    GM:受け止めました [21:13]
    GM:そしてイニシアチブ [21:13]
    フォールンサンフラワーアークトーク:ここで《時間凍結》じゃーっ [21:13]
    四方山 ウラク:な、なにっ!? [21:13]
    GM:マイナー緑の鞭!メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《魔弾の射手》+《瞬速の刃》+《形なき剣》+《要の陣形》! [21:14]
    GM:1d4 今度は誰外そうね
    DoubleCross : (1D4) → 4
    [21:14]
    GM:メルムちゃん以外対象 [21:14]
    フォールンサンフラワーアークトーク:11dx7+4
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,2,3,4,4,6,6,8,8,9]+10[1,9,9]+10[5,10]+3[3]+4 → 37
    [21:15]
    廿楽木ルウ:ガード [21:15]
    四方山 ウラク:ドッジ [21:15]
    アーネスト・オースティン:ドッジ [21:15]
    アーネスト・オースティン:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[2,2,5,10]+9[9] → 19
    [21:15]
    四方山 ウラク:(4+2)dx+1>=37 【回避】
    DoubleCross : (6DX10+1>=37) → 10[2,2,4,6,8,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗
    [21:15]
    GM:30+4d10
    DoubleCross : (30+4D10) → 30+23[10,7,5,1] → 53
    [21:15]
    GM:高い! [21:15]
    アーネスト・オースティン:1 日常 2 ニス―ロ 3 メルム 4 カス [21:16]
    廿楽木ルウ:耐えられません!《リザレクト》 [21:16]
    四方山 ウラク:装甲を差し引いても死ぬ……《リザレクト》! [21:16]
    アーネスト・オースティン:1d4
    DoubleCross : (1D4) → 3
    [21:16]
    廿楽木ルウ:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 7
    [21:16]
    四方山 ウラク:四方山ウラクのHPを1D10(→ 9)に変更(29 → 9) [21:16]
    アーネスト・オースティン:メルムさんをタイタス昇華 [21:16]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを7に変更(1 → 7) [21:16]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を7増加(96 → 103) [21:16]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を9増加(83 → 92) [21:16]
    GM:時間凍結のせいで割と後がないぜ ウラクちゃーん [21:17]
    四方山 ウラク:では、マイナーで《氷の回廊》+《インフィニティウェポン》 武器を作りつつ戦闘移動10mしてエンゲージします。 [21:17]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を4増加(92 → 96) [21:17]
    四方山 ウラク:そのままメジャーで【コンボ:ブレジング・サン】《咎人の剣》+《コンセントレイト》 [21:18]
    四方山 ウラク:ヒマワリアークトークを蹴っ飛ばす! [21:18]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を6増加(96 → 102) [21:18]
    GM:こぉい! [21:18]
    四方山 ウラク:(4+2+4)dx8+1-1
    DoubleCross : (10DX8) → 10[1,1,2,3,4,4,8,9,10,10]+10[1,4,5,10]+10[10]+2[2] → 32
    [21:18]
    GM:ガード! [21:18]
    四方山 ウラク:4d10+36 ダメージ(装甲・ガード有効)
    DoubleCross : (4D10+36) → 24[9,7,6,2]+36 → 60
    [21:19]
    GM:いだぁい!流石咎人 [21:19]
    GM:それで斃れますわー [21:20]
    四方山 ウラク:倒した! [21:20]
    GM:”1”はあなた達の勝利です 流石不敗神話 [21:20]

    フォールンサンフラワーアークトーク:空高くキミ達を睥睨する太陽の華は、二度悍ましき鳴き声を上げる。 [21:26]
    フォールンサンフラワーアークトーク:次の瞬間にはコンクリートを突き破りキミ達の足元より生える膨大な草花。 [21:26]
    フォールンサンフラワーアークトーク:それはキミ達の変身アイテムに絡みつき、レネゲイドの作用を破壊しようとする。 [21:27]
    四方山 ウラク:「おっと?」 己に巻き付かんとする膨大な量の草花を眺め、この場にそぐわぬ緊張感のない声を出す。 [21:28]
    アーネスト・オースティン:「!?」 [21:28]
    四方山 ウラク:「やー、流石はラスボス級のアークトークだね。初手で変身阻害を狙っちゃうかー」 たはは、と笑みを浮かべながら [21:29]
    アーネスト・オースティン:アーネストの顔に緊張が過る。アーネストは、全ての攻撃手段を光の銃に依存しているのだ。無手にて発動できるエフェクトは、ない。 [21:29]
    メルム・レクテューレ:「くっ!?」焦ったように引き剥がそうとする [21:29]
    廿楽木ルウ:「機構内部の循環を乱されて……くっ」鎧の一部がどろりと溶け出している [21:30]
    メルム・レクテューレ:それを無くして変身する戦うのは、とても、分が悪い [21:30]
    四方山 ウラク:「でも、ね」 [21:30]
    四方山 ウラク:「僕だってただ無闇矢鱈にクライマックスに現れたわけではないさ」 真っ直ぐに伸ばした指の向こう。 [21:31]
    四方山 ウラク:そこには、フォールンサンフラワーアークトークを構成する光輪……いや、ヒマワリの輪。 [21:31]
    四方山 ウラク:そこに突き立てられた『ライジングソード』の姿だ! [21:31]
    四方山 ウラク:「現れれば即ち逆転のチャンスが生まれる……」 パチンッ 指を弾く。 [21:32]
    四方山 ウラク:「ヒーローとはそういうものなのさ」 [21:32]
    四方山 ウラク:瞬間、『ライジングソード』に秘められた力が爆発し……現象の根源となった光輪が木っ端微塵に砕け散った! [21:33]
    フォールンサンフラワーアークトーク:それこそジャームの極まったエグゾースト力を切り裂き、霧散させる必殺のアイテム。 [21:34]
    フォールンサンフラワーアークトーク:「!?」その衝撃に動揺して花弁が散り、キミ達に及びかけていた草花が途端に枯れていく。 [21:35]
    アーネスト・オースティン:「―――ふん、一応。礼は言っておくわ」 [21:36]
    アーネスト・オースティン:「お礼は言ったから、貸し借りはなしよ」 [21:37]
    四方山 ウラク:「ヒーローは困ってる人に貸しを作らない」 [21:37]
    メルム・レクテューレ:「助かったと、こちらも言っておく」 [21:37]
    四方山 ウラク:「その代わりに、君の助けをくれるかな?」 [21:38]
    廿楽木ルウ:「はいっ。これなら皆……アーネストさま!」 [21:38]
    フォールンサンフラワーアークトーク:力に怯みつつも此方の方が早い、と仕掛けようとするが [21:39]
    アーネスト・オースティン:舌打ちをする。 [21:40]
    フォールンサンフラワーアークトーク:今度は自らの根が異常成長して絡みつき、その出方が遅れる。 [21:40]
    アーネスト・オースティン:「仕方ないわね、いいわ。どの道、数は多い」 [21:40]
    アーネスト・オースティン首輪ベルト [21:40]
    アーネスト・オースティン鬼札チップを、両手に構え。 [21:41]
    リーデレ・ティクヴァー:そしてキミはそこに崩壊しかけのビルから見下ろす小さな影を見た。 [21:41]
    リーデレ・ティクヴァー:「私に出来る助力はここまで……後は見守っていますよ、ご友人……」 [21:41]
    アーネスト・オースティン:心底嫌そうに [21:42]
    アーネスト・オースティン:「見せてやるわよ――変身!」 [21:42]
    アーネスト・オースティン:――憎しみの赫が、顕れた。 [21:42]
    アーネスト・オースティン:炎がオーラとなって輝きを放つ。 [21:45]
    アーネスト・オースティン:赤く、紅く、朱く――レネゲイドが、侵食が高まっていく。 [21:45]
    アーネスト・オースティン:そして――境界線100%を超えた時。 [21:45]
    アーネスト・オースティン:体を構成する光の銃スーツが、増殖し――形状を変えた。 [21:46]
    アーネスト・オースティン:蒼い、騎兵ライダー [21:46]
    アーネスト・オースティン:炎とは、その温度が高ぶる事によって赤から蒼へと色彩を変える。 [21:47]
    アーネスト・オースティン:「フォーム」 [21:47]
    アーネスト・オースティン:心底から、忌々しげに、アーネストはその名を告げる。 [21:47]
    アーネスト・オースティン:「蒼騎士ベイルライダー [21:47]
    アーネスト・オースティン:そして、彼女が登場したバイクは天高くへと飛び上がり――― [21:48]
    アーネスト・オースティン:戦場全体を見渡す位置にて静止。 [21:48]
    アーネスト・オースティン:「―――青い蝶は、神の使いと謳われる。黙示録の騎士もまた、神の使いに違いない」 [21:49]
    アーネスト・オースティン:「―――さぁ」 [21:49]
    アーネスト・オースティン:「月の裁きを、浴びて散れ!」 [21:49]
    アーネスト・オースティン:――瞬間、空駆けるバイクから。 [21:49]
    アーネスト・オースティン:光と死の運送人が、数え切れぬ程に解き放たれた。 [21:50]
    GM:完全燃焼の蒼炎。その熱は戦場全体を熱く焼き焦がすかのように、光と死を届けるためのもの。 [21:49]
    ポーンアークトーク:「フォムファンシャファジェショボリャロ……!?」 [21:51]
    アーネスト・オースティン:空より降り注ぐ、圧倒的にして絶対的な火力質量・・・・。エンジェルハイロウが、最高の攻撃出力を持つシンドロームという一説を証明するかのような。 [21:51]
    アーネスト・オースティン アーネスト・オースティン
    アーネスト・オースティン:絶対暴力が、降り注ぐ! [21:51]
    ポーンアークトーク:鎧を身に纏い、強化されたアークトークといえども [21:51]
    ポーンアークトーク:その裁きには抗えない。抵抗しようとも、その装甲を焼かれ、身体を炭に変えられていく。 [21:51]
    フォールンサンフラワーアークトーク:そしてそれは太陽の象徴をも穿ち、その体に大穴を開ける。響き渡る悍ましい断末魔。 [21:52]
    フォールンサンフラワーアークトーク:しかし流石はラスボス、といった所だろうか。多少高度を下げようとも活動は健在だ。 [21:52]
    アーネスト・オースティン:地上に降り立ったアーネストの色が、変わる。蒼が覚めた時、バイクは消え、赤は薄まって白になり。 [21:53]
    アーネスト・オースティン仮面マスクすら維持できぬ程に、消耗していた。 [21:53]
    リーデレ・ティクヴァー:「…美しい…」その光を垣間見て、感慨深そうに呟く。 [21:54]
    アーネスト・オースティン:「ああ、くそ……」 [21:54]
    アーネスト・オースティン:「………さて、あんたら三人、ヘボしなきゃいいけどね。次が来れば、あたしが優勝よ」 [21:55]
    メルム・レクテューレ:「ええ、露払いご苦労様、優勝は諦めて休んでくれてて良いわ」 [21:57]
    廿楽木ルウ:燃え盛る世界。その間隙を翼もなく翔ける姿がひとつ。 [21:58]
    廿楽木ルウ:光が空から降り注ぐように、雷が宙を巡るのは当然のことだとでも言うようにして。 [21:58]
    廿楽木ルウ:だがその影に気付けないはずがない、、、、、 [22:00]
    廿楽木ルウ:アーネスト・オースティンが振り撒き、熾火のように未だ残った熱量を僅かに、しかし次第に取り込みながら [22:00]
    廿楽木ルウ:槍はやがて巨大な雷柱となって手中で轟くのだから。 [22:01]
    廿楽木ルウ:リソースの完全置換機構。血と肉に飽き足らず、空の熱量までをも紫電に換え基底に現れし力が渦巻き [22:02]
    廿楽木ルウ:「────やぁぁぁああああああああぁぁっ!!」 [22:04]
    廿楽木ルウ:【f】【l】【c】 [22:04]
    廿楽木ルウ:3つの音価を以て、束ねられた熱量が巨木を天より貫いた! [22:04]
    フォールンサンフラワーアークトーク:紫電一閃。轟音と共に雷のエネルギーが花弁を抉り、大きくその花びらが舞い散る。 [22:05]
    フォールンサンフラワーアークトーク:しかしこちらもやられているばかりの相手ではなかった。 [22:05]
    フォールンサンフラワーアークトーク:領域内の風向を操作し、その散った花びらを硬化させつつルウへと集中させ、無数の弾丸の如く降り注がせる。 [22:06]
    フォールンサンフラワーアークトーク:そしてその体より張り巡らされる無数の根。 [22:14]
    フォールンサンフラワーアークトーク:一つだけでもビルを切断せしめるようなそれで戦場を蹂躙し、戦士達の装甲を抉って行く [22:14]
    廿楽木ルウ:「っ──!」放出直後、退避はおろか受け切れないその隙を無数の散弾が砕き [22:17]
    廿楽木ルウ:「────あがっ……ぐ、うぅ……」 [22:18]
    廿楽木ルウ:貫いた根によって装甲ごと地に縫い付けられる [22:18]
    アーネスト・オースティン:「あと、ふたり」 [22:19]
    メルム・レクテューレ:根の猛攻を叩き落とし、時に避け、尚防ぎきれずに傷を負いながらも前進する [22:21]
    メルム・レクテューレ:「くっあ…」レネゲイドが活性するほどに高まる衝動、純粋に……目に映る全てを破壊したくなっていく、だから進む [22:21]
    メルム・レクテューレ:「Ahhhhhhhhhhhhhhhh!」それをぶつけてもいい相手は倒せば勝者となれる得物、躊躇する必要は無い。衝動のままに走り出す [22:22]
    アーネスト・オースティン:「全く、ケダモノそのもの……ね!」 [22:22]
    アーネスト・オースティン:自分を構築するなにかロイスを贄としながら、アーネストは立ち上がった。 [22:23]
    メルム・レクテューレ:「接続アクセス、……充填チャージ」再び内面に繋がる。暴れ出しそうな破壊の衝動を高め、駆けながら脚へと集めていく [22:23]
    メルム・レクテューレ:蹴撃と共にそれを解き放てば、先にアークトークどもを蹴散らしたものと同じように焔が放たれフォールンサンフラワーアークトークにもダメージを入れられるはずだった [22:23]
    メルム・レクテューレ:「……あ」 [22:23]
    メルム・レクテューレ:目に入ったのは先行し、地に縫い付けられていたルウ。今攻撃すれば巻き込みかねない [22:24]
    メルム・レクテューレ:本能は巻き込んでしまえと吠える、理性は共闘した相手を無駄に傷つけるリスクを拒む、冷徹な部分が蹴落とすことを利とする [22:24]
    メルム・レクテューレ:それでも―― [22:24]
    メルム・レクテューレ:私は、見ていてくれる姉さんに恥じない戦い方をしなくてはいけない!と心が叫ぶ [22:24]
    メルム・レクテューレ:「解……放!ストライク」巻き込もうとする本能の動きを無理矢理そらす、制御が乱れ、十分な威力を出し切れないままフォールンサンフラワーアークトークにだけ蹴り込む [22:25]
    フォールンサンフラワーアークトーク:その一撃は”内部”へ伝わる一撃だ。だからこそその威力は防御を介さず通り―― [22:25]
    フォールンサンフラワーアークトーク:――ぐしゃりと、その身体を軽く押し潰す。 [22:26]
    アーネスト・オースティン首輪付き・・・・、そのような言葉がアーネストの脳裏に響く。 [22:26]
    アーネスト・オースティン:「人面獣心を名乗るにしては、縛る鎖は多そうね?」 [22:26]
    メルム・レクテューレ:「……うる、さい」荒れ狂う内心を抑えながらの反論は弱々しいもので [22:27]
    フォールンサンフラワーアークトーク:しかし、その刹那。その背の華が一際輝くと、時が”凍てつく”。 [22:27]
    四方山 ウラク:「……マズい!」 「皆、防御を……」 その言葉は発せられる事無く、時が止まる。 [22:28]
    フォールンサンフラワーアークトーク:静止した時の中でメルムを通り過ぎ、その花びらを頭上へ降り注がせた…ところで時は動き出す。 [22:28]
    フォールンサンフラワーアークトーク:それは黄の濁流が如く。3人へ降り注ぎ、容赦なく質量で以てその体を磨り潰していく [22:29]
    アーネスト・オースティン:ひとつ、ひとつ。贅肉ロイスが、ロイスが、外れていく。 [22:29]
    アーネスト・オースティン:より、純化していく。衝動が鋭利さを増す。 [22:30]
    アーネスト・オースティン:嫌悪衝動。理由なく、悪意を懐きうる。 [22:30]
    廿楽木ルウ:刃のごとき花弁。肌を裂く吹雪。 [22:31]
    廿楽木ルウ:ボタボタと砕けて溶けだした鎧か血なのかも判然としない赤が滴っている。 [22:31]
    四方山 ウラク:「ハハッ、主役の登場を花道で飾ってくれるとは嬉しいねぇ!」 軽口を叩きながらも、花弁の銃弾が身を裂き、血の華を咲かす。 [22:31]
    アーネスト・オースティン憎しみの赤ヘイトレッド。憎悪だけが、相手を厭う心ではない。 [22:31]
    廿楽木ルウ:未だ大輪の触手に貫かれたまま……いや、そんな中でも、縫い留め続けながら。 [22:31]
    廿楽木ルウ:「せめて……」 [22:31]
    廿楽木ルウ:「せめて一本だけであろうと、ここから動かさせません……!!」 [22:31]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、静かに人間性を減らしていった。 [22:31]
    メルム・レクテューレ:「転送は…良くも悪くも神聖二重冠ダブルクロスじゃされないわね」 [22:32]
    四方山 ウラク:「だけどさあ!」 生身のまま、鋭い蹴りの一撃が己を襲う草花を払い除ける。 [22:33]
    四方山 ウラク:「今の僕には”これっぽっち”じゃあ全然足りないね!」 [22:33]
    四方山 ウラク:「今の……”思い出した”僕には、さ!」 [22:34]
    GM:そうだ。キミはヒーローでなくてはいけない。 [22:34]
    GM:あの場所でそれを思い出したのだから。託されたものを、再確認したのだから。 [22:34]
    四方山 ウラク:「僕は、思い出して来たのさ……色々と、ね」 己の力の象徴たる”メダル”を目の前に掲げる。 [22:35]
    四方山 ウラク:赤褐色の錆が前面に纏わりついたその”メダル”は、表面に描かれた意匠すら判別できない程に朽ちていた。 [22:36]
    四方山 ウラク:「僕の願いの根源。本質。そして故郷」 [22:36]
    四方山 ウラク:「僕はラスターRuster……”錆び付いた過去から来たる者”」 [22:36]
    四方山 ウラク:「錆びてばかりじゃあいられない。鮮明に、鮮烈に、今の僕は過去を取り戻した」 [22:36]
    四方山 ウラク:「…………。」 [22:36]
    四方山 ウラク:「……蒼灯ブルーフレア起動オン!」 [22:36]
    四方山 ウラク:ボォッ! 蒼い炎がメダルの内側から吹き上げ、燃え上がる。 [22:36]
    四方山 ウラク:その熱に焦がれるように、表面を覆っていた錆がぼろぼろと剥がれ落ちていく。 [22:37]
    四方山 ウラク:その内から現れた姿は…… [22:37]
    四方山 ウラク:「────No8《セイドウメダル》」 [22:37]
    四方山 ウラク:内側から顕れたのは漆黒……三本脚の鴉が描かれた意匠。その爪は灯の如き蒼炎を燻らせるマッチを握っている。 [22:37]
    四方山 ウラク:それはかつて「セイドウ」と呼ばれたとある学区の、墓標のような校章であった。 [22:37]
    四方山 ウラク:「少しだけ、昔話をしようか……」 [22:38]
    四方山 ウラク:「僕が居た学校の話」 [22:38]
    四方山 ウラク:「かつて、このノヴァリスの地には『セイドウ』と呼ばれる小さな学区が存在した」 [22:38]
    四方山 ウラク:慎ましくも騒々しく、たくさんの子供たちが身を寄せ合った小さな学区の話。 [22:38]
    四方山 ウラク:「42人の生徒たちが集った、僕の故郷」 [22:38]
    四方山 ウラク:「そこには確かに──」
    [22:38]
    ”ゴミ係”弐歩前 カナタ:「勝負だ”先輩”!今度こそゴールを奪ってやる!」 [22:38]
    ”みんなの先輩係”唖昏 サラ:「ハハッ、そういうセリフを吐くのは何回目―――いや待てお前」 [22:39]
    ”物見係”久比岐 クサビ:「……んあ?ふがっ」足元に転がされるヘルメット――否、生首! [22:39]
    ”物見係”久比岐 クサビ:「おわああ?!なんやなんやなんやお前?!」 [22:39]
    四方山 ウラク [22:39]
    四方山 ウラク:「日常きせきがあった」
    [22:39]
    ”物見係”久比岐 クサビ:「ざっけんなやおまえ今日こそ性根叩き直したるそこなおれェ!!!」 [22:39]
    ”経理係”ゼニート・ゼニス:「あー……また、壁が崩れた」 [22:39]
    ”保険係”夜凪 サヨ:「あー、もう……私は人体が専門なのですが……」 [22:39]
    ”発電係”狩集ミコト::「サッカー…いいな…わたしだと迷惑かけちゃいそうだけど……」 [22:40]
    ”甘味係”中束マンダラ:「カナタちゃんは元気だねぇ」 [22:40]
    ”娯楽係”七那シチ:「はーい、賭けゲフンゲフン。先輩に賭けてた人は賞品のお菓子の分前渡すからね~」 [22:40]
    ”備品係”在哉セカイ:「λήθηレーテשריאלサリエルQítiān dàshèngセイテンタイセイ…………」 [22:40]
    四方山 ウラク [22:40]
    四方山 ウラク:「故郷いえがあった」
    [22:40]
    ”菓子係”佐藤カンロ:「フライパン新しいのくれ!!MJの奴がアタイのフライパンを粉砕しやがった!!!」 [22:41]
    ”教材運搬係”MJ・フィッツジェラルド:「オーゥ、ソーリィエブリワン……」 [22:41]
    ”新聞係”相野山ヒノリ:「あちゃぁ、また廃品回収にでも行きますか?」 [22:41]
    ”肉係”寧々蔵コマチ:「新しいのは肉!お肉やけるやつがええ!」 [22:41]
    四方山 ウラク [22:42]
    四方山 ウラク:「暖かさやさしさが──あった」
    [22:42]
    ”みんなの先輩係”唖昏 サラ:「あ、掲示係―。ランガクは4番だってよ」 [22:42]
    ”日誌係”片栗ランガク:「アー!!」 [22:42]
    ”調達係”蓮城ミコミ:「おぉ~♡4番バッターじゃーん♡ いい番号もらったねぇ♡」 [22:42]
    ”新聞係”相野山ヒノリ:「さすがランガクさん、下剋上の意志が強い」 [22:42]
    ”日誌係”片栗ランガク:「エエイ!やかましいデス!やってやるデスヨ!だからいい感じの打順で回しなサイヨアンタラ!!」 [22:43]
    ”ストーブ係”円城ヨシノ:「ランガク、私が後ろにいるから安心して大振りしな」 [22:43]
    ”掲示係”乃木坂 ユリア:「ん、空いてるところと空いてないところはちゃんと取っておくね」 [22:43]
    四方山 ウラク [22:43]
    四方山 ウラク:「そして、今は全てが失われた」
    [22:43]
    ”ゴミ係”弐歩前 カナタ:「………………………………………………………………」 [22:43]
    ”ゴミ係”弐歩前 カナタ:「…………………………何を」 [22:43]
    ”ゴミ係”弐歩前 カナタ:「言ってんだ………………?ユズリハ…先輩」 [22:43]
    ”ゴミ係”弐歩前 カナタ:「何を…言ってんだって」 [22:44]
    ”ゴミ係”弐歩前 カナタ:「聞いてんだよ!!!ユズリハ先輩!!!」 [22:44]
    四方山 ウラク [22:44]
    四方山 ウラク:「その身を挺して学区の皆を救った……”先輩”の命とともに」
    [22:44]
    ”補講係”楸 ユズリハ:「ああ、言った通り」 [22:44]
    ”補講係”楸 ユズリハ:「サラは…”先輩”は」 [22:44]
    ”補講係”楸 ユズリハ:「死んだ」 [22:44]
    四方山 ウラク [22:44]
    四方山 ウラク:「僕の名前は四方山ウラク。元セイドウ中高一貫校所属」 [22:45]
    四方山 ウラク:四方山ウラクは思い出す。セイドウを離れたあの日の事を。
    [22:45]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「………ざっけんなよ!!」 [22:45]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「受け入れるしかないのか…先輩の」 [22:45]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「死を…」 [22:45]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「こんなものがあの”先輩”の終わりであってたまるか!!」 [22:45]
    四方山ウラク
    四方山 ウラク [22:45]
    四方山 ウラク:「”出席番号”8番」 [22:45]
    四方山 ウラク:四方山ウラクは思い出す。”先輩”の死を認められなかったあの日の事を。
    [22:46]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「アタシはここを出て行く…葬式をするならお前らで勝手にやれよ」 [22:46]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「あんなもの…認められるわけないだろ!!」 [22:46]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「アタシはアタシの道を行かせてもらうぜ…あばよ!」 [22:46]
    四方山 ウラク [22:46]
    四方山 ウラク:「”ワイワイ係賑やかし”の四方山ウラク」 [22:46]
    四方山 ウラク:そして、四方山ウラクは思い出す。”先輩”から受け取ったこの”チカラ”の由来を。
    [22:46]
    ”みんなの先輩係”唖昏 サラ:「おう、野暮用。ほれ」ぴんと親指で何か弾く。 [22:47]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「ぎゃっ!?」ゴチン!ちょうど頭に命中! [22:47]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「きれーなメダル。くれんの?」 [22:47]
    四方山 ウラク [22:47]
    四方山 ウラク:「僕の欲望(ねがい)はただ一つ」 [22:47]
    四方山 ウラク:その欲望(ねがい)の為に全てを捧げてきた。 [22:47]
    四方山 ウラク:「この世界から永遠に失われてしまった”先輩”を、このノヴァリスに蘇らせる事」 [22:48]
    四方山 ウラク:”先輩”をこの世界に取り戻す為の『仮面』を得て、果ての見えない戦いを続けた。
    [22:48]
    ”みんなの先輩係”唖昏 サラ:「はっはっは、まあつまり。その炎は”魂”の炎だってコト」 [22:48]
    ”みんなの先輩係”唖昏 サラ:「それだけ覚えてりゃいいよ、きっとな」 [22:48]
    ”みんなの先輩係”唖昏 サラ:「どっかのカラスが持ってきた、一人一人の魂のな」 [22:49]
    ”ワイワイ係”四方山 ウラク:「魂の炎!?かっけえ!」 [22:49]
    ”みんなの先輩係”唖昏 サラ:「イカスだろ」 [22:49]

    四方山 ウラク:────全ては、この時の為に。 [22:49]
    四方山 ウラク:「”真の英雄トゥルーヒーロー”を取り戻す」 [22:49]
    四方山 ウラク:「その為に……僕は戦う」 [22:49]
    四方山 ウラク:「────変身ッ!!」 [22:49]
    System:【蒼灯ブルーフレア起動オン [22:49]
    System:【世界騒乱部World_destruction_department:No8《セイドウメダル》Uraku Yomoyama】 [22:50]
    System:【”世界破壊装置への女性案内人SEarch_and_Ignite_Destroyer_Object_Usherette”である】 [22:50]
    System:【貴女の帰還を歓迎します】 [22:50]
    System:【Say you "Do"セイドウ!】 【Say you "Do"セイドウ~♪】 [22:50]
    System:【セ・イ・ドウ・メダル!!】 [22:50]
    四方山 ウラク三本脚の鴉ヤタガラスの姿を象ったセイドウの校章が蒼い光の円盤となってウラクを包み込む。 [22:50]
    四方山 ウラク:一瞬の発光の後、現れたのは蒼銀の装甲を身に纏う戦士の姿。 [22:50]
    四方山 ウラク:「メサイアライダー……”ラスター”」 [22:50]
    四方山 ウラク:「さあ、終焉(おわり)を君に送ろうか」 [22:51]

    四方山 ウラク:ここでRHOを公開します。 [22:51]
    RHO-C1:四方山ウラク
    君には真に叶えたい願いが一つだけある。
    それは「失われた”先輩”の復活」だ。
    君はその願いがメサイアグランプリで叶うことはないと知っている。
    このゲームの裏に存在する秘密。それを明らかにしなければならないという確信がある。
    四方山 ウラク:RHOの公開と同時に初期取得していたロイス、メモリーを公開します。
    ロイス:”■■”→”先輩” 〇尊敬/悲哀
    メモリー:■■”■■■■”→故郷”セイドウ” 郷愁
    [22:51]
    フォールンサンフラワーアークトーク:その明らかに今までとは異なる圧倒的な力と熱にラスボスは微かに怯んだ様子を見せる。しかし [22:52]
    アーネスト・オースティン:ひとつ、致命的なまでに、アーネストは彼女の語りで理解した。 [22:53]
    アーネスト・オースティン:過去を力に変える――それだけは同じだ。しかし。 [22:53]
    フォールンサンフラワーアークトーク:相手は純粋なる破壊衝動の怪物である。力量差があったとしても、考える事はただ一つ。 [22:53]
    フォールンサンフラワーアークトーク:目の前の相手を、学区を、世界を破壊し尽くす。それだけだ。 [22:53]
    アーネスト・オースティン:ウラクの過去の日常かつては、光り輝くものであり、アーネストの過去の日常かつては、血塗られた汚濁そのものである。 [22:54]
    アーネスト・オースティン:――今、アーネストは、この時。 [22:54]
    アーネスト・オースティン:初めて、本当の意味でウラクを敵と認識した。 [22:54]
    四方山 ウラク:「……いくよ!」 [22:56]
    四方山 ウラク:錆び付いていた頃とは違う……己の願いの根源に再び触れた、全力全開の”ラスター”の力を解放。 [22:56]
    四方山 ウラク:噴き上がる蒼炎が”ラスター”の身体をブチ上げ、瞬間的に音速超過の速度を得た。 [22:56]
    四方山 ウラク:地上の軛を引き剥がす様な急上昇……天空、太陽を背にして蒼い鴉が蒼天の自由を疾走する。 [22:56]
    四方山 ウラク:「……”ライジング・サン”!!」 [22:57]
    四方山 ウラク:全身の装甲を炎熱に剥離させながら、重力以上の力を以て急降下……目標は巨大アークトーク! [22:57]
    四方山 ウラク:「はあああああああああ!!」 [22:57]
    四方山 ウラク:陽炎に包まれた”ラスター”が……その両脚が……アークトークを撃ち抜く! [22:57]
    四方山 ウラク:”ギュオオォォォォンッ!!” [22:57]
    四方山 ウラク:影を追う様に”ラスター”から剥離した装甲が”3本目の脚”を象形し、追い打ちの如く怪物を掴み砕いた! [22:57]
    フォールンサンフラワーアークトーク:「!?」その一撃を恐れ、自らの葉を肥大化させて障壁を貼る―― [22:59]
    フォールンサンフラワーアークトーク:――そう怯えて”守り”に入ったことがまずかった。攻撃していれば、相打ちぐらいは狙えたものを。 [22:59]
    フォールンサンフラワーアークトーク:蒼炎の流星がそれごと胴体を貫くと同時、その背に背負った華までも砕かれ、消し炭とされ [23:00]
    フォールンサンフラワーアークトーク:「■■■ーー!!!」 [23:00]
    フォールンサンフラワーアークトーク:そして、最期の断末魔を上げながら空中で大爆発。この瞬間ばかりは、本物の太陽と見紛う輝きがあった。 [23:01]
    GM:――ラスボスは討ち滅ぼされた。しかし [23:02]
    アーネスト・オースティン:偽りの日輪を砕いた太陽・・の化身を、の名を背負う女は、じっと見据える。 [23:03]
    メルム・レクテューレ:「負け、か……ごめんなさい」その輝きの前に目をつぶる [23:03]
    GM:この世界の救世主メサイアはキミだと証明されたはずなのに、ゲームが終わる気配はない。 [23:03]
    GM:オウハからのアナウンスが流れてくる様子もない。 [23:03]
    GM:何か――あったのだろうか? [23:03]
    四方山 ウラク:「おや……?」 いつもと違うその様子に不審な声を上げる。 [23:05]
    四方山 ウラク:「悪いね。啖呵を切っておいてなんだけど」 [23:05]
    四方山 ウラク:「まだ終焉(おわり)には程遠いみたいだ」 [23:05]
    GM:そう――敵はまだ残っている。 [23:06]
    GM:キミだけがそれを知っていた。 [23:06]

    GM:シーン終了 ロイス取得と回復だけしてOKっす [23:07]
    廿楽木ルウ:治療キット使います [23:08]
    廿楽木ルウ:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 15[6,2,7] → 15
    [23:08]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを15増加(7 → 19) [23:08]
    メルム・レクテューレ:同じく治療きっと [23:08]
    メルム・レクテューレ:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 12[6,1,5] → 12
    [23:08]
    アーネスト・オースティン:なにもなし [23:08]
    四方山 ウラク:治療キット使っておきます [23:08]
    四方山 ウラク:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 22[8,5,9] → 22
    [23:08]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレのHPを12増加(10 → 22) [23:08]
    四方山 ウラク:四方山ウラクのHPを22増加(9 → 29) [23:09]
    GM:大丈夫そうね それでは次ー [23:09]
    MasterScene『独裁M:法の執行者ゲームマスター
    GM:参加者の出払っている宮殿内にて。 [23:09]
    GM:ゲームマスター――狭霧ミャクラは決勝戦の映像を見て怒りに打ち震えていた。 [23:10]
    狭霧ミャクラ:「何故だ……!確実にあの場で排除した筈!記憶が戻るなどあり得ない!」 [23:10]
    狭霧ミャクラ:「それも真の望みは死者の蘇生だと…!?そんな事は許してはならない……!」 [23:10]
    狭霧ミャクラ:「このままではメサイアグランプリが、ゲームの存続が……!」 [23:11]
    オウハ:そこへオウハが戻る。ウラクが脱落したゲームの記録を持って。 [23:11]
    オウハ:「……戻っていたのですね。ミャクラ様」 [23:11]
    オウハ:「あのゲームの結果、私から見ても大いに疑問が残るものでした」 [23:11]
    オウハ:「あれは明らかに不当です!純粋なゲームの結果ならば、私も何も言いませんでしたが…!」 [23:12]
    オウハ:「ライダー同士のバトルを起こさせた挙げ句、強制的にウラク様を脱落させるなんて!」 [23:12]
    オウハ:「――ミャクラ様!これは明らかなルール違反です!それもよりにもよってゲームマスターが…!」 [23:12]
    狭霧ミャクラ:「……オウハ。黙りなさい。ゲームマスターの私に意見する事は許しません」 [23:13]
    狭霧ミャクラ:「これはメサイアグランプリの存続を考えれば妥当な選択です」 [23:13]
    狭霧ミャクラ:「ラスター……四方山ウラクはあまりにも危険過ぎる。最早彼女はゲームにとってのガンでしかなかった」 [23:13]
    狭霧ミャクラ:「頂点に居座り新規参加者を抑制するどころか、少しずつ我々の隠すべき秘密を探ろうとしていた」 [23:13]
    狭霧ミャクラ:「”アレ”の存在を明かされれば、それこそこのノヴァリス全体の滅亡にすら繋がりかねない……!」 [23:14]
    狭霧ミャクラ:「オウハ、あなたもそれはよく分かっている筈です。我々がゲームを通して何を守っているのか!」 [23:14]
    オウハ:「それ、は……」 [23:14]
    GM:『――別に居座らせてあげればいいと思うのだけど?」』 [23:15]
    GM:宮殿内のモニターに突如女性の姿が映る。これもまた生徒であるようだ。 [23:15]
    オウハ:「総責任者ゲームプロデューサー…!」 [23:15]
    狭霧ミャクラ:「シュレム・ルイセンシュタール……!?まさか、あなたまで四方山ウラクを肯定するつもりですか!」 [23:16]
    シュレム・ルイセンシュタール:そう呼ばれた生徒は部下から運ばれてきたサンドイッチを頬張った後、紅茶で流し込んで [23:16]
    シュレム・ルイセンシュタール:『四方山ウラクがメサ主であり続けていた期間、参加者が明確に減っていたようなデータはないわ』 [23:17]
    シュレム・ルイセンシュタール:『むしろその輝きに焦がれゲームに挑み続ける者を増やしたり、その願いの実在性をハッキリと示してくれる』 [23:17]
    シュレム・ルイセンシュタール:『ある種の良い広告塔として働いてくれていたと思うのだわ。ゲームのガン?それを言うなら……』 [23:17]
    シュレム・ルイセンシュタール:『ゲームマスターがゲームの勝敗に直接関与するのは一番の問題ではなくて?』 [23:17]
    狭霧ミャクラ:「しかし……!」 [23:18]
    シュレム・ルイセンシュタール:『ゲームは必ずしも平等フェアである必要がないのはその通り。でも『平等である』ようには感じさせなければならない』 [23:18]
    シュレム・ルイセンシュタール:『あなたはその前提すら破壊しようとしている……これは明確な問題よね?』 [23:18]
    シュレム・ルイセンシュタール:『わたし、ライブ感ってものは大好きだけど……流石に盤面まで壊されるというのは…ねえ?』 [23:19]
    狭霧ミャクラ:「違う……違う!今は私の判断が正しい!私の判断に異は唱えさせない!」 [23:19]
    狭霧ミャクラ:「そう、これは我々の守るべきもののためにも……!」 [23:19]
    シュレム・ルイセンシュタール:『その半分・・・・が消えた今、そんなものに何処までの意味があるのかしら……』 [23:20]
    狭霧ミャクラ:「っ……!」 [23:20]
    狭霧ミャクラ:黙っていろ、とばかりにモニターに熱線を撃ち込み破壊、そのまま宮殿を去って行く。 [23:20]
    オウハ:「ミャクラ様……!」 [23:21]
    狭霧ミャクラ:「オウハ。あなたは何もするな……!」 [23:21]
    狭霧ミャクラ:「今は私こそがルール!誰にも逆らわせない。不法な参加者は私自らが排除する!」 [23:21]
    オウハ:「っ……お待ちくださいミャクラ様……!」それでも追いすがろうとするが、その前に相手の姿が消えて [23:22]
    オウハ:彼女には特段力が存在しなかった。この蛮行を止める手段はない。 [23:22]
    オウハ:だからこそ出来る事はただ一つ。 [23:23]
    オウハ:「(……どうか、ウラク様の御無事を……)」 [23:23]
    オウハ:祈る事だけ。しかしその祈りもまた、欲望。 [23:23]
    GM:彼女のレネゲイドは、微かにその応えを返しつつあった。 [23:23]
    Climax2『策略IR:怒りのステア』
    GM:登場侵蝕どうぞー [23:26]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を1D10(→ 6)増加(103 → 109) [23:26]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を1D10-1(→ 2)増加(109 → 111) [23:26]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を1D10-1(→ 8)増加(102 → 110) [23:26]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を1D10(→ 8)増加(105 → 113) [23:26]

    GM:決勝戦は確かに終わったはずだった。しかしアナウンスはなく、世界は戻らない。キミ達もここにいるままだ。 [23:27]
    GM:そこへ――姿を見せる人影。 [23:28]
    狭霧ミャクラ:明らかに怒りを隠せていない様子の、ゲームマスターその人であった。 [23:28]
    アーネスト・オースティン:「事態の説明はしてもらえるんでしょうね」 [23:28]
    アーネスト・オースティン:「ゲームは終わった。そこので勝ちでね」 [23:29]
    狭霧ミャクラ:「……それについてですが」 [23:29]
    狭霧ミャクラ:「急遽ながら内容を変更させて頂く事になりました」 [23:29]
    四方山 ウラク:「へえ……話だけでも聞いてみようか?」 [23:30]
    メルム・レクテューレ:「そうね、早々に次の機会があることを…なんですって?」 [23:30]
    廿楽木ルウ:「っいくらなんでも……急すぎる話では無いでしょうか」 [23:30]
    アーネスト・オースティン:「言っておくけれど、あたし達は誰も神聖十字冠ダブルクロスを使ってない」 [23:30]
    アーネスト・オースティン:「そして」 [23:30]
    アーネスト・オースティン:「ゲームが根本的に成立しないような寝言を口にしようものなら、まず・・あんたから叩きのめされることになる」 [23:31]
    狭霧ミャクラ:「……ラスター。あなたは一度脱落しながらも……仕組みまでは知るところではありませんが、不当な手段で戻って来た」 [23:31]
    狭霧ミャクラ:「これは明らかな違反行為。このままあなたをメサ主とすれば、確実に不利益が生じる」 [23:32]
    四方山 ウラク:「不当とは心外だなあ。裏ワザとか、グリッチとか……色々と素敵な呼び方があるのに」 [23:32]
    狭霧ミャクラ:「……だからこそ排除しなければならない。そこで」 [23:32]
    狭霧ミャクラ:「……あなた達3人の手で四方山ウラクを排除しなさい。それこそが真の決勝戦とします」 [23:32]
    アーネスト・オースティン:「ふぅん?」 [23:33]
    狭霧ミャクラ:「四方山ウラクを転送させた者。それこそをメサ主として認めましょう」 [23:33]
    アーネスト・オースティン:「待ちなさい」 [23:33]
    狭霧ミャクラ:「…何か問題が?」 [23:33]
    アーネスト・オースティン:「あたし達は、神聖二十冠ダブルクロスを使ってる。これは、安全と引き換えの力」 [23:34]
    アーネスト・オースティン:「……そこのそれを、ジャーム・・・・にした上で、殺せ・・と?」 [23:34]
    アーネスト・オースティン:「ああ、言っておくけれど。それならそれでいいのよ・・・・ [23:34]
    狭霧ミャクラ:「……そうしなさい・・・・・・ [23:35]
    アーネスト・オースティン:「ただ、勝ちの条件を後で変えられてもね」 [23:35]
    狭霧ミャクラ:ウラクは既に彼女の首輪を見ている。 [23:35]
    四方山 ウラク:「そうなっちゃうよねぇ?」 つんつん、と己の頭上に浮かぶ十字冠を突きながら。 [23:35]
    アーネスト・オースティン:「だから、やるならハッキリいいなさい。ゲームマスター。四方山ウラクを殺せってね」 [23:35]
    メルム・レクテューレ:「そういうやり方を肯定するなら」 [23:35]
    狭霧ミャクラ:それこそが衝動を意識せずとも表出させ、躊躇わずにそのような無法を彼女に許させているのだ。 [23:35]
    メルム・レクテューレ:「貴方たちの都合でいつでも優勝を、願いを反故にできるのと変わらない」 [23:35]
    メルム・レクテューレ:「彼女は勝者じゃ無いの?」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「その前提がイカサマ・・・・じゃなきゃ、あんたもあたしに反対はしなかったかもね」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「敗者復活が認められるなら――他が認められない道理がない」 [23:36]
    廿楽木ルウ:「後出しの約束など信じられません。排除、、しろだなんて命令を受けたくはありません」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:「なら、あんたは降りればいい」 [23:38]
    廿楽木ルウ:「……ええ。ですが──このまま見殺しにする事こそが、一番有り得ません!」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスター、あんたは後出しであたしたちにゲームを追加した」 [23:39]
    アーネスト・オースティン:「なら、あんたら運営も、あたし達に後出しの得を出さないとフェアじゃない」 [23:39]
    アーネスト・オースティン:「違うかしら?」 [23:40]
    狭霧ミャクラ:「……メサ主の座だけでは従うつもりはない、と?」 [23:40]
    アーネスト・オースティン:「あたしの提案はシンプルよ」 [23:41]
    アーネスト・オースティン:「さっき、そこのぼんくらが使った剣を、あたし達の誰かに配布しなさい」 [23:41]
    アーネスト・オースティン:「ジャーム・・・・を処理するには、そのくらいの装備がいるわ」 [23:42]
    アーネスト・オースティン:「それとも、本当に全滅してのゲーム崩壊がお望みかしら?」 [23:42]
    四方山 ウラク:「得だの、フェアだの、君は相変わらず理屈っぽいね。アーネストくん」 [23:42]
    アーネスト・オースティン:「このゲームは、損得のゲームでしょうに」 [23:43]
    狭霧ミャクラ:「ならば此方としても貴女方の姿勢で示してもらわなければ」 [23:43]
    アーネスト・オースティン:「OK」 [23:43]
    四方山 ウラク:「いいや。願いのゲームさ」 [23:43]
    狭霧ミャクラ:「無論四方山ウラクを倒すつもりなら、遠慮はしません。……ここで脱落してもらわねば、困る」 [23:43]
    メルム・レクテューレ:「他人を蹴落としてでも願いを叶えるために、か」 [23:44]
    廿楽木ルウ:「……」 [23:45]
    四方山 ウラク:「どうする?君たち」 [23:45]
    四方山 ウラク:「ミャクラくんの誘いにのって僕を討つも良し」 [23:45]
    アーネスト・オースティン:「あたしの願いは、積み重ねた願いの否定。あんたの否定」 [23:45]
    アーネスト・オースティン:「あんたと、やりあわない理由がないわね」 [23:45]
    四方山 ウラク:「願いを叶える為……戦うべき理由はそれで十分だ」 [23:45]
    四方山 ウラク:「だけどねぇ……」 じっと、アーネストの瞳を見つめる。 [23:46]
    四方山 ウラク:「その欲望(ねがい)は、気に入らない」 [23:46]
    四方山 ウラク:「君は……君の欲望(ねがい)を叶えたらどうするつもりだい?」 [23:46]
    アーネスト・オースティン:「言ったでしょ、あたしの願いは前提・・でしかない」 [23:47]
    四方山 ウラク:「それで?前提の先は?」 [23:47]
    アーネスト・オースティン:「全ての願いを剥いで、ノヴァリスを正しくした後は」 [23:47]
    アーネスト・オースティン:「……いえ、やめましょう。個人的にすぎるからね」 [23:49]
    アーネスト・オースティン:「……あんただって、そうでしょ?」 [23:49]
    四方山 ウラク:「願いなんてものは個人的なものさ」 [23:49]
    四方山 ウラク:「だからこそ、”そこに居る者”が誰なのかが重要になる」 [23:49]
    アーネスト・オースティン:「あんたのヒーロー気取りエゴは、デカすぎる気もするけどね」 [23:50]
    四方山 ウラク:「アーネストくん。君が……欲望(ねがい)を叶えたその場所に……」 [23:50]
    四方山 ウラク:「ニスーロくんは、居るのかい?」 [23:50]
    アーネスト・オースティン:「…………」 [23:50]
    アーネスト・オースティン:その言葉には、答えずに。 [23:50]
    アーネスト・オースティン:「お人好しなのか、プライドが狂ってるほど高いのか」 [23:50]
    アーネスト・オースティン:「……あんただって、あたしたちを説得する手があるのに、使わない」 [23:51]
    アーネスト・オースティン:「茶番じみた難易度だった準決勝」 [23:51]
    アーネスト・オースティン:「あんた、ハメられたんでしょ・・・・・・・・・ [23:51]
    狭霧ミャクラ:「……勝手な事を言わないで頂きたいのですが」 [23:53]
    四方山 ウラク:「…………何の事かなぁ?」 [23:53]
    四方山 ウラク:「僕はただ」 [23:53]
    四方山 ウラク:「転送されるときに足を滑らせてしまって」 [23:53]
    四方山 ウラク:「そのまま麻婆豆腐の角に頭をぶつけてしまっただけだよ?」 [23:53]
    四方山 ウラク:「まあ……いいや、そんな事は」 [23:54]
    四方山 ウラク:「重要なのは僕がこの場所に戻って来た手段さ」 「ライダーだった人間の記憶を戻して、過去を取り戻す方法」 [23:54]
    四方山 ウラク:「それは……ニスーロくんにだって使う事が出来る」 [23:54]
    四方山 ウラク:「聞きたいのはそこだ。君は……君の日常ノヴァリスに戻る事が出来る。」 [23:55]
    四方山 ウラク:「だから僕は……!」 [23:55]
    アーネスト・オースティン:それは、アーネストにとって何のメリットもない・・・・・・・・・ [23:55]
    アーネスト・オースティン:しかし、ニス―ロが。あのお人好しが。この戦いで得たを取り戻す事ができる。 [23:56]
    アーネスト・オースティン:ウラクへの悪意と、軽すぎるエゴに伴う願いより、よっぽど価値がある提案だ。 [23:56]
    四方山 ウラク:ここで<意思>の対決判定を行って説得が通ったかどうか判定していきます(GM了承済み) [23:57]
    GM:OKですわ [23:57]
    アーネスト・オースティン:OK! [23:57]
    アーネスト・オースティン:意志判定! [23:58]
    アーネスト・オースティン:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,3,3,7,9,9,10]+2[2]+1 → 13
    [23:58]
    四方山 ウラク:この瞬間に!ニスーロ・アヤフミに対して⚪︎希望/怒りでロイスを取得します。 [23:58]
    四方山 ウラク:即座にタイタス化。<意思>判定のダイスを+10個します。 [23:58]
    四方山 ウラク:(1+3+10)dx+1 【意志】
    DoubleCross : (14DX10+1) → 10[1,2,3,3,3,5,7,7,7,9,9,10,10,10]+3[1,2,3]+1 → 14
    [23:59]
    四方山 ウラク:判定に付け加えるものは何かあります? [23:59]
    アーネスト・オースティン:ありません [23:59]
    四方山 ウラク:「……なんて。訳知り顔で色々と言ってはみたけどさ」 [23:59]
    四方山 ウラク:「結局の所、重要な事はそんなもんじゃあない」 [23:59]
    四方山 ウラク:「あの子ニスーロが……君の帰りを待っているんだ」 [23:59]
    四方山 ウラク:「大事な人を待たせておいて、何が日常戦場だ!何が日常地獄だ!」 [23:59]
    四方山 ウラク:「さっさと君の日常ニスーロの所へ帰りやがれ!バカヤロー!!!!」 [00:00]
    四方山 ウラク:アーネスト・オースティンの頬を……殴り抜ける! [00:00]
    アーネスト・オースティン:あえて、受ける。 [00:00]
    アーネスト・オースティン:「…………全く」 [00:00]
    アーネスト・オースティン:「あんたとのケリは、次のゲームで付けることにする」 [00:01]
    アーネスト・オースティン:「悪いわね、ゲームマスター。気が変わった」 [00:01]
    四方山 ウラク:「ああ……それがいい」 [00:01]
    アーネスト・オースティン:「そこの、ぼんくらヒーローの大ファンが、あたしの友達なのよ」 [00:02]
    アーネスト・オースティン:「あたしが負けてごらんなさい。あたしは友達の生き甲斐を、この手で一つ奪うことになる」 [00:02]
    アーネスト・オースティン:「切り札は、もう切った。あたしの勝ち目は薄い」 [00:02]
    アーネスト・オースティン:「兵隊はね、勝ち目の薄い戦が好きじゃないのよ」 [00:03]
    狭霧ミャクラ:「そのような茶番を見せつけられて、尚且つ総じて此方に従うつもりはないと?」 [00:03]
    アーネスト・オースティン:「従うもクソもない」 [00:03]
    狭霧ミャクラ:「貴女方は……メサ主の座が欲しくないのですか!」 [00:04]
    四方山 ウラク:「僕はね、僕だけじゃあない、皆が幸福な日常を送って欲しいと思ってるんだ」 [00:04]
    アーネスト・オースティン:「あんたらも、ゲームを中断するなりできたでしょうよ」 [00:04]
    メルム・レクテューレ:「……茶番・・、ね。間違ってないと思うけど」 [00:04]
    アーネスト・オースティン:「あんたらの不手際はどう責任取るのかって話よ」 [00:04]
    アーネスト・オースティン:「あれやれこれやれ、ああしろこうしろ」 [00:04]
    四方山 ウラク:「アーネストくんはああ言ってるけど……僕は彼女がニスーロくんの所へ戻る事を諦めていないよ?」 [00:04]
    アーネスト・オースティン:「あんたら、信用ってものが少しでもされてると思ってるの?」 [00:04]
    四方山 ウラク:「だから、大人の事情責任問題なんかはもう十分だ」 [00:05]
    四方山 ウラク:「ミャクラくんは僕を蹴落としたい。僕たちは……欲望(ねがい)の為に戦う」 「それで十分だろう?」 [00:05]
    メルム・レクテューレ:「私は優勝したいしメサ主に成りたいわよ?でもそれは願いが叶うのが前提」 [00:05]
    メルム・レクテューレ:「勝者が正しく願いを叶えられることを否定するなら、……信用できない」 [00:06]
    メルム・レクテューレ:「せいぜい次のゲームマスターが良心的なことを祈るわ」 [00:06]
    廿楽木ルウ:「はい。願いはゲームで掴みます」 [00:06]
    廿楽木ルウ:「こんな後付けは……今すぐに閉じてしまいましょう」 [00:06]
    アーネスト・オースティン:「それに、なにより」 [00:06]
    アーネスト・オースティン:「あたしたちは、他人から見たら下らなかろうが、真面目な・・・・願いがあるからここにいる」 [00:07]
    アーネスト・オースティン:「死者の蘇生だろうが」 [00:07]
    アーネスト・オースティン:「元彼と復縁したいとか」 [00:08]
    アーネスト・オースティン:「そこのケダモノのは、まぁわからないけど」 [00:08]
    アーネスト・オースティン:「あたしの願いだって、まぁ人からしたらくだらないものでしょうよ」 [00:08]
    メルム・レクテューレ:「ホントは日常こっちが良いくせに、プライドが狂ってるほど高いせいで認められなくて意固地になってる戦場帰りに教えるには高尚が過ぎるだけよ」 [00:08]
    アーネスト・オースティン:「でも、本気・・だから。神聖二十冠ダブルクロスは輝いた」 [00:09]
    アーネスト・オースティン:「あんたのそれは、輝かない・・・・ [00:09]
    アーネスト・オースティン:「あんた、なんでここにいるの?」 [00:09]
    アーネスト・オースティン:「ゲームマスターとしての責任感、何かを守りたいから?」 [00:09]
    アーネスト・オースティン:「でもね、間違いなく。それは、あたし達の願いの足元にも及ばない・・・・・・・・・・・・・・・ [00:10]
    アーネスト・オースティン:「そんな、カスみたいな思いと願いの持ち主が、立場上の特権引っ提げて、ああしろこうしろって、素直に聞いてもらえると思ってるのが甘ったれてんのよ」 [00:10]
    狭霧ミャクラ:「っ……!黙りなさい」 [00:11]
    アーネスト・オースティン:「なら、あんたは見上げなさい・・・・・・ [00:11]
    アーネスト・オースティン:「あんたの冠が、言葉よりも雄弁に、あんたのテキトーを語ってるわ」 [00:11]
    狭霧ミャクラ:「私はゲームの存続のために戦っている!参加者止まりの貴女に…私の使命は理解出来ないでしょう…!」 [00:12]
    アーネスト・オースティン:「そう、いずれにしても、冠が変わらない程度の使命なんでしょう」 [00:12]
    四方山 ウラク:(まあ実際の所、神聖二重冠が光るかどうかってのは願いの本質とは全然関係ないんだけれども) [00:12]
    四方山 ウラク:(そうやってムキになる辺りに、馬脚を現しているよ?ミャクラくん) [00:13]
    アーネスト・オースティン:「あたし、平均平凡なメサイア学生。無価値無意味に興味はないわ」 [00:13]
    狭霧ミャクラ:「黙れ、黙っていなさい…!本当に本当に…!ルールに従おうともしない参加者ども!何を守るべきなのかも見失った上の人間も!無駄な手間をかけさせる怪人どもも…!」 [00:14]
    アーネスト・オースティン:「そして、ここはメサイアグランプリ。誰もが願いのために戦う場所」 [00:14]
    アーネスト・オースティン:「ねぇ、ウラク・・・?」 [00:14]
    アーネスト・オースティン:初めて、アーネストは彼女の名前を読んだ。 [00:14]
    四方山 ウラク:「うわっ!」 ビックリした。 [00:14]
    狭霧ミャクラ:「本当にっ…全て私を苛立たせる……!ならば全員ここで脱落するがいい!ゲームマスターの権限においてはそれが可能なのですから……!」 [00:15]
    アーネスト・オースティン:「観客に、踊りましょうシャル・ウィ・ダンスを告げるのは、スーパースターの役目じゃなくて?」 [00:15]
    四方山 ウラク:「君にそんな声色で名前を呼ばれる日が来るなんて……槍でも星でも降るのかな?」 [00:15]
    四方山 ウラク:「そう言う事なら……!」 [00:15]
    アーネスト・オースティン:「あなたの目の前の奥手な女の子が、待ってるわよ?」 [00:15]
    狭霧ミャクラ:激昂し、首元の首輪のスイッチを起動する。 [00:15]
    狭霧ミャクラ:『Damocles……!』 [00:16]
    狭霧ミャクラ:首輪から突き出した棘がその肌に突き刺さり [00:16]
    狭霧ミャクラ:その十字冠へも、深紅の短剣が突き立てられる。 [00:16]
    ドミネイトドライバー:そして――取り出したるは運営特権。ゲームマスターの証のベルト。 [00:17]
    ドミネイトドライバー:『ドミネイトドライバー』『Stare uploading』 [00:17]
    アーネスト・オースティン:アーネストも、もう一度ベルトをその手に取る。 [00:17]
    狭霧ミャクラ:「変身……!」カードを目の前で構え、そのまま液晶へと読み込ませる。 [00:18]
    ドミネイトドライバー:『upload』 [00:18]
    狭霧ミャクラ:『秩序の下の運営を実行するAchieve operation under order Stare』 [00:19]
    GM:再び――ウラクは見たライダーとしての姿を顕現させる。 [00:19]
    四方山 ウラク:「やれやれ。僕好みじゃあない小道具アイテムを使うじゃあないか……」 [00:19]
    四方山 ウラク:「それでも、ね?」 [00:19]
    四方山 ウラク:「始めてみせようか……!僕らの神話ばんぐみ最高潮クライマックスを!」 [00:20]
    四方山 ウラク:蒼炎が舞台を席巻する! [00:20]
    狭霧ミャクラ:「貴女の不敗神話もここで終わらせる…!これ以上の復活も許さない。私こそがルールだ!」 [00:20]
    狭霧ミャクラ:「仕切り直しとしましょう。この世界は、ライダーの全滅で終わる…!」 [00:21]
    GM:そして――この世界での最後の戦いが始まろうとしていた。 [00:21]

    GM:では衝動判定 難易度は9でどうぞ [20:01]
    廿楽木ルウ:(4+3)dx+1>=9
    DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[1,1,3,3,3,4,10]+10[10]+5[5]+1 → 26 → 成功
    [20:01]
    四方山 ウラク:(1+3)dx+1>=9 【意志】
    DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[2,6,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
    [20:01]
    メルム・レクテューレ:7dx>=9
    DoubleCross : (7DX10>=9) → 10[1,3,4,5,5,7,10]+7[7] → 17 → 成功
    [20:01]
    アーネスト・オースティン:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 10[4,5,6,6,9,9,10]+7[7]+1 → 18
    [20:02]
    アーネスト・オースティン:成功 [20:02]
    GM:皆強… [20:02]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を2D10(→ 9)増加(113 → 122) [20:02]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を2D10(→ 14)増加(111 → 125) [20:02]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を2D10(→ 12)増加(110 → 122) [20:02]
    廿楽木ルウ:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 14[4,10] → 14
    [20:02]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を14増加(109 → 123) [20:02]
    GM:それではセットアップ [20:03]
    狭霧ミャクラ:セットアップで《戦力増員》+《イリュージョンシールド》 [20:03]
    狭霧ミャクラ:トループを3体出しつつ、それらが生き残っている間自分を対象に含めた攻撃の判定ダイス-5 [20:04]
    四方山 ウラク:セットアップはとくになし [20:04]
    アーネスト・オースティン:光の銃! [20:04]
    廿楽木ルウ:《鮮血の奏者》+《赫き鎧》+《紅の騎行》 [20:04]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(122 → 126) [20:04]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を9増加(123 → 132) [20:04]
    ミャクラ[18]サイ[8]メサイアライダー*2[5]
    |
    |
    10m
    |
    |
    アーネスト[20]メルム[8]ルウ[8]ウラク[5]
    GM:ということでエンゲージがこうなりますわ [20:04]
    メルム・レクテューレ:あ、アーマメントベルト起動 [20:04]
    廿楽木ルウ:100%超えてるのでHP6消費してもろもろ上昇 [20:04]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを6減少(19 → 13) [20:05]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのイニシアチブを20増加(8 → 28) [20:05]
    虹乃サイ:そして呼び出されて来たのでブルーゲイルをキメるぜ [20:05]
    GM:行動値が13になる 後あるかな [20:05]
    廿楽木ルウ:全員完了っぽさ [20:06]
    GM:NPCカードとか…… [20:06]
    廿楽木ルウ:あ、そうだった ご友人起動しよう [20:06]
    四方山 ウラク:ご友人ご友人 [20:06]
    リーデレ・ティクヴァー:どうも [20:06]
    メルム・レクテューレ:そうね、ご友人 [20:07]
    アーネスト・オースティン:いけっ、犬! [20:07]
    四方山 ウラク:ミャクラ対象がいいでしょうか? [20:07]
    アーネスト・オースティン:そっすね [20:07]
    廿楽木ルウ:それでいきましょうか [20:07]
    GM:あぁ~~速度の落ちる音~ [20:07]
    GM:8になっちゃった [20:07]
    四方山 ウラク:【リーデレ・ティクヴァー】の効果でミャクラの行動値を-10しました。 [20:08]
    GM:ではイニシアチブ挟んでルウちゃんからかな [20:08]
    四方山 ウラク:っと、その前に [20:08]
    GM:動くか [20:08]
    四方山 ウラク:イニシアチブで《氷熱の軍団》(ヴィランマージナル使用)を使います。 [20:09]
    四方山 ウラク:味方ライダー4人のこのラウンド中の攻撃力+24します。 [20:09]
    GM:ぬわーっ [20:09]
    廿楽木ルウ:やった~全体バフ! [20:09]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を10増加(122 → 132) [20:09]
    アーネスト・オースティン:やったぜ [20:09]
    メルム・レクテューレ:たすかるー [20:09]
    四方山 ウラク:さらに走破者も使えますか……? [20:09]
    GM:強すぎる… [20:10]
    GM:まぁタイミングがズレるだけだし良いとしましょう [20:10]
    四方山 ウラク:では走破者を使ってメインプロセスを頂きたいです。 [20:10]
    GM:OK [20:10]
    GM:ミャクラ含むと判定ダイス-5なのは注意な! [20:11]
    四方山 ウラク:強引に手番をもぎ取り……!マイナーアクションで《氷の回廊》+《インフィニティウェポン》 [20:11]
    四方山 ウラク:戦闘移動で10m前進してエンゲージします。 [20:11]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を4増加(132 → 136) [20:12]
    四方山 ウラク:メジャーで【コンボ:ブレジング・サン】《咎人の剣》+《コンセントレイト》 [20:13]
    四方山 ウラク:攻撃時に殲滅者を使用します。「対象:単独」を「対象:範囲」に変更。 [20:13]
    四方山 ウラク:全員ぶっ飛ばします! [20:13]
    GM:ぬわーっ こ、こい [20:13]
    四方山 ウラク:さらに神聖二重冠を起動!侵蝕率を5上昇させる事で達成値を+15します [20:19]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を5増加(136 → 141) [20:19]
    四方山 ウラク:妨害がなければ判定いきます [20:19]
    GM:OK ないぜ [20:19]
    四方山 ウラク:(4+2+4-5)dx7+1-1+15 諸々込み
    DoubleCross : (5DX7+15) → 10[4,6,9,9,9]+10[2,4,7]+10[7]+6[6]+15 → 51
    [20:20]
    GM:普通に高いやんけ! [20:20]
    四方山 ウラク:さらにここでウルムくんも使用! [20:20]
    ウルム・アニマスフィア:受け取ってくれ… [20:20]
    四方山 ウラク:達成値は56となります [20:20]
    虹乃サイ:モブはガード こっちだけ回避 [20:21]
    虹乃サイ:6dx+1 といっても大した事は
    DoubleCross : (6DX10+1) → 8[1,1,4,6,7,8]+1 → 9
    [20:21]
    狭霧ミャクラ:《原初の紫:領域の盾》 [20:21]
    狭霧ミャクラ:メサイアライダー1にかばわせる [20:21]
    四方山 ウラク:他に何もなければダメージを出します [20:22]
    GM:ないぜ [20:23]
    四方山 ウラク:6d10+3d10+44+24 ダメージ(装甲・ガード有効)
    DoubleCross : (6D10+3D10+44+24) → 26[9,3,3,3,3,5]+12[6,3,3]+44+24 → 106
    [20:23]
    GM:いっだぁ!? [20:24]
    GM:メサイアライダーは2体とも死 サイは…… [20:24]
    GM:あっぶねギリギリ生きてる [20:24]
    廿楽木ルウ:つよ~ [20:24]
    メルム・レクテューレ:うへぇ [20:24]
    四方山 ウラク:だけどトループは落としました! [20:25]
    GM:咎人+氷熱はやべーなぁやっぱ [20:26]
    GM:処理しつつ このままルウちゃんかどうぞ [20:26]
    廿楽木ルウ:はーい [20:27]
    廿楽木ルウ:通り抜けも考えたけどとりあえず接敵しようかな マイナーで10m前進してエンゲージ [20:28]
    廿楽木ルウ:メジャーでミャクラさんに射撃攻撃 [20:28]
    GM:やばいわね どうぞ [20:29]
    廿楽木ルウ:では [20:29]
    廿楽木ルウ:(3+3)dx+9+9+4
    DoubleCross : (6DX10+22) → 10[4,7,9,9,10,10]+4[2,4]+22 → 36
    [20:29]
    GM:ガード! [20:30]
    廿楽木ルウ:カバーなしだ ではダメージロール前に戦槌のシナリオ1効果を起動してダメージ+2D [20:31]
    廿楽木ルウ:氷炎も込みで…… [20:31]
    廿楽木ルウ:4d10+12+10+21+24+2d10
    DoubleCross : (4D10+12+10+21+24+2D10) → 22[3,4,10,5]+12+10+21+24+13[9,4] → 102
    [20:31]
    廿楽木ルウ:諸々有効 HPを3失います [20:32]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを3減少(13 → 10) [20:32]
    GM:2連続3桁コワ~… [20:32]
    狭霧ミャクラ:《雲散霧消》!ダメージを20点軽減する [20:33]
    廿楽木ルウ:だが切れ味は受けてもらう [20:34]
    GM:受けます いっだい [20:34]
    廿楽木ルウ:ダメージを与えたのでハンティングアイも起動 [20:34]
    廿楽木ルウ:こちらを対象にした憎悪をミャクラさんに付与 [20:34]
    GM:なにっ憎悪 [20:34]
    GM:エンゲージ的にめんどくせぇ事に! [20:34]
    廿楽木ルウ:逃がしませんよ♡ [20:35]
    GM:じゃあアーネストちゃんかな [20:36]
    アーネスト・オースティン:いくぜーっ [20:36]
    アーネスト・オースティン:ジェネレばダイス増えるが [20:36]
    アーネスト・オースティン:放棄してメジャー! [20:37]
    アーネスト・オースティン:断罪の月光
    組み合わせ
    小さな塵+コンセ サイちゃんに
    [20:37]
    アーネスト・オースティン:11dx7+4
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,2,6,6,7,7,7,8,9,9]+10[1,1,3,4,8,10]+10[6,9]+5[5]+4 → 39
    [20:37]
    虹乃サイ:6dx+1 回避ーっ
    DoubleCross : (6DX10+1) → 9[3,3,5,5,8,9]+1 → 10
    [20:38]
    虹乃サイ:むりね [20:38]
    アーネスト・オースティン:いくぜ、ゲッタービーム! [20:38]
    アーネスト・オースティン:4d10+44+8+24
    DoubleCross : (4D10+44+8+24) → 19[5,6,7,1]+44+8+24 → 95
    [20:38]
    アーネスト・オースティン:死ね―っ [20:38]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(126 → 130) [20:39]
    GM:し、死ぬぅ! [20:39]
    アーネスト・オースティン:アーネスト・オースティンの侵蝕値を4増加(130 → 134) [20:39]
    GM:白熱で殴りたかっただけなのに… [20:39]
    アーネスト・オースティン:あっきしすべし! [20:39]
    狭霧ミャクラ:くそ このままでは死ねん [20:39]
    狭霧ミャクラ:イニシアで《加速する刻》 [20:39]
    狭霧ミャクラ:行動権をもぎとります [20:40]
    狭霧ミャクラ:まずマイナーで《原初の黒:ライトスピード》 これにより2回殴れる [20:40]
    狭霧ミャクラ:1回目のメジャーでは《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:ブルータルウェポン》+《天からの眼》+《マスヴィジョン》 [20:41]
    狭霧ミャクラ:すぐそばのルウちゃんを狙うぜ [20:42]
    廿楽木ルウ:こいっ [20:42]
    狭霧ミャクラ:10dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,2,3,4,6,7,7,7,7,9]+10[2,2,2,5,10]+2[2]+4 → 26
    [20:42]
    狭霧ミャクラ:うーんいまいち [20:42]
    廿楽木ルウ:ガード! [20:42]
    狭霧ミャクラ:3d10+35 装甲は有効
    DoubleCross : (3D10+35) → 10[6,3,1]+35 → 45
    [20:42]
    廿楽木ルウ:ガード値も入りますか? [20:43]
    GM:入るはず でもまぁ死ぬでしょう [20:44]
    廿楽木ルウ:では軽減はしめて43点です [20:44]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウのHPを2減少(10 → 8) [20:44]
    GM:でも憎悪は剥がれた よし [20:46]
    狭霧ミャクラ:2回目《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:ブルータルウェポン》+《混色の氾濫》+《天からの眼》 [20:47]
    狭霧ミャクラ:後ろのアーネストメルムの二人を狙う [20:47]
    狭霧ミャクラ:10dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,2,4,4,5,6,7,7,8,10]+10[1,3,5,8]+10[9]+4[4]+4 → 38
    [20:48]
    アーネスト・オースティン:ドッジ [20:49]
    アーネスト・オースティン:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 9[1,6,9,9] → 9
    [20:49]
    メルム・レクテューレ:ドッジ [20:50]
    メルム・レクテューレ:5dx+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 7[4,5,6,6,7]+1 → 8
    [20:50]
    メルム・レクテューレ:失敗 [20:50]
    狭霧ミャクラ:4d10+35
    DoubleCross : (4D10+35) → 25[5,10,8,2]+35 → 60
    [20:51]
    狭霧ミャクラ:今度は高いぜ [20:51]
    メルム・レクテューレ:飛ぶので助けて姉さん…!! [20:51]
    アーネスト・オースティン:死亡 [20:52]
    サスキア・レクテューレ:ええもちろん… [20:52]
    アーネスト・オースティン:立ち上がる 1 立ち上がらない2 [20:52]
    アーネスト・オースティン:1d2
    DoubleCross : (1D2) → 2
    [20:52]
    アーネスト・オースティン:というわけで寝てます [20:52]
    GM:それを決めるなダイスで [20:52]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレのHPを28に変更(22 → 28) [20:52]
    GM:ネタ [20:52]
    GM:では次メルムちゃんの手番だ [20:53]
    メルム・レクテューレ:では姉さんの愛に誓って姉さんをSロイスに [20:54]
    メルム・レクテューレ:マイナーでみゃくみゃくちゃんのエンゲージに [20:55]
    メルム・レクテューレ:メジャー《漆黒の拳》+《コンセントレイト:バロール》+《原初の赤:大裁断》+《紡ぎの魔眼》ものせて(侵蝕10) [20:55]
    メルム・レクテューレ:対象はミャクラ、何か対抗はありますか [20:55]
    GM:なしなし ガードだけ [20:55]
    メルム・レクテューレ:11dx7+2
    DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,1,2,3,5,5,5,6,9,9,9]+10[1,6,9]+10[8]+6[6]+2 → 38
    [20:55]
    メルム・レクテューレ:ガードかなダメージ前に《原初の黒:フェイタルヒット》も乗せてダメージ+4d(侵蝕6) [20:56]
    メルム・レクテューレ:4d10+22+24+4d10
    DoubleCross : (4D10+22+24+4D10) → 19[7,1,3,8]+22+24+14[6,1,5,2] → 79
    [20:57]
    メルム・レクテューレ:79点装甲無視ガード有効 [20:57]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を16増加(125 → 141) [20:57]
    GM:ぐ、ぐぐそのダメージは……死ぬ!しかし [20:58]
    狭霧ミャクラ:《苦痛のこだま》! [20:58]
    メルム・レクテューレ:ふぁ!? [20:59]
    狭霧ミャクラ:全員と意志で対決し、敗北したPCが一人でもいる場合1dダメージを与えて復活する [20:59]
    アーネスト・オースティン:私は参加? [20:59]
    四方山 ウラク:心が強ぇ僕たちに意思勝負とはね [21:00]
    GM:あー斃れてるのか…この場合トドメ宣言多分無理だよね [21:00]
    アーネスト・オースティン:トドメを刺す、多分ほかと併用しては出来ない判定だと思う [21:00]
    アーネスト・オースティン:GM裁定だと思うけど [21:00]
    GM:じゃあ起きないなら対象に含めない [21:00]
    アーネスト・オースティン:復活はオートじゃないので寝てる [21:01]
    狭霧ミャクラ:6dx+5 じゃあこれでどーんと
    DoubleCross : (6DX10+5) → 10[3,3,8,9,10,10]+9[4,9]+5 → 24
    [21:01]
    狭霧ミャクラ:やったぜ [21:01]
    メルム・レクテューレ:こだまは通さない!《時の棺》で判定を失敗に(侵蝕10 [21:02]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を10増加(141 → 151) [21:02]
    GM:アアアアアアアアアアアアアア! [21:02]
    四方山 ウラク:慈悲は無い。 [21:02]
    GM:判定失敗して死にます…… [21:02]
    GM:なんてオチだ [21:02]

    四方山 ウラク:クライマックス演出で取得・指定を予定していましたが、ロイス処理をBT前に…… [21:06]
    廿楽木ルウ:狭霧ミャクラ 興味/○敵愾心 でロイス取得します [21:07]
    四方山 ウラク:”先輩”をSロイス指定して、ロイスとしてメルムさんを取得します。 [21:07]
    四方山 ウラク:ロイスの感情はクライマックス中に決定します。 [21:07]
    メルム・レクテューレ:最後のロイスは狭霧ミャクラ 有為/〇敵だ…! [21:07]
    メルム・レクテューレ:後書き換え
    四方山 ウラク 〇甘いのね/やりにくい……
    アーネスト・オースティン 〇嫌いではない/バカなのね
    [21:08]
    GM:では先にバックトラック [21:08]
    GM:Eロイス発表~~ [21:08]
    GM:《虚実崩壊》《罪の仔》*3《憎しみの楔》《悪意の伝染》《システムダウン》《破壊神顕現》《苦痛のこだま》 [21:08]
    GM:9個ですね [21:08]
    廿楽木ルウ:やった~~ [21:09]
    四方山 ウラク:めちゃ多い! [21:09]
    廿楽木ルウ:ありがたく振らせていただきます [21:09]
    アーネスト・オースティン:降るぜ [21:10]
    アーネスト・オースティン:9d10
    DoubleCross : (9D10) → 32[5,2,2,7,9,1,1,1,4] → 32
    [21:10]
    廿楽木ルウ:9d10
    DoubleCross : (9D10) → 41[2,10,6,7,3,4,2,1,6] → 41
    [21:10]
    アーネスト・オースティン:帰還 [21:10]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を41減少(132 → 91) [21:10]
    メルム・レクテューレ:ふるー [21:10]
    メルム・レクテューレ:9d10
    DoubleCross : (9D10) → 52[6,8,3,1,10,10,3,10,1] → 52
    [21:10]
    アーネスト・オースティン:通常ぶり [21:10]
    アーネスト・オースティン:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 17[3,5,8,1] → 17
    [21:10]
    四方山 ウラク:あ、すいません……メジャーで侵食率を増やしてなかったのでここで増やします [21:10]
    アーネスト・オースティン:81 [21:10]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を-52増加(151 → 99) [21:10]
    廿楽木ルウ:等倍で 残ロイス7個 [21:10]
    四方山 ウラク:四方山ウラクの侵蝕値を6増加(141 → 147) [21:10]
    GM:あっはーい [21:10]
    アーネスト・オースティン:ダブルクロス起動! 侵蝕率効果による経験点数×3! [21:11]
    四方山 ウラク:そしてEロイスを振ります [21:11]
    四方山 ウラク:147-9d10
    DoubleCross : (147-9D10) → 147-53[2,9,10,4,3,4,7,10,4] → 94
    [21:11]
    アーネスト・オースティン:15点! Sロイスと合わせて20点じゃ! [21:11]
    四方山 ウラク:等倍振り [21:11]
    廿楽木ルウ:7個じゃなかった 6個です! [21:11]
    GM:各自経験点も宣言してねー [21:11]
    四方山 ウラク:94-5d10
    DoubleCross : (94-5D10) → 94-25[6,7,6,2,4] → 69
    [21:11]
    廿楽木ルウ:6d10
    DoubleCross : (6D10) → 34[7,8,1,5,6,7] → 34
    [21:11]
    GM:次はそれで成長してください [21:11]
    メルム・レクテューレ:6d10 等倍
    DoubleCross : (6D10) → 22[6,10,1,1,2,2] → 22
    [21:11]
    廿楽木ルウ:廿楽木ルウの侵蝕値を34減少(91 → 57) [21:11]
    四方山 ウラク:む……惜しい。4点 [21:12]
    アーネスト・オースティン:お約束の5点は確定として [21:12]
    廿楽木ルウ:帰還!侵蝕点4点です! [21:12]
    メルム・レクテューレ:メルム・レクテューレの侵蝕値を-22増加(99 → 77) [21:12]
    メルム・レクテューレ:5点 [21:12]
    アーネスト・オースティン:『シナリオの目的を達成した』がどうなるか気になるな…… [21:12]
    GM:そこはまぁ普通に生き残れてればOKですよ [21:13]
    アーネスト・オースティン:死んでない!やった! [21:13]
    アーネスト・オースティン:何店だろ [21:13]
    GM:えっこれ可変なんだ(初めて知った) [21:14]
    GM:何点がいい…? [21:14]
    アーネスト・オースティン:10点ですが……? [21:14]
    GM:じゃあ10にしましょう せっかくだし [21:14]
    メルム・レクテューレ:わぁい [21:14]
    アーネスト・オースティン:合計 [21:14]
    アーネスト・オースティン:35点! [21:14]
    GM:えらい稼いだ [21:14]
    四方山 ウラク:それとEロイス分の追加ですね [21:15]
    四方山 ウラク:シナリオ目的クリア10点+いつもの5点+各々の侵蝕率に応じた点数+Sロイス加算+Eロイス加算 なので [21:16]
    四方山 ウラク:Eロイスは9つなので9点でしょうか [21:17]
    アーネスト・オースティン:44点!? [21:17]
    四方山 ウラク:C(10+5+4+5+9) 四方山の経験点
    DoubleCross : c(10+5+4+5+9) → 33
    [21:17]
    GM:そうだEロイスも加算されるのか キャンペーンやったことないから… [21:17]
    メルム・レクテューレ:いつもの五点と、Sロが5点、シナリオ10点、侵蝕分(神聖二重冠があれば三倍)+Eロ9…? [21:17]
    GM:や、やばないか…? [21:17]
    メルム・レクテューレ:C(5+5+10+5*3+9)
    DoubleCross : c(5+5+10+5*3+9) → 44
    [21:18]
    アーネスト・オースティン:EはGMの任意っすね [21:18]
    GM:あっ任意 [21:18]
    四方山 ウラク:どうします? [21:18]
    メルム・レクテューレ:あ、任意かアレ [21:18]
    アーネスト・オースティン:上級133参照 [21:18]
    GM:じゃあちょっと流石にEロ分はやめときます… [21:18]
    メルム・レクテューレ:シナリオ分に含めて良い、かこれ [21:18]
    GM:十字冠と合わせて稼げすぎる [21:18]
    メルム・レクテューレ:じゃあ35点だね、私は [21:18]
    四方山 ウラク:ではEロイスはなしとして……四方山の経験点は24点となります [21:18]
    廿楽木ルウ:二重冠残ってたので5+10+4*3の27かな現状 [21:20]
    メルム・レクテューレ:ルウちゃんはS路入れてなかったんだっけ [21:21]
    廿楽木ルウ:ですね まぁ予定で話してたED通りならそのときにかな [21:22]

    狭霧ミャクラ:「絶対に逃がすつもりはない……私の”眼”がある内は私のルールに従え!」 [21:29]
    狭霧ミャクラ:互いに変身し、キミ達が向き合う中ミャクラは再びベルトのボタンを押す。 [21:30]
    ドミネイトドライバー:『集合assemble [21:30]
    メサイアライダー:その音声と共にベルトから光が照射され、転送されてくる形で手駒のライダー達が並び [21:31]
    虹乃サイ:「……」その中には未だ洗脳を受けている彼女の姿もあった [21:31]
    狭霧ミャクラ
    狭霧ミャクラ:そしてその姿は全てミャクラのものに変わる。かく乱のための囮として使うつもりらしい。 [21:32]
    アーネスト・オースティン:「ノヴァリスにおける、暴力の絶対法則を教えてあげる」 [21:33]
    アーネスト・オースティン:「質は群れに勝る・・・・・・ [21:33]
    アーネスト・オースティン:「雑魚を集めた時点で、あんたの格は見えている」 [21:34]
    アーネスト・オースティン:そして、アーネストは既に巻いているベルトに手を当てた。 [21:34]
    狭霧ミャクラ:「好きに言っていなさい。この私の権限に、参加者が勝れるはずはない…!」 [21:34]
    四方山 ウラク:「権限、権限……ねぇ」 気だるげな様子で4人のライダー達に向けて呟く。 [21:36]
    四方山 ウラク:「サイくんはさあ、素晴らしい戦士だったよ。うん……僕とて正面から戦えば大分危うかったかもしれない」 [21:37]
    四方山 ウラク:「でも、そのサイくんをただの”雑魚トループ”に変えてしまったのは君の方だ」 [21:37]
    四方山 ウラク:はあ……と、ため息をつく。 [21:37]
    四方山 ウラク:「君さあ、GMゲームマスター面して権限を振り回してるみたいだけど」 [21:38]
    四方山 ウラク:「”才能”、無いんじゃあないの?」 [21:38]
    狭霧ミャクラ:「彼女は下手に我を出すべきではありませんでした。ただ自分の欲望に従ってさえいれば……何ですって?」 [21:39]
    四方山 ウラク:「ははっ!図星だったかな?」 [21:39]
    四方山 ウラク:「群衆モブの活かし方も!軍勢エキストラの使い方も! 」 [21:39]
    四方山 ウラク:「足りない……!足りない……!足りないよ!」 [21:40]
    狭霧ミャクラ:「このゲームのガンが勝手な事を……やはりすぐにでも排除するべきだった!」 [21:41]
    狭霧ミャクラ:「その減らず口を叩かせるのも、今日までだ…!」 [21:41]
    四方山 ウラク:「減らず口かどうかは……!」 [21:42]
    四方山 ウラク:「僕らの演出たたかいを見てから判断してもらおうか!」 [21:42]
    四方山 ウラク:ガシャアァ──ン! [21:42]
    System:【Say you "Do"セイドウ~♪】 【Say you "Do"セイドウ~~♪】 【セ・イ・ドウ!メダル!】 [21:43]
    四方山 ウラク:ベルトに装着された《セイドウメダル》が歌唱に似た甲高い音を鳴らし、迸る様な蒼炎を吹き上げる。 [21:43]
    四方山 ウラク:その直後、ウラクの全身を覆っていた装甲が全てパージ。上昇気流に舞う様に螺旋を描きながら空を駆ける。 [21:43]
    四方山 ウラク:巻き上がる火の粉が髪を撫ぜ、頭上に輝ける十字冠がその形状カタチを変え…… [21:43]
    四方山 ウラク:結ばれた新たなる形状カタチは青銅に象られた翼の幻像ヴィジョン [21:43]
    四方山 ウラク:陽炎に揺らめかれて大きく羽搏き……翼を広げていく! [21:44]
    四方山ウラク
    狭霧ミャクラ:「っ…!」その熱量に微かに怯みつつも [21:44]
    狭霧ミャクラ:「思わぬ隠し球…でしたが…!その対策は既に出来ている!」 [21:45]
    四方山 ウラク:「やってみなよ、対策を」 [21:45]
    四方山 ウラク:「仕掛けてみなよ、反撃を」 [21:46]
    四方山 ウラク:「君の行う全てを……僕らは凌駕する」 [21:46]
    四方山 ウラク:「さあ……幕引きエンディングだ!」 [21:46]
    四方山 ウラク:分厚い蒼銀の装甲の下から現れたのは、太陽の如く輝ける山吹色サンライトイエロー軽装鎧スーツ [21:46]
    四方山 ウラク:空中でくるりとトンボを切り、空を流れる炎の奔流に着地。銀色の光を放つ足場を飛び交う様にして宙を征き……! [21:46]
    四方山 ウラク:「はあああああああああああああ!!」 [21:47]
    四方山 ウラク:敵陣のド真ん中で、叩きつけられた全てのエネルギーが爆発する! [21:47]
    狭霧ミャクラ:「っ、このエネルギーは……!私を守りなさい。今、すぐに!」 [21:47]
    ドミネイトドライバー:『Self-sacrifice』 [21:48]
    メサイアライダー:そのベルト操作と音声に合わせ、控えていたライダー二人が立ち塞がり、そのエネルギーを受け止める。 [21:48]
    メサイアライダー:装甲が砕け散り、すぐに転送されていくも奥の手を凌ぐには十分――。 [21:49]
    四方山 ウラク:「ははっ!今、これで僕の奥の手は防げたと思っただろ?」 [21:49]
    虹乃サイ:「…う…!ぐぁ……!」微かに呻くような声と共にこちらも吹き飛ばされるも [21:49]
    虹乃サイ:まだ体力はあるのか、ゆらりと立ち上がり、構え続ける。 [21:50]
    四方山 ウラク:「……生憎、僕のクライマックスは二部構成なのさ」 [21:52]
    四方山 ウラク:爆発四散した装甲が、エネルギーが……煌めく粒子となって周囲を浮遊。 [21:52]
    四方山 ウラク:霧状となったそれらがライダー達に触れた時、太陽の様な暖かさと共に力強い生命力が漲っていく。 [21:52]
    狭霧ミャクラ:「よくも……っ!?その力は…!」 [21:52]
    四方山 ウラク:「ここからは僕だけじゃあない。”仲間たち”の舞台さ!」 [21:52]
    狭霧ミャクラ:本来はあり得ない。ゲームにおいては必要の無い”他者のため”の力。 [21:53]
    四方山 ウラク:「ヒーローってのは仲間を大事にするものだからね!」 [21:53]
    四方山 ウラク:それを振るう事に、一片の迷いもない。 [21:53]
    四方山 ウラク:(”先輩”……見ていますか?) [21:53]
    四方山 ウラク:(僕は今……仲間の為に、皆の為に戦っています) [21:53]
    四方山 ウラク:(かつて見た、あなたの様に……ヒーローとして……!) [21:54]
    四方山 ウラク:ここで……取得していた”先輩”をSロイス指定します! [21:54]
    GM:OK! [21:54]
    狭霧ミャクラ:「っ…つまらないハッタリですね!その程度の力で、ルールは超えられない!」 [21:56]
    狭霧ミャクラ:「参加者がゲームマスターに勝てると思うな!」 [21:56]
    廿楽木ルウ:──眩い光が漂い、目を奪う。その背後。 [21:57]
    廿楽木ルウ:本来なら一番槍となるはずの神速の投射は、ゆえに意識の外より穿つ雌伏の存在と化した。 [21:59]
    廿楽木ルウ:ようやくとばかりにバチバチ音を立て始め、渦巻く嵐の圧力が狭霧ミャクラの背を焦がし出す。 [22:01]
    狭霧ミャクラ:「なっ…私を守りなさい虹乃……!」 [22:01]
    狭霧ミャクラ:その熱に焦りを見せボタンを再び押そうとする。しかし、もう遅い。 [22:02]
    廿楽木ルウ:「彼女があなたのために二度立ち塞がるとでも?それに……」 [22:03]
    廿楽木ルウ:すぅ──と思考の冷静な部分が駆動する [22:03]
    廿楽木ルウ:「認めたくないおつもりのようですが、もうゲームは終了しているので御座います」 [22:03]
    廿楽木ルウ:雷はやがて先細り、等身大にまで圧縮、、される [22:04]
    廿楽木ルウ:「不本意な転送による脱落を気にする必要はありません」 [22:04]
    廿楽木ルウ:「我々は、あなたごと貫かせて頂くのですよ……!」 [22:04]
    廿楽木ルウ:それでも少し……サイさまには申し訳がないので御座いますが、などとごちりながら [22:04]
    廿楽木ルウ:一撃。二擊。更に飛ばして四擊…… [22:04]
    廿楽木ルウ:槍は手へ胴へ足へと、敵が構える隙を縫い破るようにして穂先を操り出している。 [22:04]
    廿楽木ルウ:雷を纏うそれは捌けども、長く触れ合う隙を晒せば衝撃に斃れること必至だろう。 [22:04]
    狭霧ミャクラ:「っ、この…!私に逆らうなァ!」 [22:05]
    狭霧ミャクラ:直接的な接近戦においてこちらの動きは鈍い。 [22:05]
    狭霧ミャクラ:二度、三度と次々に降る雷に鎧は少しずつひび割れ、その負傷を増やしていく。 [22:06]
    廿楽木ルウ:「いいえ。そして逃がしません」 [22:06]
    廿楽木ルウ:不意に槍を、その身体ではなく地に突き立てる、、、、、、、 [22:06]
    廿楽木ルウ:「バックギアオープン」 [22:07]
    廿楽木ルウ:『反転return』槍が唸る [22:07]
    狭霧ミャクラ:「何を…!?」 [22:07]
    廿楽木ルウ:「──機構反転。【嵐は雨に、雷は寵火に戻る】!」 [22:07]
    廿楽木ルウ:雷光が解け、触指のように絡まり出す。 [22:08]
    廿楽木ルウ:それは先刻大樹が放った悍ましき蔦のように、、、、、、、、、、、、、、、 [22:08]
    狭霧ミャクラ:「あり得ない…この私が…あ、ぁぁぁっ!」 [22:09]
    狭霧ミャクラ:その”戒め”よりは、如何なる者も逃れられず。 [22:09]
    狭霧ミャクラ:鎧の守りも関係ない。熱量がその体を焼き焦がしていく。 [22:10]
    狭霧ミャクラ:「ぐ、ぐっ……!どう、して…どうしてウラクを排除しようとしないのですか、あなた達は!」 [22:10]
    狭霧ミャクラ:「この場において最も優先すべき事は、己の欲望ただ一つの筈!それなのに!」 [22:11]
    狭霧ミャクラ:「何故そんな、縁も深くないような相手を…!」 [22:11]
    アーネスト・オースティン:「いくつかあるけど……」 [22:12]
    アーネスト・オースティン:「一番なのは、そいつがゲームに勝ったから・・・・・・・・ [22:12]
    アーネスト・オースティン:「ゲームの勝ち負けを、運営のつまらないお気持ちでひっくり返されるなら、ゲームそのものに意味がない・・・・・ [22:12]
    四方山 ウラク:「……こういう時はさあ」 [22:12]
    四方山 ウラク:「熱い友情で結ばれた”親友”だから!って言ってくれた方が」 [22:13]
    四方山 ウラク:「僕は好きだよ?」 [22:13]
    アーネスト・オースティン:「縁深くないってのは、マジじゃないの」 [22:13]
    アーネスト・オースティン:からからと笑いながら [22:13]
    狭霧ミャクラ:「どちらにしても……下らない……!」 [22:14]
    狭霧ミャクラ:「我々の守るべきものも知らずに秘密を暴こうとする愚者は……必ず消し去らなければ……!」 [22:15]
    アーネスト・オースティン:「知ったことかって気分よ」 [22:15]
    アーネスト・オースティン:「さて、あんたら。このザマを見ての通り、あたしの余力はほとんどない」 [22:16]
    アーネスト・オースティン:「残り一発で……引き摺り出された負け犬には、ご退場願うわ」 [22:16]
    アーネスト・オースティン:「その後は、あんたらにお任せよ」 [22:16]
    メルム・レクテューレ:「そ、精々きっちり露払いは済ませて」その仕事を疑ってはいない [22:17]
    アーネスト・オースティン:アーネストに、嘘偽りなく余力はない。 [22:17]
    アーネスト・オースティン:少し、違う。余力の全てを今使う。 [22:17]
    アーネスト・オースティン:体内のレネゲイドを全て手先に集中させ、ただ一点を射抜く弾丸を形成する。 [22:18]
    アーネスト・オースティン:それをもって、既に変身すら維持不可能となり―― [22:18]
    アーネスト・オースティン:軍服姿の彼女は、慣れ親しんだ様子で。倒れるべき敗者の絶対急所を、貫いた。 [22:19]
    虹乃サイ:バ、キンッ。その一射は見事マスクを砕き [22:19]
    虹乃サイ:「…ごめん…よけーな世話…かけちゃった、ね……」 [22:20]
    虹乃サイ:そのまま変身が解除され、静かに倒れ伏す [22:20]
    四方山 ウラク:「……世話になったのはこっちの方だよ」 [22:20]
    四方山 ウラク:「ありがとう」 [22:21]
    廿楽木ルウ:「……はい。次は……いえ。また、混ざって仲良くいたしましょう」 [22:22]
    アーネスト・オースティン:煙草を取り出し、一服。 [22:20]
    アーネスト・オースティン:「さて、人面獣心ケダモノ。幕引きの準備はいいかしら?」 [22:21]
    狭霧ミャクラ:「…これでは引き入れた意味がないではないですか…!」「やはり幾らでも換えが効く傭兵風情を引き入れたのが間違いでした」 [22:22]
    狭霧ミャクラ:あっさりと倒されたのを見て、怒りに震えた様子で [22:22]
    メルム・レクテューレ:「ええ、もっともおとなしくカーテンコールになるつもりは無いみたいだけど」 [22:22]
    アーネスト・オースティン:「あら? 今からあんたをぶちのめすのは、その傭兵何でも屋よ?」 [22:22]
    アーネスト・オースティン:「大人しくない相手を組み伏せてこそ、人面獣心ケダモノでしょうに」 [22:23]
    アーネスト・オースティン:「蹂躙なさいな」 [22:23]
    メルム・レクテューレ:「依頼を受けた覚えは無いんだけどね」 [22:23]
    メルム・レクテューレ:「……少しくらいは聞いてあげるわ」 [22:24]
    狭霧ミャクラ:「いいえ。これ以上やらせはしない…!」 [22:24]
    ドミネイトドライバー:『Execution』 [22:24]
    狭霧ミャクラ:再び取り出したカードを、ベルトに読み込ませると同時。 [22:24]
    狭霧ミャクラ:その装甲に取り付けられた無数のレーザービットが空中に展開され―― [22:25]
    狭霧ミャクラ
    狭霧ミャクラ:「"強制執行"開始……!」 [22:26]
    狭霧ミャクラ:そこから放たれるは無数の光線。破滅的な光の濁流。 [22:26]
    狭霧ミャクラ:それは戦場一帯を隙無く焼き焦がし、焦土へと変えていく [22:27]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、倒れ伏した。 [22:27]
    アーネスト・オースティン:そして、次の煙草を取り出す。 [22:27]
    アーネスト・オースティン:吸う、 [22:27]
    アーネスト・オースティン:吐く。 [22:27]
    アーネスト・オースティン:「……さて、敗者は相応しく寝転がるわ」 [22:27]
    アーネスト・オースティン:「せいぜい、曝しなさいな、ゲームマスター。あたしのように、潔くない」 [22:28]
    アーネスト・オースティン:「無様な負けを」 [22:28]
    狭霧ミャクラ:「まだそんな台詞を吐きますか…!」「私の敗北など、あり得ない!あり得て良いはずが無い!」 [22:29]
    狭霧ミャクラ:「だがこれで一人……私に逆らうということの意味を思い知りなさい…!」 [22:31]
    狭霧ミャクラ:そのまま命令に反した二人もまたビットの照準が合わさり、その熱線が無数に迫ってくる。 [22:32]
    廿楽木ルウ:熱線がミャクラを囚う草木ごと焼き払い迫る。 [22:35]
    廿楽木ルウ:だがそれでも……鎧が淡く放つ光が、熱量と熱量が。せめぎ合い、互いを喰らい合いながら [22:37]
    廿楽木ルウ:それは彼女の白い柔肌を僅かに赤く焦がす程度にしか至らなかった。 [22:37]
    狭霧ミャクラ:「なっ…!これを耐えるなんて…!」「先ほどの力も明らかにおかしい。あんな異質なものは私の知る内にない…!」 [22:38]
    狭霧ミャクラ:「何なのですか、その力は…!」 [22:38]
    廿楽木ルウ:「こんなものは……」歯噛みする [22:39]
    廿楽木ルウ:「……こんなもの、私一人が身を守れただけでは……!」もう一つの光の先、振り向いた視界の端を見る [22:39]
    メルム・レクテューレ:そう、ルウの力は異質といえるほどだ [22:40]
    メルム・レクテューレ:ミャクラの光は彼女ほどの堅牢な鎧を纏っていない相手には十分すぎる [22:40]
    メルム・レクテューレ:そして無数の光を避けることが出来なければダメージは必定 [22:41]
    メルム・レクテューレ:「……くっ」光に撃たれ、膝をつく。変身が解けていないのがギリギリな満身創痍で [22:41]
    狭霧ミャクラ:「はっ…確かに。あなただけ立っていても何の意味もない」 [22:42]
    廿楽木ルウ:「…………っ!」仮面の奥の表情が曇り、息を吞む音が澄み響く [22:43]
    狭霧ミャクラ:「その力にも限界はあるでしょう。このまま少しずつ追い詰めて――」 [22:42]
    狭霧ミャクラ:そう。このまま愚かにも逆らった最後の一人を粛清し、残るウラクを排除する。 [22:43]
    狭霧ミャクラ:そう、完全に勝負は決まったと思い込んだ。 [22:44]
    メルム・レクテューレ:(そうだ、このままじゃ……けど、もう力が…) [22:45]
    サスキア・レクテューレ:『――諦めちゃダメよ。メルム』 [22:47]
    サスキア・レクテューレ:幾度となく衝動を抑えるため、思い出していた声が脳裏に響く。 [22:48]
    サスキア・レクテューレ:『”私たち”の願いの成就。そのために』『戦ってくれるって、約束したんでしょう?』 [22:48]
    サスキア・レクテューレ:幻聴…いや、それはあの時精神に施されたエフェクトなのだろう。 [22:49]
    メルム・レクテューレ:(そうだ……私は約束したんだ) [22:50]
    サスキア・レクテューレ:そんな言葉一つだけでも、キミの精神は奮い立ち、その肉体の傷を修復させていく。 [22:50]
    メルム・レクテューレ:声が聞こえた、それは何より力 [22:51]
    メルム・レクテューレ:「負けない、戦う……」立ち上がる力が満ちる、負傷したはずが万全に…… [22:52]
    メルム・レクテューレ:格段に高まった衝動は胸の中で叫んでる、けれどそれに呑まれることは無い [22:53]
    メルム・レクテューレ:その声が何よりも強く律するから [22:53]
    メルム・レクテューレ:一歩踏み出す [22:54]
    狭霧ミャクラ:斃れたキミからは完全に注意が逸れている。仕掛ける好機だ [22:54]
    メルム・レクテューレ:左手が胸に沈んでいく [22:55]
    "獣"そこにあるのは必死で封じている己に宿ったモノ [22:55]
    "獣":目に映る全てを、価値を感じぬ世界すら破壊したいと願う衝動 [22:56]
    "獣":心象たるそれを掴む燃料とする素材とする、尽きせぬ祈り呪いを込めて [22:56]
    メルム・レクテューレ:”英雄”は獣を封じ込める [22:56]
    メルム・レクテューレ:「……錬成エンボディ」引き抜いたのは炎の揺らぎを持った魔剣、塗り固められた破壊の意思 [22:56]
    メルム・レクテューレ
    メルム・レクテューレ:引き抜くと同時に駆け、振りかざし、斬りつける! [22:57]
    狭霧ミャクラ:「なっ――」完全に倒しきったと思っていた。仕掛けられた所で迎撃できるとも [22:58]
    狭霧ミャクラ:しかしその破壊衝動を象徴するかのような剣の一撃を受け――装甲の前面が、砕け散る! [22:58]
    メルム・レクテューレ:「さっきルールは越えられないって言ってたわね」振るう剣は止まらない、袈裟切り、横縦、幾度も振るわれる [22:59]
    狭霧ミャクラ:「あ、あり得ない!何処にそんな力が!」 [22:59]
    狭霧ミャクラ:そのマスクから垣間見えた顔は驚愕の色に染まっていて [22:59]
    メルム・レクテューレ:「ただ、己の欲望に従っているだけよ?貴方の言ったとおり」 [23:00]
    メルム・レクテューレ:「そう、姉さんの願いを邪魔するなら……そのルールごと……破壊する」そう、言い捨て、ひときわ強く斬りつけた [23:00]
    狭霧ミャクラ:「ふざ、けるな…!認めない、認めて良いはずがない!」 [23:01]
    狭霧ミャクラ:「ゲームを!支配するのは……私だ……!」 [23:01]
    狭霧ミャクラ:最期の一撃が迫る寸前、その手で首輪の起動スイッチを押し込む。 [23:02]
    狭霧ミャクラ:『Damocles……!』 [23:02]
    狭霧ミャクラ:そこから放たれるは『加虐』の衝動。 [23:03]
    狭霧ミャクラ:ただひたすらに苦痛を与えども殺戮には至らない、支配される者を追い詰めるための力。 [23:04]
    狭霧ミャクラ:「まだ、終わらせないぃッ!」 [23:04]
    狭霧ミャクラ:その衝動は首輪から無数に伸びる棘として表出し、今この場に立っている全員に突き刺さろうとする。 [23:05]
    アーネスト・オースティン:つまらなそうに、紫煙を吐く。 [23:06]
    メルム・レクテューレ:「……いいえ、終わり」そう宣告した時には剣を下段に構えている [23:09]
    メルム・レクテューレ:「破壊デストラクション」腕を振り抜くと剣に込められた衝動が棘へと叩き付けられる [23:09]
    メルム・レクテューレ:薄め広げるモノよりも、色濃く、塗り固められた破壊の衝動を [23:11]
    GM:――その終わりはとても呆気ないものであった。 [23:12]
    狭霧ミャクラ:渇いた金属音を立てて、その一撃を以て棘ごと首輪は砕け散り [23:12]
    狭霧ミャクラ:「そん、な」 [23:13]
    四方山 ウラク:「……やはり、ね」 呟く。 [23:13]
    四方山 ウラク:「運営メサグラを破壊するのは、君だと思っていたよ」 [23:13]
    四方山 ウラク:「メルム・レクテューレくん」 メルム・レクテューレに対して〇期待/警戒でロイスを取得します。 [23:13]
    狭霧ミャクラ:完全に変身を解除され、静かに崩れ落ちる。 [23:13]
    メルム・レクテューレ:「……たまたまよ、優勝者ウラク」心外そうに吐きながら。剣は霧散し、ただ赤いマフラーが風になびいていた [23:13]
    アーネスト・オースティン:戦闘が終わり、よろりと立ち上がった。 [23:14]
    アーネスト・オースティン:「試合終了ゲームセットね」 [23:14]
    虹乃サイ:「あ、ははっ…やったじゃーん…」 [23:14]
    虹乃サイ:斃れながらも見届けていたのか、息も絶え絶えにそう言う。 [23:15]
    虹乃サイ:…その十字冠の光は強まりつつある。転送が近いのだろう。 [23:15]
    四方山 ウラク:「……損な役回りをさせてしまって悪かったね」 [23:15]
    虹乃サイ:「…いんや。いいよ~…バチが当たったんだよ、たぶん……」 [23:16]
    虹乃サイ:「やるなら最初から真っ当に勝っていきゃよかったのに、あんな所で日和ったから……」 [23:16]
    廿楽木ルウ:「いえ。それに……サイさまに全力で相手をされていたら、もっと苦戦していたはずでございますから」そばで膝を折っている [23:16]
    メルム・レクテューレ:「そうね、半端は、損するモノよ」 [23:17]
    四方山 ウラク:「縁があれば」 「”次の世界”でまた会おう」 [23:16]
    虹乃サイ:「…ん、いいね。そう出来たら…」 [23:17]
    虹乃サイ:「……わたしさ、”妹”、向こうに残しちゃったまんまなんだ」 [23:17]
    虹乃サイ:「もうわたしのことなんか、覚えてないかもしんないけど……」 [23:18]
    廿楽木ルウ:「そんなことはありません」瞬断する [23:18]
    廿楽木ルウ:「……そんなことは、なかったのです。きっと永らく忘れているだろうと、そう感じていても」 [23:19]
    廿楽木ルウ:「想いはそこにあるのです。ならば……なぜ覚えていない事がありましょうか」 [23:20]
    メルム・レクテューレ:「廿楽木の言う通りよ。案外、姉さんって……妹にとって大きい存在だから」 [23:19]
    四方山 ウラク:「…………。」 [23:19]
    四方山 ウラク:「忘れられないものだよ。お世話になった、ヒトの事は」 [23:20]
    四方山 ウラク:「例え幾度の世界を乗り越えようとも、ね」 [23:20]
    アーネスト・オースティン:「今のあんたを見る限り、忘れたほうが互いのための気もするけどね」 [23:21]
    アーネスト・オースティン:煙草を捨てる。 [23:23]
    虹乃サイ:「……あはっ。ホントやさしーもんだねぇ…こんな落伍者に…さぁ……」 [23:22]
    虹乃サイ:「……ありがと。また、チャンスがあったらそん時は――」 [23:22]
    虹乃サイ:そう呟きながら、静かに眼を閉じる。 [23:22]
    虹乃サイ:そして、転送の光がその身を包み込んだ。 [23:22]
    四方山 ウラク:「また、いつか、どこかで」 [23:23]
    四方山 ウラク:「世界を賭けて戦おう」 [23:23]
    四方山 ウラク:「……虹乃サイ」 [23:23]
    Ending『結末E:まだ、終わりではない』
    GM:そうしてキミ達がサイを見送った。その直後。 [23:26]
    狭霧ミャクラ:「何を、終わらせようとしているのですか……!」 [23:26]
    狭霧ミャクラ:傷つき、満身創痍ながらも再びベルトを起動させようとする彼女の姿があった。 [23:27]
    アーネスト・オースティン:「ああ、そうね」 [23:27]
    狭霧ミャクラ:「私が認めない限りゲームが終わることはない!貴女方に出来る事は、このまま舞台から消え去ることのみ」 [23:27]
    四方山 ウラク:「止めておきなよ。今更君が何かをしたところで、変わる世界なんて無い」 [23:28]
    メルム・レクテューレ:「悪かったわね、ちゃんととどめを刺しておくんだったわ」喚く存在に振り向いて [23:28]
    狭霧ミャクラ:「もう、諦めて――」 [23:28]
    GM:「そうするのは、貴女の方だと思うのだわ?」 [23:28]
    GM:刹那。ミャクラの手元から離れていくベルト。そして彼女の体を光の障壁が包囲する。 [23:29]
    狭霧ミャクラ:「なっ……!?こ、これは…!」 [23:29]
    廿楽木ルウ:「っ……?!」眼前の奇妙な現象に、響く謎の声を受け辺りを見回した [23:30]
    アーネスト・オースティン:「今度は話が通じる相手が来ると思う?」 [23:30]
    メルム・レクテューレ:「……コインでも弾いて決めてみる?」警戒を解かない [23:30]
    アーネスト・オースティン:「賭けにならないわよ」 [23:30]
    GM:「部下がこうして蛮行に出た事、本当に申し訳なく思うのだわ」 [23:31]
    シュレム・ルイセンシュタール:そう、嫋やかな声を紡がせながら運営用のベルトを持ち現れたのは、新手の生徒。 [23:31]
    シュレム・ルイセンシュタール
    四方山 ウラク:「”運営”……」 [23:31]
    四方山 ウラク:「ミャクラさん以上の人が出て来るのは久しぶりだね」 [23:32]
    廿楽木ルウ:「……つまり、それほどの異常事態だったという事で御座いましたか」 [23:32]
    シュレム・ルイセンシュタール:「総責任者ゲームプロデューサーとして、参加者全員には謝罪を。望むのならば何らかの補償も考えるわ」 [23:32]
    狭霧ミャクラ:「っ、何故邪魔をするのですか!私は、私はメサイアグランプリの為を思って――」 [23:33]
    四方山 ウラク:「要らないよ。僕の欲望(ねがい)は補償で済ませられる範囲を超えている」 [23:33]
    メルム・レクテューレ:「どうせ願いを叶える権利以外でしょ?」 [23:33]
    廿楽木ルウ:「……」 [23:33]
    アーネスト・オースティン:「謝罪や補償の前に」 [23:33]
    アーネスト・オースティン:「名前ぐらいは名乗りなさいよ」 [23:33]
    シュレム・ルイセンシュタール:「これは失礼を……シュレム・ルイセンシュタール。メサイアグランプリの全責任を総括していると……そう考えて頂いていいのだわ」 [23:34]
    アーネスト・オースティン:「そう」 [23:35]
    シュレム・ルイセンシュタール:「さて――ミャクラ。これはメサイアグランプリの為と言ったけれど……」 [23:35]
    シュレム・ルイセンシュタール:「このゲームにおけるガンはラスターではない。貴女しか考えられないのだわ」 [23:36]
    狭霧ミャクラ:「なっ…!?」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「ストップ」 [23:36]
    シュレム・ルイセンシュタール:「……何か問題でも?」 [23:36]
    アーネスト・オースティン:「そのバカのやらかしへの補償・・を、あたしたちに支払う用意があるのなら」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、そいつを次のゲーム・・・・・の参加者にすることを要求するわ」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「運営からは落して・・・ね」 [23:37]
    アーネスト・オースティン:「上から目線でウダウダと文句つけられるのはウンザリ」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:「それなら、いっそ正面から戦ったほうが安心できる」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:「敵は、見えるところに置けってね」 [23:38]
    アーネスト・オースティン:「そいつ、諦めの悪さは一級品。裏で動かれるよりは……ね」 [23:39]
    アーネスト・オースティン:「あんたらはどう思う」>同じ参加者たちを見回す [23:39]
    シュレム・ルイセンシュタール:「うふふ。面白い事を考えるのね、サリエル」 [23:39]
    アーネスト・オースティン:「あたしをその名前で呼ぶな」 [23:39]
    シュレム・ルイセンシュタール:「これはまた失礼を」全く悪びれない様子で [23:39]
    狭霧ミャクラ:「何を勝手な事を……!そのような屈辱を受けるぐらいなら…!」 [23:40]
    シュレム・ルイセンシュタール:「ミャクラ。貴女が意見できる立場にあると思っているの?」 [23:40]
    四方山 ウラク:「え……僕は別にミャクラくんを参加者にしてもらう必要はないんだけど」 [23:42]
    廿楽木ルウ:「同じ事をまた仕組まれるのは困りますが……その、ルウも実はミャクラさまにそこまでの興味は……」 [23:43]
    メルム・レクテューレ:「協調性がなさそうな上に無駄に強いのを入れるのもどうかとは思うけれど」なんとも言えない顔で [23:43]
    アーネスト・オースティン:「あたしら三人、負け組としちゃありがたいけどね」 [23:43]
    シュレム・ルイセンシュタール:「いいでしょう。しかし此方としても対価…いいえ、して貰わなければならないことがあるのだわ」 [23:41]
    アーネスト・オースティン:「それは、あたしに?あたしたち・・・・・に?」 [23:42]
    シュレム・ルイセンシュタール:「全員に。ゲームの”仕切り直し”よ」 [23:42]
    メルム・レクテューレ:「そいつと同じで、勝者を反故にするの?」仕切り直しと言う言葉に睨む [23:43]
    アーネスト・オースティン:「そこのケダモノの言う通り」 [23:43]
    アーネスト・オースティン:「胴元が信用できないゲームに、なんのやる気も出てこない」 [23:44]
    シュレム・ルイセンシュタール:「これはどのみち呑んで貰わないといけないことだったから、それは関係ないのだわ」 [23:43]
    シュレム・ルイセンシュタール:「ラスター。貴女の復活は完全なイレギュラーだったけれど」 [23:43]
    シュレム・ルイセンシュタール:「此方としてはそれを認めるつもりでいるわ。私もあのライブ感は見ていて楽しかったし……でも」 [23:45]
    シュレム・ルイセンシュタール:「このままメサ主を確定させてしまっては、平等フェアではないと思わない?」 [23:45]
    四方山 ウラク:「理由を聞いてもいいかな?」 [23:45]
    シュレム・ルイセンシュタール:「そのメダルの真価。本来その脱落がなければ得られなかった力でしょう」 [23:48]
    シュレム・ルイセンシュタール:「それを勝負の勘定に入れるのを認めたとなれば、今後の此方の信用にも関わる……そうね、有り体に言えば」 [23:49]
    シュレム・ルイセンシュタール:「本当に”何でもアリ”になってしまう。それは少し避けたいのだわ」 [23:49]
    シュレム・ルイセンシュタール:「申し訳ないわ。ミャクラほどではないけれど、私も守らねばならないラインはあるから」 [23:50]
    四方山 ウラク:「ふうん」 [23:49]
    四方山 ウラク:「ならいいや。君の提案を呑もうじゃあないか」 [23:49]
    四方山 ウラク:「だけど……そうだね。それだと僕たちがこの戦いで負った苦労が水の泡になる」 [23:50]
    四方山 ウラク:「それは、君もわかっているよね?」 [23:50]
    シュレム・ルイセンシュタール:「ええ。それは当然」 [23:50]
    四方山 ウラク:「ならば、だ」 [23:50]
    四方山 ウラク:「一つだけ、僕の質問に正直に答えて欲しい」 [23:51]
    シュレム・ルイセンシュタール:「何?」 [23:51]
    四方山 ウラク:「それを以て僕から運営に対する補償の請求を行使した事にしよう」 [23:51]
    四方山 ウラク:「質問はひとつ」 [23:52]
    四方山 ウラク:「”願いの力”の本当の限界について」 [23:52]
    四方山 ウラク:「メサイアグランプリで叶えられる”願いの力”の上限は……本来の力と比べると制限がかかっていて」 [23:53]
    四方山 ウラク:「本来の”力”であれば、死者の復活も可能である・・・・・・・・・・・ [23:53]
    四方山 ウラク:「真か否か?」 [23:54]
    アーネスト・オースティン:「………」 [23:54]
    メルム・レクテューレ:「……」 [23:54]
    廿楽木ルウ:「ウラクさま……」 [23:54]
    シュレム・ルイセンシュタール:「そうね、此方にも立場があるから断言は出来ないけれど――」 [23:55]
    シュレム・ルイセンシュタール:「可能性はゼロではない、とだけ」 [23:56]
    シュレム・ルイセンシュタール:少なくともその存在は認めているのは確かだった。 [23:56]
    アーネスト・オースティン:「ふぅん」 [23:56]
    メルム・レクテューレ:「そう……良かったわねウラク」 [23:57]
    四方山 ウラク:(誤魔化した……か。だけど彼女のこの反応。返答までの速度を考えると……) [23:57]
    四方山 ウラク:「ありがとう。とても参考・・になったよ」 [23:57]
    シュレム・ルイセンシュタール:「そう。それならよかった」 [23:57]
    シュレム・ルイセンシュタール:「ただ……」 [23:57]
    シュレム・ルイセンシュタール:「埋まっているものを掘り起こす事が、良い結果ばかりに繋がるとは限らないのだわ」 [23:57]
    四方山 ウラク:「はははは!何度も言われたよ!その手の 正 論 モブどもの声は」 [00:01]
    アーネスト・オースティン:「そりゃあそうよ」 [23:57]
    アーネスト・オースティン:「屍人リヴィングデッド特筆性ディスクリプト持ちは、何人か知ってるけど」 [23:58]
    アーネスト・オースティン:「真っ当に生きれるやつなんて、見たことないわ」 [23:59]
    アーネスト・オースティン:「で、ケダモノ、あんたはどうする」 [23:59]
    アーネスト・オースティン:「廿楽木は……聞かなくても解ってるわ。あんたの元彼をここに呼びつけろとか、そういうのでしょ」 [00:00]
    メルム・レクテューレ:「正直信用できないし腹立たしい」 [00:02]
    メルム・レクテューレ:「けどこの場合の一番損する人間が認めてるんじゃ乗るしか無いわね」 [00:02]
    廿楽木ルウ:「……はい。ウラクさまがこれで手打ちにした以上、他ならぬ私たちが望むべくもありませんから」 [00:04]
    廿楽木ルウ:「それに」 [00:04]
    廿楽木ルウ:「"仕切り直し"──ゲームを最初からやり直すため、第一回戦のスタート前から」 [00:05]
    廿楽木ルウ:「参加者を呼び戻して再度執り行う、、、、、、、、、、、、、、、 [00:05]
    廿楽木ルウ:「そうであるならば──ええ。ルウも、これに異存は御座いません」言い掛かりですらある言葉だ だが、それでも…… [00:05]
    アーネスト・オースティン:「…………ああ、そうなる・・・・か……」 [00:05]
    アーネスト・オースティン:「………あの子と、次はやり合うことになるかもね……」 [00:06]
    シュレム・ルイセンシュタール:「呼び戻す……申し訳ないけれど、そこまでは出来ないのだわ」 [00:08]
    シュレム・ルイセンシュタール:「言ったでしょう。ラスターの復活はイレギュラーだったと……幾ら此方側の力であっても」 [00:08]
    シュレム・ルイセンシュタール:「本来ゲームから脱落し、その参加権を失った者はどうしたって戻すことは出来ないのだわ」 [00:09]
    アーネスト・オースティン:かすかに、安堵を見せる。 [00:10]
    シュレム・ルイセンシュタール:「だからこそ、今この場にいる参加者…それとミャクラね」 [00:10]
    シュレム・ルイセンシュタール:「この5人で改めてメサ主を決め直して貰う。仕切り直しとはそういうこと」 [00:10]
    メルム・レクテューレ:「……補充はしないの?」 [00:10]
    シュレム・ルイセンシュタール:「補充はしない。余計な手間が増えるだけだもの」 [00:12]
    廿楽木ルウ:「……わかりました。誠意ある対応に感謝いたします」 [00:13]
    廿楽木ルウ:自身を参加させ続ける事は叶ったものの、また巡り合う約束を果たせず顔に翳りが生まれる [00:13]
    狭霧ミャクラ:「後悔することになりますよ……ここで、四方山ウラクを排除しなかったことを…!」 [00:11]
    アーネスト・オースティン:「うわっ、こいつ、参加者になるの確定してるのに、負けること前提のこといってる」 [00:11]
    アーネスト・オースティン:「こういうときはね、私を参加させたことを後悔しますよ、ぐらいのことは言うもんよ」 [00:12]
    アーネスト・オースティン:「あたしは後悔しないわよ、勝つからね」 [00:15]
    狭霧ミャクラ:「あなたから参加させておいて何を勝手な事を……!」アーネストを睨み付けている [00:13]
    メルム・レクテューレ:「…そこまでいうなら頑張ってウラクを蹴落として私を運営に戻してくださいとか叶える事ね」 [00:12]
    四方山 ウラク:「そんな事を言わないでおくれよ? ねえ、次からは僕らと同じ穴の貉なのだから」 [00:11]
    四方山 ウラク:「仲良く、しよう?」 [00:12]
    メルム・レクテューレ:(いや、仲良くは無理でしょ) [00:12]
    アーネスト・オースティン:「あらやだ、もう仲良しでしょ」 [00:12]
    シュレム・ルイセンシュタール:「話は以上でいい?なら、まずはこの被害を戻しておかないと」 [00:14]
    ドミネイトドライバー:そう告げて彼女は運営用のベルトを装着し、ボタンを押す。 [00:14]
    GM:すると、世界が”創り直されていく”時と同じようにアークトークからの攻撃で傷ついた街並みが修復されていく。 [00:15]
    アーネスト・オースティン:「時使いクロノトリガー……いえ、その上位版か」 [00:16]
    シュレム・ルイセンシュタール:「これで問題はなし……あなた達も一度元の生活に戻って構わないのだわ」 [00:17]
    シュレム・ルイセンシュタール:「此方にも色々準備があるから。特にミャクラのことについてはね?」 [00:17]
    メルム・レクテューレ:「次は宣言通り平等なゲームを期待しているわ」 [00:19]
    アーネスト・オースティン:「あたしが勝つけどね」 [00:19]
    四方山 ウラク:「いいねぇ、その意気は重要だ」 [00:20]
    四方山 ウラク:「君たちが願いを望めば望む程に」 [00:20]
    四方山 ウラク:「僕の欲望(ねがい)は強くなる」 [00:20]
    四方山 ウラク:「さあて、それじゃあ帰ろうか」 [00:21]
    四方山 ウラク:「きっと、君たちにも帰りを待つ人が居るはずだから」 [00:21]
    アーネスト・オースティン:「ええ、でも。その前に」 [00:21]
    アーネスト・オースティン:「多分、最初で最後になるかも知れないから、やっておこうと思ってね」 [00:22]
    アーネスト・オースティン:「ウラク、あんた、あたしら四人分の飲み物を出しなさい」 [00:22]
    四方山 ウラク:「え!?」 一瞬、カツアゲか!?と戸惑う。 [00:22]
    アーネスト・オースティン:「ゲームはあんたが勝ったけど、その後の戦いは、力を合わせて勝ったでしょ・・・・・・・・・・・・ [00:22]
    アーネスト・オースティン:「こういう戦いの後には、軽く乾杯でもするものよ」 [00:23]
    アーネスト・オースティン:「それとも、スーパースター様は背中を預けた相手と祝杯もあげれないと?」 [00:24]
    アーネスト・オースティン:「……どうせ、次は敵同士だしね」 [00:25]
    四方山 ウラク:「『祝勝会』か!いいねえ」 「だけど僕は……」 [00:25]
    四方山 ウラク:ぐいっ、とミャクラくんの首に腕を絡めていく。 [00:25]
    四方山 ウラク:「『壮行会』の方が、好きかな」 [00:25]
    狭霧ミャクラ:「なっ…何を…!」 [00:25]
    アーネスト・オースティン:くくっと、笑う。 [00:25]
    四方山 ウラク:いつの間にかその両手には5人分の缶ジュースが握られていた。 《無上厨師》 [00:26]
    アーネスト・オースティン:一本、受け取る。 [00:26]
    シュレム・ルイセンシュタール:「うふふ。お誘いなら楽しんでらっしゃい?」からかうように笑い [00:26]
    メルム・レクテューレ:「まったく気楽なものね」 [00:27]
    廿楽木ルウ:ふっと強張っていた顔が綻び [00:26]
    廿楽木ルウ:「まったく……。お二人とも、相変わらずの無茶ぶりなのですよ」 [00:26]
    四方山 ウラク:「えー、それじゃあ皆さん。そして、新人のミャクラくん」 [00:26]
    狭霧ミャクラ:「何故こんなことに……!」ぐぬぬ [00:26]
    四方山 ウラク:「次なるメサイアグランプリの健闘を祈ってー」 [00:26]
    四方山 ウラク:「かんぱーい!」 [00:27]
    アーネスト・オースティン:「乾杯!」 [00:27]
    廿楽木ルウ:「乾杯、で御座いますっ!」 [00:27]
    メルム・レクテューレ:「はいはい乾杯」一本かすめて呆れたように [00:27]
    四方山 ウラク:プシュッ、と炭酸が弾ける音が空を泳ぐ。 [00:27]
    四方山 ウラク:それが今回のメサイアグランプリの顛末であった。 [00:28]
    MasterScene『共謀U:その先の闇にあるモノ』
    GM:『遅すぎるんだよ。この野郎っ……!お前の言うとおり、取り戻す、なんてことが出来るんだったらっ……』 [00:29]
    GM:『証明してみせろっ…必ず……こんな、ゲームで喪ったものもっ……』『そうしないと、あたしは、あたしは――』 [00:29]
    GM:視界が光に包まれ、そして意識は闇へと落ちる。それで終わり。そう思っていた。しかし……。 [00:29]
    月見里シュティ:「絶対…に……あ?」 [00:30]
    GM:意識が急に覚醒する。何か硬い床の上で気絶していたらしい。 [00:30]
    GM: 自分が転送されたのは覚えている。だが記憶は消えていない。今までの事を鮮明に思い出せる。 [00:30]
    月見里シュティ:「…何処だよここは…アイツがあれから連れて来たってのか…?」 [00:30]
    GM:起きて周囲を見渡せば巨大な柱が何本も聳え立っているのが見える。どことなく古代の神殿か何かを彷彿とさせる雰囲気。 [00:30]
    GM:周囲の空気からしてここは広大な地下空間のようだ。 [00:30]
    GM:「ようやくお目覚めのようねぇ~?」 [00:31]
    ツォルン・クピディ:そこに響く甲高い男の声。柱の陰から姿を見せたのは、あの28thと名乗ったノドスの人間だった。 [00:31]
    ツォルン・クピディ:「まさか素でやられて戻って来るなんて思わなかったけれどぉ……」 [00:31]
    ツォルン・クピディ:「あんなのにやられるようじゃラスターに勝つのも夢のまた夢よねぇ~?」 [00:31]
    月見里シュティ:「あれは間が悪かっただけだ……!それにわざと脱落してこいって言ったのはお前だろ!」 [00:32]
    GM:――3回戦での邂逅時、この男は犬の前足のような装飾品をシュティへ渡しこう告げた。 [00:32]
    ツォルン・クピディ:『猟犬の前肢……これをあげるから、アンタは次のゲームでどんな形でもいいから脱落しなさい』 [00:32]
    ツォルン・クピディ:『記憶の心配はしなくていいわぁ。転送の時にこれは自動的に起動してぇ……移動先をアタシの居る場所に強制変更するの』 [00:32]
    ツォルン・クピディ:『運営の記憶処理なんて笑えるぐらい原始的だから……使った所でバレもしない筈よぉ』 [00:32]
    ツォルン・クピディ:『――考えなさい。このまま負け続けるだけの勝負を続けるか、一発逆転のチャンスを掴み取るかをね……』 [00:33]
    GM:そしてその通りに猟犬の前肢は起動し、空間をねじ曲げる形でこの空間へと辿り着いたのである。 [00:33]
    月見里シュティ:「……で、ここは何処なんだ。地下にこんな馬鹿でかい空間があるなんて聞いた事も無いぞ」 [00:33]
    ツォルン・クピディ:「そりゃそうでしょうねぇ……ここは星徒スターダスト連中が必死に走らせてる大星道なんてものとかより更に深部」 [00:34]
    ツォルン・クピディ:「――この星のコアに近い場所だもの」「まともに存在を知っていた人間もそうはいない」 [00:34]
    ツォルン・クピディ:「それこそ全容を把握してたのは……もう地獄送りにされた曲解派の連中ぐらいでしょうねぇ」 [00:34]
    月見里シュティ:「この星って……地球ってことか?どういうことだよ」 [00:35]
    ツォルン・クピディ:「アンタ……レネゲイドの起源って何処から来たか知ってるぅ?」 [00:35]
    月見里シュティ:「あ?確か20年前のどっかの発掘隊が遺跡から掘り出したモノの中に含まれてた…とかそんな所が始まりじゃないのかよ」 [00:36]
    ツォルン・クピディ:「バッカねえ。それはあくまで今の社会における始まりでしょう」 [00:36]
    ツォルン・クピディ:「それ以前の歴史を紐解けばレネゲイドの存在なんて腐るほど出てくるわよ。日本の平安時代、中世の暗黒都市ロンドン、第二次世界大戦時にも」 [00:36]
    ツォルン・クピディ:「もっと古く遡れば伝承程度でしか残っていないアーサー王が治めたブリテン王国の時代に、果てはトロイア戦争の記録なんかにもね」 [00:36]
    ツォルン・クピディ:「ならばそれらの真の起源は何処に在ったのか……」 [00:37]
    ツォルン・クピディ:「これはあくまで説の一つなんだけどぉ……地球こそがこの銀河系で最初のオーヴァードだったんじゃないかって言われてるのよぉ」 [00:37]
    ツォルン・クピディ:「例えばかつての氷河期に恐竜の絶滅も、全て地球のエフェクトによって行われた事で……この世界は地球の欲望と衝動に従って作り替えられ、今の人間の繁栄だってその内の一つに過ぎないのではないか、って」 [00:37]
    月見里シュティ:「……大分トンデモだな。あたしは都市伝説を聞かされに来たんじゃないんだが」 [00:38]
    ツォルン・クピディ:「ここからが本題よぉ……メサイアグランプリで”ある程度は”願いが叶うのは紛れもない事実」 [00:39]
    ツォルン・クピディ:「じゃあその世界を書き換えて、願いを叶えるタネは何処から来ているのか」 [00:39]
    月見里シュティ:「それがさっきの話と繋がるってのか」 [00:39]
    ツォルン・クピディ:「ええ、そう。最も純粋なレネゲイド『根源種ガイアレネゲイド』」「これこそが願望器を産み出すための鍵」 [00:40]
    ツォルン・クピディ:「これと比べれば今起源種オリジナルレネゲイドなんて言われてるものも地球の表面に漏れてる時点で劣化品も良いところよ」 [00:40]
    ツォルン・クピディ:「本来地球の核からしか採取する事の出来ないこれを……曲解派は奇跡的に入手して、人間に感染させる事が出来た……」 [00:41]
    ツォルン・クピディ:「ま、その反動は大きかったみたいだけれどねえ……?この空間には”その末路”が封じ込められてるのよ」 [00:41]
    ツォルン・クピディ:「メサ主に理想の世界を与えるタネ。運営が必死に隠したがってる……その恥部がね」 [00:41]
    月見里シュティ:「ってことはつまり……それを晒してやれば」 [00:42]
    月見里シュティ:「連中も下らないゲームを止めざるを得なくなるってワケか……!」 [00:42]
    ツォルン・クピディ:「そういうコ・ト。アタシはそれだけで終わらせるつもりはないけどねぇ」 [00:42]
    ツォルン・クピディ:「アタシが苦しんだ分、今度はアンタ達に苦しんで貰って、不幸な目に遭って貰わないと♥」 [00:42]
    月見里シュティ:「……お前らの目的ぐらいは把握してる。ノヴァリスこっちを破壊するつもりだってのは」 [00:42]
    ツォルン・クピディ:「でもアンタとしても譲れない所はあるワケでしょ~?メサグラを終わらせたいのも、ラスターを倒したいのもそう」 [00:44]
    ツォルン・クピディ:「今は精々利用し合いましょうよぉ…?ね?その方が賢いと思わないかしらぁ~?」 [00:44]
    月見里シュティ:「……チッ。仕方ねえ……」 [00:44]
    月見里シュティ:「分かったよ。乗ってやる……今だけはな」 [00:44]
    ツォルン・クピディ:「よく分かってるじゃなぁい……じゃあ餞別よ」 [00:46]
    月見里シュティ:そう言って指を鳴らすと、シュティの手元に一本の武器が出現する。 [00:46]
    月見里シュティ:それは漆黒の刀。鞘には輪廻を象徴する蛇が刻まれ、どことなく不気味な気配を漂わせている。 [00:46]
    月見里シュティ
    ツォルン・クピディ:「それがラスターに勝つための力……抜けばアタシの力に適合できる代物よぉ」 [00:47]
    ツォルン・クピディ:「でも適性が無かったら自分のレネゲイドを喰われて終わり……ウッフフ、中々面白いギャンブルじゃなぁい?」 [00:47]
    月見里シュティ:「なるほどな……上等だ。乗ってやる」「これで……必ず奴を……!」 [00:48]
    月見里シュティ:必ず、どんな手を使ってでも勝つつもりでいた。その姿勢は変わらなかった。 [00:48]
    GM:「――話は済んだかな?」そこに別の人物の声が響く。 [00:49]
    月見里シュティ:「…! お、お前は…!?」 [00:49]
    モース・メデューズ:そこに姿を現わしたのは、2回戦でラスター達によって脱落させられた筈の生徒。 [00:50]
    モース・メデューズ:「待たされすぎて栄養が欠けつつある。少しぐらい補給させてくれ……」 [00:50]
    モース・メデューズ:「攻性症例218」「融和性食物摂取症」 [00:50]
    GM:――その手から展開され伸ばされた触手がシュティの肉体を抉り、その肉を引きちぎる。 [00:51]
    月見里シュティ:「が、ぁっ…!?て、めぇっ……また……!」 [00:51]
    モース・メデューズ:そして抉った肉をグチャグチャと咀嚼すると共に、その背に背負った十字冠の幻影の数が一つ増える。 [00:52]
    モース・メデューズ:見ればその口のような十字冠の周囲に、今まで喰らった分の生徒の十字冠の幻影が全て浮かんでいた。 [00:52]
    モース・メデューズ:「……あの時も思ったけど、同じエグザイルだからかエフェクト情報が自分でも知っているようなものばかりだ」 [00:52]
    モース・メデューズ:「それにキミの肉は筋張っていて噛みきりづらい。新鮮味がないね」 [00:53]
    TIPS:攻性症例218 融和性食物摂取症
    人肉以外の食物に対する強い拒絶体質であり、事実上それでしか栄養を得る事は出来ない。
    しかしその反面オーヴァードの人肉を摂取すると、自らの血肉との《融合》が発生して限定的ながらもその捕食対象のエフェクトを得る事が出来る。
    ノヴァリスにおいては自分の十字冠の周囲に幻影のようにその対象の十字冠が浮かび上がり、喰えば喰う程にその光景の悍ましさを増していく。
    月見里シュティ:「クソッ……!なんでコイツがここにいるんだ!」 [00:55]
    ツォルン・クピディ:「アタシが事前に誘ったのよぉ。願いが通らなかったってやる気無くしてたから」 [00:56]
    ツォルン・クピディ:「誘ってあげたらすぐに乗ってくれたわぁ」 [00:56]
    月見里シュティ:「じゃああの時もただヤケを起こしたワケじゃなかったのか……!」 [00:56]
    モース・メデューズ:「そういうことだね。まぁ今は協力者同士仲良くしようじゃないか」 [00:56]
    月見里シュティ:「2度も噛みついて来て何を言ってやがる……」 [00:57]
    モース・メデューズ:「しかしツォルン……だったかな。先に”アレ”を見てきたけど……中々興味深いじゃないか」 [00:57]
    モース・メデューズ:「少しはメサ主特典に期待したけど、イースターエッグも『十字冠を破壊する兵器』ですら叶えられないと来て失望していたが」 [00:57]
    モース・メデューズ:「あれはとても良い……キミの話が正しいなら」 [00:58]
    モース・メデューズ:「肉体は無理でも精神は殺せるし、死ねるじゃないか。皆に良い土産が作れそうだよ」 [00:58]
    月見里シュティ:「どういうことだ……?」 [01:00]
    ツォルン・クピディ:「見れば分かる…いや、もう出てくるかしらね?」 [01:00]
    ツォルン・クピディ:「この世界の曲解者。虚実を崩壊させた元凶。そして怪人どもアークトークにとっての女王クイーン [01:00]
    ツォルン・クピディ:「アタシたちの計画の要が…ね」 [01:01]
    ???:空間の奥。その先にある闇の中で悍ましき巨体が蠢く。 [01:03]
    ???:それは――自らの子を産み続けながら、不気味に鳴いていた。 [01:03]
    女王
    Ending『再会Ⅰ:彼女の決意。彼女の欲望ねがい
    GM:キミは戦いの中でその真の願いを明かした。 [21:34]
    GM:それはメサグラでは叶えられない。叶えられる筈もない。 [21:34]
    GM:十字冠の誓約をも覆す必要があるだろうほどの願い。5年前から諦める事の出来なかったもの。 [21:35]
    GM:そして決意を新たにしつつも、キミは一度またキミの日常へと戻ろうとしている。 [21:36]
    GM:スターとしての賞賛を受ける所からは一度離れ、キミは今…… [21:37]

    四方山 ウラク:「やあ」 [21:39]
    四方山 ウラク:メサイア学区の大通りを歩く二人組に、気さくな声色で声を掛ける。装飾過多な服装と、燃える様な赤毛が印象的な少女だ。 [21:39]
    四方山 ウラク:この学区にホームを持つ者ならば知らない者は居ないだろう”新星の中の新星の中の新星ノヴァー・オブ・ザ・ノヴァーズ・オブ・ザ・ノヴァーズ”の異名を持ち、タレントとして活躍する四方山ウラクの顔を。 [21:39]
    四方山 ウラク:だが……ウラクが声を掛けた貴女達はタレントとしての彼女の”仮面カオ”とは別の”カオ”を知っている。 [21:40]
    四方山 ウラク:「元気だった?」 [21:40]
    狩集ミコト:聞き間違える筈がない、懐かしい声に顔が向き表情が驚愕の色に染まる [21:41]
    ゼニート・ゼニス:「あら、あら、あら」 [21:41]
    ゼニート・ゼニス:「見違えたわね」 [21:41]
    狩集ミコト:「えっ…!?ウラク……だよね!」 [21:41]
    狩集ミコト:確かに立派になっている。あの頃はもう少し小さくて、少女らしすぎるのをちょっと気にしていたような記憶があるが [21:42]
    ゼニート・ゼニス:「あら、ミコト。知らなかったの? 今やメサイアで誰もが知ってるスーパースターになった、元ワイワイ係さんの今を」 [21:42]
    四方山 ウラク:「覚えていてくれたんだね」 [21:43]
    四方山 ウラク:元セイドウ生、出席番号8番”ワイワイ係”の四方山ウラク。 [21:43]
    四方山 ウラク:かつて在ったあの日、ただの目立ちたがりの賑やかしであった彼女の姿とは違う。 [21:43]
    四方山 ウラク:”スター”としての姿がそこにあった。 [21:43]
    狩集ミコト:「勿論知ってるけど、ジェネシスでも広告とか出てるの見るし…連絡は行ってたと思うけど何も返ってきてなかったから」 [21:43]
    狩集ミコト:「…その、”先輩”について…」 [21:44]
    四方山 ウラク:だが、同時に……貴女達は”あの日”の記憶も思い出すかもしれない。 [21:44]
    四方山 ウラク:”先輩”が倒れ、逃げ出すようにしてセイドウを去った”あの日”のウラクを。 [21:44]
    四方山 ウラク:「ああ、”先輩”ね」 [21:44]
    ゼニート・ゼニス:「連絡は行ってるわよね?」 [21:44]
    ゼニート・ゼニス:「今、途方もなく厄介なことになってるわ。当に現在進行系で」 [21:44]
    四方山 ウラク:「ああ、聞いているよ?星徒だなんて大変な事になっているね」 あまりにも気軽な、軽薄ともいえるような口調。 [21:45]
    狩集ミコト:あんな別れ方だったからこそ、もう会いたくもないのだと思っているのかと思ったが [21:46]
    狩集ミコト:どんな形であれ再会できた事は何より嬉しい [21:46]
    ゼニート・ゼニス:「ま、関われと言えるようなものでもありませんわね」 [21:46]
    ゼニート・ゼニス:「新生活、楽しんでくださいませな」 [21:46]
    四方山 ウラク:「はは、ありがとう」 [21:47]
    四方山 ウラク:「だけどね。僕だって君たちの事は気にかけているつもりだよ?」 [21:47]
    四方山 ウラク:「だから、一つだけ良い事を教えてあげるよ」 [21:47]
    狩集ミコト:「良い事…?」 [21:48]
    四方山 ウラク:「”先輩”の事は、もう気にしなくても・・・・・・・いい」 [21:48]
    四方山 ウラク:「全てを解決する鍵を、僕は見つけた」 [21:48]
    ゼニート・ゼニス:「…………」 [21:48]
    狩集ミコト:「……何をしてるのかは知らないけど」 [21:48]
    ゼニート・ゼニス:「忘却も、たしかにその1つではあるでしょうね」 [21:49]
    狩集ミコト:「危ないことなら今すぐに止めた方が良いと思うよ…」 [21:49]
    ゼニート・ゼニス:「全てを捨てる・・・・・・ [21:49]
    ゼニート・ゼニス:「悪いとはいいませんとも」 [21:49]
    四方山 ウラク:「ううん。逆だよ、ゼニちゃん」 [21:49]
    四方山 ウラク:「全てを拾って、全てを繋ぐ」 [21:49]
    四方山 ウラク:「あの日失った”先輩”も、バラバラになったセイドウの皆も」 [21:50]
    四方山 ウラク:「全てをあの日のまま、元通りにする方法だ」 [21:50]
    狩集ミコト:「まさか蘇らせるって言うつもり……?」 [21:50]
    ゼニート・ゼニス:「それは、解決・・とはいいません。断じて」 [21:51]
    狩集ミコト:「うん…それに私は直に会ったから分かる」 [21:51]
    ゼニート・ゼニス:「いいですか、セイドウは終わったのです。そして、それぞれが、それぞれの道を歩いている」 [21:51]
    狩集ミコト:「……私が会ったのは、確かに”先輩”だよ。認めたくない、ないけど……!」 [21:51]
    四方山 ウラク:「僕の”セイドウ”はまだ終わってはいない」 [21:51]
    ゼニート・ゼニス:「皆、あの日から進んでいるのですよ。その先の道は良かれ悪しかれですが、それでも進んでいる・・・・・ [21:51]
    狩集ミコト:「あれが偽物なら、あんなに辛くなんてならない……」 [21:52]
    狩集ミコト:「ウラク……」 [21:52]
    四方山 ウラク:「星徒ジャームとしての可能性ではない、本物の”先輩”が戻って来てくれたら、みんな喜んでくれるとは思わないかな?」 [21:52]
    ゼニート・ゼニス:「ワイワイ係ならば解るでしょう?」 [21:52]
    ゼニート・ゼニス:「全ては、後の祭り。終わったのですよ」 [21:52]
    狩集ミコト:「……ごめん。私は喜べない」 [21:53]
    ゼニート・ゼニス:「先輩、とて……」 [21:53]
    ゼニート・ゼニス:「決着のために終わらせるのです」 [21:53]
    狩集ミコト:「だってもう見てるから。……”先輩”じゃないけど、確かに一人、殺した、ところ……」 [21:53]
    狩集ミコト:「……そんなやり方を許したら……私はあの子に顔向け出来ないよ」 [21:54]
    四方山 ウラク:「…………。」 [21:54]
    四方山 ウラク:「現実主義リアリストのゼニちゃんだけじゃなく、ミコトまでそんな事を言うんだ」 [21:54]
    四方山 ウラク:「はあ……やっぱり、みんなとはこうなってしまうか」 [21:55]
    四方山 ウラク:「平行線だね。”あの日”からずっと、僕らの道は交わらない」 [21:55]
    ゼニート・ゼニス:「それはまた、違います」 [21:56]
    ゼニート・ゼニス:「私達の道は、別の方向に進んでいる。しかし、曲がりくねってややこしく。前に進めど時には迷い」 [21:56]
    ゼニート・ゼニス:「交わる・・・ [21:56]
    ゼニート・ゼニス:「人生とはそういうものです」 [21:57]
    狩集ミコト:「……うん。それに」 [21:57]
    狩集ミコト:「あの”先輩”は私たち全員に立ち向かって欲しいって、望んでるみたいだった……今は敵なのにちょっとおかしい話ではあるけど」 [21:58]
    狩集ミコト:「……だからきっと、ウラクも向き合わなきゃいけない時が来ると思う」 [21:58]
    ゼニート・ゼニス:「……ウラク、あなたがどこに向かっているのか、興味も理解もしませんが。その歩みはきっと、まっすぐなのでしょう」 [21:59]
    ゼニート・ゼニス:「けれども、辺りを見渡し、足を止めてみるのも、回り道を探してみるのも大事かもしれませんよ」 [21:59]
    ゼニート・ゼニス:「あなたはスーパースターになった、一番星になった」 [22:00]
    ゼニート・ゼニス:「ただ独り、天上に輝く孤高の星に」 [22:00]
    ゼニート・ゼニス:「頂点からあなたが更に見上げたその場所には、私はなにもないと思うのですよ」 [22:01]
    四方山 ウラク:「スーパースターか……」 「昔の僕であれば、飛び跳ねながら喜んだのだろうけれども」 [22:01]
    四方山 ウラク:「今の僕にとって”スター”は過程に過ぎない」 [22:01]
    狩集ミコト:「…星は皆、もう落ちちゃった後だもんね」 [22:01]
    四方山 ウラク:「あ~あ。ゼニちゃんは辛気臭くなっちゃうし、ミコトは説教臭いし」 [22:02]
    四方山 ウラク:「みんな、昔のままじゃあいられないみたいだね」 [22:02]
    ゼニート・ゼニス:「なにもかも、そういうものですよ」 [22:02]
    狩集ミコト:「…ごめん。色々ありすぎたんだ」 [22:03]
    ゼニート・ゼニス:「ノドスが現れ、外から様々な大人が訪れ、敵も味方もややこしく」 [22:03]
    狩集ミコト:「でもさ、気が向いたらまた皆に顔見せてあげてよ…ウラクがいたら皆もっと明るくなれると思うし」 [22:03]
    ゼニート・ゼニス:「……今のノヴァリスに、道標などはありません」 [22:04]
    ゼニート・ゼニス:「誰もが皆、北極星の導きなく、さすらいながら前へと進む旅人なのです」 [22:04]
    ゼニート・ゼニス:「ウラク」 [22:04]
    ゼニート・ゼニス:「後ろを向いて歩いていると、前に何があっても見落としますよ?」 [22:04]
    ゼニート・ゼニス:「星は、やがては燃え落ちる」 [22:05]
    ゼニート・ゼニス:「どうせ落ちるなら、未来がある方へと落ちなさいな」 [22:05]
    ゼニート・ゼニス:「………今のあなたの行く末には、奈落行きの落とし穴が見えますわよ」 [22:06]
    四方山 ウラク:「……その台詞、まるで”先輩”みたいだ」 [22:07]
    四方山 ウラク:「”先輩”の理想は君たちの中で息づいている……か」 [22:07]
    四方山 ウラク:「だとしても僕は、あの日、”先輩”の死に背を向けた僕は」 [22:07]
    四方山 ウラク:「決して……逃げる事を許されないんだ」 [22:08]
    四方山 ウラク:右手に蒼銀と漆黒の八咫烏が象られたメダルを持ち、正面に構える。 [22:08]
    狩集ミコト:「それ、先輩から預かってた……」 [22:09]
    四方山 ウラク:「そう……セイドウの校章」 [22:09]
    四方山 ウラク:「……思い出話はここまでだ。最後に君たちに面白い物を見せてあげるよ」 [22:09]
    四方山 ウラク:構えたメダルにウラクのレネゲイドが注がれる。 [22:10]
    System:【蒼灯ブルーフレア起動オン [22:10]
    System:【――――No8《セイドウメダル》】 [22:10]
    四方山 ウラク:「”先輩”が……僕ら全員が自分の脚で立ち上がれるようにと預けた力だ」 [22:10]
    四方山 ウラク:「僕はこの力で、”先輩”を蘇らせる」 [22:11]
    四方山 ウラク:ボアアアァァアッ!! 蒼炎が巻き上がり、ウラクの姿を隠す。 [22:11]
    四方山 ウラク:「じゃあね、皆。来たるべき日にまた会おう……!!」 [22:11]
    ゼニート・ゼニス:鼻で笑った。初めて、侮蔑の笑みを浮かべた。 [22:11]
    狩集ミコト:「そんな力が…っ、ま、待ってウラク!もうちょっと話ぐらい…!」 [22:12]
    ゼニート・ゼニス:「無駄よ、ミコト」 [22:12]
    狩集ミコト:伸ばしたその鉄の腕は空を切って [22:12]
    四方山 ウラク:蒼炎が掻き消えた時、その場にウラクの姿は無かった。 [22:12]
    四方山 ウラク:2人の言葉は彼女に届かず、熱気を含んだ風の中に消えていく。 [22:12]
    狩集ミコト:「……似てるんだ。あのウラクの眼……」 [22:12]
    ゼニート・ゼニス:「……ミコト、こんな童話を知ってるかしら?」 [22:13]
    ゼニート・ゼニス:「ある、カラスの童話よ」 [22:14]
    ゼニート・ゼニス:「そのカラスは、拾ったとも奪ったとも……いずれにしても、自分ではないもの・・・・・・・・の羽で自らを繕い、美しくなるという欲望を叶えた」 [22:14]
    狩集ミコト:「…でも結局は…どうなったの?」 [22:15]
    ゼニート・ゼニス:「最後には、その虚飾は全て剥ぎ取られて、元のカラスの仲間にすら相手にされなくなった」 [22:15]
    ゼニート・ゼニス:「先輩は、自分の足で立ち上がれとは言った」 [22:16]
    ゼニート・ゼニス:「けれども、自分を杖にし続けろとは絶対に言わなかった」 [22:16]
    ゼニート・ゼニス:「あの子は、まだ、独りで飛べない」 [22:17]
    ゼニート・ゼニス:「可哀想な、彩られたカラス」 [22:17]
    ゼニート・ゼニス:「……末路は目に見えている。けれど、ミコト」 [22:17]
    ゼニート・ゼニス:「私達は、笑ってワイワイ係を受け入れてあげましょうね。また、焼肉でもして」 [22:17]
    狩集ミコト:「……一人でなくてもまた飛べるように……だね」 [22:18]
    狩集ミコト:そう。心配ではあるが、私たちではこれ以上踏み込めない。 [22:19]
    狩集ミコト:……あの眼は”もういない相手”が思い詰めたときのものによく似ていた。あの子のように、あまり自分から己を追い詰めすぎないで欲しいと、強く願うしかなかった。 [22:20]

    四方山 ウラク:「……なんて言ってるんだろうなあ、ゼニちゃんたち」 [22:21]
    四方山 ウラク:2人が話す遥か頭上、高層ビルの屋上で四方山ウラクは眼下に広がる大都市を見ながら独り言つ。 [22:21]
    四方山 ウラク:「自分のものではない”借り物の翼”……ははっ、上等だよ」 [22:21]
    四方山 ウラク:「”借り物の翼”でどこまで飛べるか……今は僕自身も把握しきれていないけど」 [22:21]
    四方山 ウラク:「これは僕がやるべき事だ」 [22:22]
    四方山 ウラク:歩き行く人々の雑多な声を遥か真下に、ウラクは思索に臨む。 [22:22]
    四方山 ウラク:「彼女シュレムは『可能性がある』と言った」 [22:22]
    四方山 ウラク:「僕は一つ思い違いをしていたようだ……願いを叶える大きな力があって、運営がそれを制限しているのではない」 [22:23]
    四方山 ウラク:「メサイアグランプリとは”実験”だ。」 [22:23]
    四方山 ウラク:「運営もまた……力の扱い方を計りかねている……」 [22:23]
    四方山 ウラク:「ならば」 [22:23]
    四方山 ウラク:「その先の力を見つけるのは……僕であっても構わないはずだよね?」 [22:23]
    四方山 ウラク:「たとえそこに、どんな犠牲が生まれようとも」 [22:24]
    四方山 ウラク:「僕は”あの人センパイ”を取り戻す」 [22:24]
    四方山 ウラク:「終わりなんて、認められるわけがないだろ……」 [22:24]
    四方山 ウラク:その独白は、遥か蒼い空の下に消え [22:25]
    四方山 ウラク:次なる戦いゲームが幕を開く。 [22:25]
    Ending『回帰R:戻って来た日常……?』
    GM:キミは失意と怒りと、様々な感情を抱えながらもゲームを戦い抜いた。 [22:32]
    GM:しかし返ってきた結果はまたもキミからすれば不毛なゲームの仕切り直し。 [22:32]
    GM:結局、キミの居場所は戦場にしかないというのか。そう思いながらもキミが元の生活に回帰しようとしていた時。 [22:33]
    GM:キミの携帯に連絡が入った。相手は……ニスーロからだ。 [22:34]
    アーネスト・オースティン:「……もしもし?」 [22:34]
    ニスーロ・アヤフミ:「あ、繋がった!あのですねアーネストちゃん」 [22:35]
    ニスーロ・アヤフミ:彼女はいたっていつも通りだ。あんな負傷を受けていたとは思えないほどに [22:36]
    ニスーロ・アヤフミ:「今日ってカタコンベ前でのおはぎ販売…でしたよね…?なんか行ったよーな、行ってないよーなあやふやな感じで……」 [22:36]
    ニスーロ・アヤフミ:「記憶がすっぽり抜けてるっていいますか……」 [22:37]
    アーネスト・オースティン:「……全くもう、それ、何日前の予定よ」 [22:38]
    GM:――メサイアグランプリより脱落した者は、それらに関する記憶を全て失う。 [22:38]
    GM:そのルールが適用された結果なのだろう。 [22:38]
    アーネスト・オースティン:「ヤクでもやって記憶飛ばしたんじゃないでしょうね?」 [22:38]
    アーネスト・オースティン:「ま、いいわ。どうせいつだって売りにいくんだから」 [22:38]
    ニスーロ・アヤフミ:「え、そうでしたっけ!?あははー…もう老いを実感するとかイヤですよもー」 [22:39]
    ニスーロ・アヤフミ:「……それが、なんか気分も変っていうか……」 [22:39]
    アーネスト・オースティン:「マジでキめたの?」 [22:40]
    アーネスト・オースティン:「それで、どんな気分よ」 [22:40]
    ニスーロ・アヤフミ:「なんと言いますか……あんなすっごく大事に思ってた故郷ふるさとの発展とか……おはぎの売れ行きとか――」 [22:42]
    ニスーロ・アヤフミ:話している内に、その声はどことなく虚ろになっていき [22:43]
    アーネスト・オースティン:「…………」 [22:43]
    ニスーロ・アヤフミ:「――ぜんぶ、どうでもよく、なっちゃって……おはぎも、街の宣伝ブックとか、諸々、ぜんぶ、すて、ちゃって……」 [22:43]
    アーネスト・オースティン:「(願いは、賭け金・・・か……)」 [22:44]
    ニスーロ・アヤフミ:「……あれ、なんでこんなこと、思ってた、んでしたっ、け……」 [22:44]
    ニスーロ・アヤフミ:バタンッ。電話口の向こうで斃れた音が聞こえる [22:44]
    アーネスト・オースティン:「………」 [22:44]
    アーネスト・オースティン:「……」 [22:45]
    アーネスト・オースティン:「賭けたものは失う、道理っちゃ、道理よね」 [22:45]
    アーネスト・オースティン:それは、摂理・・だ、 [22:45]
    アーネスト・オースティン:だから、不条理とは思わない。理不尽とも思わない。 [22:46]
    アーネスト・オースティン:それを考えられなかった、自分とニス―ロが、愚かだっただけだ。 [22:46]
    アーネスト・オースティン:「……会いに行くか」 [22:46]
    アーネスト・オースティン:メサイアでは、昏睡状態は空き巣に抵抗できない程度の意味しかない。 [22:46]
    アーネスト・オースティン:そしいて、アーネストは [22:47]
    アーネスト・オースティン:自分にとっての日常の装いに身を包んで、ニス―ロの元へと向かった。 [22:47]
    GM:――結果として彼女は自分の部屋で倒れており、すぐに治療施設へと運ばれた。 [22:48]
    GM:検査結果としては「原因不明の昏睡」としか言いようがない。しかし特筆すべき点として [22:48]
    GM:ゆっくりながらも侵蝕率がニスーロの標準域から”下がっている”ことが挙げられた。上がるならともかく、これは珍しいことであるという。 [22:49]
    ニスーロ・アヤフミ:そして今彼女は静かに病室のベッドで寝かされている。 [22:49]
    アーネスト・オースティン:これが、不幸なのか、幸福なのか。 [22:50]
    アーネスト・オースティン:アーネストには分からない。リエラハザードで生まれたオーヴァードであるアーネストにとって、オーヴァードであることは、まず、不幸だ。 [22:51]
    アーネスト・オースティン:現実という悪夢に二度と還らないで済むのなら、それはそれで、1つの救いではあろう。 [22:51]
    アーネスト・オースティン:しかし、されど [22:51]
    アーネスト・オースティン:アーネストがメサイアで帰る日常・・・・ [22:52]
    アーネスト・オースティン:今、この時、本当に喪われたのだ。 [22:52]
    アーネスト・オースティン:―――ニス―ロへのロイスを、タイタス化しました。 [22:52]
    アーネスト・オースティン:友達を失うのには、慣れている。 [22:53]
    アーネスト・オースティンその落とし前・・・・・・を払わせるのにも、慣れている。 [22:53]
    アーネスト・オースティン:「………上等じゃない」 [22:53]
    アーネスト・オースティン全ての願いを否定する・・・・・・・・・・・ [22:54]
    アーネスト・オースティン:そして [22:54]
    アーネスト・オースティン:「…………待ってなさいよ」 [22:54]
    アーネスト・オースティン:起きた時、彼女は自分をどう思うだろうか [22:54]
    アーネスト・オースティン:いずれにしても、生ぬるい魂では、戰場には立てない。 [22:55]
    アーネスト・オースティン:しかし、二度と会わずとも、その絆は喪われても、残っている。 [22:55]
    アーネスト・オースティン:喪われ、残ったそれこそが誓い・・だ。 [22:55]
    アーネスト・オースティン:アーネストは、静かにその場を去り。 [22:56]
    アーネスト・オースティン:行きつけの闇医者へと連絡を取った。 [22:56]
    アーネスト・オースティン:―――十字冠加護に抵触しない限界までの眼球改造・・・・ [22:56]
    アーネスト・オースティン:それが、アーネストの、新たな力となり。 [22:57]
    アーネスト・オースティン:………全てを壊す道を、開くだろう。 [22:57]
    GM:「――また悲しむべき事が起きてしまったのですね。ご友人……」そこにかけられる、声 [22:58]
    リーデレ・ティクヴァー:見れば、窓からあの犬が侵入してきていた。 [22:58]
    リーデレ・ティクヴァー:「しかし既に覚悟は固まっている様子。素晴らしい……私から何か出来るような事はありますか」 [22:59]
    アーネスト・オースティン:「次のチップ・・・・・ [22:59]
    アーネスト・オースティン:「それだけでいい」 [22:59]
    リーデレ・ティクヴァー:「承知しました。しかし少しお待ちを。具体的には……次のゲーム開始直前までには、ご用意致しますので」 [23:00]
    アーネスト・オースティン:「……ああ、それと」 [23:00]
    アーネスト・オースティン:「出来るなら」 [23:00]
    アーネスト・オースティン:「デモンズシード・・・・・・・ [23:00]
    リーデレ・ティクヴァー:「少しばかり……友人達の争いが起きているようですので。止めなければ」 [23:01]
    リーデレ・ティクヴァー:「ほう」 [23:01]
    アーネスト・オースティン:「あたしは、超血統の特筆性Dロイスを持っていて、並のピュアの限界以上に、光の銃の火力を出せる」 [23:01]
    アーネスト・オースティン:「あのババァから受け取ったベルトで、その威力は更に伸びてる……でも、足りない・・・・ [23:02]
    アーネスト・オースティン:「もう一つ、伸ばす」 [23:02]
    リーデレ・ティクヴァー:「その貪欲さ。花丸に値するものですね……良き仲間を失い、枷が外れたというところでしょうか?」 [23:02]
    リーデレ・ティクヴァー:「ならばその心に応え、私も導きましょう。素晴らしき”ダブルクロス”。アーネスト・オースティン」 [23:03]
    アーネスト・オースティン:「こちらこそ、ご友人」 [23:03]
    リーデレ・ティクヴァー:「このリーデレ・ティクヴァーが、必ず……」 [23:03]
    アーネスト・オースティン:「あんたの導く先が地獄であっても、裏切りが待ち受けているとしても、全てが無駄に終わるとしても」 [23:04]
    アーネスト・オースティン:「最悪」 [23:04]
    アーネスト・オースティン:「あたしは友達を止めれなかった罪を、友達と同じ目にあう罰で償うだけだからね」 [23:04]
    アーネスト・オースティン:「失うものはなにもない・・・・・・・・・・ [23:04]
    アーネスト・オースティン:「あたしの戦いに、天国篇はない。あたしにベアトリーチェは存在しない」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「底のない地獄か、焼かれ続ける煉獄か」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「その、最果てまで」 [23:06]
    アーネスト・オースティン:「導いてご覧なさい、あたしの先生ウェルギリウス [23:06]
    リーデレ・ティクヴァー:「辿り着くのは最も深き”裏切り”の氷獄というわけですか、面白い」 [23:07]
    リーデレ・ティクヴァー:「ええ。あなたが良き生徒ダンテであるならば、必ず」 [23:07]
    GM:そう言って犬は微笑んだ。動物としては不自然過ぎる程、”人間的”な笑みで。 [23:08]
    アーネスト・オースティン:それを、アーネストはこう判断する [23:08]
    アーネスト・オースティンの笑みと。 [23:09]
    アーネスト・オースティン:だが、自分には相応しい。かつては戦争の犬、今は犬の犬。 [23:09]
    アーネスト・オースティン:……それでいい。その果てに、願いがかなわないとしても、待ち受けるのは友と同じ末路なだけ・・なのだから…… [23:09]
    Ending『慚愧A:譲れない想い』
    GM:キミもまた日常に戻る。…結果としてはあまり良いものを得られていないのが実情だ。 [23:15]
    GM:キミの求める相手は今も苦しみ続け、様々な事情に雁字搦めにされている。 [23:15]
    GM:しかしそれでも、どうしてもキミとしてはしてあげなければならない事が山ほどある。今言えるのはただそれだけだった。 [23:16]
    GM:そして少しの間空けてしまっていた店へ、キミは戻る。 [23:16]
    白い社会人:……そこには、あの男がいた。後悔を湛え、悲しげにキミの成果物を見つめている。 [23:18]
    廿楽木ルウ:まるでここを留守にしていた間の、小さな世界の外で行われていた大きなゲームは [23:21]
    廿楽木ルウ:すべて夢であったかのように、壁も内装もその佇まいが取り戻されていた。 [23:22]
    廿楽木ルウ:中で立ち尽くす彼だけが、異を放つかのように浮き彫りになってしまう程に。 [23:22]
    廿楽木ルウ:「……」店の扉を後ろ手にそっと閉じて入る [23:24]
    廿楽木ルウ:硝子のベルが今にも壊れてしまいそうな空気から覚めさせてしまわぬよう……そんな願いから。 [23:24]
    白い社会人:「……昔から手先は器用だったね。こういう店を始めるのも、納得が行った」 [23:26]
    白い社会人:気付いてはいるが、キミを見ようとはせずに時計を手に取る。 [23:26]
    廿楽木ルウ:「……はい。あなたと私を繋いでいたのも、このような由縁で御座いましたね」 [23:27]
    白い社会人:「キミには卒業まで静かに過ごしていて欲しかった。こんな寄り道なんて、させたくなかった」 [23:27]
    白い社会人:「……あの槍。まだ律儀に持っていたなんて」 [23:29]
    白い社会人:あの決戦の場を、少しだけ見ていた。あの閃光も、紅雷も目撃した。 [23:29]
    廿楽木ルウ:「不要なものであれば、いっそどこかに棄てられていたほうがマシだったと?」 [23:31]
    廿楽木ルウ:「……いえ。これはむしろ、どこか安心してしまっているのかもしれませんね」払うようにしてかぶりを振る [23:31]
    廿楽木ルウ:「私があれをどれほどの苦しみと慰めにしたかなどよりも……」 [23:32]
    廿楽木ルウ:「……あなたが、あれにそこまでの執着を抱いていなかった事を」 [23:32]
    廿楽木ルウ:「…………ほんとうに、浅ましい限りの身で御座います」 [23:32]
    白い社会人:「いや、そうじゃない」「……おれが残してしまっていなかったら、こうして会いに来ることもなかったのかって」 [23:33]
    白い社会人:「……そう、思っただけ」 [23:34]
    白い社会人:「執着がない、ってのは…うん。その通りかもしれない」 [23:35]
    白い社会人:「……むしろ、あまり見たくなかったぐらいだ」「キミを、傷つけかけた象徴なんだから」 [23:36]
    GM:だからこそあの時も撃てなかった。 [23:38]
    GM:結果的に相手が傷つく事を少しでも意識するだけで、手が震えた。 [23:38]
    廿楽木ルウ:「行きました」 [23:38]
    廿楽木ルウ:「それでも……私は行っていたと思うのです」 [23:38]
    廿楽木ルウ:「忘れられているものだと。探してもどこにも無いものだと信じ切っていたはずが」 [23:39]
    廿楽木ルウ:「あの日、また出会えたのですから」 [23:39]
    廿楽木ルウ:「……むしろ、槍が無ければ、今頃ここには居られなかったのかもしれません」 [23:39]
    廿楽木ルウ:「あれがそれほどまでの危険な空気を孕んだゲームであることは、私にも感じ取れておりましたから」 [23:40]
    白い社会人:「…分かってるなら…っ……もういいだろうっ……」 [23:41]
    白い社会人:「…ゲームの仕切り直しのことは、こっちも聞いてる……」 [23:42]
    白い社会人:「…降りるなら、もうここが最後のチャンスのはずだ」 [23:42]
    白い社会人:「もう、これ以上は……アイツが来る……」 [23:42]
    廿楽木ルウ:「……」室温が僅かに上がった錯覚をおぼえ、その長い睫毛が伏せられる [23:42]
    白い社会人:手が震え、最悪の可能性を想像する。 [23:43]
    白い社会人:「……そんなに駄目なのか。見捨てて欲しい。見なかったことにして欲しいと頼むのは」 [23:43]
    白い社会人:「おれが幾ら拒絶しても」 [23:44]
    白い社会人:「……諦めて、くれないのか」 [23:44]
    廿楽木ルウ:「……だって」 [23:49]
    廿楽木ルウ:「私は、いまだに迷っていますっ」 [23:49]
    廿楽木ルウ:「あのとき手を伸ばした事が間違いではなかったのかと……!」 [23:50]
    廿楽木ルウ:「他に誰か大切な人を残したままなのかもしれないのに……それだってまだ謝れていない!」 [23:50]
    廿楽木ルウ:「私はまだ……勇気を出せなかったあの頃の私を……」 [23:50]
    廿楽木ルウ:「それを確かめるのが……そんなに駄目なのですかっ!」 [23:51]
    廿楽木ルウ:瞳に雫を堪える。だがそれでも [23:52]
    廿楽木ルウ:どうにか前だけは……彼の見えない瞳の奥だけは、必死に捉え続ける事が出来たのだ。 [23:52]
    白い社会人:その悲しみを湛えた瞳で見つめられ、微かに視線を逸らし [23:54]
    白い社会人:「――ごめん。もう嫌なんだ。おれが、おれが居たせいで」 [23:54]
    白い社会人:「キミまで”姉ちゃん”みたいになるのは……」 [23:54]
    廿楽木ルウ:「……?」目尻を両の白い袖で拭う、恥も外聞もない姿のなか。途端に頭が疑問で埋まる [23:56]
    GM:そこへ―― [23:56]
    GM:「あらぁ~。何処ほっつき歩いてるのかと思ったらこんな所にいたのねぇ…?79th?」 [23:57]
    GM:そんな甲高い気色の悪い声が響くと [23:57]
    白い社会人:「っ……!?」 [23:58]
    ツォルン・クピディ:その相手の影から抜け出るように姿を現わしたもう一人の社会人が、その首を掴み上げるように持っている。 [23:58]
    白い社会人:「や、やめて…くれ…この子は、関係ない……!」 [23:59]
    廿楽木ルウ:「えっ──」 [23:59]
    廿楽木ルウ:「……やっ……いや、離して……」 [23:59]
    廿楽木ルウ:「アンドさんを、離してください……!」 [23:59]
    ツォルン・クピディ:「何よいきなり~…なぁんて、ぜぇーんぶ知ってるんだけれどねぇ?」 [00:00]
    ツォルン・クピディ:「やぁねえノヴァリスこっちの女どもは……ちょっとのことでキャンキャン喚いちゃって」 [00:00]
    ツォルン・クピディ:「コイツはこっちのな・か・まよぉ~?何ら文句の付けようもないでしょうに」 [00:01]
    ツォルン・クピディ:白々しく声を上げながら、その首を締め上げて [00:01]
    ツォルン・クピディ:「それにコイツ…アタシの薬なしじゃもうまともに正気だって保てないんだからぁ」 [00:01]
    ツォルン・クピディ:「見たでしょうアンタも。コイツがアンタを殺しかけたところ」 [00:02]
    廿楽木ルウ:「──────」 [00:02]
    廿楽木ルウ:愕然。 [00:02]
    廿楽木ルウ:全身から力が抜け、ぺたりとその場に崩れ落ちる。 [00:03]
    廿楽木ルウ:「……なん、で……アンドさん……だって、今まで一言も」 [00:03]
    廿楽木ルウ:「なんでえっ……?!」 [00:03]
    白い社会人:「っ…や、めろ…手だけは出さないでくれ!頼むから!」 [00:03]
    白い社会人:「計画にも幾らでも付き合う!だから、だから……!」 [00:03]
    白い社会人:「…知られるわけには、行かなかったの、にっ…」 [00:03]
    白い社会人:悲痛な声で相手にそう懇願している。それだけ恐ろしい相手であるのだろうか [00:04]
    廿楽木ルウ:眩暈がする。秒針はそこらで正しく回っているはずなのに、ひとつも真っ直ぐに見えない。 [00:04]
    廿楽木ルウ:「…………せいだ」 [00:04]
    廿楽木ルウ:「わたしの、せい……あのとき、私が奪ったから──……」 [00:05]
    ツォルン・クピディ:「アッハハハ!その顔よその顔!そういうのが欲しかったのよぉ!」 [00:06]
    ツォルン・クピディ:「――でも、まだまだ足りなぁい…♥」 [00:06]
    ツォルン・クピディ:「アタシが受けに受けた苦痛の分だけ、アンタ達女ども全てに」 [00:06]
    ツォルン・クピディ:「泣いて這いつくばらせるぐらいのとびきりの不幸を与えてやらないと……」 [00:07]
    白い社会人:「ごめ、ん…ルウの、せいじゃない……やっぱりおれが、おれがいたから……」 [00:08]
    廿楽木ルウ:「あぁ……あ、ぁああ……ァ……ああ……!」上がったはずの室温はすっかりと凍え、全ての熱を彼女から奪い去り [00:09]
    廿楽木ルウ:時計の針より早く、寒さで歯がカチカチと鳴り続ける。 [00:09]
    廿楽木ルウ:「…………ごめんなさい」ポツリと [00:10]
    廿楽木ルウ:「ごめんなさい、ごめんなさい……!アンドさん……私、わたしっ……」 [00:10]
    廿楽木ルウ:蹲り、頭を抱えながら身体を伏せる [00:11]
    廿楽木ルウ:愚かにもまだその身を守るかのようにして [00:11]
    ツォルン・クピディ:「プ、ククッ…そんなに心配ならゲーム、続けてみればいいんじゃなぁい?」 [00:11]
    ツォルン・クピディ:「――すぐにアタシ達が、ぶっ壊しに行ってあげるんだから…♥」 [00:11]
    ツォルン・クピディ:《瞬間退場Ⅱ》二人は纏めて影の中に姿を消していく。 [00:12]
    白い社会人:「だめ、だ……それ、だけは……」 [00:12]
    白い社会人:悲嘆に染まるキミだけを置いて、その姿は消え去った。 [00:12]

    廿楽木ルウ:──どれだけの時間が経ったのか。 [00:16]
    廿楽木ルウ:歯車は60の数を刻み終えても規則正しくカチコチと響き続ける。 [00:17]
    廿楽木ルウ:だがそれはかえって……まるで、悠久に同じ刻を過ごし続けるかのように錯覚させた。 [00:18]
    廿楽木ルウ:まさしく、この8年はそう過ぎ去ったのだから。 [00:19]
    廿楽木ルウ:……どれだけの時間が経ったのか。 [00:19]
    廿楽木ルウ:「……あれがツォルン・クピディ」 [00:22]
    廿楽木ルウ:「恐らくはウルムさまの仰っていた、アンドさんを囚えているノドス・チルドレン」 [00:23]
    廿楽木ルウ:可憐な機械技師の思考が、音のない歯車のように冷静な駆動を始める。 [00:20]
    廿楽木ルウ:「私の罪は明かされた」 [00:24]
    廿楽木ルウ:「私の傲慢が彼の喉を刺し」 [00:24]
    廿楽木ルウ:「私の怠惰は現実となった」 [00:25]
    廿楽木ルウ:「……ああ、だからこそ。今度こそは私の欲望(ねがい)だ」 [00:26]
    廿楽木ルウ:「血も肉も要らない」 [00:26]
    廿楽木ルウ:「取引できる悪魔などいない」 [00:27]
    廿楽木ルウ:「私は私に全てのを捧げ」 [00:27]
    廿楽木ルウ:そっと目を閉じ思い返す。幾ばくかの逡巡のあと、迷いなく開かれた炎の瞳は。 [00:28]
    廿楽木ルウ:「────あの人を助けると、決めたのですっ」 [00:28]

    廿楽木ルウ:「白い社会人 願い/○執着」を「ノドスチルドレン:アンド ○願い/罪悪感」に変更したのちSロイスに指定します [00:28]
    Ending『安寧S:星に願いを』
    GM:キミもまた日常へと帰った。 [00:30]
    GM:姉のための、二人の為の願いを叶えられなかったのは残念だが、次は勝てばいい。 [00:30]
    GM:とても単純な話だ。そうすればあの人は喜んでくれる確信がある。 [00:31]
    サスキア・レクテューレ:家に戻ったキミを、彼女は少し心配しつつも微笑んで出迎えてくれる。 [00:32]
    サスキア・レクテューレ:「おかえりなさい……ゲームのことについては聞いたわ」 [00:32]
    メルム・レクテューレ:「うん……ごめんなさい……」負けたことは、後からじわじわと心を蝕んで [00:32]
    サスキア・レクテューレ:「まさかやり直しなんて……あのまま勝負を付けていれば、あなたが勝つ可能性も十分あったのに」 [00:33]
    サスキア・レクテューレ:「ううん。あなたが気にすることなんて一切無いわ」 [00:33]
    サスキア・レクテューレ:キミを責めることはせず、そっと抱きしめて [00:33]
    メルム・レクテューレ:「そう、だけど……あの場で勝つっていうのは、無理にでも味方になった子達と争うことだったし…」 [00:33]
    サスキア・レクテューレ:「悪いのは…ええ、そうね。あなたの勝利を認めず、邪魔ばかりする相手が悪いの」 [00:34]
    サスキア・レクテューレ:「参加者であれ、外部の人間であれ」 [00:34]
    メルム・レクテューレ:「……姉さん」柔らかな身体と、その温かさに、戸惑いながら [00:34]
    サスキア・レクテューレ:「あれではメルムが辛いだけだわ……」 [00:34]
    メルム・レクテューレ:「そんな、こと……」 [00:34]
    サスキア・レクテューレ:「……でも任せて?私のほうでどうにか出来るかもしれないから」 [00:35]
    メルム・レクテューレ:「ううん、姉さんの役に立てないことは辛い、けど……」 [00:35]
    メルム・レクテューレ:「なんとか……っていっても、サポーターって少し手助けするくらい、じゃないの?」少しきょとんとして [00:35]
    メルム・レクテューレ:「勿論、勝ちたい、勝って、姉さんのために……」 [00:36]
    サスキア・レクテューレ:「出来るのよ。私ならね」 [00:36]
    サスキア・レクテューレ:「これは二人の戦いなんだから。私にも手伝わせて?」 [00:36]
    メルム・レクテューレ:「うん、そうだね二人で一緒に、戦うなら……」出来るというなら、それを疑わない [00:37]
    メルム・レクテューレ:そこにあるのは確かな信頼 [00:37]
    メルム・レクテューレ:否、確か程度では無い狂的に信じてる、誰よりこの人を [00:38]
    サスキア・レクテューレ:「ふふ、なら決まりね。良い結果を期待していて」 [00:39]
    サスキア・レクテューレ:「…っと、折角帰って来たばかりなのに戦いの話ばかりじゃ疲れちゃうわよね」 [00:39]
    サスキア・レクテューレ:「ご飯出来てるから一緒に食べましょう?今日はね、あなたの好きなもので揃えてみたの」 [00:40]
    メルム・レクテューレ:「……ソレに見合うよう頑張るね」 [00:41]
    メルム・レクテューレ:「ん、そっか、なんだか情けない結果だったけど… 」 [00:41]
    メルム・レクテューレ:「……嬉しい」 [00:42]
    サスキア・レクテューレ:「…今だけはいつも通りに過ごしましょう?貴重な時間なんだから」 [00:42]
    サスキア・レクテューレ:「辛いことは全部忘れて…ね?」 [00:42]
    メルム・レクテューレ:「うん、今……だけは」 [00:42]
    メルム・レクテューレ:「情けなさも、つらさも、全部……」 [00:42]
    メルム・レクテューレ:そっと手を握る [00:43]
    メルム・レクテューレ:部屋の中、食卓に座るまでの少しの間だけだとしても [00:43]
    メルム・レクテューレ:振れていたいというように [00:43]
    サスキア・レクテューレ:優しく微笑んでキミの意図を察し、そっと握り返してくれる。 [00:47]
    サスキア・レクテューレ:キミにはその限りない愛を注いでくれていた。何も、変わることなどなく。 [00:48]
    メルム・レクテューレ:「……ん」言葉もなくそう返してくれるのが嬉しい [00:48]
    メルム・レクテューレ:食卓に並ぶ簡素なものたち、温かなスープも、変哲も無いサラダも、近所で買えるようなパンも、ほんの少しだけ特別なお肉を焼いたのも [00:48]
    メルム・レクテューレ:変わらない愛情を感じられる [00:49]
    メルム・レクテューレ:当たり前を、苦しかった日々には得られなかったそれが、どうしようもなく好きで [00:49]
    サスキア・レクテューレ:その間も他愛のない話をした。何でも無いようなこと。楽しい事も、辛いことも、悲しかったことも。 [00:51]
    サスキア・レクテューレ:キミがこれまで衝動という形で吐き出すしかなかったものを、彼女は全て受け入れ、共有してくれている。 [00:51]
    メルム・レクテューレ:それは温かくて甘い時間で [00:52]
    メルム・レクテューレ:必ずこれに応えなければ、返さなければいけないと心にきめる [00:52]
    メルム・レクテューレ:「……姉さん、ありがとうね」だから言葉にする [00:53]
    サスキア・レクテューレ:「どうしたのいきなり?」お礼なんて必要無いのに。と微笑みながら [00:54]
    サスキア・レクテューレ:お揃いのマグカップに注いだ珈琲をそれぞれ置き [00:54]
    メルム・レクテューレ:「貴方が居てくれたから……私はこうしていられるから」 [00:54]
    メルム・レクテューレ:「……当たり前に過ごして、こうして話せて、幸せなの」 [00:54]
    メルム・レクテューレ:湯気の立ち上るマグカップを手に取って [00:55]
    メルム・レクテューレ:舌をやけどしたこともあったなって思いながら口をつけて [00:55]
    メルム・レクテューレ:「美味しいよ、姉さん」”懐かしい”その味を確かめて微笑む [00:56]
    サスキア・レクテューレ:「ふふっ。いつもと変わらないと思うけど……」 [00:56]
    サスキア・レクテューレ:「……お礼を言いたいのはこっちのほう。今だって、こんな私の為に健気に頑張ってくれてる」 [00:57]
    サスキア・レクテューレ:「それが何より嬉しいし、愛おしいわ」 [00:57]
    メルム・レクテューレ:「私にとって、それが全てだから」 [00:58]
    メルム・レクテューレ:「何があっても……私は姉さんのために頑張る」 [00:58]
    メルム・レクテューレ:「それが私に愛しいと言ってくれる姉さんに返せる唯一だから」 [00:58]
    メルム・レクテューレ:その時間は夢のように幸せで [00:59]
    メルム・レクテューレ:時が止まったように、ただそこに [01:00]
    サスキア・レクテューレ:実際、その時間は夢幻の如く過ぎていって [01:00]
    サスキア・レクテューレ:キミが寝床に入る時も、彼女は傍で見守ってくれていた。 [01:01]
    サスキア・レクテューレ:「……お互いに……頑張りましょう。辛いことも、苦しい事も、あるかもしれないけど……」 [01:01]
    メルム・レクテューレ:「うぅ流石に寝顔を見られるのは恥ずかしいんだけど……」そう言いながらも離れることもまた嫌がるようで [01:02]
    メルム・レクテューレ:「……うん頑張ろう、一緒に。どんなに辛くて苦しくても姉さんと二人なら」 [01:02]
    サスキア・レクテューレ:「ふふっ。いいじゃないそのぐらい……とても可愛いんだから」「……ええ。きっと叶えられる。そうすれば」 [01:03]
    サスキア・レクテューレ:「……幸せにまた眠れるときが来るわ。ずっと、いつまでも、いつまでも……」 [01:03]
    サスキア・レクテューレ:その囁くような声に、キミもまた眠りに落ちていく。 [01:03]
    メルム・レクテューレ:そう聞こえるだけで幸福を感じながら、微睡んで [01:04]
    メルム・レクテューレ:ゆっくりと深い夢の中へ [01:04]
    GM:……それを見届けると、ベッドから離れ、立ち上がる。 [01:05]
    サスキア・レクテューレ:「……待っていてね。私も、頑張るから」 [01:05]
    サスキア・レクテューレ:「あなたの勝利を妨げるものは、何だって許す気はないから」 [01:06]
    サスキア・レクテューレ:「……そう、ね。まずは外野から邪魔をしてくる奴らを片付けないと」 [01:07]
    GM:その目には危険な光があった。無限があり、夢幻があった。 [01:08]
    GM:そして、その、冠は―― [01:08]
    MasterScene『暗闇N:やがて星がふる』
    GM:灰色の空の切れ間から差し込んだ頼りない日差しが、崩れた白い外壁を照らす。 [21:28]
    GM:紅の海を臨む朽ち果てた校舎の片隅。最早誰も感心を持たなくなった廃教室にて。 [21:28]
    GM:その日は人を蹴り付ける鈍い音が響いていた。蹴り飛ばされ、軽く吹き飛んだその体が重ねられた机や椅子へ激突し雪崩のように崩れる。 [21:29]
    狩集アンド:その衝撃に少年は呻く。その体は最早原型を留めているのか怪しいほどに機械化されていた。 [21:29]
    狩集アンド
    狩集アンド:「う、ぐぅっ……!止めて……どうか止めてくれっ……!」 [21:29]
    狩集アンド:「何をしていたか黙っていたのは謝る!お、れは……どうなったっていい……!」 [21:29]
    狩集アンド:「だからルウだけは巻き込まないでくれっ…!頼む。おれがこのまま脱落させるから計画の邪魔だってさせないっ…!」 [21:30]
    狩集アンド:どうせ計画は誰か他の生徒に邪魔されて失敗する事を確信していた。しかし、あの少女だけは守らねばならなかった。 [21:30]
    狩集アンド:恥も外聞も捨て去り、ただただ頭を下げて懇願する。 [21:30]
    ツォルン・クピディ:それを全身に刺青を施した生徒が蛇のような笑みを浮かべ、愉悦を以て聞いていた。 [21:30]
    ツォルン・クピディ
    ツォルン・クピディ:「まっさか今の今までアンタなんかが外とのロイスを残してたなんてねぇ~?」 [21:30]
    ツォルン・クピディ:「傑作じゃないのぉ……そうねぇ、どうせなら全員不幸にしてやりたかった所だけど」 [21:31]
    ツォルン・クピディ:「……いいわよぉ?アンタの働き次第じゃ考えてやっても」 [21:31]
    狩集アンド:「……ほん、とうか……」 [21:31]
    ツォルン・クピディ:「ええ?アタシ嘘だけは付かないもの」「まぁここで逃がした所でいずれは……」 [21:32]
    GM:そこに突如背後から響く発砲音。射出された魔眼の槍。 [21:32]
    GM:奇襲に近い形で放たれたそれを、男は軽く首を傾け軽く頬を切る程度で躱す。 [21:32]
    ツォルン・クピディ:「……42ndッ!アタシの美しき顔に傷を付けるんじゃないわよ!」 [21:33]
    ウルム・アニマスフィア:「それは失礼。本当は首を吹き飛ばしてこの教室で晒し者にしてやろうかと考えてたんだけど」 [21:33]
    ウルム・アニマスフィア:「それは彼女らがやるために取っておこうと思ってね」 [21:33]
    ウルム・アニマスフィア
    狩集アンド:「お前……なんで……」 [21:33]
    ウルム・アニマスフィア:「見るに見かねて来た訳じゃない。どうせキミも僕も死ぬ。それは変わらない」 [21:34]
    ウルム・アニマスフィア:「ただ、目の前の僕と同レベルのクズがラスター達の邪魔をするのだけは許せないだけさ」 [21:34]
    ウルム・アニマスフィア:「28th。死すべき部外者NPCが部を弁えずに出しゃばらないでくれるかな?」 [21:34]
    ツォルン・クピディ:「ハッ、言ってくれるじゃないの。幻覚でも見てる自殺志願者が」 [21:34]
    ツォルン・クピディ:「アンタその割に27th……薔薇崎ちゃんとは馴れ合ってたじゃないの。どういう心変わり?」 [21:34]
    ウルム・アニマスフィア:「心外だな。僕は最初から変わっていない……ただ彼は煽てておいた方がいい具合に動いてくれるだけさ」 [21:35]
    ウルム・アニマスフィア:「敗北を決定づけられた道化としてノヴァリスの生徒らに成功体験を与え」 [21:35]
    ウルム・アニマスフィア:「その悪行から少しずつ向こう側で『僕達は殺されても仕方の無い悪』という空気を作ってくれる」 [21:35]
    ウルム・アニマスフィア:「ある種最高の宣伝材料なのさ。ネガティブキャンペーンの、だけどね」 [21:35]
    ツォルン・クピディ:「立派な裏切り表明だこと。……アンタ自分が何言ってるか分かってるワケ?」 [21:36]
    ウルム・アニマスフィア:「分かっているとも」「『全員で運命を受け入れ、素晴らしき彼女らの輝きを増すための踏み台となる』」 [21:36]
    ウルム・アニマスフィア:「それこそ僕の欲望さ」 [21:36]
    狩集アンド:「…やっぱりそれが運命なのか…?」「現在情勢から計算して、勝利確率は0%……それが確実だった……」 [21:37]
    GM:「――嗚呼……親愛なるご友人達……ここにお揃いでしたか」 [21:37]
    GM:その時また一つ別の声が響く。 [21:37]
    リーデレ・ティクヴァー:現れたのは白いスーツを身に纏った長身の生徒だった。 [21:37]
    リーデレ・ティクヴァー
    ツォルン・クピディ:「ハァ~……話の通じないのが増えたわね。こっちは顔はいいけれど」 [21:38]
    狩集アンド:「16th……」 [21:38]
    リーデレ・ティクヴァー:「ご友人、ウルム・アニマスフィアもご友人、ツォルン・クピディも」 [21:38]
    リーデレ・ティクヴァー:「友である私たちが争って何の意味があるというのでしょう。ここは共に手を取り合って……」 [21:38]
    GM:ザシュッ。そう語っていた男の心臓に射出された魔眼槍が突き刺さる。 [21:39]
    ウルム・アニマスフィア:「何他人事みたいに話しているんだ」 [21:39]
    ウルム・アニマスフィア:「優先的に死ぬべきなのは28thもそうだが……キミもだよ。16th」 [21:39]
    ツォルン・クピディ:「生ぬるく薄っぺらい言葉だけ並べられても響かないのよね~~~!」 [21:39]
    リーデレ・ティクヴァー:「おやおや、嫌われてしまっているようですね……」「ご友人。あなたの思想には一部共感致しますが……『今はその時ではない』」 [21:40]
    リーデレ・ティクヴァー:「私には”責任”を以て導かねばならない相手がいるものですから……」 [21:40]
    リーデレ・ティクヴァー:槍は体を貫通しその白いスーツを紅に染め、体内にかかった重力で骨や臓器が砕ける音がするが [21:40]
    リーデレ・ティクヴァー:男は何ら動じる事無く温和な笑みを浮かべ続けている。 [21:40]
    ウルム・アニマスフィア:「例の”先生ごっこ”かい?だったら職員室と進路指導室に謝罪すべきだね」 [21:41]
    ウルム・アニマスフィア:「あれはキミ如きが目指して良い役割じゃないんだよ」 [21:41]
    ツォルン・クピディ:「は~ぁ…ホント盛り下がっちゃうわぁ。雑魚が集まるとこうも面倒でしかないのねぇ」 [21:41]
    ツォルン・クピディ:「これで本気で殺したら上から何言われるかも分からないし……ノドスうちの為に真面目に仕事しようとしてるのは、アタシだっていうのに」 [21:42]
    ツォルン・クピディ:「――本当に気にくわないってのよ!」 [21:42]
    ツォルン・クピディ:『Tubal cain riser』 [21:42]
    ツォルン・クピディ:懐より取り出したる黒い銃を腰の辺りに翳すと、一瞬でベルトが巻かれて [21:42]
    ウルム・アニマスフィア:「だからって出すのがそれかい。後悔する事になると思うけどね……」 [21:42]
    ウルム・アニマスフィア:「――どうせ死ねもしないのに」 [21:43]
    ウルム・アニマスフィア:『Tubal cain riser』 [21:43]
    ツォルン・クピディ:「79th!アンタはどっちの味方をするべきなのか分かってんでしょうねぇ!」 [21:43]
    ツォルン・クピディ:「アタシの為に戦わないなら、あのルウって女はどうなるかしらぁ……?」 [21:43]
    狩集アンド:「っ…!分かった、分かってるから……!」 [21:44]
    狩集アンド:「…ごめん。ルウは守らなくちゃならない……おれにしか出来ないことだから……!」 [21:44]
    狩集アンド:『Tubal cain riser』 [21:44]
    リーデレ・ティクヴァー:「身内同士での争いほど不毛な事はありません……ここは多少無理にでも止めなければ」 [21:44]
    リーデレ・ティクヴァー:「ご友人、ウルム・アニマスフィア。今はあなたに助力致しましょう。共に彼女らを止めるために」 [21:44]
    リーデレ・ティクヴァー:『Tubal cain riser』 [21:45]
    ウルム・アニマスフィア:「味方面しないでくれないかな……」 [21:45]
    ウルム・アニマスフィア:――ソウマ会長。僕らのような恥さらしのクズが生き残ってしまった事、深く反省しています。 [21:46]
    ウルム・アニマスフィア:でも、待っていてください。もう少しで僕達百人、全てあなたの元へ逝ける筈です。 [21:46]
    GM:各々銃を構え、チップを起動し、一斉に銃のスロットへと装填していく。 [21:47]
    ウルム・アニマスフィア:『バロール!』 [21:47]
    リーデレ・ティクヴァー:『オルクス!』 [21:47]
    狩集アンド:『ブラックドッグ!』 [21:47]
    ツォルン・クピディ:『ウロボロス!』 [21:47]
    ウルム・アニマスフィア リーデレ・ティクヴァー
    狩集アンド ツォルン・クピディ
    GM:『42nd!Ulmu trance standby』
    『16th! Ridere trance standby』
    『79th! Ando trance standby』
    『28th! Zorn trance standby』
    [21:48]
    GM:『楽園の東へ至れDas Land Nod erreichen [21:48]
    GM:変身の待機音が響く中で、揃ってその銃口を自らの体へ押し当てる。 [21:49]
    ツォルン・クピディ:「変身♥」自らの心臓へ [21:49]
    ウルム・アニマスフィア:「変身!」こめかみへ [21:49]
    リーデレ・ティクヴァー:「変身」首筋へ [21:50]
    狩集アンド:「変身……!」手首へ [21:50]
    GM:そして――一斉に引き金が引かれる。放たれた弾丸は命中と同時に分解され、それが粒子となって新たなボディを形成していく。 [21:50]
    GM:『Nodslize!』 [21:50]
    ウルム・アニマスフィア:『Epicurean loading』ある者はフードを被った聖職者を思わせる仮面を [21:51]
    リーデレ・ティクヴァー:『Cheshire loading』ある者は不気味の谷を越えられていないような動物機械アニマトロニクスの仮面を [21:51]
    狩集アンド:『Hecatoncheir loading』ある者は蛸と烏賊を融合させたような、多腕の巨人の仮面を [21:51]
    ツォルン・クピディ:『ǯabdar loading』ある者はそれらを凌ぐ巨体を誇る白き大蛇の仮面を形成する。 [21:52]
    ウルム・アニマスフィア リーデレ・ティクヴァー
    狩集アンド ツォルン・クピディ
    GM:そして――一瞬で周囲の景色が書き換わる。そこは荒れ果てた荒野と周囲をゾンビが取り囲む封鎖学区ロメロ [21:53]
    GM罪の仔トバルカインで戦うにはノドスの地は小さい。その義体の利点を活かし、目撃者もいないであろうこのノヴァリスの地をリングとしたのだ。 [21:53]

    GM:互いの間に緊張や殺意、様々な感情が張り詰める。いよいよ互いにぶつかり合うかという時。 [21:53]
    GM:「――あら、男の子同士で喧嘩だなんて……意外とノドスそっちは余裕があるのね?」 [21:54]
    GM:この場には似つかわしくない女の声。それは一人の生徒で―― [21:54]
    サスキア・レクテューレ:――その十字冠は、砕けていた。その内には、”無限”が渦巻いている。 [21:54]
    サスキア・レクテューレ
    GM:……RHOが公開されます [21:55]
    RHO-A4:メルム・レクテューレ
    君がゲームに参加した直後、"あのひと"は君の後援者サポーターになったと告げられた。
    「精一杯貴女の応援をする」「一緒に二人の夢を叶えましょう」
    彼女は花開くような笑顔で君を激励してくれた。
    いやしかし、そんなはずはない。
    ――サスキア・レクテューレという人間は4年前の紛争で300人の内の一人に数えられている。
    その事を忘れるわけがない。だが君はこの異様な事態を当然のように受け入れてしまっている。
    思考に霞がかかったように彼女が今も生きていると。そんな夢を見ているかのように。

    このRHOは自分で公開する事は出来ず、一定のタイミングで自動公開される。
    サスキア・レクテューレ:「でも良かった。全員揃っていてくれたなら手間が省けるわ」 [21:57]
    サスキア・レクテューレ:「ねえ……あの子……メルムのために、あなた達は大人しく観戦するだけに留めておいてくれない?」 [21:57]
    ツォルン・クピディ:「ハァ~…何よもう。今日はクソみたいな運勢の日なワケぇ?」 [21:57]
    ツォルン・クピディ:「こんなゾンビまみれの場所でより質の悪い死人が出張ってくるなんて」 [21:58]
    ウルム・アニマスフィア:「全く……機体が惜しいなら逃げる手立てでも探しておいた方がいいんじゃないかい」 [21:58]
    ウルム・アニマスフィア:「……魔法冠だよ。あれは」「『天使たちは楽園の夢を見ない』か『Life's But a Walking Shadow』ぐらいはキミでも把握しておいてくれ」 [21:58]
    狩集アンド:「魔法、冠……」 [21:58]
    リーデレ・ティクヴァー:「なるほど。リエゾンロードの薫陶を受けたという噂の」 [21:59]
    リーデレ・ティクヴァー:「となれば何処かに致命的な瑕疵が存在しているはず。ご友人、まずはそれを明かす手立てを……」 [21:59]
    サスキア・レクテューレ:「――答えは拒絶でいいのね?なら仕方ないわ」 [21:59]
    サスキア・レクテューレ:「私も手荒いのは好きじゃないのだけど……全員、一足先に安らかな眠りを与えましょう」 [22:00]
    GM:刹那。彼女の目の前に天より流星の如く飛来した剣が突き刺さった。 [22:00]
    サスキア・レクテューレ
    惑星剣幻惑:『惑星剣幻惑まどろみ!』 [22:00]
    サスキア・レクテューレ:それを抜き放ち、懐より1冊の本を取り出し開いて見せる。 [22:00]
    サスキア・レクテューレ:『惑星ソラリス!』『遙かなる宇宙、その果てに存在する惑星。そこには降り立つ者を夢幻へ誘う"海"があった!』 [22:00]
    サスキア・レクテューレ:そしてそれを一度閉じ、剣の刃の前に翳す。 [22:01]
    惑星剣幻惑:『睡眠学習スリープリーディング!』 [22:01]
    サスキア・レクテューレ:「”セット”」呟いた言葉と共にページはほどけるように、腰に巻き付きベルトの姿を取る [22:01]
    サスキア・レクテューレ:「……変身」そして剣のトリガーが引かれる。 [22:02]
    惑星剣幻惑:『幻惑まどろみ寝堕!』『眠り、堕ちよ。地に満ちよ!惑星剣幻惑《まどろみ》!』 [22:02]
    惑星剣幻惑:『幻惑解版!』『星夜に煌めく白銀の大剣が、万物を永劫の夢幻へ誘う!』 [22:02]
    サスキア・レクテューレ:両手で祈るように剣を持ち、その言葉を紡ぐとその姿が揺らぐようにぶれ、気付けば白銀の騎士のような鎧を身に纏っている。 [22:03]
    サスキア・レクテューレ
    GM:瞬間。明確に場の空気が変化した。圧倒的威圧感と恐怖。そして破滅の予感。 [22:03]
    GM:何処までも引きずり込まれそうな”無限の夢幻”の体現。 [22:03]
    サスキア・レクテューレ:「1,2,3,4人……そうね……」 [22:03]
    サスキア・レクテューレ:「4手……いや、3手で十分かしら」 [22:04]
    狩集アンド:「……っ!」 [22:07]
    狩集アンド:このままではまずい、と一番先に対応したのはこちらであった。 [22:07]
    狩集アンド:軽く意識を向けるだけでこの身は動かずとも全てを切り裂く事が出来た。不可視にして不可避の斬撃を360度隙無く迫らせる。 [22:07]
    狩集アンド:幾ら手練れと言えども防御も回避も許さない。事実、その体は一瞬にして切り裂かれた。 [22:08]
    GM:――しかし、そこでバラバラになっていたのは彼女、の [22:08]
    狩集アンド:「…っ!?う、わああああっ!?」「ち、違う!そんなつもり、じゃぁっ!」 [22:08]
    狩集アンド:動揺し、半狂乱になって後ずさる。 [22:08]
    サスキア・レクテューレ:「――そう。あなたはその子を――したいと思っているのね?」「ふふ、あなたの衝動がよく見えるわ……」 [22:09]
    サスキア・レクテューレ:気付けばその安らぎを与えるような声が至近距離で囁かれ。そして [22:09]
    惑星剣幻惑:『永眠準備スリープスタンバイ!』『ソラリス永眠斬り!』 [22:09]
    サスキア・レクテューレ:《罪人の枷》Lv∞ [22:09]
    狩集アンド:無慈悲に振り下ろされる剣。一瞬にして百の腕持つ巨人はその腕全て切り落とされ、無惨に爆散する。 [22:09]
    リーデレ・ティクヴァー:「おおっと、これはこれは……」 [22:10]
    リーデレ・ティクヴァー:「失礼ながら、貴女とは友人にはなれなさそうだ」 [22:10]
    リーデレ・ティクヴァー:そう呟いた刹那。その姿が3体に分裂する。 [22:10]
    リーデレ・ティクヴァー:そして一斉に指を鳴らすと領域内の水分が凝縮され、天を覆う無数の水の槍を形作り、一斉に降り注ぐ。 [22:10]
    リーデレ・ティクヴァー:「精神的な傷、それを79thは完全に突かれた形となったのでしょうか」 [22:11]
    リーデレ・ティクヴァー:「それは私の領域せかいにおいては、正して頂きますよ」 [22:11]
    サスキア・レクテューレ:それには動じずに、取り出したるは新たなる本。それを開く。 [22:11]
    サスキア・レクテューレ:『吸血鬼ドラキュラ!』『中世より今なお続く、吸血の怪物の呪わしき歴史!』 [22:11]
    サスキア・レクテューレ:「変身」『幻惑まどろみ寝堕!』 [22:12]
    GM:そう呟き剣のトリガーを引くと同時、槍の雨が降り注ぐ。水飛沫と衝撃で軽くクレーターが出来る程の攻撃。 [22:12]
    サスキア・レクテューレ:しかし――その跡にいたのは、紅い騎士の軍勢。 [22:12]
    サスキア・レクテューレ:1体1体が全く負傷した様子はなく主を守っている。その数―― [22:12]
    サスキア・レクテューレ:――5000体。 [22:12]
    サスキア・レクテューレ:そしてその中心には、”将”が存在していた。 [22:13]
    サスキア・レクテューレ
    サスキア・レクテューレ:《赤色の従者》Lv∞《声なき者ども》Lv∞《赤河の従僕》Lv∞《愚者の軍団》Lv∞ [22:13]
    惑星剣幻惑:『幻惑解版!』『鮮血に染まりし白銀の大剣が、軍勢を率い害悪を討ち滅ぼす!』 [22:13]
    サスキア・レクテューレ:「…そうね。あなたには心理的な隙はないみたいだけど」 [22:14]
    サスキア・レクテューレ:「――こんなくだらない・・・・・理由であの子を邪魔しようというの?」 [22:14]
    サスキア・レクテューレ:「それならすぐに眠って。ええ、すぐに!すぐに!すぐに!」 [22:14]
    惑星剣幻惑:『必殺耽読!』『ブラム=ストーカー昏睡撃!』 [22:14]
    リーデレ・ティクヴァー:それは一瞬で3体の分身の首を切断せしめ、その体をバラバラにした。 [22:15]
    リーデレ・ティクヴァー:「――嗚呼……これはあまりにも……規格……外……」 [22:15]
    リーデレ・ティクヴァー:そのまま同時に爆散。その場には何も残らない。 [22:15]
    GM:だが相手もされるがままではなかった。 [22:16]
    ツォルン・クピディ:「ふざけたことしてくれちゃってぇ!そういう女がアタシは一番嫌いなのよぉっ!」 [22:16]
    ツォルン・クピディ:天を衝く程の巨体から火炎の息吹が放たれ、そして巻き起こる大爆発。 [22:16]
    ツォルン・クピディ:それは5000の従者を対応も許さずに消し炭とする。 [22:16]
    ツォルン・クピディ:「幻覚も範囲殲滅もアタシの得意分野なのよ。はっ、苦労して呼び出したのが消えて可哀想ねえ?」 [22:16]
    ツォルン・クピディ:「中々やる…とは言ってあげたいけどぉ…それでネタ切れでしょう?」 [22:17]
    サスキア・レクテューレ:しかし――その主だけは無傷で残っていて [22:17]
    サスキア・レクテューレ:「ええ。ちょっと嬲り過ぎちゃったかもしれない……最初からこうしておけば良かった」 [22:17]
    サスキア・レクテューレ:懐から取り出されるは――もう一冊の本。 [22:18]
    ツォルン・クピディ:「……は?」「あり得るはずないじゃない!その芸当で交雑発症トライブリードなんて!」 [22:18]
    サスキア・レクテューレ:『計算機と脳!』『万物へ繋がる機械の箱を創り出した天才。その知識探求の記録!』 [22:18]
    サスキア・レクテューレ:「変身」『幻惑まどろみ寝堕!』 [22:19]
    惑星剣幻惑:『幻惑解版!』『全ての才を得し白銀の大剣が、数多の得物で罪悪を切り刻む!』 [22:19]
    サスキア・レクテューレ:「終わらせましょう。先に眠っていて?」 [22:19]
    惑星剣幻惑:そして剣の持ち手部分の歯車を回転させる。 [22:20]
    惑星剣幻惑:『short sleeper!』『middle sleeper!』『long sleeper!』 [22:20]
    惑星剣幻惑:『ノイマン熟睡撃!』 [22:20]
    GM:瞬間、その大地を突き破り数多の武器が彼女の周囲が滞空し始める [22:21]
    GM:ナックルダスタースタニングバトンナイフスタンガン西洋剣ショックバトン日本刀斧ポールアーム槍圧縮ガスナイフチェーンソードリルバリスティックナイフワイヤーウィップ強化ブレードパイルバンカー両手剣大槌三連パイルバンカーヒートウィップ高速振動ブレード手裏剣決闘者の剣神木の丸太混沌なる者の槍スネークブレードバトルガーディアン卑怯者の短剣妖刀チェーンソードソルジャークローム閃光の刃リキッドブレードシザーリッパークラウドリフトクリーヴァーグリーフローズ悲哀の鎖キーンナイフキーンナイフツヴァイクロススラストジェノサイドイーグルスイングレイジヴェノムスピナーイノセントブレードトツカバラキエル滅びの刃デバウラー雷将神器etc…… [22:21]
    GM:ありとあらゆる得物が周囲を飛び回り、そしてーー [22:21]
    サスキア・レクテューレ:「ーー終わらせてあげて?」 [22:21]
    サスキア・レクテューレ
    GM:《マルチウェポン》Lv∞《ヴァリアブルウェポン》Lv∞ [22:22]
    サスキア・レクテューレ:彼女が大剣を振り下ろした瞬間、蛇の全身へそれらが次々と突き刺さり、封鎖学区ロメロを剣の原と変えていく。 [22:22]
    ツォルン・クピディ:「は、ぁっ…!?ふざけんじゃないわ……あぁぁっ!?」 [22:23]
    ツォルン・クピディ:「こんな奴が出てくるなんて……!対策、を……!」 [22:23]
    ツォルン・クピディ:そのまま穴だらけにされた巨体が大爆発を起こし、残るは哀れな残骸のみ [22:24]
    ウルム・アニマスフィア:「全く……本当にまともに相手にするのが間違いなんだ……ぐ、ぅっ!?」 [22:24]
    ウルム・アニマスフィア:無論こちらにも被害は及ぶ。《時の棺》。攻撃を妨害してもタイミングをズラす程度にしかならず、手足を串刺しにされて磔にされる。 [22:24]
    サスキア・レクテューレ:「これで終わりね……何か言い残すことはある?」 [22:25]
    サスキア・レクテューレ:「寝言はこれから沢山言えるけど、起きている間は最後なんだから」 [22:25]
    ウルム・アニマスフィア:「は、ハハハ……何が3手だ……結局4手かかってるじゃないか……僕の妨害のせいで」 [22:26]
    ウルム・アニマスフィア:「同じ部外者NPCがあまり調子付かない方がいい。僕如きのようなゴミに狂わされるキミの想定なんだ」 [22:27]
    ウルム・アニマスフィア:「何が目的かは知らないけど……当事者PCたるあの子らに勝てるはずがないじゃないか」 [22:28]
    ウルム・アニマスフィア:「キミもどうせ知ることになるよ……何処まで行っても、敗北しかないという運命をさ」 [22:29]
    サスキア・レクテューレ:「そう」「話はそれで終わりね?」 [22:29]
    サスキア・レクテューレ:「ならーーさようなら」 [22:29]
    サスキア・レクテューレ:続くようにその躯を無数の剣が刺し貫く。全身を突き刺さった剣で覆われ、その体は機能停止した。 [22:30]
    GM:ーー戦いは一瞬で終わった。星の輝かぬ夜空を見上げ、彼女は一人呟く。 [22:30]
    サスキア・レクテューレ:「これで外から邪魔してくる奴らも消し去れたわ……待っていてね、メルム」 [22:31]
    サスキア・レクテューレ:「後はーー貴女以外を殺すから」 [22:31]

    GM:To be Continued…… [22:32]


    【MGPルール】
     サポーターがゲームに
     直接介入してはならない


    GM:ではこれにて『開幕N:欲望と願いと救世のゲーム』完結です…! [22:33]
    GM:お疲れ様でした! [22:33]
    アーネスト・オースティン:お疲れ様でした! [22:33]
    廿楽木ルウ:お疲れ様でした! [22:33]
    四方山 ウラク:お疲れさまでした [22:34]
    メルム・レクテューレ:お疲れ様でした! [22:34]

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